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2012年3月11日 (日)

INDY:4日間にわたって開催されたインディーカー・シリーズの合同テスト、Hondaの新型ターボ・エンジン搭載のスコット・ディクソンがトップタイムをマーク (ホンダ)

(C)INDYCAR 拡大します

2012年3月9日

1年中温暖なフロリダ州、その中央に位置するセブリングにおいてインディーカー・シリーズ主催による合同テストが開催され、新型Hondaエンジン搭載ダラーラに乗るスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)がトップタイムをマークしました。Hondaは2006年からインディーカー・シリーズに単独でエンジンを供給して来ましたが、2012年シーズンからは新型エンジンと新型シャシーが導入されることとなりました。100年以上の歴史を誇るアメリカ最高峰のオープンホイール・チャンピオンシップにおいて、Honda、シボレー、ロータスの自動車メーカー3社がエンジン開発で激しい競争を繰り広げます。

3月5日に始まったテストはシーズンの開幕を2週間後に控えてのもので、27台が結集。コース全長が1.67マイルと短いセブリング・インターナショナル・レースウェイのショート・コースを使用するため、インディーカーは27台を2グループに分けてテストを実施しました。

第一グループが2日間走り、一日のインターバルを挟んで第二グループが同じく2日間を走行、第二グループで走ったディクソンがトップタイムを記録し、同じく第二グループのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が2番手につける52秒057をマークしました。ディクソンは2003、08年のシリーズチャンピオンで、フランキッティは07、09、10、11年に王座に輝いています。彼らは今シーズンもチャンピオンの最有力候補に数えられています。

テストが行われた4日間はすべて晴天に恵まれ、最終日には最高気温が28℃にも達しました。片方のグループだけが雨天によって走行時間が少なくなるといった事態にもならず、テストは成功裏に幕を閉じたのでした。

Hondaエンジンでフルシーズンを戦うドライバーは10人。トップを占めた上記の2名の他は、8番手タイムを出したマイク・コンウェイ(A.J.Foyt Racing)、10番手につけた佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)、Chip Ganassi Racingのグレアム・レイホール(11番手)とチャーリー・キンボール(16番手)、第一グループで走って総合12番手となったシモン・パジェノー(Schmidt/Hamilton Motorsports)、Dale Coyne Racingで走るジャスティン・ウィルソン(14番手)とジェイムス・ジェイクス(17番手)という強力な布陣でシーズンを戦います。今年からRahal Letterman Lanigan Racingへと移籍し、インディーカー・シリーズでの3シーズン目を戦う佐藤琢磨選手は、第二グループで走った2日間のテストで52秒3841を記録し、10位につけました。白と青のカラーリングが施されたマシンのカーナンバーは15。2日間のテストで意欲的に走り込みを行いました。トータルの周回数は203周にも及び、マシンに対する習熟度を深めること、マシン特性を理解してフィーリングをつかむことなどに勤めていました。また、セッティングデータに関しても価値あるものを豊富に集めることに成功しました。

開幕戦Hondaグランプリ・オブ・セント・ピータースバーグの決勝レースは3月25日、フロリダ州のリゾート地セント・ピータースバーグで開催されます。

Hondaモータースポーツリリース

スコット・ディクソン
「セント・ピータースバーグでの開幕戦に臨む前に、できる限り多くの時間をマシンに乗って過ごしたいと考えていました。そして、今回のテストではその目標を達成することができました。新しいマシンについて多くを学び取り、この2日間でマシンをさらに速くすることができたと感じています。Hondaとともに戦う新しいシーズンが今から楽しみです」

ダリオ・フランキッティ
「私たちはこのオフシーズンの間、この新型マシンはどこに弱点を持っているのか、どんな改良を施し、どんなセッティングとしたら速く走れるのか、できる限り多くを学ぼうと奮闘して来ました。Hondaも新型エンジンをいかなるものに仕上げるべきか、短い期間の間に学び取って来たようです。この2日間のテストはとても満足のいくものになりました。テストに来る前に持っていた疑問のほぼすべてに対して、解答を得ることができたのです。テストで得られたデータを基に、セント・ピータースバーグとその先に続くレースを戦います。今からそれが待ち遠しいです」

佐藤琢磨
「今回を含めて6日間のテストを開幕前に行うことができました。多くのセッティングをトライし、私もチームもマシンに対する理解を深めることができたと感じています。これからチームのワークショップに戻ってマシンの準備を入念に行い、ピットストップの練習を繰り返し、開幕戦へと向かいます。今シーズンは新しいマシンでのレースになります。テストを重ねて来たとはいえ、出場する全員にとって、レースを行うのはセント・ピータースバーグが初めてなのですから、どんな戦いになるのか、今からとても楽しみです」

ロジャー・グリフィス:HPD
「テストは非常に順調で、第二グループで走ったChip Ganassi Racingの2人は、4日間のテストのトップに立つタイムをマークしました。開幕を目前に控えたテストでライバル勢をリードするラップタイムを出せたことを喜んでいます。しかし、今回はテストであり、勝利ではありません。それでも、いいタイムをマークできたことによって、これから戦っていくシーズンに向けて勇気づけられたのは間違いのない事実です。さぁ、待ちに待ったコンペティションが今シーズンから再開されます。インディーカー・シリーズが再びエキサイテイングな戦いになるのです。エンジンメーカーによる技術競争が加わることで、ファンの皆さんにはインディーカー・レースを昨年まで以上に、大いに楽しんでもらえるものと確信しています」

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