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2012年4月 3日 (火)

INDY:スコット・ディクソンが開幕戦に続き2位フィニッシュ 佐藤琢磨はトップ10まで追い上げるもマシントラブルでリタイア (ホンダ)

Hondaracing

April 1 2012, RACE
Indy Grand Prix of Alabam

2012年4月1日(日)・決勝  会場:バーバー・モータースポーツパーク

アラバマ州バーミンガム郊外にあるバーバー・モータースポーツパーク、このすばらしいサーキットでのインディカー・レースは今年で3回目の開催を迎えます。地元での人気は年々上昇しており、今年の決勝日は朝から大勢のファンがコース沿いに陣取っていました。

快晴の下、午後1時半過ぎに26台のインディカーはローリング・スタートを切り、全長2.3マイルのコースを90周するレースが行われました。プラクティスと予選が行われた2日間よりも大幅に気温、路面温度ともに上昇したコンディションの下、ソフトとハードの2種類のタイヤを駆使してのバトルは繰り広げられました。

Hondaエンジン搭載ダラーラで予選3番手からスタートしたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、1回目のピットストップを終えたところでトップに躍り出て、そこからレースをリードし続けました。

しかし、3回目のピットストップを前に、コース上で遅いマシンを抜くのに手間取り、ピットに向かうと、違うバックマーカーにペースを抑え込まれてしまいました。さらにはピット作業でタイヤ交換に余計な時間がかかってしまったため、2位へとポジションダウン。ゴールまで16周で切られたリスタートから、ディクソンはトップを奪還すべく全力を振り絞ってのアタックを見せましたが、2位のままでのゴール。しかし、開幕戦に続いての2レース連続の2位フィニッシュにより、彼はポイントスタンディングでトップと2点差の2位につけています。

ディクソン以外のHondaドライバーたちの中からは、グレアム・レイホール(Chip Ganassi Racing)が4位、シモン・パジェノー(Schmidt/Hamilton Motorsports)が5位フィニッシュし、マイク・コンウェイ(A.J. Foyt Enterprises)が7位、ダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は10位で第2戦を終えました。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は予選16番手からスタートし、序盤にオーバーテイクを重ねてトップ10までポジションアップをしていました。しかし、レースが折り返し点を越えたあとの53周目、突然パワーを失ったため、残念ながらリタイアを余儀なくされ、結果は24位となりました。

次戦は北米大陸を横断し、カリフォルニア州のロングビーチへと舞台が移ります。伝統ある海沿いのストリートコースでのビッグイベントに、Hondaエンジンはさらなるパフォーマンスアップを果たして臨みます。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
スコット・ディクソン(2位)

「今日の結果には少し怒りを覚えています。しかし、2位でのフィニッシュに不満であるなら、それはいいことだとも思います。それにしても、今日のレースは負けるはずのない展開になっていたというのに、勝利を手放す結果となってしまいました。ピットへのインラップで遅いマシンに引っかかり、ピットアウト後にもう1台の周回遅れを抜くのに時間を要してしまいました。勝者となったウィル・パワーにとっては、それだけあれば十分だったということです。2戦連続の2位フィニッシュは、2戦連続で勝てなかったという点からは悔しいものですが、高く安定した成績を挙げ続けることがチャンピオンシップでは重要です。エンジンプログラムを含め、我々はシーズンが進むにつれて強さを身につけていくことになるという自信を持っています」

佐藤琢磨(24位)
「スタートはまずまずでした。今年のスタートは昨年よりもスピードが上げられていましたので、オーバーテイクはより難しくなっていました。それでも私はレースの序盤に何台ものマシンをパスすることができました。1回目のピットストップでタイヤをハードに変えたのですが、そちらのタイヤでの走りは難しいものになっていました。次のピットでソフトに戻すと、マシンのハンドリングは断然よく、また順位をばん回していくことができました。そこからさらに上位へとポジションを上げていこうという時、突然パワーを失ってしまいました。2レース続けてメカニカルトラブルという結果は非常に残念ですが、バーバー・モータースポーツパークでの週末には多くのポジティブな点もありました。次のロングビーチでも高い戦闘力を発揮し、力強いフィニッシュをしたいと思います」

マーク・サワーズ|HPDジェネラル・マネージャー
「アメリカンフットボールでは1インチ、2インチの戦いが行われますが、今日のインディカー・レースも数インチの差が勝敗を分けるエキサイティングなものになっていました。惜しくも我々は勝利を飾ることができませんでしたが、開幕戦からまだ1週間しか経っていない中でエンジンの性能を向上させることもできていました。激しく戦う中で技術を高める。それはまさに私たちがレースに求めていることなのです。今日はスコット・ディクソンの2位フィニッシュを讃えたいと思います。Hondaドライバーは、今日のレースで3人がトップ5フィニッシュを果たしました。
新しいマシンが導入され、エンジンの競争が行われるようになった2012年のインディカー・シリーズは、大きな注目を集めています。バーバー・モータースポーツパークというすばらしいサーキットには本当に多くのファンが集まってくれました。彼らは今日の激しく、オーバーテイクの多いレースを大いに楽しんでくれたものと思います。
なお、佐藤琢磨とチャーリー・キンボールのエンジンに関しては、現在トラブルの原因を調査中です。カリフォルニアのHPDに持ち帰って完全に分解することにより、トラブルの原因を究明するつもりです」

決勝
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム

1 12 W.パワー Team Penske シボレー 02:01:40,1127
2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +3.3709
3 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー +19.1150
4 38 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing Honda +19.3395
5 77 シモン・パジェノー Schmidt/Hamilton Motorsports Honda +20.1050
6 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー +23.3039
7 14 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises Honda +24.5552
8 8 R.バリチェロ KV Racing Technology シボレー +25.4023
9 7 S.ブルデー Lotus Dragon Racing ロータス +27.1815
10 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda +32.7377
16 19 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing Honda +54.5343
17 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +60.6180
19 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda -
24 15 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda -
25 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda -

ポイントスタンディング
ドライバー
順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 H.カストロネベス Team Penske 86
2 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 84
3 W.パワー Team Penske 77
4 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 60
5 シモン・パジェノー Schmidt/Hamilton Motorsports 58
6 R.ハンターレイ Andretti Autosport 53
7 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing 50
8 R.ブリスコー Team Penske 46
9 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises 38
10 R.バリチェロ KV Racing Technology 37
11 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 37
12 E.J.ヴィソ KV Racing Technology 36
13 M.アンドレッティ Andretti Autosport 35
14 S.ブルデー Lotus Dragon Racing 34
15 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 32
16 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 32
17 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 32
18 O.セルビア Lotus Dreyer & Reinbold Racing 31
19 J.R.ヒルデブランド Panther Racing 27
20 A.タグリアーニ Team Barracuda - BHA 25
21 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing 24
22 E.カーペンター Ed Carpenter Racing 24
23 S.デ・シルベストロ HVM Racing 24
24 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing 24
25 K.レッグ Lotus Dragon Racing 24
26 T.カナーン KV Racing Technology 22

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順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 シボレー 18
2 Honda 12
3 ロータス 8

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