« INDY:スコット・ディクソンが開幕戦に続き2位フィニッシュ 佐藤琢磨はトップ10まで追い上げるもマシントラブルでリタイア (ホンダ) | トップページ | FIA-GT:2012年FIA-GTカレンダー »

2012年4月 3日 (火)

NASCAR:マーティン・トゥルークス・Jr.が5位フィニッシュ (トヨタ)

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第6戦 Goody's Fast Relief 500


開催日:4月1日

12nascar06_1 “トヨタ カムリ”勢最上位の5位でフィニッシュした
マーティン・トゥルークス・Jr.(#56)

4月1日(日)、米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第6戦「Goody's Fast Relief 500」が開催された。
 NASCARが開催されるコースでは最短の1周0.526マイル(約850m)しかないマーティンズビルは、60年以上の歴史を持つコース。その形状からペーパークリップの愛称で呼ばれ、コーナーではフルブレーキングを強いられる難コースである。

 3月31日(土)午前11時40分より予選が行われ、デニー・ハムリンが3番手、クリント・ボウヤーが4番手で2列目に並んだ。ブライアン・ヴィッカーズが6番手、カイル・ブッシュが8番手、ジョーイ・ロガーノが10番手と好位置に付け、12台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。

 4月1日(日)午後1時16分、0.526マイルショートオーバルを500周(263マイル:約420km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤からボウヤーとハムリンがトップ5圏内で上位争いを展開。Ky.ブッシュはトップ10圏内にはつけていたものの、ハンドリングに苦しみ、80周目過ぎから徐々に後退。イエローコーションが出ないために調整が行えず、苦戦を強いられたKy.ブッシュは、97周目に右リアタイヤのバーストに見舞われ、壁にクラッシュ。この日初のイエローコーションが出され、Ky.ブッシュはガレージでの長時間の修復を余儀なくされてしまった。

トヨタモータースポーツニュース

 このイエローコーション下の好ピット作業でハムリンは2位へとポジションアップ。ボウヤーは5位キープで再スタート。その後もイエローコーションの出ない展開となり、220周目過ぎからグリーン下でのピット作業となった。ここで“トヨタ カムリ”の高燃費を活かしピットを遅らせたハムリンとボウヤーは共にリードラップを獲得。
 その後もボウヤーとハムリンはトップ5圏内をキープ。361周目、トラヴィス・クヴァピルがスピンしこの日5度目のイエローコーションが出されると、ハムリンは再び好ピットに助けられ、首位に浮上。20周あまりにわたって首位を走行した。
 この日圧倒的な速さを見せたシボレーの2台に先行を許したものの、ハムリンとボウヤーはその後ろで、トップ10圏内での走行を続けた。
 レースは残り4周となったところで、コース上に停まってしまった車両のためにイエローコーション。延長されてグリーン・ホワイト・チェッカーとなった。このイエローコーションで、上位2台のシボレーのみがコースに残り、他の車両はピットへ。このピットをトップで終えたボウヤーが3番手での再スタートとなった。
 503周目の再スタートで、ボウヤーは交換したタイヤの利を活かし、前を行く2台をパスしようとコーナーでインに進入。一歩も引かない上位2台と、狭いコーナーで3ワイド状態となった3台は接触。ボウヤーはスピンを喫し、順位を落とすこととなってしまった。

 予定よりも15周もの延長となり、2度目のグリーン・ホワイト・チェッカー。この日は常に10位前後を走行し、最後の多重クラッシュで順位を上げたマーティン・トゥルークス・Jr.が5位で再スタート。そのままの順位を守り、“トヨタ カムリ”勢最上位の5位でフィニッシュ。ハムリンが6位、ボウヤーは10位に終わった。
 今大会の結果、ドライバーズランキングでは、トゥルークス・Jr.が首位と12ポイント差の3位タイにつけており、ハムリンもそこから4点差の7位となっている。

 次戦第7戦は4月14日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー マーティン・トゥルークス・Jr.:
「悪くない結果だ。混戦の中で若干順位を落としたこともあったが、レースの大半をトップ10圏内で走ることができた。我々の“トヨタ カムリ”はショートランで速く、ロングランでは苦しい戦いとなったが、ずっと調整を続け、クルーチーフとピットクルーが素晴らしい仕事をしてくれた。ここは私にとってはあまり相性の良くないコースなのだが、5位フィニッシュを果たせたことは喜びたい」 

第6戦 Goody's Fast Relief 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 39 ライアン・ニューマン シボレー 515
2 27 22 AJ・アルメンディンガー ダッジ 515
3 14 88 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 515
5 13 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 515
6 3 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 515
10 4 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 515
17 16 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 513
18 6 55 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 513
23 10 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 511
27 34 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 510
29 31 83 ランドン・カシル トヨタ カムリ 507
30 39 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 506
36 8 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 435
37 43 49 J.J.イェリー トヨタ カムリ 359
39 37 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 74

 観客数(主催者発表):63,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 グレッグ・ビッフル フォード 226
2 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 220
3 トニー・スチュワート シボレー 214
6 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 214
7 デニー・ハムリン トヨタ 210
9 クリント・ボウヤー トヨタ 192
13 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 167
16 カイル・ブッシュ トヨタ 151
22 ボビー・ラボンテ トヨタ 135
25 マーク・マーティン トヨタ 129
33 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 79
34 ランドン・カシル トヨタ 77
35 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 66
36 デイビッド・ストレミー トヨタ 63
38 J.J.イェリー トヨタ 49

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 42
2 フォード 33
3 トヨタ 30
4 ダッジ 27

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第2戦 Kroger 250


開催日:3月31日

4台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュ

12nascar06_2上位を争い、5位フィニッシュを果たしたティモシー・ペターズ(#17) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第2戦「Kroger 250」が3月31日 (土)にマーティンズビル・スピードウェイで開催された。
 同シリーズは開幕戦デイトナ以来、1ヶ月以上の間隔を空けての第2戦開催。

 3月31日(土)午前10時5分から予選が行われ、バージニア州出身のティモシー・ペターズが3番手、ジョニー・ソーターが8番手につけ、11台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 午後2時16分、0.526マイルショートオーバルを250周(131.5マイル:約210km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤は3番手スタートのペターズと8番手スタートのソーターがポジションを守って上位争いを展開。ペターズは37周目には2位に浮上。ソーターは5位、これにチームメイトのマット・クラフトンがポジションを上げて続いた。また、トッド・ボダイン、ジェイソン・リフラーもトップ10圏内へと順位を上げてきた。
 75周目、この日2度目のイエローコーションが出されると各車ピットイン。2位を走行していたペターズは、ピット作業で4位へ後退。
 93周目、今季初レースとなったジョン・ウェス・タウンリーが他車と接触。これに後続が玉突き状態で追突し、イエローコーション。6位を走行していたクラフトンは、電装の不調によりバッテリー交換を強いられ、大きく順位を落としてしまった。

 159周目には、27番手スタートから徐々に順位を上げ、10位に浮上したデイビッド・スターが右リアタイヤのバーストに見舞われ、スピン。“トヨタ タンドラ”勢を襲った不運はこれだけに留まらず、4位を走っていたソーターがサスペンショントラブル、7位につけていたボダインも、右フロントタイヤのパンクに見舞われ、ポジションダウンを余儀なくされてしまった。
 レースは終盤この日7度目のイエローコーションが出され、残り6周での決戦となった。この日、常にトップ5圏内につけていたペターズが5位、リフラー6位、終盤順位を上げてきたルーキーのロス・チャステインとジョン・キングが8,9位で再スタート。
 ペターズは懸命に前を追ったが、惜しくもポジションアップはならず、5位でチェッカー。チャステインが7位、リフラーが8位、キングが9位に入り、“トヨタ タンドラ”は4台がトップ10フィニッシュを果たした。
 第1戦で優勝を果たしたキングは、今大会もトップ10フィニッシュしたことで、ランキングでは首位をキープ。わずか1ポイント差でペターズらが追う形となっている。

 次戦第3戦は4月15日(日)に米国東南部ノースカロライナ州ロッキンガムンのロッキンガム・スピードウェイで開催される。

ドライバー ティモシー・ペターズ:
「いろんなことがあったレースだった。我々は自分のやるべきことをやり遂げ、レースを通して上位を争うことができた。チームとクルーチーフは素晴らしい仕事で“トヨタ タンドラ”を仕上げてくれた。地元のファンの前でトップ5フィニッシュを果たせたことは嬉しい。この勢いを止めることなく次戦ロッキンガムに臨みたい」 

第2戦 Kroger 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 2 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 250
2 2 3 タイ・ディロン シボレー 250
3 9 31 ジェイムズ・ブッシャー シボレー 250
5 3 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 250
7 17 08 ロス・チャステイン トヨタ タンドラ 250
8 12 18 ジェイソン・リフラー トヨタ タンドラ 250
9 32 7 ジョン・キング トヨタ タンドラ 250
14 27 81 デイビッド・スター トヨタ タンドラ 250
21 36 98 ダコダ・アームストロング トヨタ タンドラ 248
23 30 09 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ タンドラ 248
24 11 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 246
25 13 11 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 246
29 8 13 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 231
33 24 15 ダスティ・デイヴィス トヨタ タンドラ 104

 観客数(主催者発表):20,000人
 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジョン・キング トヨタ 82
2 ティモシー・ペターズ トヨタ 81
3 ジャスティン・ロフトン シボレー 81
10 トッド・ボダイン トヨタ 57
11 ロス・チャステイン トヨタ 54
12 デイビッド・スター トヨタ 53
16 ジェイソン・リフラー トヨタ 44
23 マット・クラフトン トヨタ 41
25 クリス・フォンテイン トヨタ 37
27 ジョニー・ソーター トヨタ 36
30 ダコダ・アームストロング トヨタ 32
34 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 21

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 15
1 シボレー 15
3 フォード 8
4 ダッジ 6

※結果及びポイントは暫定

|

« INDY:スコット・ディクソンが開幕戦に続き2位フィニッシュ 佐藤琢磨はトップ10まで追い上げるもマシントラブルでリタイア (ホンダ) | トップページ | FIA-GT:2012年FIA-GTカレンダー »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: NASCAR:マーティン・トゥルークス・Jr.が5位フィニッシュ (トヨタ):

« INDY:スコット・ディクソンが開幕戦に続き2位フィニッシュ 佐藤琢磨はトップ10まで追い上げるもマシントラブルでリタイア (ホンダ) | トップページ | FIA-GT:2012年FIA-GTカレンダー »