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2012年5月 7日 (月)

WEC:アウディが初登場のスパで、1-2-3-4フィニッシュを達成

(C)AUDI AG. 拡大します

2012/05/07
モータースポーツ プレスリリースNo.006

【WEC第2戦:スパ フランコルシャン(ベルギー)】
 Audi R18 ultraとR18 e-tron quattroの強さと高い信頼性が実証される
 マルク ジェネ、マルコ ボナノミ、オリバー ジャービスが堅実なデビューを飾る
 アウディは世界耐久選手権(WEC)で今シーズン2度目の優勝を獲得

アウディは、2種類の新型マシンを初登場させました。新型マシン構想の真価が問われる格好となったFIA世界耐久選手権(WEC)第2戦のスパ フランコルシャン6時間レースで、ロメイン デュマス/ロイック デュバル/マルク ジェネ組が優勝を獲得しました。優勝したAudi R18 ultraに続いてゴールしたのは、昨年のルマン優勝トリオであるマルセル ファスラー/アンドレ ロッテラー/ブノワ トレルイエ組でした。史上初のディーゼルハイブリッド スポーツカーであるAudi R18 e-tron quattroで参戦した彼らは、レース序盤から優勢な展開を続けていましたが、惜しくも終盤で2位となってしまいました。他の2台のマシンが3位と4位を獲得したことで、アウディは1−2−3−4フィニッシュという完全な勝利を手にしました。

Audi R18 ultraとAudi R18 e-tron quattroの見事なレースデビューは、アウディにとって非常に重要な軌跡となりました。初参加のレースを通じて、2台のマシンのコンセプトならびに信頼性が非常に優れたバランスを持っていることが証明されました。今回の勝利により、アウディが2つの新型マシンに合わせてセットしたレースに向けた基本方針が正しいと確認されました。新型マシンが持っている技術的アドバンテージの多くは、LMPスポーツプロトタイプカーの規則に合うように調整された後でも非常に高い競争力を維持していたからです。これは一方で、それぞれ大きく異なる各サーキットの状況に合わせながらも戦闘力を維持出来ることも示しています。

アウディジャパン・プレスリリース

ウェットコンディションでスタートしたスパ フランコルシャンのレースで、2台のハイブリッドマシンは序盤から優勢な展開を見せました。スタートからほんの数周で、ゼッケン1号車のAudi R18 e-tron quattroを駆るアンドレ ロッテラーは、トム クリステンセンが乗るゼッケン2号車のもう1台のハイブリッドマシンとのリードを広げました。この時ロッテラーは、コンベンショナルエンジン搭載車の中でもっとも速く走っていたゼッケン3号車のAudi R18 ultraのマルク ジェネにおよそ1分の大差をつけていました。レース開始から1時間が経過しようとした時、ピットでは重大な決断が行われました。路面が乾き始めていたことを受け、マルク ジェネが最初のピットストップを行った時、他のマシンがインターミディエイトに交換するところを、スリックタイヤを装着してコースに出て行きました。その結果、1周7.004kmのコースで、他のマシンより最大4秒も速いラップタイムを記録したのです。その一方で、ゼッケン2号車のAudi R18 e-tron quattroにフロントライトシステムの不具合が発生し、ボンネットの交換を余儀なくされたトム クリステンセンは約1分間を失ってしまいました。

タイヤ選択の成功により、マルク ジェネとロイック デュバルは37ラップ目には、トップにつけられていた約1分のギャップを取り戻しました。そして63ラップ目にはデュバルがトップに立ちました。その後ゼッケン3号車はトップの座を一度も明け渡すことなくゴールしました。怪我で欠場したティモ ベルンハルトに変わって出場したジェネは、アウディチームでの初レースを非常に素晴らしい結果で飾りました。2008年と2011年に続き、マルク ジェネはスパで自身3回目の優勝を獲得しています。

2番手を走るマルセル ファスラー/アンドレ ロッテラー/ブノワ トレルイエ組に続いていたのは、2台目のAudi R18 ultraを駆るマルコ ボナノミ/オリバー ジャービス組でした。彼らはアウディのチームで初めてのスポーツカーレースで、表彰台を獲得しました。

リナルド カペロ/トム クリステンセン/アラン マクニッシュ組は、不本意な4位となりましたが、スパに何も残さなかったわけではありません。アラン マクニッシュは金曜日の予選でベストタイムをマークしていますし、今回の結果を受けて合計38ポイントを獲得したことで、世界耐久選手権のランキング2位となっています。ランキングトップは、合計43ポイント獲得のロメイン デュマスとロイック デュバルです。

アウディがスパで1−2−3−4フィニッシュ達成したことで、4台のレースカーの信頼性、ドライバーラインナップの確実性、アウディ スポーツ チーム ヨーストが行うオペレーションの効果の高さが確認出来ました。この結果は、来るルマン24時間レースに向けての完璧なリハーサルとなりました。第80回を数えるルマン24時間レースは6月16−17日に開催されます。アウディは11回目の総合優勝獲得を目指しています。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】
ディエター ガス (アウディ レース部門代表)
結果に大満足しています。誰も予測しえなかった今回の結果は、これ以上のものはないものと考えています。複数の接触事故によってコース上に散らばった鋭利な破片を拾い、2台のマシンがパンクするトラブルがあったものの、すべてのマシンがテクニカルトラブルフリーで6時間を走りきりました。これは、ルマンを目指す我々にとって非常に重要なステップです。時間が少ない中で多くの準備を間に合わせてくれたチーム員たちに感謝しています。これ以上、望むべくはないという結果でした。

【WEC第2戦:スパ フランコルシャンの結果】
1. デュマス/デュバル/ジェネ(Audi R18 TDI ultra)  160ラップ06h00.22m708s
2. ファスラー/ロッテラー/トレルイエ(Audi R18 TDI e-tron quattro) + 46.801s
3. ボナノミ/ジャービス(Audi R18 ultra)                    – 1 Lap
4. カペロ/クリステンセン/マクニッシュ (Audi R18 e-tron quattro)   – 1 Lap
5. プロスト/ヤニ/ハイドフェルド (Lola-Toyota)                – 4 Laps
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