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2012年6月 3日 (日)

スコット・ディクソンが、今シーズン初のポールポジションを獲得! HondaインディV6ターボの、記念すべき初PPを達成

June 2 2012, QUALIFYING
Chevrolet Detroit Belle Isle Grand Prix

2012年6月2日(土)・予選  
会場:ベル・アイル・レースウェイ   
天候:晴れ  気温:16~18℃

2012年IZODインディーカー・シリーズ第6戦、ベル・アイル・グランプリがアメリカ自動車産業の首都、ミシガン州デトロイトで始まり、6月2日(土)に予選が開かれました。この地でインディーカー・レースが開催されるのは3年ぶり。予選は快晴の下で行われ、HondaインディV6ターボ・エンジンを使うスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が、ポールポジションを獲得しました。

デトロイトのレースにエントリーしたのは、総勢25台。全長2.07マイルのコースで3段階の予選は開催され、ディクソン、アレックス・タグリアーニ(Bryan Herta Autosport)、ルーキーのシモン・パジェノー(Schmidt/Hamilton Motorsports)のHondaドライバー3人を含む6人が、ファイナルステージに進出を果たしました。

グリップの高いソフトタイヤを使っての予選、ポールポジション以下の6グリッドを争うファイナルステージでは、時間切れギリギリまでを使った戦いの末に決着がつきました。ディクソンがトップにいる状態でチェッカーフラッグが振り下ろされ、その直後にウィル・パワー(Team Penske)が1分10秒32062のタイムを叩き出したのですが、その後にディクソンが1分10秒3162へと自己ベストを更新し、0.0044秒差でトップの座を奪い返すことになりました。

これはディクソンにとって今シーズン初、キャリア18度目のポールポジションとなりました。ディクソンは08年のデトロイトでもポールポジションを獲得しています。Chip Ganassi Racing、そしてHondaにとっては、今回が2012年シーズン初のポールポジション獲得となりました。

予選3番手はタグリアーニ、4番手はパジェノーと、ディクソン以外のHondaドライバーたちも、予選ファイナルステージで健闘を見せました。

ホンダモータースポーツリリース

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、プラクティス3回目までは苦戦を続けていましたが、マシンセッティング能力の高さを遺憾なく発揮し、予選本番に向けてマシンのレベルを一気にアップさせることに成功していました。佐藤は今シーズン初めてとなる予選第2ステージへの進出を果たし、12番手となりました。今回の予選で7番手だったグレアム・レイホール(Chip Ganassi Racing)は、前戦インディ500でのプラクティス中のエンジン交換によって10グリッド降格が科されるため、佐藤は明日のレースに11番グリッドから出走する予定です。

予報では雷雨となる可能性もある明日、3日(日)の決勝レースでは、路面状況がドライ、またはウエットコンディションとなっても、さらには両コンディションが混在する難しい戦いでも、白熱した熱いバトルがスタートからゴールまで繰り広げられるのは間違いないと考えられます。

コメント
スコット・ディクソン(ポールポジション)
「先週のインディ500の結果は2位でしたから、今回、こうしてポールポジションを手にし、トップに立てたことをうれしく思います。ポール獲得の原動力は、チーム力でした。昨日のマシンは決して、いいセッティングには仕上がってなかったのですが、チームの努力によってポールポジションまで上り詰めることができたのです。Hondaエンジンは、インディ500のときと同じように、高いパフォーマンスを見せてくれています。オーバーテイクが難しく、体力も必要なコースです。ポールポジションからスタートできることは大きなアドバンテージです」
佐藤琢磨(12番手)
「難しい一日でした。昨日からマシンを進歩させることはできましたが、まだ自分たちの望むポジションにつけることはできないでいます。予選に向けてセッティング変更を行い、コンパウンドが柔らかい、オルタネート・タイヤの装着によって、マシンの動きはよくなっていました。その結果、より大胆なドライビングを行うことも可能でした。しかし、まだまだやるべきことがたくさんあります。今回は、今シーズンの予選ではベストのものとなっていて、第2ラウンドに進むことができたのですから喜ぶべきなのでしょうが、これまでの走行データをすべて見直し、明日のレースに向けて、さらにマシンを進歩させることができるようにしたいと思います。このコースはオーバーテイクが難しいため、いい作戦を展開して、ポジションを上げていく必要があります。このコースはマシンのコントロールを失いやすいこともありますから、集中力を保つ力量もレースでは求められると思っています」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「スコット・ディクソンとChip Ganassi Racinが、すばらしい仕事をしてくれました。Hondaにとって、今シーズン初のポールポジション獲得を、デトロイトで成し遂げられたことを喜んでいます。開幕から6戦目を迎え、ようやく私たちはエンジンに対する理解度が深まってきました。それがパワーをはじめとする様々な面での性能向上を実現していると言えます。燃費の改善にはずっと取り組んできましたが、第5戦のインディ500からそれがよい結果を生むようになりました。『インディ500優勝』という、1つの目標を達成した今、私たちは次なる目標である『マニュファクチャラータイトル』の獲得に向けて、前進を続けていきます」

予選
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム
1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda 1:10.3162
2 12 W.パワー Team Penske シボレー 1:10.3206
3 98 アレックス・タグリアーニ Bryan Herta Autosport Honda 1:10.6684
4 77 シモン・パジェノー Schmidt/Hamilton Motorsports Honda 1:10.8426
5 5 E.J.ヴィソ KV Racing Technology シボレー 1:11.0852
6 28 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー 1:11.4557
7 38 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing Honda 1:10.9434
8 2 R.ブリスコー Team Penske シボレー 1:10.9964
9 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー 1:11.0076
10 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー 1:11.1624
11 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda 1:11.3376
12 15 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda 1:11.8122
13 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda 1:12.1068
15 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda 1:12.3276
16 14 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises Honda 1:11.6521
21 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda 1:12.5844
25 19 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing Honda 1:12.8469

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