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2012年7月31日 (火)

24hhours:アウディが新たな歴史的偉業を達成

2012/07/30
【スパ フランコルシャン24時間耐久レース(ベルギー)】

(C)AUDI AG. 拡大します

 Audi R8 LMS ultraが、スパ24hレースで1-2フィニッシュ
 わずか71日の間に3つの24時間レースで優勝
 ニュルブルクリンク、ルマンに続くスパでも大成功を収める

Audi R8が非常に重要なGT3スポーツカーレースで再び優勝を遂げ、モータースポーツの歴史に新たな1ページを刻みました。

わずか71日の間に開催されるヨーロッパ3大24時間耐久レースであるニュルブルクリンク(ドイツ)、ルマン(フランス)、そしてスパ フランコルシャン(ベルギー)のすべてに同じ年に続けて出場した自動車メーカーは、かつてありませんでした。

ベルギーのアルデネスにあるサーキットで開催された第54回スパ24時間レースは、12車種66台のスポーツカーによって争われました。1周7.004kmのコースで509周を走り終えたAudi R8 LMS ultraは、BMW、メルセデスベンツ、ポルシェ、フェラーリ、マクラーレンをはじめとする強豪に打ち勝って勝利を収めました。アウディスポーツ チームフェニックスからエントリーしたAudi R8を駆ったアンドレア ピッチ−二(イタリア)、レネ ラスト(ドイツ)、フランク スティップラー(ドイツ)組が、アウディスポーツ チームWRTからエントリーしたクリストファー ハーセ(ドイツ)、クリストファー ミース(ドイツ)、ステファノ オルテリ(モナコ)組を従えて優勝し、1-2フィニッシュを飾りました。

アウディスポーツ チームフェニックスからもう1台のマシンでエントリーしたルマン24時間耐久レース優勝トリオのマルセル ファスラー(スイス)、トム クリステンセン(デンマーク)、アンドレ ロッテラー(ドイツ)は、一時は63番手ポジションと順位を下げましたが、その後驚異的な追い上げを見せて6位でレースを終えました。また、アウディスポーツ チームWRTの2台目のAudi R8 LMS ultraを駆ったマルコ ボナノミ(イタリア)、エドワード サンドストローム(スウェーデン)、ローレンス バンドール(ドイツ)組は21時間目に突入してまもなく、オールージュでのアクシデントに見舞われリタイアとなってしまいました。

アウディジャパン・プレスリリース

アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「わずか71日間に3つの24時間耐久レースで優勝を成し遂げたことは、我々のモータースポーツの歴史に、また新たな偉大な足跡を残すこととなりました。スパのコースは独特で非常にコンペティティブなレイアウトです。今回のレースでは、20台以上が優勝争いを繰り広げていましたが、最終的にはマシンのクウォリティ、耐久性、スピードの組み合わせが優れていた我々が勝利しました。今回の偉業達成に関わったすべての人達(チームとドライバーはもちろん、インゴルシュタット、ネッカーズルム、そしてビベラッハで働く従業員もすべて)が誇らしい存在であると思います」とコメントしています。

レース序盤は非常に厳しい展開となりましたが、その後Audi R8 LMS ultraはタイヤの内圧補正を重ねて確実にポジションを上昇させ、レースをリードしていたBMWのマシンにプレッシャーを与え続けました。アウディの猛追撃は、レース開始4時間後に幕が切られました。そして9時間経過の後、コースは非常に激しい雨が降り、視界が制限されてしまい、合計で16回セイフティカーが入るという非常に厳しいコンディションとなったにも関わらず、Audi R8 LMS ultraはその状況をものともせずに快進撃を繰り広げました。
レース全般を通し、アウディのドライバーはお互いに息つく暇を与えませんでした。レース終了まで30分を切った時点になっても、16号車と1号車(アウディスポーツ チームフェニックスとWRT)は優勝を争って激しいバトルを繰り広げていました。両車は幾度もトップの座を入れ替わっていました。そして午後3時を迎える直前、フランク スティップラーが入念に狙っていたオーバーテイクが見事に成功しました。これは、アウディスポーツ チームフェニックスが日曜日の午前中のセイフティカーピリオドを利用して2度目のブレーキパッド交換に臨んだことが功を奏したと考えられます。このオーバーテイクに踏み切る最終判断は、レース終了30分前にステファノ オルテリがドライブスルーペナルティを喫した時点で下されました。

GT3スポーツカーの開発と販売の責任者である、quattro GmbHのワーナー フロウェインは「ニュルブルクリンク24時間耐久レースと同様に、極めてハイスピードでのスプリントレースの様相を呈していましたが、マシンは些細なテクニカルトラブルも引き起こしませんでした。今回の偉業は、Audi R8 LMS ultraが耐久レース出場マシンのベンチマークとなったことを証明しました」とコメントしています。

マルセル ファスラー、トム クリステンセン、アンドレ ロッテラー組は、自らが最速ラップを記録しただけでなく、マシンの卓越した高性能を体感することとなりました。レース開始後1時間が経過する少し前、突然ピットレーンに入ろうとした他のマシンに接触されてしまいました。これに伴うフロントアクスルのタイロッド交換作業を行った後、ルマン優勝トリオはトップと11ラップ差の63番目のポジションでレースに復帰しました。そして最終的に、トップと3周差の6位にまでポジションを上げました。

カスタマーチームの最上位は、総合14位、プロアマクラス9位でゴールした英国のGT3レーシングチームでした。チームダイレクターのアーロン スコットは今回のレースを振り返って「我々にとってこのマシンで戦うわずか4回目のレース、しかも初めての24時間レースで得た結果としては最上のものでした」とコメントしています。

この他、Audi R8 LMSで出場したセインテロックレーシング、JBモータースポーツ、Alfabの各チームも完走を果たしました。セインテロックレーシングとユナイテッドオートスポーツチームから出場したAudi R8 LMS ultraはアクシデントに見舞われてリタイアとなってしまいました。セインテロックレーシングは、時おり総合5番手を走行する素晴らしい走りを見せていました。

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