WTCC:シボレー、今シーズン限りでワークス活動を終了
7月4日、世界ツーリングカー選手権のシボレーは、今シーズン限りでワークスとしての参戦を終了することを発表した。GMヨーロッパによれば、今回の決定はモータースポーツとマーケティングプログラムの戦略的見直しによるものとされている。
アメリカのメーカーは、2005年WTCCの誕生以来、RMLチームをパートナーにラセッティでシリーズに出場し、8年間で59勝を挙げている。2009年に現行のクルーズを投入、2010年2011年にはメーカーとドライバーの両チャンピオンシップを2年連続で獲得している。今シーズンもイワン・ミューラーが選手権をリードしている。
WTCCのゼネラルマネージャー、マルチェロ・ロッティは、「メーカーが出たり入ったりすることはレースの世界にはつきものだ。それでもシリーズは続いていく。シボレーには貴重な非常に長期間にわたる関係に感謝したい。同時にわれわれはホンダのワークス参戦に期待している。その他にもいくつかのメーカーがWTCCに興味を示している」と語る。
シボレーはワークス撤退後も、セアト同様カスタマーチームによるレースプログラムは継続されると見られている。
| 固定リンク