WTCC:ホンダ、タルキーニとモンテイロを起用してWTCCにワークス参戦開始!
ガブリエル・タルキーニ & ティアゴ・モンテイロ (C)Honda.eu 拡大します
7月18日、ホンダは2013年の世界ツーリングカー選手権(WTCC)にワークスとして参戦することを決定。最初の2人のドライバーとしてガブリエル・タルキーニ(50歳:イタリア)、ティアゴ・モンテイロ(36歳:ポルトガル)と契約したことを発表した。
WTCCに参戦するホンダシビック5ドアは、イタリア・ミラノに本拠地を持つJASモータースポーツが開発しているが、1.6リッターのガソリン直列4気筒直接燃料噴射のターボエンジンは日本のホンダ栃木R&Dが中心となって開発している。JASモータースポーツは、WTCCでホンダの長期的なパートナーとして活動していくことになる。
2台のシビックはすでに2013年のエントリーが確認されているが、1台は元F1ドライバー、モンテイロにより今シーズンWTCC初開催となる鈴鹿でデビュー、続く上海、マカオへの出場も決定している。こちらも元F1ドライバーで2009年のWTCCチャンピオン、タルキーニも今年からそのマシン開発をサポートしていくことになる。
佐藤英夫(ホンダ・モータースポーツ部門ゼネラルマネージャー):「われわれはガブリエルと再び仕事ができること、また初めてホンダ・ファミリーにティアゴを迎え入れることが出来て興奮している。どちらも元フォーミュラワンドライバーであり、彼らがWTCCで絶対的にトップクラスにいることを証明しているので、2人のドライバーがWTCCでのホンダ・シビックの成功に貢献するものと確信している。
また、今年の後半からわれわれのシリーズへのエントリーを可能にしてくれたFIAとユーロスポーツ・イベントの両組織には特別な感謝の意を表したいと思います」
* 注:タルキーニは90年代に、イギリスのツーリングカー選手権でプロドライブのホンダ車をドライブした経験を持っている。
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