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2012年8月 6日 (月)

INDY:スコット・ディクソンがミッドオハイオ2年連続制覇で今シーズン2勝目を飾る。佐藤琢磨はマシンバランスに苦しみながらも13位完走

In120805001hAugust 5 2012, RACE
Honda Indy 200 at Mid-Ohio

2012年8月5日(日)・決勝  
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース  
天候:晴れ  
気温:24~25℃

2012年IZODインディカー・シリーズ第12戦Hondaインディ200が、オハイオ州のミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催されました。全長2.258マイルのサーキットは、高速から低速までさまざまなコーナーを備えています。そのコースを85周してレースは争われました。

決勝日、朝のウオームアップは雨に見舞われ、レースも雨の影響を受ける可能性がありました。しかし、ドライコンディションでスタートは切られ、ゴールまでついに雨が降ることはありませんでした。

エドモントンに続いてフルコースコーションが一度も出されなかったレースは、ハイペースの接近戦となりました。燃費セーブが重要となる、インディカーならではの見応えあるバトルとなりました。

In120805002hスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、4番手スタートでしたが、序盤の燃費セーブを成功させ、1回目のピットストップを終えた時点で2番手へと浮上。ポールポジションからトップを守り続けていたウィル・パワー(Team Penske/シボレー)を追いかけました。そして、57周目に行った2回目のピットストップで、パワーをパスしてトップに躍り出ると、一気に差を広げ、今季2勝目、ミッドオハイオでの2年連続、通算4回目の勝利を達成しました。

In120805003h予選3番手から3位でゴール、今シーズン3回目の表彰台に上ったのは、ルーキーのシモン・パジェノー(Schmidt Hamilton Motorsports)でした。今年のHondaインディ200では、2人のHondaドライバーが表彰台に上りました。

In120805005h佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)にとって今年のミッドオハイオは厳しいレースとなってしまいました。予選からマシンバランスに苦しみましたが、それは決勝でも解消されませんでした。それでも佐藤はポジションを入れ替えながら、粘りの走行を続けて13位完走を果たしています。

ホンダモータースポーツリリース

ポイントリーダーとして第12戦を迎えたライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport/シボレー)がマシントラブルにより24位に終わったため、パワーがポイントトップに返り咲きました。しかし、ポイントランキング4位につけるディクソンまでが28点という小さな差にひしめいています。チャンピオン候補はどうやらこの4人に絞り込まれたようですが、まだまだ順位変動は十分に可能な状況。残る3レースでは激しいポイント争いが行われることとなります。

コメント
スコットディクソン(優勝)

「ミッドオハイオでまた勝つことができました。ここは私が大好きなコースですが、速く走れる理由はChip Ganassi Racingにあると思います。私たちのチームは、このコースでずっと好成績を挙げ続けているんです。どんなマシンに仕上げることが必要なのか、それを深く理解しているのだと思います。今日は2回目のピットストップで2番手からトップにポジションを上げ、そこからは一気にリードを広げてゴールを切りました。ピットアウト直後、あまりにすんなりとリードを広げることができたので、自分は燃費セーブの数字を間違えているのではないかと心配になったほどでした。ピットストップでウイングの角度変更やタイヤの空気圧調整を行ったことで、マシンは完ぺきな状態に仕上がっていました。仮に2番手のままピットアウトしていたとしても、私たちは逆転勝利を飾れていたと思います。今日のレースによってチャンピオン争いがさらにし烈になりましたね。トップ4が28点差の中にいるのですから、残る3戦はファンにとって本当にエキサイティングになると思います」

佐藤琢磨(13位)
「厳しいレースでした。クルーはハードワークをこなしてくれましたが、残念ながら私たちのマシンには、あと一歩のスピードがありませんでした。マシンのバランスがいい状態でスタートしても、途中からそれが崩れ出していました。スイートスポットが非常に小さいマシンとなっていて、周回を重ねるとグリップが失われていきました。今日は何台かをオーバーテイクできましたが、逆に何台かにパスを許しもしました。レース終盤にいくつかポジションを上げられたのはよかったのですが、それだけではまだ十分ではありません。来週、カリフォルニア州ソノマで行うテストを楽しみにしています。そこでロードコース用セッティングについての理解度を深め、第13戦に臨みたいと思います」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「ミッドオハイオ・スポーツカー・コースにおいて、スコット・ディクソンとChip Ganassi Racingがすばらしい勝利を達成してくれました。今週は私たちHondaにとって、もうこれ以上ないという最高の週末となりました。メインイベントであるインディカーのHondaインディ200で優勝できただけでなく、ミッドオハイオで開催されたサポートレースにおいても出場したすべてのクラス、そしてレースで勝利を飾ることができたのです。サーキットの近くにあるHondaファクトリーで働く大勢の人々がサーキットまで応援に来てくれたおかげだと思います。Hondaインディ200は燃料管理が厳しいレースとなっていましたが、私たちのシングルターボ・エンジンを使うディクソンと彼のチームは、非常にスマートに戦っていました。彼らは最後のピットストップでトップに躍り出るや、2位を全く寄せつけずに優勝のゴールへと飛び込んでくれたのです。ルーキーのシモン・パジェノーも見事に燃費セーブとスピードの両立を果たし、今季3度目の表彰台に上りました。残るレースは3戦、チャンピオン争いはポイント差が縮まり、さらにし烈になっています。最終戦まで気を抜くことのできない激しい戦いが続くことでしょう」

決勝
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差

1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda 01:39:48.5083
2 12 W.パワー Team Penske シボレー +3.4619
3 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +4.5402
4 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー +5.5822
5 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー +7.5663
6 11 T.カナーン KV Racing Technology シボレー +12.3280
7 2 R.ブリスコー Team Penske シボレー +27.9601
8 26 M.アンドレッティ Andretti Autosport シボレー +28.1691
9 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing シボレー +29.2325
10 98 アレックス・タグリアーニ Bryan Herta Autosport Honda +31.1722
 
11 38 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing Honda +31.4387
12 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +32.0754
13 15 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +32.4073
14 83 ジョルジオ・パンターノ Chip Ganassi Racing Honda +33.9166
17 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda +36.9834 
18 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +42.0974
19 19 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing Honda +46.4304
21 14 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises Honda +46.9535 

ポイントスタンディング
ドライバー

順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 W.パワー Team Penske 379
2 R.ハンターレイ Andretti Autosport 374
3 H.カストロネベス Team Penske 353
4 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 351
5 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 316
6 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports 311
7 T.カナーン KV Racing Technology 307
8 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 271
9 R.ブリスコー Team Penske 267
10 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing 256
11 O.セルビア Panther DRR Racing 237
12 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 234
13 J.R.ヒルデブランド Panther Racing 233
14 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing 233
15 M.アンドレッティ Andretti Autosport 227
16 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 216
17 R.バリチェロ KV Racing Technology 215
18 アレックス・タグリアーニ Bryan Herta Autosport 214
19 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises 203
20 E.J.ヴィソ KV Racing Technology 198
21 E.カーペンター Ed Carpenter Racing 187
22 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing 184
23 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 174
24 S.ブルデー Dragon Racing 149
25 S.デ・シルベストロ HVM Racing 147
26 K.レッグ Dragon Racing 103
27 A.ベアトリス Andretti/Conquest Racing  28
28 タウンゼント・ベル Schmidt Hamilton Racing 26
29 ミシェル・ジョルダイン Rahal Letterman Lanigan 16
30 ジョルジオ・パンターノ Chip Ganassi Racing 16
31 S.サーベドラ Andretti Autosport 14
32 J.アレジ Fan Force United 13
33 ブライアン・クラウソン Sarah Fisher Hartman Racing 13
34 ウェイド・カニンガム A.J. Foyt Enterprises 13

マニュファクチャラー(エンジン)
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 シボレー 96
2 Honda 84
3 ロータス 48

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