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2012年10月17日 (水)

NASCAR:クリント・ボウヤーが今季3勝目!デニー・ハムリンが2位で続き、“チェイス”は更なる接戦に

2012年10月15日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第31戦 Bank of America 500


開催日:10月13日

12nascar33_1 燃費戦を制し今季3勝目を挙げたクリント・ボウヤー(#15)

 10月13日(土)、米国東南部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第31戦「Bank of America 500」が開催された。
 NASCARのチームや関係企業の本拠地が多く位置し、NASCARの聖地の一つとも言われるシャーロット。年に2回レースが開催されるが、トヨタはスプリント・カップ・シリーズでは2009年春に降雨短縮レースでの勝利を挙げたのみとなっており、“聖地”シャーロットでの勝利を目指しレースに臨んだ。

 11日(木)午後7時10分から予選が行われ、今大会がカップ・シリーズでのキャリア850戦目の出場となるベテラン、マーク・マーティンが最前列2番手。クリント・ボウヤーが4番手。マーティン・トゥルークス・Jr.が6番手、カイル・ブッシュが8番手、デニー・ハムリンが9番手と“チェイス”ドライバーも好位置につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと駒を進めた。

トヨタモータースポーツニュース

 

 13日(土)午後7時51分、1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタート。最前列2番手スタートのマーティンは、ポールポジションのグレッグ・ビッフル(フォード)とサイド・バイ・サイドのバトルを展開。これにボウヤーが続く形となった。
 レースは12周目、15周目、36周目と序盤イエローコーションが頻発したが、その後はイエローコーションが出ず、80周目過ぎと130周前後に2回連続でのグリーン下でのピット作業が行われた。
 長いグリーン走行で、首位と同一周回はトップドライバーの16台のみとなったが、ボウヤー、マーティン、トゥルークス・Jr.、Ky.ブッシュ、ハムリンの6台の“トヨタ カムリ”は着実に上位争いを展開。2度目のグリーンピットを全車が終えた135周目には、ハムリンが首位に立ち、2位に2秒の差をつけ、30周以上に渡ってトップを快走した。

 レース折り返しを目前にした166周目、コース上の異物によりこの日4度目のイエローコーション。全車ピットへ向かい、一旦レースは仕切り直し。再スタート後はハムリンが2位、Ky.ブッシュが3位で首位を追った。
 215周目過ぎからこの日3度目となるグリーン下でのピット作業が始まり、最後まで引っ張ったボウヤーが223周目にピットへ向かったところでコース上の異物によりイエローコーション。ハムリンを含む数台が僅かでも燃料を追加すべくピットへ向かったものの、あと一回の給油で最後まで走りきるには厳しい残り周回での再スタートとなった。

 再スタートから残り106周を1回のピットで走り切れるか、各車燃料をセーブしての終盤戦となり、260周目あたりからグリーンピットが始まった。首位を争っていたブラッド・ケゼロウスキー(ダッジ)、ジミー・ジョンソン(シボレー)らが燃料切れに見舞われタイムをロスする中、ボウヤーは278周目、ハムリンは最後となる280周目まで引っ張ってピットイン。
 260周目からのグリーンピットを全車が終えた時点で、Ky.ブッシュが2位、マーティンが3位に浮上したが、この2台は最後までは走り切れず、309周目に最後の給油ピットイン。他の上位勢も次々にピットへ向かう中、最後まで走り切る作戦を採ったボウヤーとハムリンが1-2位に浮上。この2台の燃料が最後まで持つかどうかに注目が集まった。
 共に燃料が厳しい中で、ハムリンは終盤ボウヤーを猛追。しかし、僅かに及ばず、0.417秒差でボウヤーが逃げ切り、今季3勝目、“チェイス”での初勝利を飾った。ボウヤーにとって、シャーロット及び1.5マイルオーバルでの、カップ・シリーズ初勝利となった。
 ボウヤーはトップチェッカーを受けて再びメインストレートに戻ってきた直後に燃料が切れ、通常勝者がチェッカー後にウィニングランで見せる「バーンナウト」(ホイールスピンさせてタイヤスモークをあげる)をほとんど出来ないままストップ。乳がん意識向上月間にあわせて、印象的なピンクを配したスペシャルカラーの“トヨタ カムリ”は、チームクルーに押されてヴィクトリーレーンへと上った。

 ハムリンは2位。Ky.ブッシュが5位、マーティンが6位、ロガーノが9位、トゥルークス・Jr.が10位でフィニッシュし、6台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ。この結果、“チェイス”でのランキングは、ハムリンは3位で変わらないものの首位との差を15ポイントへと縮め、ボウヤーは4位へと一つ順位を上げることとなった。

 次戦第32戦は10月21日(日)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。

ドライバー クリント・ボウヤー:
「私にとって初めての1.5マイルでの勝利をシャーロットで挙げられたことに驚いている。1勝を挙げた今でも、データを見ればこのコースが私にとって不得意なコースであることには変わりない。今日の勝利はチームのおかげだ。クルーチーフらの燃料に関する仕事ぶりは信じられないほどで、最後は本当にギリギリだった。燃料切れでウィニングランでのバーンナウトが出来なかった。バーンナウトは楽しいので、練習したかったのだが。しかし、チームと共にヴィクトリーレーンに上がり、トロフィーを手に出来たことは本当に嬉しい」 

第31戦 Bank of America 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 334
2 9 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 334
3 5 48 ジミー・ジョンソン シボレー 334
5 8 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 334
6 2 55 マーク・マーティン トヨタ カムリ 334
9 12 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 333
10 6 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 333
25 41 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 330
26 37 83 ランドン・カシル トヨタ カムリ 329
32 15 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 324
37 31 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 62
39 28 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 53
41 43 91 リード・ソレンソン トヨタ カムリ 32

 観客数(主催者発表):100,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ブラッド・ケゼロウスキー ダッジ 2214
2 ジミー・ジョンソン シボレー 2207
3 デニー・ハムリン トヨタ 2199
4 クリント・ボウヤー トヨタ 2186
7 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 2165
13 カイル・ブッシュ トヨタ 951
17 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 832
24 ボビー・ラボンテ トヨタ 667
25 マーク・マーティン トヨタ 602
29 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 531
31 ランドン・カシル トヨタ 493
35 デイビッド・ストレミー トヨタ 216
36 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 213
42 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 94
58 パトリック・ロング トヨタ 2

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 209
2 トヨタ 185
3 フォード 151
4 ダッジ 137

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第29戦 Dollar General 300


開催日:10月12日

ジョーイ・ロガーノが2連勝で今季8勝目!

12nascar33_22連勝で今季8勝目を挙げたジョーイ・ロガーノ(#20) 

 10月12日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第29戦「Dollar General 300」がシャーロット・モーター・スピードウェイで開催された。

 12日(金)決勝を前に午後4時5分から予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが2列目3番手グリッドを獲得。カイル・ブッシュが6番手、7,8番手にブライアン・スコット、デニー・ハムリンが続き、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 午後7時49分、1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。スタートと同時に女性ドライバーのアンジェラ・コープの車両が前走車との接触でラジエータを破損し、イエローコーション。再スタート直後にも再び他車の接触によるイエローコーションが発生し、16周目から本格的なレースが開始された。
 ロガーノ、Ky.ブッシュ、ハムリンは5位前後をキープし、1回目のピットは50周目過ぎからグリーン下で開始。83周目に、周回遅れとなっていたマイク・ブリスがクラッシュしこの日3度目のイエローコーション。ここで上位勢はピットに向かい、ハムリンが首位浮上。ロガーノが2位で再スタートとなった。

 その後ハムリンをロガーノがかわし、首位争いを展開。131周目にコース上の異物によるこの日5度目のイエローコーションで全車ピットに向かったが、最後まで走りきるには燃料が厳しく、終盤は燃費戦の様相となった。
 177周目にハムリン、186周目にロガーノ、192周目にKy.ブッシュが給油とタイヤ交換のためにグリーン下でピットイン。最後まで引っ張ったブライアン・スコットがピットへ向かい、全車最後のピットを終えた残り6周でロガーノが首位に立つと、最後は2位に2.7秒差で逃げ切り、トップチェッカー。ロガーノは今季8勝目を挙げた。
 上位を争ったKy.ブッシュが4位、ハムリンが5位、スコットが8位でフィニッシュした。

 次戦第30戦は10月20日(土)、カンザス・スピードウェイで行われる。

ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「最後のピットストップでは、クルーチーフが2本タイヤ交換という判断をしたが、私は彼に全幅の信頼を置いており、彼の判断は間違っていなかったと思う。毎週彼は素晴らしい“トヨタ カムリ”を仕上げてくれている。このコースは難しく、タフだが、セッティングが合わせられれば非常に面白い。最後は若干自分のドライビングスタイルを車両に合わせて調整する必要もあったが、チームのおかげで勝つことができた」 

第29戦 Dollar General 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 200
2 5 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 200
3 1 2 エリオット・サドラー シボレー 200
4 6 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
5 8 18 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 200
8 7 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 200
16 27 44 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 198
17 33 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 198
22 25 14 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 195
25 26 24 デイビッド・スター トヨタ カムリ 195
28 20 81 ジェイソン・ボウルズ トヨタ カムリ 194
32 12 99 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ カムリ 186
36 14 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 79
42 36 10 チャールズ・ルワンドスキ トヨタ カムリ 12
43 35 00 アンジェラ・コープ トヨタ カムリ 0

 観客数(主催者発表):40,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 エリオット・サドラー シボレー 1096
2 リッキー・ステンハウス・Jr. フォード 1083
3 オースティン・ディロン シボレー 1067
8 マイク・ブリス トヨタ 789
9 ブライアン・スコット トヨタ 740
11 ジョー・ネメチェク トヨタ 706
15 テイラー・マルサム トヨタ 609
17 エリック・マクルーア トヨタ 466
21 ライアン・トゥルークス トヨタ 292
26 ケニー・ウォレス トヨタ 226
27 ジェフ・グリーン トヨタ 222
33 ベニー・ゴードン トヨタ 198
36 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 139
50 ターナー・ベリーヒル トヨタ 64
52 ケニー・ハブル トヨタ 62
55 アレックス・ケネディ トヨタ 56
56 ヴィクター・ゴンザレス・Jr. トヨタ 55
60 ドリュー・ヘリング トヨタ 41
64 ブレット・モフィット トヨタ 35
69 アンジェラ・コープ トヨタ 25
85 パトリック・カーペンティア トヨタ 15
89 ジョン・ジャクソン トヨタ 10
91 アレックス・パポウ トヨタ 6

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 188
2 トヨタ 166
3 フォード 149
4 ダッジ 135

※結果及びポイントは暫定 

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