« ROC:レースオブチャンピオンズの対戦表が発表に | トップページ | NASCAR:2013年マシン、シャーロットテストの模様(12月11日~12日) »

2012年12月12日 (水)

WEC,LM24:ポルシェのワークスチームがLMP1のスポーツプロトタイプで出走予定

(C)Porsche AG. 拡大します

プレスインフォメーション 2012年12月12日
ル・マン24時間レース/世界耐久選手権

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、ヴァイザッハのモータースポーツセンターにおいて、ル・マン24時間レースおよび世界耐久レース選手権(WEC)へ参戦するためのLMP1クラスの新しいスポーツプロトタイプの開発を急ピッチで進めています。

この準備作業のためにインフラが大幅に拡張され、ワークショップとオフィスを一体化させた新たな複合施設も完成しています。ポルシェAGの研究開発部門で責任者を務めるとともに取締役会のメンバーでもあるヴォルフガング・ハッツは、シーズンの終了を祝って12月8日に開かれた“Night of Champions(チャンピオン達の夜)”の席で「LMP1用のニューモデルについては、最初の1台を2013年の中頃に初公開する予定です」と述べています。このレーシングカーはポルシェのワークスチームがドライブする予定です。

組織が再編成されたことを受けて、このLMP1プロジェクトはフリッツ・エンツィンガーが率いる新しい部門によって具現化されています。彼が組織をまとめる中、ポルシェのモータースポーツ部門を指揮するハルトムート・クリステンは、世界中のモータースポーツイベントへの参加について今後も責任者を務めていく予定です。

(C)Porsche AG. 拡大します

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

911 GT3 Rは、世界各地で行われたGT3カテゴリーのレースシリーズで131戦中41勝を挙げ、日本のスーパーGTのGT300クラスでもチャンピオンおよびシリーズ2位を獲得しています。ポルシェは2013年のシーズンに、アップグレードパッケージを各チームに提供する予定です。911 GT3 Rのパフォーマンスをさらに磨きあげるアップグレードパッケージは、FIA のGT3レギュレーションにも対応しています。

ハッツは自身のスピーチの中で、GTレースがポルシェにとって重要なものであることを強調するとともに、GTレースにはワークスチームとプライベートチームの2つのカテゴリーが必要であると主張しました。彼はこの点について「ワークスチームのレースに関しては、テクノロジーの観点からレギュレーションを設定しなければならず、プライベートチームのレースについては、性能調整という方法でパフォーマンスを均一化することにいっそう強い連携が必要である」と語っています。

4名のドライバーがポルシェ ジュニアへと昇格したことに加えて、世界各地で開催されているカップレースのドライバーから選ばれた1名が、2013年のシーズンを通じてポルシェの全面的なサポートを受けることになりました。昨シーズン、カレラカップ フランスを初参戦で制したフランス人のジャンカール・バーネイ(25歳)は、2013年のポルシェ Mobil1スーパーカップへの出場に向けて20万ユーロの資金援助を獲得しています。
ヴァレルンガで開催されたオーディションには、カレラカップ ジャパンのチャンピオンである平川亮をはじめフランス、アジア、スカンジナビア、イタリア、オーストラリア、グレートブリテンのカレラカップ、およびGT3カップチャレンジ カナダのトップドライバー9名のドライバーが参加いたしました。
カレラカップ史上、最年少の18歳でタイトルを獲得しオーディションに参加した平川亮は、惜しくもバーネイに敗れたもののヴァレルンガで見せた力強いパフォーマンスは、ポルシェ モータースポーツから高い評価を得ています。

バーネイは国際的なレースにおいて、すでに名声を手にしています。2005年、彼はフランスにおけるステップアップ カテゴリーであるフォーミュラ・ルノー・キャンパスを制したほか、2009年にはF3マカオグランプリで2位に入っています。2010年には渡米し、初シーズンのインディ・ライツ・シリーズで総合優勝を獲得しました。プジョーは2011年のLMP1プロジェクトのためにバーネイと契約をし、彼をテストドライバー兼リザーブドライバーとして迎えました。同時に、バーネイはインターコンチネンタル・ル・マン カップに参戦し、LMP2クラスでチャンピンに輝いています。バーネイは「ポルシェのサポートが得られることは、私にとって非常に大きなチャンスです。ポルシェ Mobil1スーパーカップでは、どのドライバーも新しい911 GT3カップに対応しなくてはなりません。私のような新たに挑戦する者にとって、これは他のドライバーと平等に競い合う権利が最初から与えられたことを意味しています。このスーパーカップは、ポルシェ最高峰のワンメークカップであるうえに、プロフェッショナルGTレースへの出発点にもなる定評高いレースです」と述べています。

ワークスドライバー達が実力をつけたことで、ポルシェは引き続き彼らの成果に期待を寄せています。9名のドライバーは、いずれも2013年度の契約が有効であるか、契約の延長がなされています。このうちの6名については、1月26日のデイトナ24時間レースで新たなシーズンをスタートさせます。このレースで、イェルク・ベルクマイスターはレーサーズ・グループ(The Racers Group)のポルシェ911 GT3カップをドライブ。彼は2003年のデイトナレースでケビン・バックラーと組み、ポルシェ911 GT3 RSで総合優勝を果たすという素晴らしい結果を残しています。また、マルコ・ホルツァーはアレックス・ジョブ・レーシングをサポートし、マルク・リーブは再度ブルモス・レーシングと組んで参戦、リヒャルト・リーツは昨年のレースを制したマグナス・レーシングのマシンを駆ります。このほか、パトリック・ロングがパーク・プレイス・レーシングのドライバーとして、また、パトリック・ピレがNGTチームのマシンをドライブしてレースに挑みます。

ミカエル・クリステンセンとクラウス・バハラーにとって、デイトナでのレースは初の24時間レースになります。クリステンセンは、クリスチャン・エンゲルハルトとポルシェ カップの勝者であるニック・タンディのサポートを得てコンラッド・モータースポーツのために戦います。クリステンセンがコンラッド・モータースポーツのマシンを駆るのは、2012年度のカレラ カップ ドイツに続いてのことです。一方のバハラーは、スノー・レーシングのドライバーとして出場します。

|

« ROC:レースオブチャンピオンズの対戦表が発表に | トップページ | NASCAR:2013年マシン、シャーロットテストの模様(12月11日~12日) »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: WEC,LM24:ポルシェのワークスチームがLMP1のスポーツプロトタイプで出走予定:

« ROC:レースオブチャンピオンズの対戦表が発表に | トップページ | NASCAR:2013年マシン、シャーロットテストの模様(12月11日~12日) »