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2013年1月11日 (金)

DAKAR:アタカマ砂漠で2号車が気迫の激走 (TLC)

7_1この日のステージを部門首位でフィニッシュした2号車 (C)TLC

 10日の行程はチリのアリカ~カラマ。イキケまで291㎞の移動区間(リエゾン)で南下したあと、454㎞のロングステージ(競技区間=SS)がアタカマ砂漠を舞台に行われた。このSSは前後2つのパートに分かれ、途中229km地点から326km地点まではニュートラルゾーンとして舗装路を移動する。SSの路面は前半部分に相応の難度の砂丘もあるほかパウダー状の土「フェシュフェシュ」もふんだんに登場。また、後半パートは比較的ハイスピードのヒルクライムで標高3000m地点を通過、SSのあと22㎞の移動区間で到着するカラマのビバークも標高2200mの山麓地域にある。

 9日のSSで電気系トラブルに見舞われたためTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組のスタート順は103番手と遅く、正午を過ぎてからの競技開始(12時23分スタート)となった。昨晩メカニックたちの入念な点検整備で不具合を解決した2号車はスタートから次々と先行車をパスしながら快走し、チェックポイント1を38位で通過。前半部分のゴール地点に33番手で到着し、この時点で本日のSSで市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリ組(トヨタ・ランドクルーザープラド)を逆転した。そして総合29位でSSをゴールし、総合34位でゴールしたフォジ組よりも23分02秒速いタイムを記録。この日までの累計順位を総合34位・市販車部門3位として同部門首位のフォジ組とのタイム差を59分01秒まで短縮することに成功した。

 また、この日も2号車のサポートとして走行した1号車三橋淳/アラン・ゲネック組も総合55位でSSを終了。累積の総合順位を45位とした。なお、1号車はSS終盤からエンジン不調に見舞われ、メカニックたちがビバークでメンテナンスを行っている。
 11日はアンデス山脈を越えてアルゼンチンのサルタへ向かう。移動区間で標高4900m超の高地を通過する長い一日となりそうだ。

トヨタオートボディ・プレスリリース

本日までの累計順位(第6ステージ終了時点)
No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック - - 45位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 3位 3位 34位

本日のステージ順位(第6ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック - - 55位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1位 1位 29位

森監督
2号車が予想以上の健闘を見せてくれました。また、1号車の存在も心強いものです。ここ2日間は悪いことが続きましたが、これで良い流れが引き込めればと思います。明日からも一日一日、目前のことをきっちりクリアしながら前に進んで行くつもりです。

三橋ドライバー
今日は砂丘の中で3本リム落ち。そのあと残り30㎞くらいからエンジンが吹けなくなり、ゴール直後で完全にストップ。アシスタンスカーにけん引されてビバークに到着しました。

アランナビゲーター
今日はナビゲーションのテンポも合わず、悪い一日でした。

ジボンドライバー
難しい状況でしたが良い一日でした。スタート順が遅い上にダストが酷く、序盤は追い越しが大変。でもクルマはすこぶる調子が良く、砂丘でのパンクと6~7分のミスコースを除けば我々はとても速かったと思います。トゥクマンの中間休息日までにフォジに追いつきたい。

三浦ナビゲーター
市販車部門の優勝という目標にたどりつくには次の難所と予想されるフィアンバラのステージまでにフォジとのタイム差を15分以内にしておきたい。そのためには今日からプッシュして一日10分以上タイム差を詰めて行く必要があります。そう考えてスタート前にものすごく緊張したのですが、三橋さんが色々な話をしてくれたおかげでリラックス。SSはパンクや小さなミスコースもありましたが、概ね上手く行き、昨日までのネガティブな気持ちをリセットできました。

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