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2013年1月11日 (金)

DAKAR:2013/01/09 第5ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

Carte (C)ASO.

1月9日 (水)  第5ステージ  アレキパ → アリカ
モト&クワッド :リエゾン:284 ㎞ SS:136㎞ リエゾン:274km
オート&カミヨン:リエゾン:284 ㎞ SS:172㎞ リエゾン:53km

Yamahaの台頭、Miniのし上がる
 
 ダヴィッド・キャストゥが本日のステージ優勝。オリヴィエ・パンは相変わらず総合トップ、Yamaha YZFの健在ぶりを再確認させることとなった。一方、ホアン・バレダ は燃料トラブルでトップ戦線から離脱。オート部門ではナニ・ローマとステファン・ペテランセルらMiniが、スタート時からトップにいたバギーと交代。ゲラン・シッシェリは手首のケガで明日スタートが危ぶまれる。
 
 数週間前からYamaha YZFの様々なバージョンのライダーが、数年かけて得られた進歩を称賛する。KTM, Husqvarana や Hondaに立ち向かう中、Yamahaは素早くその優位性を示した。特にオリヴィエ・パンは、同じチームの大先輩ダヴィッド・キャストゥをさしおいて、昨日総合トップにたった。2人のフランス人ライダーは、一度に優勝をかっさらう為に、有利なコースの状況を利用したのかもしれない。今朝、いつもより一段とスピードの出しやすいSSで、ほぼコース全部にわたってトップを引いて走りながら、ライバルとのバトルはかなり困難だったはず。ダヴィッド・キャストゥのアドバンテージに、2006年のヌアクショット、2010年のコルドバに続いて3度目のステージ優勝をもたらし、Yamahaのパワーを物語った。
 
 オリヴィエ・パンとダヴィッド・キャストゥはこうして、シリル・デプレをどうにか遠ざけた。総合トップを再度手にすることが可能なスタート順位だったはずなのに、シリル・デプレは追い着けなかった。そして何より、タイトル争いになりそうだったホアン・バレダ がkm98地点、燃料トラブルでストップ、長時間動けなかった。こうして、今のところトップをおさえているのはフランス人3人、それが6分を巡って争っている系図になる。そしてマッチはチーム通しのバトルの色を帯びてきた。Yamaha(オリヴィエ・パンとダヴィッド・キャストゥ)X KTM(シリル・デプレとそのアシスト、ルーベン・ファリア) X Husqvarana(ジョルディ・ビジャドムスとアレヒャンドロ・ボットゥリ)。
 
 クワッド部門では、最初のステージからYamahaがトップを凌駕する。この機種を選んだ2010年大会優勝者、マルコス・パトロネッリは、第2ステージ以降連続して優勝を重ねている。昨日までのライバル、アラブ首長国のセバスチャン・フセイニはメカ・トラブルで大きく後退した。そして今日はチリのイグナシオ・カザレが、マルコスを追いかける位置に上がってきた。しかし1h18'もの差がある。
 
 オート部門では、ここ数日の傾向と少し変わった向きに。バギーがトップ争いから降り、ステファン・ペテランセルが土俵に上がってきた。本日のカーブの多い比較的短い172kmSSで、ステファン・ペテランセルのチームメイト、ナニ・ローマがスクラッチでベストタイム、ステージ優勝をとった。彼はオート部門で6度目のステージ優勝。ローマの次は、302のステファン・ペテランセル、わずか1'23''.の差。
 
 一方、Hummerのロビー・ゴードンも本日のポディウムに上ったが、Toyota Hiluxのジニエリ・ド・ヴィリエも1'51''、Miniの3台目レオニド・ノヴィツキーもトップ5に入った。本日コースをオープンしたナセル・アルアティヤは、ローマより6分遅れでSSゴール、かろうじて総合2位をキープした。ゲラン・シッシェリは、昨日あやうくステージ優勝近くまできていたが、今日のSSでバギーのパワーステアリングが壊れ、ケガした手首での運転は困難とみられる。一昨年同様、アリカで彼のダカール・ラリーは終わるのか?
 
 カミヨン部門では昨日総合トップに着いたアレス・ロプライス、短いリーダーとなってしまった。ゴール手前20km地点でスタック、リーダーの座をジェラルド・デ・ローイに明け渡すこととなった。しかし、ジェラルド・デ・ローイのリーダーの座も安泰ではない、続くエドワルド・ニコラエフ(Kamaz)と本日SS2位のハンス・スティシーがわずか5'33''の差にいる。
 
パリダカ日本事務局

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