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2013年1月20日 (日)

DAKAR:2013/01/19 第14ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

(C)ASO./DPPI 拡大します

1月19日 (土)  第14ステージ ラ・セレナ → サンチアゴ
リエゾン:121 ㎞ SS:346㎞ リエゾン:158km
(SSパート1:111km、ニュートラルゾーン:220m、スーパーSS :15km)
 

シリル・デプレとステファン・ペテランセル、5連勝
 
 ダカール・ラリー2013最後のステージは、111kmのSS、その後ニュートラルゾーン(競技しない区間)を挟んで、最後15kmの“スーパー・スペシャル”という構成だ。最後の短いSSとはいえ、決して侮れない。チリの首都、サンチアゴまでのハイ・スピードコースで、最後まで集中力をキープしなければならない。完走の嬉しさと共に、楽しいドライブのSSパート1となりそうだ。そして、最終ゴール手前のスーパーSSでは、多くの観衆の中、スリップやジャンプして走る華麗なドライビング振りを披露。明日、コンステチューション広場のモネダ宮殿の前で行われる表彰式の前祝いといったところだ。

 最初のモトのライダーがビバークを出発するのは朝5時45分、オート&カミヨンは8時5分。SSのスタートは
 
 ダカール・ラリー2013大会、最後の第14ステージで、チリのフランシスコ・ロペスが通算17回目のステージ優勝。シリル・デプレが5回目の総合優勝。総合優勝5回はシリル・ヌヴーの大会記録記録に並び、ステファン・ペテランセルのモト部門総合優勝6回まであと1回。そして何より、デプレは彼のアシスト、ルーベン・ファリアが総合2位なれるよう手伝い、KTM RedBullラリー・ファクトリー・チームの歴史的な1,2位獲得を果たした。

 昨日チャレコ(フランシスコ・ロペス)が、総合2位に上がった。そして総合2位にいたルーベン・ファリアが3位に後退。その第13ステージ最後でチャレコはギアが4速に入らなくなった。エンジンを交換すると15分のペナルティが科されるので、できれば交換したくなかった。ファリアとのタイム差は8’34、それよりも総合4位にいたスロバキアのイワン・ジェイク(Ivan Jakes)との差が1’30しかなかった。ポディウム(総合3位に入ること)が危うくなるかもしれない。チリの最後のステージでチリ人としての名誉をかけて、126kmのSSに全力を傾けた。結果、スクラッチタイム5位、ルーベン・ファリアと29”の差、ホアン・バレダ に37”の差をつけてゴールした。

 このチリのライダーが名誉の最後の戦いで勝利した他、総合順位では、KTMワークスチームが、KTMマシーンが1,2位獲得という名誉に輝いた。タイトル保持者、シリル・デプレにとって、初めての総合1,2、そして南アメリカでの大会(2010-2012-2013)で3度+アフリカの大会(2005-2007)で2度、合計5度目の総合優勝を手にした。これで過去ダカール・ラリーで5回優勝のシリル・ヌヴーと肩を並べた。

 シリル・デプレのウォーター・ポーター(アシスト)役のルーベン・ファリアは、シリル・デプレとの差10’43で総合2位、これまでのポルトガル人ライダーの中で最高位となった。総合3位が、地元チリのヒーロー、チャレコ(フランシスコ・ロペス)、優勝者と18’48のタイム差だった。総合4位はスロバキアのイワン・ジェイク、+23’54、総合5位はスペイン人ホアン・ペドレロ・ガルシア+55’29.

 クワッド部門では、南アのサレル・ファン・ビヨンがSSを制し、今大会3度目のステージ優勝を手にした。一方マルコス・パトロネッリが2010年大会に続き、2度目の総合優勝。今年欠場している兄のアレヒャンドロ・パトロネッリのタイトルと並んだ。マルコス・パトロネッリは第2ステージ以降、ずーーっと総合トップのポジションをキープし、最後2位のチリ人イグナシオ・カザレに1h50’35もの差をつけて優勝した。総合3位はポーランドのラファウ・サノク (Rafal Sonik) 、優勝者と3h16’49の差だった。

 オート部門では、ナニ・ローマがステージ優勝、今大会4度目でオート部門最多のステージ優勝記録だ。SS2位はアルゼンチン人、オーランド・テラノヴァ+13”、SS3位は同じくアルゼンチンのルシオ・アルヴァレス+31”。

 残念ながら、ナニ・ローマは通算9度目のステージ優勝にもかかわらず、SS7位でゴールのチームメイト、レオニド・ノヴィツキーの総合3位を挽回できなかった。しかし、Team X-Raid何よりステファン・ペテランセルの総合優勝に加え、トップ5に4台が入る嬉しい成果。ステファン・ペテランセルは出場したダカール・ラリーの中で、オート部門5度目の総合優勝、モト部門と併せて11回目の総合優勝だ。総合準優勝は南アのジニエリ・ド・ヴィリエ、42’22の差、総合3位はロシア人ノヴィツキー、1h28’22の差。

 カミヨン部門では、Veka-MANのピヨートル・ベラシウス( Peter Versluis)が今大会初めてのステージ優勝。ジェラルド・デ・ローイに2’04の差だった。SS3位はジェラルド・デ・ローイのチームメイト、ミキ・ヴィアシォン、+2’17。

 総合順位では、右フロントのタイヤ破損に遭いながらも、ポディウム入りをキープしたアンドレイ・カルギノフと共に、ロシアのブルーのカミヨン、Kamazが総合1,2,3を果たした。総合優勝はエドワルド・ニコラエフ、総合2位のアイラット・マルデーブに37’10の差。総合3位がカルギノフ(+37’57)。このマルデーブとカルギノフはわずか47秒の差だった。昨年のタイトル保持者、ジェラルド・デ・ローイは総合4位、わずか4’19の差でポディウムの座を逃した。

パリダカ日本事務局

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