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2013年1月

2013年1月29日 (火)

BF3:2013年イギリスF3カレンダー

■イギリスF3カレンダー

(C)Britiish F3 拡大します

Rd. Date Circuit Country
1 05月25日-26日 シルバーストーン イギリス
2 07月25日-27日 スパ・フランコルシャン ベルギー
3 08月10日-11日 ブランズハッチ イギリス
4 09月21日-22日 ニュルブルクリンク ドイツ

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2013年1月28日 (月)

Grand-Am:マツダ6は3台ともリタイヤ

Mazda MX6 Photo by Mazda / MZRacing 拡大します

2013年デイトナ24時間レース・決勝

北米マツダは、量産エンジンベースのSKYACTIV-Dクリーンディーゼルを搭載したマツダ6を3台ロレックスデイトナ24時間レースにエントリーしました。ディーゼルエンジンがデイトナ24時間レースやグランダムシリーズに出場するのは史上初のことです。3台のマツダ6 GXレースカーは予選を通過し、無事スターティンググリッドに着きましたが、レーススタート後の数時間の間に様々な問題に直面。#70スピードソース、#25フリーダムオートスポーツのマツダ6は、共にエンジン内部にトラブルが発生してリタイヤとなりました。一方、#00 VISITフロリダのマツダ6 GXは、その後エンジンのリア側のメインオイルシールが破損してしまいます。どちらもエンジンテストベンチでは発生していないトラブルです。

北米マツダのモータースポーツ・ダイレクターのジョン・ドゥーナンはこのレースを振り返り、「モーターレーシングは常にチャレンジです。新商品の発売も同様にチャレンジです。特にアメリカで最もプレミアな24時間レースにニューモデルを投入することは、ことのほか大きなチャレンジと言えるでしょう。マツダは、先進的なクリーンディーゼルテクノロジーの限界に挑むため、新設されたグランダムGXクラスにいち早く対応することにしました。本日は多くを学んだ経験として、またデータとして記憶されるでしょう。北米マツダとスピードソースのエンジニアは、400時間を超えるエンジンベンチテストを実施しましたが、サーキット走行テストはまだほんの数時間に過ぎませんでした。マツダ6の発表時期の関係上、サーキットテストを開始できる時期が限られており、チームにとってはそれが足かせとなったことは否めません。シーズン途中の導入が常識的だったかもしれませんが、マツダは常に「容易な道を辿らない」のです。私たちの会社は、レースへ飽くなきの情熱をもち、クルマへの情熱が尽きない人々が集まっています。マツダとスピードソースは、約1ヶ月後のグランダム次戦に向けて本日から行動を起こします」と語りました。

MZ Racing

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Grand-Am:Rd.1デイトナ24時間 レース結果

■デイトナ24時間レースは、チップガナッシ01号車が薄氷のポールTOウィンを飾る
  GTクラスはNo.24アウディR8が優勝、マツダMX6はデビュー戦で苦戦

No.01Chip Ganassi / Felix Sabates BMW Riley (C)nascarmedia 拡大します

No.24 Alex Job Racing Audi R8 GRAND-AM (C)AUDI AG. 拡大します

(C)Grand-Am / nasscarmedia 拡大します

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2013年1月26日 (土)

Grand-Am:Rd.デイトナ24時間 予選結果

■デイトナ24時間レースは、ディクソン、モントーヤ組のポール、チップガナッシの2台がフロントローを占める
  寺田 陽次朗組のマツダMX6はクラス4番手スタート

No.01Chip Ganassi / Felix Sabates BMW Riley (C)Grand-Am 拡大します

(C)Grand-Am 拡大します

* 予選とプラクティスの結果はこちら

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2013年1月25日 (金)

ALMS:Audi、セブリング12時間耐久レースに2台のAudi R18 e-tron quattroで参戦

Audi R18 e-tron quattro (C)AUDI AG. 拡大します

● アウディのLMP1マシンがセブリングに出場する最後のレースに
● 歴代マシンを展示してのお別れイベントを開催
● Audi R18 e-tron quattroは、11回目のセブリング総合優勝獲得を目指す

2013年3月16日は、長い歴史を誇るセブリング12時間耐久レースに世界最高峰のスポーツカーが出場した最後の日として、ひとつの時代の終焉を飾る記念すべき日となるでしょう。2014年以降、このレースにLMP1クラスのルマンプロトタイプマシンが出場を認められなくなるのに先立ち、アウディはその歴史の出発点に回帰します。1999年に、アウディ初のLMPスポーツカーが、この地でデビューを果たしました。そして今、2台のプロトタイプカーが同じ地で最後の闘いに臨もうとしています。

アウディ モータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「これまでのLMP1マシンの活躍に想いを馳せるファンの方々と触れ合うことで、心に多くのものを刻み込むレースウィークを過ごすことになりそうです。セブリングは、大成功をおさめたアウディのスポーツカーレースの歴史が始まった場所です。そして今年、2台の現行型ハイブリッドマシンが参戦する最後のレースとして、総合優勝獲得を目指しています。一方、レースと離れた部分では、数多くのファンがセブリングにおけるアウディの輝かしい歴史を培ってきた4台の歴代マシンやドライバー達と出会うことを楽しみにしてくれています」と語っています。

2012年仕様のAudi R18 e-tron quattroに加え、アップデート仕様のマシンも今回のレースに出場します。マルセル ファスラー / オリバー ジャービス / ブノワ トレルイエ(スイス/イギリス/フランス)と、ルーカス ディ グラッシ / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ(ブラジル/デンマーク/イギリス)による2組が、2台のハイブリッドマシンで出場します。クリステンセンは、過去6回の優勝により、本大会最多優勝記録保持者です。

セブリングに過去13回に渡り出場しているアウディは、10回の総合優勝を含む計22回の表彰台を獲得しています。1999年3月20日のデビュー戦では、ミケーレ アルボレート / リナルド カペロ / ステファン ヨハンソンの3人が表彰台を獲得しています。その時から今日に至るまで、アウディ スポーツ チームヨーストが運営を担当しています。

1952年から続く耐久レース参戦プログラムの伝統を守り、アウディは今回のレースにプロトタイプカーレースの歴史と時代を生みだしてきたすべてのマシンを展示したファンサービスを行います。2000年から2005年までに輝かしい成績を収めたAudi R8から、2006年から2008年に掛けてディーゼルエンジンによる新しい歴史を切り開いたAudi R10 TDI、2009年のデビュー戦でいきなり総合優勝を果たしたAudi R15 TDI、そして昨年の優勝マシンであるAudi R18 TDIまでが勢揃いします。

これまでにセブリングで活躍した歴代ワークスドライバー達も登場し、サインや記念撮影、インタビューなどを通じてファンサービスを行います。これらを通じてアウディは、長きに渡って熱烈な応援をして下さった数多くのスポーツカーレースファンの皆様に感謝の意を表します。

アウディジャパン・プレスリリース

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2013年1月24日 (木)

FIA-GT1:2013年カレンダー

(C)FIA-GT1/DPPI 拡大します

■2013 GT1 World Championship Calendar

Rd. Date Circuit Country
1 04月01日 ノガロ フランス
2 04月21日 ゾルダー ベルギー
3 07月14日 ザンドフールト オランダ
4 08月18日 スロバキアリンク スロバキア
5 10月13日 ナバラ スペイン
6 TBA TBA 中東

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2013年1月23日 (水)

Auto GP:佐藤 公哉、2013年はAuto GPに参戦

佐藤 公哉 (C)Auto GP 拡大します

1月22日、Auto GPのユーロノバ・レーシングは2013年のチーム2人目のレースドライバーとして佐藤 公哉と契約を結んだことを発表した。ユーロノバ・レーシングはエンツォ・コローニが代表を務め、ビンツェンツォ・ソスピリが一人目のドライバーとして決まっている。

現在23歳の佐藤は、一昨年に続いて昨年はドイツF3選手権に出場、4勝を挙げて6回の表彰台を獲得している。最近行われたAuto GPのバルセロナテストでユーロノバのマシンをドライブし、チーム関係者にその実力を印象づけた。佐藤は3月24日のモンツァでの開幕戦に合わせて、すぐにウインターテストプログラムのためにトラックに戻ることになっている。

佐藤公哉:「2013年シーズンに向けてユーロノバ・レーシンからAuto GPに出場できることはとても嬉しい。わたしを助けてくれるために懸命に働いてくれた人達や、これまでのキャリアでわたしを支えてくれた人達全員に感謝したい。エキサイティングなシーズンを楽しみに、今年のタイトル争いに加われるよう全力を尽くす」

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DAKAR:2013/01/20 ゴール サマリー (パリダカ日本事務局)

1月20日(日)  最終章 サンティアゴ
デプレ、ペテランセル、レコード更新
 

20130123(C)ASO.

 サンティアゴのモネダ宮殿前にセットされた、ダカール・ラリー表彰台に、チリ共和国大統領セバスチャン・ピネラが参列、完走した競技者らを表彰した。完走した台数は、モト124台、クワッド26台、オート89台、カミヨン60台の計299台 (1月5日にスタートしたのはモト183台、クワッド38台、オート153台、カミヨン75台、総計449台)。14日間の8,000kmを越えるレースで、67%の競技者が完走できたことになる。タイトル保持者の総合優勝に特徴づけられる大会だった。モト部門はシリル・デプレ、オート部門はステファン・ペテランセルがオート部門でそれぞれ5度目の総合優勝、クワッド部門ではマルコス・パトロネッリが昨年の兄アレヒャンドロに続いて2度目の総合優勝。唯一カミヨン部門だけが、エドワルド・ニコラエフが初めての総合優勝だった。
 
オート部門 :バギーが牙をむき出し、ステファン・ペテランセルが制する
 ちょっと見ただけでもステファン・ペテランセルがこの第35回ダカール・ラリーでさらりと優勝してしまったことがわかる。2日目から総合トップに上り、最後まで不動のまま総合優勝を手にした。オート部門5度目の総合優勝、モト部門と併せて11回目の総合優勝、最多の総合優勝レコードだ。総合2位は南アのジニエリ・ド・ヴィリエ、42'22の差、総合3位はロシア人ノヴィツキー、1h28'22の差。

 最終ゴールでMiniがトップ5に4台が入ったが、パフォーマンスの違いというよりは、ライバルたちの失敗に助けられた部分も多い。最初の週はナセル・アルアティヤのバギーに脅かされたが、第9ステージでリタイア、そして、南アのジニエリ・ド・ヴィリエの第3ステージのナビゲーション・ミスなどによって、ステファン・ペテランセルは2週目を安泰の総合トップを維持できた。

 2輪駆動はレギュレーションに助けられ、2013大会際立った活躍が目立った。ナセル・アルアティヤが3回、ロビー・ゴードンが2回、カルロス・サインツ1回、ゲラン・シッシェリ1回と2輪駆動は7つものステージをとった。

 たとえMINI3台、中国のグレート・ウォールのカルロス・スーザ(総合6位)を含む4x4車が、トップ10に6台入っていたとしても、2輪駆動のパフォーマンスはより信頼でき、オンロードで明らかに4x4より速かった。

 2000年にトップ10の中に2輪駆動車は3台いたが、2輪駆動車がとった最も良い総合順位は、2009年のロビー・ゴードンの総合3位。今大会総合7位のローナン・シャボはそれに次ぐ総合順位である。

 ルーキー賞は、ロシア人Vladimir Vasilyev、総合16位。市販車部門の優勝はスペインのザビエル・フォッジ、2度目の部門優勝。チーム・ランドクルーザー・トヨタオートボディのニコラ・ジボンにわずか13'09''の差だった。
 
 シングル・ドライバー賞は、オランダのティム・コロネル、総合55位。レディス部門はコロンビアのMartha Mariño、女性唯一の完走者で総合86位。

パリダカ日本事務局
 

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2013年1月22日 (火)

DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「ゴールセレモニー」 (日野自動車)

2号車が排気量10リットル未満クラス4連覇を達成
サンチャゴ市内でゴールセレモニーを実施

20130121_3 排気量10リットル未満クラス優勝の表彰を受けた2号車 (C)Hino Motors, Ltd

20日、2013ダカールラリーはチリの首都サンチャゴ市内でゴールセレモニーを行なった。市の中心部に位置し、大統領の執務室などがあるモネダ宮殿前の広場にポディアム(表彰台)が設けられ、完走者が一台づつ紹介されて登壇する。ダカールラリーが当地にゴールするのは初めてとあって、会場周辺はもちろん、約4km離れたパルクフェルメから往復する沿道には数万人もの観客が集まり街はダカールムード一色に染まった。

 1991年の活動開始以来連続22回目(中止になった2008年大会を除外)のダカールラリー挑戦となった日野自動車は日野チームスガワラとして日野レンジャー(輸出名HINO 500 Series)の2台体制で今大会に参戦した。3年計画で行なう新型競技車両の開発2年目としてエンジンを電子制御化し、フレーム、前後アクスル/ブレーキを一新した1号車を菅原義正/羽村勝美組が、従来型車両の改良型を2号車として菅原照仁/杉浦博之組が担当。これを全国日野販社から公募選抜された4人のメカニックとチームスガワラの母体である日本レーシングマネージメントに勤務する鈴木誠一がエンジニア/メカニックとして加わる体制である。

 ラリーは2号車が序盤から順調に排気量10リットル未満クラスの首位を快走する一方、1号車は8日にタイロッドを曲げたほか、11日には水温上昇のトラブルが発生。メカニックたちが様々な対応を行ったが思うような効果が得られず、最終的には16日のラジエター交換によって症状が治まった。2号車がクラストップの座を堅持する一方、復調した1号車も終盤のアタカマ砂漠などで持前の粘り強さでポジションをアップ。最終的に2号車が総合19位・クラス1位、1号車が総合31位・クラス4位の成績でサンチャゴにゴールし、2号車が同クラスの4連覇を達成した。

  日野チームスガワラの2台の日野レンジャーは午後5時半すぎにポディアムに登場。ルーフの上にメカニックたちを乗せて到着すると乗員は日本から激励に駆け付けた日野自動車岡本一雄会長とがっちり握手。地元ディストリビューターの関係者らとともに手を振って歓声に応えていた。これで2013ダカールラリーは全日程を終了。チームは今回1号車が集積したデータをもとに次回大会に向けた新型レーシングトラックの熟成に早速取り掛かることになる。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:ゴールセレモニーレポート (TLC)

2号車が市販車部門2位入賞でポディウムへ
ダカールラリー2013が全日程を終了

17_1水嶋会長らとともにポディウムに上がった2号車 (C)TLC

 ダカールラリー2013は20日、チリの首都サンチャゴでゴールセレモニーを行い、16日間の全日程を終了した。市販車部門2位入賞を果たしたTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組は市内中心部のモネダ宮殿前広場に設けられたポディウム上で日本から駆け付けたトヨタ車体水嶋敏夫会長、林正敏チーム代表とがっちり握手を交わし、応援メッセージで一杯のチーム旗を掲げながら観客の声援に手を振って応えていた。

 トヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦しているTLCは2012年大会で不運な車両トラブルから優勝を逃し、今大会に同部門の王者奪還を目指して参戦した。1号車三橋淳/アラン・ゲネック組、2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組の2台はチームの勝利という目標に向けて集中力を高め、序盤から互いにサポートしながら競技を進めいたが、8日、ペルーの砂丘ステージで1号車が不運なスタックで遅れるとともに駆動系のトラブルが発生して市販車部門から離脱。さらに9日には2号車がSS中の電気系トラブルでエンジンがストップして同部門首位のX・フォジ/I・サンタマリア組トヨタランドクルーザープラドから1時間22分遅れとなる波乱に見舞われた。

 2号車はその後逆転に向けて果敢な走りを続けたが14日にはサポート役として2号車をフォローしていた1号車が転倒~リタイア。一方電気系のトラブルは完治せず、さらに逆転のチャンスと期待されたSSが2度にわたって降雨の影響で途中で中止になるなど、思うようにタイム差を縮められないステージが続いた。

 トラブル修復によって本来のペースを取り戻したラリー終盤には連日好タイムを記録し、フォジ組に迫った2号車だが、最終的にわずか13分9秒差で逆転はならず、総合28位・市販車部門2位の成績でサンチャゴにゴールすることになった。なお、同部門の優勝はフォジ/サンタマリア組が獲得した。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー 最終結果

ゴールセレモニー (C)ASO./DPPI 拡大します

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2013年1月21日 (月)

Grand-Am:Rd.1デイトナ24時間・スケジュール/エントリーリスト

Rolex24_c218png

■タイムスケジュール

Rolex 24 At Daytona 2013 – Official Schedule (1/18/13 – subject to change)
Wednesday, January 23
7:30 AM Garages Open
9:00 AM 12:00 PM GRAND-AM Day at Camp Boggy Creek
10:00 AM Mandatory separate Rolex DP & GT/GX Car Group Photograph at Pit-In
12:30 PM 1:15 PM Practice – Ferrari Challenge
1:30 PM 2:30 PM Practice - Continental Tire Challenge
2:45 PM 3:30 PM Practice - Ferrari Challenge
3:45 PM 4:45 PM Practice – Continental Tire Challenge
6:30 PM Garages Close
Thursday, January 24
7:00 AM Rolex & Continental Tire Challenge garages open
9:00 AM 10:00 AM Practice – Rolex Combined
10:15 AM 11:00 AM Practice – Ferrari Challenge
11:15 AM 11:45 PM Practice - Continental Tire Challenge
1:15 PM 1:45 PM Practice – Rolex Combined
2:00 PM 2:15 PM Qualifying– Continental Tire Challenge GS
2:25 PM 2:40 PM Qualifying– Continental Tire Challenge ST
2:55 PM 3:25 PM Qualifying – Ferrari Challenge 1
3:40 PM 3:55 PM Qualifying – Rolex DP
4:10 PM 4:25 PM Qualifying – Rolex GT/GX
6:00 PM 8:00 PM Practice – Rolex Combined
9:30 PM Garages Close
Friday, January 25
7:00 AM Garages open
9:00 AM 9:30 AM Final Practice – Continental Tire Challenge
9:45 AM 10:15 AM Qualifying – Ferrari Challenge 2
10:30 AM 11:30 AM Final Practice – Rolex Series
11:45 AM 12:30 PM Ferrari Challenge Recon and Race #1
12:40 PM Continental Tire Challenge Pre-Race/Fan Walk/Autograph Session
1:45 PM START – Continental Tire Challenge GRAND-AM 200 (2.5 Hour time limit)
7:30 PM Garages closed – All Continental Tire Challenge rigs must leave the garage area.
Saturday, January 26
7:30 AM Yellow Garages Open
9:00 AM Blue Garages Open
10:00 AM 10:45 AM Ferrari Challenge Recon and Race #2
11:00 AM 11:25 AM Rolex 24 Heritage Exhibition
1:45 PM GT/GX Gridding Begins
2:05 PM Rolex Driver Intros (DP Drivers to gate by Tech Garage & GT/GX Drivers to stage in pit lane)
3:00 PM Pre-race ceremonies/ Grid Closes
3:30 PM START – 51st Rolex 24 At Daytona
Sunday, January
3:30 PM FINISH – 51st Rolex 24 At Daytona
7:00 PM Garages closed
TIME CERTAIN SCHEDULE – All sessions to start and finish as shown

Daytona

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第14ステージ」 (日野自動車)

全競技を終えて日野レンジャーがサンチャゴに到着
2号車が総合19位で排気量10リットル未満クラス4連覇を達成
1号車も総合31位・クラス4位で2台揃って完走を果たす
 

20130120_1クラス4連覇達成の菅原照仁/杉浦博之組 (C)Hino Motors, Ltd

 2013ダカールラリーは19日、チリのラ・セレナ~サンチャゴ間で最終の競技を行い、その後サンチャゴ市内にゴール。14日間・14ステージ、全行程8000kmあまりの全競技が終了した。この日の行程はラ・セレナのビバークから移動区間(リエゾン)で122km南下し、そこから海岸近くの丘陵を舞台に346kmの競技区間(SS)を実施。ただし、序盤の111kmのあとは220kmに渡って競技としては非計測のニュートラルゾーンが続き、終盤の15kmのみが再び計測区間となる、実質126kmのSSである。路面は堅いグラベルでとりわけ前半部分はハイスピードの部分も多い。基本的にタイム差のつきにくい内容で、最後の消化戦的な印象も強いSSだ。なお、SSのスタートは朝方のラ・セレナ周辺で雲が低くたちこめ、競技監視用のヘリコプターが飛べないために1時間10分遅延した。

 2台の日野レンジャー(輸出名 HINO 500 Series)でトラック部門に参戦している日野チームスガワラはこの最終区間を手堅く走行。2号車菅原照仁/杉浦博之組は28番手スタートから前半部分を33位で終えたあと総合25位・排気量10リットル未満クラス2位でゴール。1号車菅原義正/羽村勝美組も同じく総合44位・クラス6位で走り終え、その後158kmの移動区間をこなして 7時過ぎ頃に無事にサンチャゴ市内の公園、パルク・オ・ヒギンズに設けられたパルクフェルメ(車両保管場)に到着した。この結果、2号車は累計順位を総合19位とし、排気量10リットル未満クラスでは2位に8時間13分13秒の大差をつけて堂々のクラス4連覇を果たすことに。1号車の総合31位、クラス4位入賞とあわせて中型トラック日野レンジャーの優秀性を世界にアピールすることとなった。この日、全ての競技車両はパルクフェルメに納められ、その後主催者が競技の正式結果を確定。20日には市内でゴールセレモニーが行なわれて大会の全日程が終了することになる。

日野自動車プレスリリース

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2013年1月20日 (日)

DAKAR:2013/01/19 第14ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

(C)ASO./DPPI 拡大します

1月19日 (土)  第14ステージ ラ・セレナ → サンチアゴ
リエゾン:121 ㎞ SS:346㎞ リエゾン:158km
(SSパート1:111km、ニュートラルゾーン:220m、スーパーSS :15km)
 

シリル・デプレとステファン・ペテランセル、5連勝
 
 ダカール・ラリー2013最後のステージは、111kmのSS、その後ニュートラルゾーン(競技しない区間)を挟んで、最後15kmの“スーパー・スペシャル”という構成だ。最後の短いSSとはいえ、決して侮れない。チリの首都、サンチアゴまでのハイ・スピードコースで、最後まで集中力をキープしなければならない。完走の嬉しさと共に、楽しいドライブのSSパート1となりそうだ。そして、最終ゴール手前のスーパーSSでは、多くの観衆の中、スリップやジャンプして走る華麗なドライビング振りを披露。明日、コンステチューション広場のモネダ宮殿の前で行われる表彰式の前祝いといったところだ。

 最初のモトのライダーがビバークを出発するのは朝5時45分、オート&カミヨンは8時5分。SSのスタートは
 
 ダカール・ラリー2013大会、最後の第14ステージで、チリのフランシスコ・ロペスが通算17回目のステージ優勝。シリル・デプレが5回目の総合優勝。総合優勝5回はシリル・ヌヴーの大会記録記録に並び、ステファン・ペテランセルのモト部門総合優勝6回まであと1回。そして何より、デプレは彼のアシスト、ルーベン・ファリアが総合2位なれるよう手伝い、KTM RedBullラリー・ファクトリー・チームの歴史的な1,2位獲得を果たした。

 昨日チャレコ(フランシスコ・ロペス)が、総合2位に上がった。そして総合2位にいたルーベン・ファリアが3位に後退。その第13ステージ最後でチャレコはギアが4速に入らなくなった。エンジンを交換すると15分のペナルティが科されるので、できれば交換したくなかった。ファリアとのタイム差は8’34、それよりも総合4位にいたスロバキアのイワン・ジェイク(Ivan Jakes)との差が1’30しかなかった。ポディウム(総合3位に入ること)が危うくなるかもしれない。チリの最後のステージでチリ人としての名誉をかけて、126kmのSSに全力を傾けた。結果、スクラッチタイム5位、ルーベン・ファリアと29”の差、ホアン・バレダ に37”の差をつけてゴールした。

 このチリのライダーが名誉の最後の戦いで勝利した他、総合順位では、KTMワークスチームが、KTMマシーンが1,2位獲得という名誉に輝いた。タイトル保持者、シリル・デプレにとって、初めての総合1,2、そして南アメリカでの大会(2010-2012-2013)で3度+アフリカの大会(2005-2007)で2度、合計5度目の総合優勝を手にした。これで過去ダカール・ラリーで5回優勝のシリル・ヌヴーと肩を並べた。

 シリル・デプレのウォーター・ポーター(アシスト)役のルーベン・ファリアは、シリル・デプレとの差10’43で総合2位、これまでのポルトガル人ライダーの中で最高位となった。総合3位が、地元チリのヒーロー、チャレコ(フランシスコ・ロペス)、優勝者と18’48のタイム差だった。総合4位はスロバキアのイワン・ジェイク、+23’54、総合5位はスペイン人ホアン・ペドレロ・ガルシア+55’29.

 クワッド部門では、南アのサレル・ファン・ビヨンがSSを制し、今大会3度目のステージ優勝を手にした。一方マルコス・パトロネッリが2010年大会に続き、2度目の総合優勝。今年欠場している兄のアレヒャンドロ・パトロネッリのタイトルと並んだ。マルコス・パトロネッリは第2ステージ以降、ずーーっと総合トップのポジションをキープし、最後2位のチリ人イグナシオ・カザレに1h50’35もの差をつけて優勝した。総合3位はポーランドのラファウ・サノク (Rafal Sonik) 、優勝者と3h16’49の差だった。

 オート部門では、ナニ・ローマがステージ優勝、今大会4度目でオート部門最多のステージ優勝記録だ。SS2位はアルゼンチン人、オーランド・テラノヴァ+13”、SS3位は同じくアルゼンチンのルシオ・アルヴァレス+31”。

 残念ながら、ナニ・ローマは通算9度目のステージ優勝にもかかわらず、SS7位でゴールのチームメイト、レオニド・ノヴィツキーの総合3位を挽回できなかった。しかし、Team X-Raid何よりステファン・ペテランセルの総合優勝に加え、トップ5に4台が入る嬉しい成果。ステファン・ペテランセルは出場したダカール・ラリーの中で、オート部門5度目の総合優勝、モト部門と併せて11回目の総合優勝だ。総合準優勝は南アのジニエリ・ド・ヴィリエ、42’22の差、総合3位はロシア人ノヴィツキー、1h28’22の差。

 カミヨン部門では、Veka-MANのピヨートル・ベラシウス( Peter Versluis)が今大会初めてのステージ優勝。ジェラルド・デ・ローイに2’04の差だった。SS3位はジェラルド・デ・ローイのチームメイト、ミキ・ヴィアシォン、+2’17。

 総合順位では、右フロントのタイヤ破損に遭いながらも、ポディウム入りをキープしたアンドレイ・カルギノフと共に、ロシアのブルーのカミヨン、Kamazが総合1,2,3を果たした。総合優勝はエドワルド・ニコラエフ、総合2位のアイラット・マルデーブに37’10の差。総合3位がカルギノフ(+37’57)。このマルデーブとカルギノフはわずか47秒の差だった。昨年のタイトル保持者、ジェラルド・デ・ローイは総合4位、わずか4’19の差でポディウムの座を逃した。

パリダカ日本事務局

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DAKAR:ステージ14ラリーレポート(TLC)

2013ダカールラリーがサンチャゴにゴール
2号車は13分9秒差で惜しくも逆転優勝はならず
20日には当地でゴールセレモニーが開催される

16_2_3 サンチャゴに到着し、健闘をたたえあうジボンドライバーと三浦ナビゲーター (C)TLC

19日、2013ダカールラリーは最終の競技をチリのラ・セレナ~サンチャゴ間で行い、サンチャゴ市内にゴール。14日間・14ステージの全競技を終了した。
トヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦しているTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組はこの競技区間(SS)で市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリア組トヨタ・ランドクルーザープラドに3分51秒の差をつけてゴールしたが、累計順位では13分9秒差で惜しくも逆転はならず。2号車の同部門2位入賞が確定することになった。

 この日のルートはラ・セレナから122km移動区間で南下したあと346kmのSSがスタート。ただし、111km地点から331km地点までは競技としては非計測の舗装路を行くニュートラルゾーンで、その後は最後の15kmだけが山間地の木立の中に設定されていた。前半部分は丘陵を縫って走るワインディングのグラベルピストで全体にハイスピード、後半はタイトなコーナーが連続する林間コースである。なお、SSのスタートは朝方ラ・セレナ周辺で雲が低くたちこめ、競技監視用のヘリコプターが飛べないために1時間10分遅延した。

 トラブルによる1時間半近くの遅れを挽回するべく終盤まで健闘を続けてきた2号車は18日のSSを終えてフォジ組に17分0秒差まで肉薄。逆転に向けた最後のチャンスとなるこの日も気迫のこもった走りを披露した。距離の短いハイスピードコースでは本来タイム差はつきにくいものだが、それでも前半部分をフォジ組に2分49秒差をつけ、最後の15kmでは酷い埃の中、先行車に追いついてしまう不運もあったが再び全力で走りきるとフォジ組に3分51秒の差をつける総合21位・市販車部門首位でフィニッシュ。逆転優勝は果たせなかったものの、その後158kmの移動区間でサンチャゴ市内の車両保管場に到着したニコラ・ジボンと三浦昂の表情には全力を尽くした達成感が浮かんでいた。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー ステージ14結果

■ステファン・ペテランセル(ミニ)、昨年に続く通算11回目のダカールラリー優勝を達成
  ナニ・ローマ(ミニ)が今大会最多となる4回目のステージウィン

ステファン・ペテランセル (C)ASO./DPPI 拡大します

1月19日、ダカールラリーはラ・セレナからチリの首都サンチアゴまで競技区間128Km、全長630Km(オート部門)の最終ステージ14が行われ、ナニ・ローマ(ミニ)が今大会最多4回目のステージウィンを飾った。

前日まで総合トップのステファン・ペテランセル(ミニ)は、このステージも着実に10位でフィニッシュ、2位のジニエル・ド・ヴィリエ(トヨタ)に42分差をつけ通算11回目(バイク部門で6回)のダカールラリー優勝を飾った。
日本勢では三浦 昂がナビを務めるトヨタ・ランドクルーザーがオート部門の総合28位、トラック部門では菅原 照仁組が総合19位、菅原 義正組が総合31位と2台の日野レンジャーは今年もゴール地点に到達した。

明日はサンチアゴでポディウムセレモニーが行われる。

* 日本時間1月20日午前8時現在のゴール到着順位です。

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DAKAR:2013/01/18 第13ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

1月18日(金) 第13ステージ コピアポ → ラ・セレナ
リエゾン:90 ㎞ SS:441㎞(SSパート1:245km | SSパート2:135km) リエゾン:204km

(C)ASO./DPPI 拡大します

チャレコとゴードンが爆走!

 チリのコピアポからアタカマ砂漠を抜け、ラ・セレナまでの総距離735kmと長いステージ。
 本日のステージは、90kmのリエゾンの後、途中61kmの舗装道路を走るニュートラルゾーンを挟んでパート1、パート2に分かれた総計441kmのSS。そして、最後に204kmのリエゾン。サンチアゴのゴールまで残り少なくなったとはいえ、今日も何が起こるかわからない。“カマンチャカ”と呼ばれるこの地方独特の濃霧がSSパート1の初番に立ちはだかり、霧が晴れるころには、今度は砂丘のコーナー。SSの1/3もの距離を占める砂丘コーナーを過ぎると、カップを南にとり、今度は堅い路面のハイ・スピードコースのSSパート2となる。石や岩が多くてパンクしやすいので要注意。
 
 最初のモト走者、フランス・ヴェルホーヴェンがビバークを出発したのは8時、オート部門は10時。
 そしてSSはモトの第一走者、9時30分、クワッド部門は10時01分、オート部門12時06分、カミヨン部門12時35分にスタートした。
 
 サンチアゴのゴールまで最終日の前日、チャレコ(フランシスコ・ロペス)がステージ優勝、今大会4度目。何よりも、総合順位でルーベン・ファリアに代わって2位に浮上した。オート部門では、ロビー・ゴードンが再び彼流ショーを披露、今大会2度目のステージ優勝。SS2位は29番目のスタートから追い上げたゲラン・シッシェリ。総合タイムではステファン・ペテランセルが2位のジニエリ・ド・ヴィリエに安泰の44’38の差をつけている。

パリダカ日本事務局

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第13ステージ」 (日野自動車)

最後の難所をしっかりクリア
2号車はSS総合28位
1号車も得意の砂丘で本領を発揮

20130119_3 バーストしたタイヤと菅原照仁 (C)Hino Motors, Ltd

 18日はチリのコピアポ~セレナ間で実質的な最終となる競技を行った。SS距離は441kmだが途中に舗装路を行く61kmのニュートラルゾーンがあり、これを境とする前半部分はコピアポ周辺の砂丘群、後半は海岸寄りの丘陵が舞台となる。翌19日も346kmの競技が予定されているが、3分の2以上を舗装路のニュートラルゾーンが占め、実質の競技区間は前半111km+後半数kmのみ。路面も差がつきにくいグラベル路だけに競争による順位変動は難しそうだ。

 2台の日野レンジャー(輸出名 HINO 500 Series)でトラック部門に参戦している日野チームスガワラはこの日も堅実な走行を見せた。2号車菅原照仁/杉浦博之組はSSスタート直後の標高2800mまで上がる丘越えを苦労しながらもクリア。その後砂丘地帯を無難にこなしたが、前半部分のゴール手前30kmで左後輪をパンクし、交換に30分を要した。その後後半部分も着実に走り切った結果、総合28位・排気量10リットル未満2位でゴール。この日までの累計順位は総合19位とやや後退する結果となったが、排気量10リットル未満クラストップのリードは堅持している。

 また、1号車菅原義正/羽村勝美組もベテランらしい落ち着いた走りで健闘。電子制御化されたエンジンの優れたトルク特性によって砂丘でのギアのつながりも良く、ノースタックでアタカマ砂漠の難関をクリアした。SSを総合39位・クラス5位で終了した1号車の累計順位は総合30位・クラス3位に浮上した。

 この日はSSスタートが午後1時頃と遅く、終了後にも204kmの移動区間があるため、ラ・セレナへの到着は遅れており、現地時間12時時点では2号車は到着したが1号車は未着。ビバークでは日野メカニックたちが最後の点検整備を行っている。19日はいよいよサンチャゴへ到着する。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:2号車がフォジ組まで17分差に迫る (TLC)

15_1  市販車首位とのタイムを詰めた2号車 (C)TLC

 18日の行程は最後の難関となるチリのコピアポ~セレナ。441㎞の競技区間(SS)は途中に舗装路を走る61㎞のニュートラルゾーンがあり、これを境に前半部分はコピアポ周辺の砂丘群、後半は海岸寄りの丘陵が舞台となる。翌19日も346㎞の競技が予定されているが、3分の2以上を舗装路のニュートラルゾーンが占め、実質の競技区間は前半111㎞+後半数kmと短い。このため、市販車部門の逆転優勝を目指すTLCにとってこの日がひとつの正念場となった。

 TLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組は17日のSSで市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリア組(トヨタ・ランドクルーザープラド)とのタイム差を40分21秒短縮。19日のSSゴールまでに残る26分31秒差を逆転出来るかどうかが焦点となった。コピアポのビバークから90㎞の移動区間のあとSSをスタートした2号車は標高3000m近くまで上る序盤の丘陵地帯から快調にアタック。チェックポイント(CP)1の通過時点でフォジ組に2分46秒差をつけた。その後の砂丘で若干遅れたジボン/三浦組はCP2ではフォジ組に1分55秒先行されたが、あわてずに走行を続けCP4までに再逆転。7分47秒差をつけて前半部分を終了した。その後、後半部分に入ってCP5でさらにリードを広げた2号車はフォジ組に9分31秒差をつけて総合32位・市販車部門トップの成績でSSをゴール。この結果、累計順位は2号車が総合28位・市販車部門2位で、総合27位・部門首位のフォジ組とのタイム差は17分0秒となった。2号車はSSの後204㎞の移動区間で海岸近くにあるラ・セレナの最終ビバーク地に向かい、午後9時半過ぎに到着。TLCのビバークでは明日の文字通り最後の勝負に向けてメカニックたちが入念な整備点検を行った。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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2013年1月19日 (土)

NASCAR:シャーロット・テストタイム (1月18日)

■シャーロットテストは、アリック・アルミロラがトップタイム

アリック・アルミロラ (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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DAKAR:ダカールラリー ステージ13結果

■ロビー・ゴードン(ハマー)が今大会2度目のステージウィン
 総合2位のド・ヴィリエ(トヨタ)がペテランセル(ミニ)との差を縮める

ロビー・ゴードン (C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月19日午前7時現在のゴール到着順位です。

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2013年1月18日 (金)

DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第12ステージ」 (日野自動車)

アタカマ砂漠の難関でポジションアップ

20130118_2浦辺メカニックリーダーに車両の状況を説明する菅原義正 (C)Hino Motors, Ltd

2013ダカールラリーは17日、アルゼンチンから再びアンデスを越えてチリへ入り、アタカマ砂漠の中心地コピアポ周辺で319km競技を行った。2013年のダカールラリーもいよいよ終盤戦。当初は16日フィアンバラ砂漠からの3連戦が最後の山場と目されていたがフィアンバラが悪天候で中止されたため、アタカマを舞台とする17日と18日のステージが実質的な最後の勝負となった。この日の競技区間(SS)は走り出しは標高3000m超の山越えだが中盤以降路面は砂地に変化。アタカマ特有の高くそびえる柔らかい砂丘を越えるところも数か所用意され、難易度の高い行程となった。

 日野チームスガワラの日野レンジャー(輸出名 HINO 500 SERIES)2号車菅原照仁/杉浦博之組は落ち着いてこのSSにアタック。コースの難易度はそれほど高くなく、日野レンジャーの機動力を持って他車に大差をつけるには至らなかったが、それでもトラック部門総合16位・排気量10リットル未満クラストップの好成績でゴールした。一方、水温上昇のトラブルを解決した1号車菅原義正/羽村勝美組も快走。標高の高い区間ではエンジンの高地補正制御の関係で出力低下傾向となったが、砂丘を問題なくクリアし、総合30位・クラス4位でSSを終了した。

  この結果により2号車は累計順位を総合16位にアップさせた。排気量10リットル未満クラスでは15日まで2位につけていたJ・エルフリンク/M・デ・グルート組(メルセデス・ベンツアクサー)はSS中のコースアウトで戦列を去り、代わってR・ヤン・シュトゥコフスキー/J・カズベルク/W・ビアロバス組メルセデス・ベンツウニモグが2位に浮上したが、2号車とのタイム差は実に6時間12分52秒に及んでいる。また、1号車は同じく累計順位を総合29位・クラス4位とした。

   18日はチリのコピアポ~ラ・セレナ間で441kmの競技が予定されており、前半部分で再びアタカマ砂漠の砂丘越えを設定。最後の難所に向けてコピアポのビバークでは日野メカニックたちが日野レンジャーの点検に余念がなかった。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:ステージ12ラリーレポート (TLC)

アタカマ砂漠でタイム差を大幅に縮める
市販車部門首位のフォジ組に26分差に迫る

14_1市販車部門首位に26分差に迫る走りを見せる2号車 (C)TLC

 いよいよ2013ダカールラリーも終盤戦。17日にはアルゼンチンから再びアンデスを越えてチリへ入り、アタカマ砂漠の中心地コピアポ周辺で319㎞の競技が行われた。競技区間(SS)は序盤は標高30000m超の山越えだが中盤以降砂地に変化。特徴的な高くそびえる柔らかい砂丘を越えるところもたびたび登場し、難易度の高い行程となった。

 現在(累計順位の)市販車部門2位につけているTLCのトヨタ・ランドクルーザー200の2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組はこのSSを集中力を保って果敢にアタック。51番手スタートからチェックポイント(CP)1を27番手、CP2を25番手と順位を上げ、市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリア組トヨタ・ランドクルーザープラドとのタイム差をじわじわと拡大していく。フォジ組はCP2~CP3間で遅れ、CP3通過時点で両者のタイム差は39分11秒に広がった。2号車は最後のCP4の後の路面の堅いところで2本のパンクを喫したが、最終的にフォジ組に40分21秒のタイム差をつけ、総合26位・市販車部門首位でSSをゴールした。この結果、累計順位は2号車が総合28位・市販車部門2位、フォジ組が総合26位・市販車部門首位で、両者のタイム差は前日の1時間6分52秒から26分31秒へと大幅な短縮を果たすこととなった。

 18日はチリのコピアポ~ラ・セレナ間で441㎞の競技が予定されている。SSは前後2つのパートで構成され、前半部分は再びアタカマ砂漠の砂丘越えが中心に。文字通りの最後の難所に向けてコピアポのビバークではメカニックたちが点検整備に余念がなかった。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー ステージ12結果

■ローマ(ミニ)今大会3回目のステージウィン
  総合トップのペテランセルは無理せずリードをキープ

ナニ・ローマ (C)ASO./DPPI 拡大します

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DAKAR:2013/01/16 第11ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

(C)ASO./DPPI 拡大します

リオ(涸れ川)が激流になり、途中でSSキャンセル

今日のコース :
1月16日(木) 第11ステージ ラ・リオハ → フィアンバラ
リエゾン:256 ㎞ SS:219㎞ リエゾン:6km

 ダカール・ラリーは再び砂丘のステージに入り、モト&クワッドとオート&カミヨンがややコースが違う。ダカール・ラリーもいよいよ終盤が近づき、競技者は走行スタイルや全体的なアプローチを調整する必要があるかもしれない。わずかな不注意やナビゲーション・ミスが大きな代償を払うこととなる。256kmのリエゾンの後、220kmのSS,最後に6kmあまりの短いリエゾンからビバークに入る。

 フィアンバラのステージで、何もなかったためしがない。とてもなだらかな砂丘だが、競技者に困ったサプライズをもたらすことが多いのだ。この前なかったところに連続砂丘が新しくできたりしていて、何が起きるかわからない。

 本日のSSスタート時間は、モト部門、7時45分、オート部門11時53分、カミヨン部門12時39分。

 ところが、SSでオート&カミヨン部門が競技を始めて間もなく、前日の降雨の影響でリオ(涸川)に濁流が押し寄せ、コースの数か所で通行不可となった個所があることがわかり、11時21分、主催者はオート&カミヨン部門の競技中止を決定した。そして、既にスタートしていた競技者はコース上で競技のキャンセルが通達され、舗装路に迂回してフィアンバラのビバークへ向かうことになった。

 既にチェックポイント(CP)1を通過、一部のトップ走行車は、この日の結果はCP1(km84)の通過タイムでSS順位を決定、未通過の車両にはCP1を最下位で通過した車両のタイムが一律で与えられることになった。
しかし、さらにその後12時03分、今日のSSの全面キャンセルを決定した。

パリダカ日本事務局
 

 

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第11ステージ」 (日野自動車)

20130117_4アタカマステージに向けて整備される日野レンジャー (C)Hino Motors, Ltd

フィアンバラ砂漠のSSが増水によりキャンセル
競技車はSSルートを離脱してフィアンバラへ
1号車はラジエター交換により復調

 ダカールラリー2013はいよいよ終盤戦。16日からの3日間が最後の難関となる。まずはアルゼンチンのラ・リオハからフィアンバラへの行程で、256kmの移動区間のあとフィアンバラ砂漠を舞台に219kmの競技区間(SS)が行われた。フィアンバラはアンデス山脈のふもと、標高1500mほどの高地にある。白く柔らかい砂は走行抵抗が大きく、走行速度は低め。加えてしばしば40度を超える酷暑のためスタックのほかオーバーヒートのリスクも小さくない。今回のSSはフィアンバラ北部の山麓地域を反時計周りに巡る設定で砂丘越えもふんだんに盛り込まれていた。

 ところが前日の降雨の影響で枯れ川が増水したほかルート上数か所で水が出たため主催者は4輪とトラック部門の競技中止を決定。殆どの競技車はすでにスタートしていたが、コース上随所で現場のオフィシャルによって(中止を)知らされ、舗装路に迂回してフィアンバラのビバークへ向かった。すでに一部の車両はチェックポイント(CP)1を通過していたため、この日の結果はCP1の通過タイムを基準とし、未通過の車両にはCP1を最下位で通過した車両のタイムが一律で与えられることになった。日野チームスガワラの日野レンジャーは2台ともCP1の手前で止められたため、SS順位は2号車が総合16位、1号車が52位(両者同タイム)。これを反映させた累計順位は2号車が総合19位、1号車が31位となった(ともに排気量10リットル未満クラスのクラス順位は不明)。

  明日17日は再びアンデスを越えてチリへ入国。アタカマ砂漠の中心地、コピアポ周辺で再び難易度の高い砂丘ステージが予定されている。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:ステージ11レースリポート (TLC)

増水のためフィアンバラのSSはキャンセルに
勝負のステージが中止され、追う立場のTLCには不利な状況に

13_4フィアンバラに到着し、整備の前に洗車される2号車 (C)TLC

 ダカールラリー2013はいよいよ後半戦の山場へ。16日はアルゼンチンのラ・リオハからフィアンバラの行程で、256㎞の移動区間のあと、フィアンバラ砂漠を舞台に219㎞の競技が行われた。フィアンバラはアンデス山脈のふもと、標高1500mほどの高地にある。白く柔らかい砂は走行抵抗が大きく、走行速度が低い上に気温もしばしば40度を超える酷暑のため、スタックのリスクとともにオーバーヒートに見舞われる参加者も少なくない。南米に移ったダカールラリーにとってアルゼンチンステージの象徴とも言える難所だ。今回の競技区間(SS)もフィアンバラ北部の山麓地域を反時計周りに巡る設定で砂丘越えもふんだんに盛り込まれていた。

 ところが前日の降雨の影響でコース上の枯れ川が増水。他にも水が出た箇所があったため、主催者は4輪・トラック部門の競技中止を決定した。スタート順の早い車両の一部はチェックポイント(CP)1を通過していたことから、順位はCP1の通過順を基準とし、不通過の車両には通過車の最下位タイム、具体的には総合21位の1時間13分25秒が22位以下に一律で与えられることになった。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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2013年1月17日 (木)

DAKAR:ダカールラリー ステージ11結果

■悪天候で短縮されたステージ11で、ロビー・ゴードン(ハマー)が今大会初のステージウィン
  ペテランセルは着実に総合トップをキープ

ロビー・ゴードン (C)ASO./DPPI 拡大します

1月16日のダカールラリー、ステージ11は、悪天候のためラ・リオハからフィアムブラまでの競技区間219Kmは84Km(オート/トラック)に短縮された。その中、ロビー・ゴードンが今大会初、通算8回目のステージウィンを飾った。

総合トップのステファン・ペテランセル(ミニ)はこのステージ6位、2番手のジニエル・デ・ヴィリヤーズにやや差を詰められてものの、依然として50分以上のリードを保っている。

* 日本時間1月17日午前8時現在のゴール到着順位です。
 

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第10ステージ」 (日野自動車)

20130116_4 2号車(菅原照仁/杉浦博之) (C)Hino Motors, Ltd

コルドバ近郊の山間ステージを順調にクリア
2号車はSS総合15位の好成績
1号車も丁寧に走り切る

 15日はコルドバ北部の山間地を舞台に353kmの競技が行われ、その後242kmの移動区間でラ・リオハに到着した。競技区間(SS)は堅い路面で岩場もあり、標高2000m近くまでのアップダウンなど、スタックのリスクこそないものの相応の難易度だった。日野チームスガワラの2号車菅原照仁/杉浦博之組はこのSSをノートラブルで走り切ってトラック総合15位・排気量10リットル未満1位でゴール。この日までの累計順位は総合19位で、排気量10リットル未満クラスではすでにクラス首位のリードを堅実なものとしており、これから後半戦の山場に向けては総合順位の推移が注目される。

 一方、14日のSSでオーバーヒート兆候のトラブルが再発した1号車は日野メカニックによって徹底的な点検と対策が講じられた。この日は様子を見ながらSSを総合54位・クラス9位で走りきって無事にゴール。累計順位を総合32位・クラス5位として気を吐いた。

  この日トラック部門の競技スタートは4輪部門の後だったため、SS終了後242kmの移動区間で至るラ・リオハのビバーク到着時間は遅く、午後9時半を過ぎても2台とも未着となっている。例年と同じサーキット場「アウトドローモ・デ・ラ・リオハ」に設けられたビバーク地ではいよいよ16日から突入する後半戦の難所に向けて日野メカニックたちが作業準備を整えて待機している。とりわけ1号車にはさらなる水温上昇対策が予定だ。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:2号車トラブル再発でフォジ組とのタイム差が開く (TLC)

12_4 CP2を21番手で通過する2号車 (TLC)

 15日の行程はアルゼンチンのコルドバ~ラ・リオハ。コルドバ北部の山間地を舞台に353㎞の競技区間(SS)が設定された。1号車三橋淳/アラン・ゲネック組が14日のステージでの転倒のダメージから戦列を離れることになり、15日から1台体制となったTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組は引き続き市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリア組トヨタ・ランドクルーザープラドとのタイム差を詰めるために果敢にアタック。堅い路面のSSは岩場もあり、標高2000m近くまでのアップダウンなど、スタックのリスクこそないものの相応の難易度だった。

 2号車は途中のチェックポイント(CP)2を21番手で通過し、この時点でフォジ組に8分33秒の差をつけていたが、その後、残り50㎞で前日と同じ症状の電気系トラブルが発生してエンジンがストップ。バッテリー交換や他の競技車にけん引してもらうなどの対応によってなんとかSSをゴールしたが、成績はフォジ組から23分25秒遅れの総合50位・市販車部門3位。この結果、累積順位に於けるフォジ組とのタイム差は1時間6分52秒に再び広がることとなった。順位は総合29位で市販車部門の2位である。

 SS終了後、242㎞のリエゾンでラ・リオハのビバークに到着した2号車はメカニックたちが徹底的なメンテナンスを実施。残り4ステージでの逆転に向け、改めて全員が気持ちを一つにして臨む。

本日までの累計順位(第10ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック ステージ9にてリタイア
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 29位

本日のステージ順位(第10ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341 三橋 淳/アラン・ゲネック ステージ9にてリタイア
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 3位 3位 50位

森監督
 ジボンドライバーと三浦ナビゲーターが良い走りをしてくれていただけに、再びトラブルが発生したことは非常に残念です。努力の積み重ねがふいになってしまった彼らの口惜しさも分かります。まだ4つのステージが残っている状況。最後まで諦めずに戦って行きます。

ジボンドライバー
残り50㎞までは快調にハイペースで走れたのにものすごく悔しい。これまでと同じ症状でエンジンが止まってしまいました。

三浦ナビゲーター
毎日積み重ねてきたタイムがトラブルによって一瞬のうちに帳消しになってしまい、正直疲れました。バッテリーを入れ替えたり、けん引してもらってなんとかゴール出来たのは不幸中の幸いでした。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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2013年1月16日 (水)

DAKAR:2013/01/15 第10ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

シリル・デプレ再び総合トップ、オーランド・テラノヴァ巻返す

ステファン・ペテランセル (C)ASO./DPPI 拡大します

1月15日 (水) 第10ステージ コルドバ → ラ・リオハ
モト&クワッド : リエゾン:37 ㎞ SS:357㎞ リエゾン:242km
オート&カミヨン: リエゾン:38 ㎞ SS:353㎞ リエゾン:242km
 

今日もモト&クワッドとオート&カミヨンのSSコースが違う。コースの特徴は双方、良く似ており、カーブとハイ・スピードのコーナーが交互に出てきて、森や林の中の細い道路から、開けた丘の上のコースになる。アルゼンチンならではの美しい景観の中、ビバークを出て37kmのリエゾン、350kmあまりのSSと続く。その後は、全車同じコースの242kmのリエゾン。昨日のモト、オート、カミヨン部門の順位入れ代わりに続き、今日も大きな変動になりそうだ。
 モト部門最初のリエゾン・スタートはシリル・デプレ、6時45分、SSは7時45分から。オート部門は9時8分リエゾン・スタート、SSは10時43分、カミヨン部門はSSが13時07分から始まる。

パリダカ日本事務局

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DAKAR:ダカールラリー ステージ10結果

■ステージ10は、オーランド・テラノバ(BMW)が今大会初のステージウィン
  総合トップのペテランセルは着実に2番手ドゥビリエへのリードを拡大

オーランド・テラノバ (C)ASO. 拡大します

* 日本時間1月16日午前7時現在のゴール到着順位です。

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DAKAR:2013/01/14 第9ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

燃え立つシリル・デプレ、
完璧なステファン・ペテランセル、ナセル・アルアティヤはアウト!

Cartevignette (C)ASO.

1月14日 (月)  第9ステージ   トゥクマン → コルドバ
モト&クワッド: リエゾン: 176 ㎞ SS:593㎞ リエゾン:83km
オート     : リエゾン: 175 ㎞ SS:593㎞ リエゾン:83km
カミヨン    : リエゾン: 324 ㎞ SS:291㎞ リエゾン:82km

今日のコース :
総走行距離852kmと今大会最長のステージ。モト&クワッド、オートのSSは593km、途中122kmのニュートラル・ゾーンを含むSSパート1、SSパート2に分かれる。一方カミヨンは293kmでSSはひとつ。そして、休息日の後の最初のステージの今日、最初にスタートするのはいつもと違ってカミヨン部門から。コースがまだ荒れていない最初のスタートをするのは、ほとんどモト&クワッド部門で、カミヨン部門がスタートするのは珍しい。本日のカミヨンのSSはハイ・スピードコースで、弾丸ライナー向き。

モト&クワッド、オートのSSは森林の中の細いカーブだらけの林道を走るコースで、カミヨン部門の倍の距離という長い距離に加え、高度な走行技術を求められる。森林の中の小道なので、クイック・アシスタント・カミヨンはサポートに入れないので、ライダーやドライバーは細心の注意を維持する必要がある。モト部門はトップ18人が1時間以内にスタートするので、成績の¥にギャップを出せる絶好のチャンスとなりそうだ。

カミヨン部門は324kmのリエゾンを4時15分スタートの後、8時40分から293kmのSSとなる。本日スタートするのは65台、第8ステージでSS優勝のジェラルド・デ・ローイが第1走者。
一方、モト&クワッドは4時40分に176kmのリエゾンをスタートの後、7時40から593kmのSS。モト部門、今日のスタートは140台、第1走者はホアン・バレダ (Husqvarna)、クワッド部門は27台、南アのサレル・ファン・ビヨン(Sarel Van Biljon)が第1走者。
オート部門は6時58分に176kmのリエゾンをスタートの後、10時13分から593kmのSS、スタートするのは106台、ゲラン・シッシェリが第1走者。

パリダカ日本事務局

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第9ステージ」 (日野自動車)

20130115_1 サン_ロケ湖湖畔のビバークに到着した1号車 (C)Hino Motors, Ltd

後半戦初日、1号車が再び水温上昇で後退
2号車は快調にSSをフィニッシュ
コルドバのビバークで徹底的な点検を実施

 14日、ダカールラリー2013は後半戦に入り、アルゼンチンのサン・ミゲル・ドゥ・トゥクマン~コルドバ間で競技を行った。この日の競技区間(SS)は2輪・4輪とトラック部門が大きく異なるルートで設定され、トラックはまずトゥクマンから324km南下したあと293kmのSSを走り、その後再び83kmの移動区間でコルドバに到着するもの。2輪・4輪の593km(ただし中間に127kmのニュートラルゾーン=非競技区間がある)に比べるとSS距離の短い設定となっていた。

 路面は堅いグラベルで穏やかなアップダウンがありブレーキは相応に酷使する。午前中コルドバ周辺は降雨があったが、コース上に影響は見られなかった。

  日野チームスガワラの日野レンジャー(輸出名HINO 500 SERIES)2号車菅原照仁/杉浦博之組はこの区間を快調に走行。総合17位で再び排気量10リットル未満クラストップを奪取し、この日までの累計順位を総合19位とした。クラス2位のJ・エルフリンク/M・デ・グルート組(メルセデス・ベンツアクサー)に対するリードは3時間42分47秒に及んでいる。この日のSSではトラック部門の総合首位だった昨年の優勝者G・デルーイ/T・コルスール/D・ロドバルド組(IVECO)がターボチャージャーのトラブルでストップ~順位を大きく後退するなど、そろそろ上位勢にも波乱の兆しが見えてきた。

   一方、1号車菅原義正/羽村勝美組はスタート後間もなく水温上昇に見舞われてペースダウン。途中冷却水を補給してもオーバーヒートの兆候は解消せず、SSを総合60位・排気量10リットル未満クラス12位という不本意な成績で終了。累計順位は総合30位でクラス5位となった。コルドバ市近郊カルロス・パスのサン・ロケ湖に面したビバーク地ではトラブルの原因を突き止めるべく、日野メカニックが徹底的な点検を行っている。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:ステージ9ラリーレポート (TLC)

11_6 市販車部門2位に浮上した2号車 (C)TLC

1号車が転倒を喫し、チームはリタイアを決断
2号車が電気系トラブルに見舞われながらもフォジ組とのタイム差を短縮

リエゾン(移動区間): 259 km
SS(競技区間): 593 km

 14日、ダカールラリー2013は後半戦に入り、アルゼンチンのサン・ミゲル・ドゥ・トゥクマン~コルドバ間で競技を行った。この日の競技区間(SS)はトゥクマンから175㎞南下した地点からスタートする全長593㎞。前後2つのパートに分かれ、途中226㎞地点から353㎞地点までの127㎞は舗装路のニュートラルゾーンとなっている。なお、カミオン部門は後半の一部を除いて別ルートで行われた。路面は堅いグラベルで、丘陵地帯にある農場や村を縫って走る格好だ。

 トヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦しているTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組はこのSSで気迫の走りを披露。終始ハイペースを保ち、ゴール手前8㎞から電気系トラブルに見舞われてエンジンが何度か止まりながらも、累積順位で市販車部門1位のX・フォジ/I・サンタマリア組トヨタ・ランドクルーザープラドに14分17秒の差をつけて総合18位・市販車部門首位でゴールした。2号車は累積順位をフォジ組の総合24位に続く27位として市販車部門2位に浮上。フォジ組とのタイム差は43分27秒に縮まった。なお、SSを終えた2号車は移動区間を他の競技車に牽引されてビバークに到着した。

 一方、1号車三橋淳/アラン・ゲネック組は後半パートの約20㎞地点の右カーブで転倒。他の競技車に引き起こされたあと自力走行を続けSSを92位でゴール。午前1時前にビバークに到着した。チームは熟慮の結果、車両の状況から修復しても今後サポート役を続けるのは難しいとの判断から1号車のリタイアを決断した。

本日までの累計順位(第9ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック - - 50位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 27位

本日のステージ順位(第9ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341 三橋 淳/アラン・ゲネック - - 92位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1 1 18位

トヨタオートボディ・プレスリリース

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2013年1月15日 (火)

DAKAR:ダカールラリー ステージ9結果

■休息日明けのステージ9は、ローマ(ミニ)が今大会2回目のステージウィン
  総合トップのペテランセルは、アル・アティアの脱落で大幅にリードを拡大

ナニ・ローマ (C)X-Raid 拡大します

* 日本時間1月15日午前8時現在のゴール到着順位です。

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2013年1月14日 (月)

DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「中間休息日」 (日野自動車)

20130114_4オーバーヒート対策を施した1号車 (C)Hino Motors, Ltd

後半戦へ向けて車両と人員をリフレッシュ
アルゼンチンのトゥクマンで中間休息日を迎える
日野メカニックが不眠不休で徹底整備

 ダカールラリー2013は13日、アルゼンチンのサン・ミゲル・ドゥ・トゥクマンで中間休息日を迎えた。トラック部門は12日の競技が降雨の影響でキャンセルされ(4輪部門は短縮の上で実施されたが、チェックポイント2までで中止)、移動のみでトゥクマンに到着したこともあり、日野チームスガワラは12日の夕方から洗車~燃料補給に続いて整備作業に着手。2号車は予定されていた定期交換部品の交換と全体の点検が中心だが、1号車はこれに加えて後半戦に向けたオーバーヒート対策を施した。日野メカニックたちの作業は夜を徹して続けられ、さらに朝方2時間ほど仮眠したあと蒸し暑い炎天下で再開。終了したのは午後7時すぎだったが、車両はきっちりリフレッシュされ、休養をとった乗員とともに後半戦に向けて準備を整えた。

 後半戦は14日から19日まで6ステージを予定しているが、山場と目されるのはアルゼンチンのフィアンバラ砂漠とチリのコピアポ周辺のアタカマ砂漠。目標である排気量10リットル未満クラスの4連覇とトラック部門総合の上位入賞に向けて全員が意欲を漲らせている。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:休息日レポート (TLC)

10_2メカニックによって入念な整備を受けるラリーカー (C)TLC

後半戦へ準備万端
アルゼンチンのトゥクマンで中間休息日を迎える
2台のランドクルーザー200は完全にリフレッシュ

 13日、ダカールラリー2013はアルゼンチンのサン・ミゲル・ドゥ・トゥクマンで中間休息日を迎えた。2台のトヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦しているTLCは1号車三橋淳/アラン・ゲネック組が8日の競技中に駆動系トラブルに見舞われ、市販車部門で交換を禁じている部品の交換を余儀なくされて同部門から離脱。9日には2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組が電気系のトラブルで遅れるなど前半戦は波乱の連続となった。現在累積順位の市販車部門首位はX・フォジ/I・サンタマリア組(トヨタ・ランドクルーザープラド)で、2号車は57分44秒差の部門3位につけている。14日に始まる後半戦は19日のサンチャゴ到着まで6ステージを残しており、チームは逆転優勝に向けて全力を尽くす覚悟だ。

12日の午後9時半頃ビバークに到着した競技車は早速洗車されたあと、そのまま整備に突入。メカニックたちは午前2時半頃ひとまず休憩に入ったあと、朝7時から作業を再開した。トゥクマンのビバークは競馬場のコースの内側がチームの設営場所となっており、草の上だが陽射しは強く蒸し暑い。車両の状態は基本的に良く、クラッチやサスペンション関係など当初から交換を予定していた部品の交換が作業の中心となった。作業は夕方には終了。2台のラリー車は完全にリフレッシュされ、体調を整えた乗員とともに万全の体制で後半戦に臨むこととなった。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第8ステージ」 (日野自動車)

20130113_3トゥクマンのビバークに到着した1号車 (C)Hino Motors, Ltd

前半戦の最終SSが天候不良でキャンセル
トラック部門はリエゾンでトゥクマンへ
13日は当地で中間休息日を迎える

 12日は前半戦の最終日、アルゼンチン北部のサルタからサン・ミゲル・ドゥ・トゥクマンの間でトラック部門は155kmの競技が行われる予定だった。しかし、当地で11日に降った雨の影響でこの競技区間はキャンセルに。318kmの移動区間でトゥクマンのビバークに向かうことになった。移動は全て舗装路で、2台はトゥクマンに午後3時頃までに到着した。

 2台の日野レンジャーでトラック部門に参戦している日野チームスガワラは11日の競技を終えた時点の累積順位で2号車菅原照仁/杉浦博之組が総合18位・排気量10リットル未満クラス首位、1号車菅原義正/羽村勝美組が総合29位で同クラス5位につけている。現在2号車は排気量10リットル未満クラス2位のJ・エルフリンク組(メルセデス・ベンツアクサー)に3時間24分06秒の差をつけているが、2台はチームの目標である排気量10リットル未満クラスの4連覇とトラック部門総合の上位入賞に向けて引き続き気持ちを集中させて後半戦に臨む。

 トゥクマンのビバークは2011年大会時と同じ郊外の競馬場。陽射しは強く蒸し暑いが午後には降雨の予報もある。明13日は当地での中間休息日で、4人の日野メカニックたちは車両が到着すると早速準備作業に取り掛かった。

菅原義正/今日のステージキャンセルは残念でした。前半戦は8日もあったのに3日くらいしか経ってないように感じます。体調は良いので、明日はしっかり整備してもらって後半の競技に備えたいと思います。

羽村勝美/SSがキャンセルになり、サルタのビバークからアシスタンスカー用のルートでここまで来ました。まずは洗車して燃料を入れて、それから整備ですね。

菅原照仁/今日はまあ差のつくSSではなかったのでキャンセルでも良かった。後半戦はやっぱりフィアンバラとコピアポが山場でしょう。(トラックの台数が減らないのは)コースの難易度が低いというより、チームのレベルが上がっているんだと思います。

杉浦博之/前半戦があっけなく終わってしまいました。これまでと違って今回はいきなり砂丘ステージから始まったので調子を保つのに苦労しました。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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雨による路面状況不良のためSSを途中キャンセル、アルゼンチンのトゥクマンに到着して前半戦を終了 (TLC)

9_1CP2を43番手で通過した2号車 (C)TLC

 12日、ダカールラリー2013はアルゼンチンのトゥクマンに到着し、前半戦の競技を終了した。この日の行程はサルタ~トゥクマン。競技区間(SS)は途中に133㎞の移動区間を挟んだ前後2パートで構成される471㎞を予定していたが、天候不良のため11日夜の時点で前半部分はキャンセルされ、後半部分の183㎞のみで競技を開始した。しかし、雨の影響で路面は一部で泥濘化。とりわけゴール地点周辺には車両が渡れないような深い川が出現し、主催者は午後4時24分に86㎞地点のチェックポイント(CP)2までで競技の中止を決定した。これに伴い同SSの順位は4時24分までにゴールした4台の車両にはゴールしたタイム、それ以下のCP2通過車両にはゴールした車両のうち最下位のタイム(4位のS・ペテランセルの2時間07分21秒)が一律で課せられることになった。

 トヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦しているTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組はこの日も健闘を見せ、43位でCP2を通過。52番手で通過した市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリア組トヨタ・ランドクルーザープラドに対し、この時点で3分31秒のタイム短縮を果たしていたが、上記の裁定により両者のタイム差はつかないことになった。

 2号車はCP2を20㎞ほど過ぎたところで乾いた川底を走行中、前方から大量の水が流れてきたため退避。着陸したヘリコプターのオフィシャルからSSの中止を知らされ、CP2へ引き返したあと舗装路でビバークへと向かった。また、1号車三橋淳/アラン・ゲネック組も同じく枯れ川で水に遭遇し、前方から戻ってきた多くの車両とともにルートから脱出。午後9時半すぎに無事トゥクマンに到着した。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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24hours:ドバイ24時間レース結果

■チーム・アブダビのメルセデスSLSがポールTOウィン
  藤井 誠暢組のアストンマーチンが3位表彰台に立つ

No.1 Mercedes SLS (C)24H DUBAI.com 拡大します

Aston Martin Vantage GT3 藤井 誠暢-Turner-O'Young-Mucke (C)24H DUBAI.com 拡大します

* レース結果はこちら

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DAKAR:ステージ8はSS1とSS2のCP2以降がキャンセルに (パリダカ日本事務局)

(C)ASO./DPPI 拡大します

DAKAR:2013/01/12 第8ステージ サマリー

1月11日 (金)  第7ステージ   カマラ → サルタ
モト&クワッド: リエゾン: 19 ㎞ SS:492㎞ リエゾン:228km
オート     : リエゾン:152 ㎞ SS:470㎞ リエゾンン:228km
カミヨン    : リエゾン:152 ㎞ SS:155㎞ リエゾン:242km

 
今日のコース :
 今日のカマラ→トゥクマンのステージは、バラエティに富んだ路面状況の中、SSがニュートラル・ゾーンを挟んだSS1とSS2の二つに分かれる。カミヨン部門は別ルートでSSが一つだけ。モトは昨夜、別のビバークでサポート無しのマラソン・ステージの一夜を過ごしたので、今日はモト&クワッド部門、オート部門、カミヨン部門のコースがそれぞれ別のバージョンになる。
走行するコースは、まるで西部劇に出てきそうな、岩柱あり、峡谷あり、サボテンありの、アルゼンチンで最も美しい自然の景観が織り成す赤と緑の背景が150km以上続く。
SS2はダカール・ラリーでは今回初めて使われるコースで、堅いピスト、砂路面、そして時折罠に陥りやすい個所が入り混じる。
 
 と、このようなステージが予定されていたが、今朝になって、大雨の為、SS1がキャンセル、カミヨンはすべてのSSがキャンセルになった。SS2をモト、クワッド、オートが競技し、モト&クワッドのスタート時間は12時00、オート部門は14時05分と変更された。
さらに、午後16時45分、雨でコースのコンディションが悪化し、SSゴール手前30kmあたりから走行が難しくなったとの理由で、CP2(km88)以降がキャンセルになった。
 
パリダカ日本事務局

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2013年1月13日 (日)

DAKAR:ダカールラリー ステージ8暫定結果

■豪雨のステージ8は大波乱、グラン・シェシェリ(SMG)がステージウィン
  アル・アティアが脱落、ペテランセルがリード拡大もステージキャンセルか

309グラン・シェシェリ (C)ASO.

* 日本時間1月13日午前9時現在の暫定順位です。

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NASCAR:デイトナテストタイム (1月11日-12日)

■一昨年のデイトナ500ウィナーのトレバー・ベインがベストタイム
  金曜日のドラフティングテストで大クラッシュが発生

(C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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DAKAR:2013/01/11 第7ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

1月11日 (金)  第7ステージ   カマラ → サルタ
モト&クワッド : リエゾン:418 ㎞ SS:218㎞ リエゾン:167km
オート&カミヨン: リエゾン:417 ㎞ SS:218㎞ リエゾン:116km

カラマ→サルタ 頂上に向かう

今日は一旦チリを離れ、アルゼンチンに入った。モト&クワッドとオート&カミヨンのビバークが別々になる。早朝、チリのカラマ海岸から出発した一行はリエゾンで、アンデス山脈のコルディエール峠を上り、4,975mの山頂を通過して、アルゼンチン側へ。その後高度3,400mから4,462mの高地の中のSSとなり、全競技者が同じコースを走った。堅い路面の218kmのハイ・スピードコースだった。SSの後再びリエゾン、モト&クワッドとオート&カミヨンは二つに分かれ、モト&クワッドはサポート隊のいない場所でのビバークでマラソン・ステージとなる。

キャッセリ初優勝、ステファン・ペテランセル総合順位上昇
ダカール・ラリー第7ステージ、トーマス・ブルガン(Thomas Bourgin)の喪に服する中(特別コミュニケ参照)、競技は続けられ、モト部門はアメリカ人クルト・キャッセリがステージ優勝した。シリル・デプレは後退、オリヴィエ・パンは総合トップをキープ。オート部門では、ステファン・ペテランセルがわずかにナセル・アルアティヤをかわし、通算61回目のステージ優勝を手にした。

パリダカ日本事務局

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2013年1月12日 (土)

24hours:ドバイ24時間レース 予選結果

■チーム・アブダビのメルセデスSLSがポールポジション

Mercedes SLS (C)24H DUBAI.com 拡大します

* 予選結果はこちら

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第7ステージ」 (日野自動車)

20130112_02号車(菅原照仁/杉浦博之) (C)Hino Motors, Ltd

アンデスを越えてダカールラリー2013はアルゼンチンへ
2号車が総合18位に浮上
1号車は高地でエンジン不調に悩む

 ダカールラリー2013は11日、アンデス山脈を越えてアルゼンチンへ入国した。この日の行程はまずチリのカラマ海岸沿いのビバークから417kmの移動区間(リエゾン)でアンデスへ。途中標高4975m地点を越えてアルゼンチン国境を通過した。競技区間はアルゼンチン側に設定された218kmで路面の堅いピストが中心。その後116kmの移動区間でサルタ市内のコンベンションセンターに設けられたビバークにするという長丁場となった。

 10日の競技を終えてトラック部門の累積順位で総合20位につけた日野チームスガワラの2号車菅原照仁/杉浦博之組はこの日のSSを手堅くクリア。総合20位・排気量10リットル未満クラス1位でゴールし、累積順位は総合18位に浮上した。クラス順位は依然トップで、2位のJ・エルフリンク組(メルセデス・ベンツ・アクサー)とのタイム差はすでに3時間24分06秒と大きく広がっている。

 一方、10日のSS中に不慮の接触を喫した1号車菅原義正/羽村勝美組は日野メカニックたちによってリアボディを修復されて出走。しかし、標高3000mを超える高地でのSSでは水温上昇傾向が強くなり、アクセルを大きく踏み込めない状況に。このため我慢の走りで総合49位・クラス7位でSSを終えることとなった。この結果、累積順位は総合29位・クラス5位となった。

 12日はいよいよ前半戦の最終日、アルゼンチンのサルタ~トゥクマン間で471kmの競技が行われる予定だが、夜半から降り出した雨の影響で競技の短縮あるいはキャンセルが検討されている模様だ。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:アンデスの高地ステージをこなしてアルゼンチンへ、タイム短縮はならなかったが2台とも順調さをアピール (TLC)

8_2この日のステージをノートラブルで走り切った2号車 (C)TLC

STAGE 7
リエゾン(移動区間): 534 km
SS(競技区間): 220 km

 11日、ダカールラリー2013はアルゼンチンへ。チリのカラマ~アルゼンチンのサルタ間で220㎞の競技を行った。カラマのビバークを出発した参加者は417㎞の移動区間でアンデス山脈を越えてアルゼンチンに入国。このリエゾン中には標高4975mもの高地を通過し、さらにアルゼンチン側に設定された競技区間(SS)も3500~3900mの間を推移する過酷なものだった。路面は基本的に一本道のピストで埃も酷い。その後116㎞の移動区間でサルタ市内のコンベンションセンターに設けられたビバークに到着するという長丁場となった。

 TLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組はこのSSを順調に走り出したが、埃の中、間もなく追いついた先行車を抜くのに時間が掛かった。さらにコース後半の道幅の狭いところで再び追いついたトラックが道を譲ってくれずにそのままゴール。総合33位・市販車部門1位の成績を挙げたが、累計順位で市販車部総合首位のX・フォジ/I・サンタマリア組(トヨタ・ランドクルーザープラド155)は総合36位で走り終えたため、2号車とフォジ組のタイム差短縮は1分17秒となった。この結果2号車の累積順位は総合34位・市販車部門3位で、首位のフォジ組とのタイム差は57分44秒に。フラストレーションの溜まるステージとなったが、この日もノートラブルで走り切ったニコラ・ジボン/三浦昂組は再び良い感触をつかみ、残りのステージで引き続きベストを尽くすべく気持ちを新たにした。一方、10日のSS中にエンジン不調に見舞われた三橋淳/アラン・ゲネック組の1号車は電気系と燃料系の不具合を修復。引き続き2号車のサポート役として走行し、SS総合41位、累積順位総合46位の結果を得た。

 12日は前半戦の最終日、アルゼンチンのサルタ~トゥクマン間で470㎞の競技が行われる。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー ステージ7結果

■ペテランセル、ステージ7ウィン
  アル・アティアとの接戦が続く

ステファン・ペテランセル (C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月12日午前7時現在のゴール到着順位です。

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2013/01/10 第6ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

(C)ASO./DPPI 拡大します

1月10日 (木)  第6ステージ  アレキパ → アリカ
リエゾン:291 ㎞ SS:438㎞ リエゾン:40km
チャレコことフランシスコ・ロペス、地元で勝利、ナセル・アルアティヤ満面の笑顔

 
 ダカール・ラリー2013で3度目のステージ優勝、チリ人フランシスコ・ロペスはみごと祖国最初のステージを優勝旗で飾った。総合順位でも、パン、デプレ、キャストゥに続いて4位に浮上した。オート部門ではナセル・アルアティヤが通算17回目のステージ優勝、総合タイムでステファン・ペテランセルに近づいた。しかし、チームメイト、カルロス・サインツがリタイアという苦いニュースも。
 
 ダカール一行がチリに入った。昨夜競技者らはペルーとチリの国境そば、アリカでビバークし、今日初めてのチリのステージでレースを行った。そこへ国民的アイドル、チャレコ(フランシスコ・ロペス)の登場、国中が沸き立つ。アタカマ砂漠に入る前から既に、チャレコは、首都までトップを続けるかのように故郷のSSを突っ走った。まだ最終ゴールの優勝まで半分以上残っているが、さしあたって今日は名誉な結果を出した。彼はスタートする1か月前にボルドンヌ(Bordone Ferrari)の閉業により出場バイクを失なったばかり。そしてチームTamaeugalからKTMで出場している。そのチャレコが6ステージのうち半分でステージ優勝、めざましい活躍ぶりだ。通算9度のステージ優勝、そのうち5回を故郷のチリのステージで手にした。
 
 一方、すべてのCPをトップ・タイムで通過したパウロ・ゴンサルヴェス、今日のSS優勝かと思われた。しかし、終盤メカ・トラブルでトップと1時間以上遅れてゴール、これまで積み上げてきた順位がくずれた。
 
 フランシスコ・ロペスは、ファリア、デプレ、新人クルト・キャッセリと共に、KTMで1位から4位を抑えた。総合順位は1,2,3がフランス人が抬頭する。今日のステージで順位交代、タイム差も変わって総合トップのオリヴィエ・パンにシリル・デプレは2’22”と迫る。ダヴィッド・キャストゥは昨日までの総合2位から後退、4’48”で3位。総合4位に浮上したフランシスコ・ロペスとトップとの差はわずか6’06”だ。 
 
 クワッド部門でも、チリの国中の声援に元気づけられたか、昨日まで圧倒的に勝っていたマルコス・パトロネッリをさておいて、イグナシオ・カザレがSSをトップ・タイムでゴールした。昨日セバスチャン・フセイニがメカ・トラブルで後退した中、若いチリノライダー、カザレは総合2位に上り、今日のSSでもマルコス・パトロネッリとのタイムを6分縮めた。しかしそれでも、マルコス・パトロネッリとのタイム差は1h11′もある。
 
 一方オート部門でも2013大会で3度目のステージ優勝をナセル・アルアティヤが成し遂げた。438kmのSSを彼のバギーはトップ・タイムでゴール、なんとステファン・ペテランセルに8分ものタイム差をつけた。そして、総合ではペテランセルに1’18′の差とにじり寄った。Miniの他の競技者の遅れを見ると、この僅差は非常にデリケートで、ほんのわずかなことで順位がひっくり返る可能性は大いにある。
 
 今日はナニ・ローマがkm71のデューンの中でスタックし、30分以上もタイム・ロスした。ジニエリ・ド・ヴィリエも同様、スタックで10数分タイム・ロス。何よりも、今大会の半分のステージで優勝したナセル・アルアティヤの喜びと裏腹に、チームの2台のうちの1台、カルロス・サインツがkm179でエンジンが壊れた。サインツは昨年欠場、第1SSでステージ優勝してアリーナを沸かせえ、ダカール・ラリーのドライブ感覚を取り戻しつつ会った時に、レースを去ることになった。来年以降、再び出場できるのかが危ぶまれる。
 
 カミヨン部門、ジェラルド・デ・ローイもナセル・アルアティヤとある意味、同じような一日。今大会4度目のステージ優勝を取ったものの、ライバルKamazが総合で2,3位とポディウム常連になりつつある。総合タイムでジェラルド・デ・ローイと2位のエドワルド・ニコラエフは18’40”差、3位のアイラット・マルデーブは30’32”の差。そして、この第6ステージで、チームメイトで昨日ステージ優勝したハンス・スティシーが、フロントから転倒し、大きくタイム・ロスした。カミヨンを立て直し、再びレースを続けたが今日のSSでトップと3時間以上も遅れてのゴール、総合で4時間以上も引き離され、ポディウムへのチャンスを失った。

パリダカ日本事務局

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DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第6ステージ」 (日野自動車)

20130111_1左側面を破損した1号車 (C)Hino Motors, Ltd

今大会初のアタカマ砂漠ステージを順調にクリア
2号車がSS総合18位で排気量10リットル未満クラストップ
1号車は順位不明ながら無事到着

  ラリーは10日、チリのアリカ~カラマ間で今大会初のアタカマ砂漠を舞台にした競技を行った。イキケまで291kmの移動区間(リエゾン)で南下したあと、455kmのSSがスタート。前後2パートに分かれ、途中229km地点から326kmまでは舗装路を移動するニュートラルゾーンでつなぐ構成だ。路面は砂丘もあるが乾燥したパウダー状の土「フェシュフェシュ」がふんだんに登場。トラックには辛い堅い路面のガタガタ道と埃のひどい我慢のステージとなった。終盤には標高3000m地点を通過し、SS終了後22kmの移動区間で到着するカラマのビバークも周囲を山に囲まれた標高2200mの高地にある。
 2台の日野レンジャーで参戦している日野チームスガワラはこのSSに落ち着いて臨んだ。アリカのビバークでサスペンションセッティングの調整を行った2号車菅原照仁/杉浦博之組は25番手スタートからチェックポイント(CP)1までに15位に浮上。そのまま順調に総合18位・排気量10リットル未満クラス1位でゴール。この日までの累積順位を総合20位とし、同クラス首位のリードをさらに拡大した。

 一方、豊かな経験を活かして砂丘ステージで卓越したパフォーマンスを発揮する菅原義正/羽村勝美組の1号車は序盤20km過ぎの地点でミスコースから戻る際にほかのトラックと接触してリアボディを一部破損したが車両の機能には問題なく競技を継続。順位情報は不明ながら午後9時すぎに無事カラマに到着した。

  11日はアンデス山脈を越えてアルゼンチンのサルタへ。途中移動区間で4975m地点を通過する。その後アルゼンチン領内でSSを行う、長い一日となりそうだ。

菅原義正/斜面でUターンをしようとして滑り落ち、他車に接触してしまいました。走行には支障がなかったのですが、あとで見たらリアボディの骨格が大きく破損していました。

羽村勝美/20km過ぎくらいで左に丘を上がっていく道を探していて違う道に入ってしまい、そこから戻る際にリアボディ左側面を接触しました。怪我などはなく、大丈夫です。

菅原照仁/今日はセッティングの変更が成功して気持ちよく走れました。枯れ川の底を行くのが4割、ピストが6割。序盤にはわりと難しい砂丘もありましたね。後半は思ったよりハイスピードでした。

杉浦博之/埃が酷いのと、枯れ川の中の枝道が分かりにくかったので苦労しましたが、ミスコースもほとんどなく順調にゴール出来ました。終盤に標高3000mを通過しましたが、高山病は大丈夫でした。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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2013年1月11日 (金)

DAKAR:アタカマ砂漠で2号車が気迫の激走 (TLC)

7_1この日のステージを部門首位でフィニッシュした2号車 (C)TLC

 10日の行程はチリのアリカ~カラマ。イキケまで291㎞の移動区間(リエゾン)で南下したあと、454㎞のロングステージ(競技区間=SS)がアタカマ砂漠を舞台に行われた。このSSは前後2つのパートに分かれ、途中229km地点から326km地点まではニュートラルゾーンとして舗装路を移動する。SSの路面は前半部分に相応の難度の砂丘もあるほかパウダー状の土「フェシュフェシュ」もふんだんに登場。また、後半パートは比較的ハイスピードのヒルクライムで標高3000m地点を通過、SSのあと22㎞の移動区間で到着するカラマのビバークも標高2200mの山麓地域にある。

 9日のSSで電気系トラブルに見舞われたためTLCの2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組のスタート順は103番手と遅く、正午を過ぎてからの競技開始(12時23分スタート)となった。昨晩メカニックたちの入念な点検整備で不具合を解決した2号車はスタートから次々と先行車をパスしながら快走し、チェックポイント1を38位で通過。前半部分のゴール地点に33番手で到着し、この時点で本日のSSで市販車部門首位のX・フォジ/I・サンタマリ組(トヨタ・ランドクルーザープラド)を逆転した。そして総合29位でSSをゴールし、総合34位でゴールしたフォジ組よりも23分02秒速いタイムを記録。この日までの累計順位を総合34位・市販車部門3位として同部門首位のフォジ組とのタイム差を59分01秒まで短縮することに成功した。

 また、この日も2号車のサポートとして走行した1号車三橋淳/アラン・ゲネック組も総合55位でSSを終了。累積の総合順位を45位とした。なお、1号車はSS終盤からエンジン不調に見舞われ、メカニックたちがビバークでメンテナンスを行っている。
 11日はアンデス山脈を越えてアルゼンチンのサルタへ向かう。移動区間で標高4900m超の高地を通過する長い一日となりそうだ。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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INDY:佐藤 琢磨、AJフォイト・レーシングと契約

佐藤 琢磨 (C)indycar media 拡大します

1月10日、インディカーシリーズ(INDY)のAJフォイト・レーシングは、2013年シーズンのドライバーとして佐藤 琢磨と契約したことを発表した。佐藤はマイク・コンウェイに替わりABCサプライがスポンサーとなるチームのNo.14ホンダパワーのマシンをドライブする。

昨シーズン、レイホール・レーターマン・ラニガンでINDY4シーズン目を戦った佐藤は、7月のエドモントでは自己最高の 2位表彰台に立ち、6月のインディ500では最終ラップまで2番手を走行、ラストラップでトップのダリオ・フランキッティをオーバーテイクしようとしてスピン、17位でフィニッシュしている。レイホールのチームには今シーズン、グレアム・レイホールのドライブが決まっている。

(C)indycar media 拡大します

アメリカン・レーシングレジェンドのAJフォイトは、佐藤はロードコースとオーバルコースの両方で競争力があり、その挑戦的なドライビィングが気に入ったとコメントしている。

1月28日に36歳になる佐藤は、「2013年シーズンに向けてAJフォイト・レーシングとABCサプライの一員となれたことは非常に興奮している」と語る。「昨年わたしは機会があるごとに、このチームにポテンシャルがあることを感じていた。チームはドン・ハリデーが率いるパドックでも最高の技術陣を持っていると思う。来月のテスト開始が待ちきれない気持ちだ」

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NASCAR:デイトナテストがスタート

各メイクとも個性豊かな顔つきとなったマシンが出そろった (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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DAKAR:ダカールラリー ステージ6結果

■アル・アティア(バギー)、今大会3度目のステージウィン
  総合トップのペテランセル(ミニ)から1分の僅差に迫る

ナッサー・アル・アティア (C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月11日午前8時現在のゴール到着順位です。

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DAKAR:1号車が駆動系トラブルのため市販車部門の戦線を離脱、2号車が電気系トラブルで遅れる(TLC)

6_2アレキパを出発する前に1号車の市販車部門離脱をチームに伝える森監督 (C)TLC.

 ダカールラリー2013は9日、アレキパ~アリカ間で競技を行い、ペルーからチリに入国した。2輪・4輪・トラックを合わせて449台がリマをスタートした今大会だが、この日のSSに臨んだのは390台。すでに60台近くが戦列を去ったことになる。トヨタ・ランドクルーザー200の2台体制で市販車部門の王者奪還を目指すTLCは8日の砂丘ステージ終了後、メカニックがアレキパのビバークで点検したところ三橋淳/アラン・ゲネック組の1号車に市販車部門として交換を禁じられている部品がダメージを受けているのが判明。この部品を交換するため、残念ながら市販車部門を離脱することになった。今後はニコラ・ジボン/三浦昂組の2号車をサポートする役目に徹することになる。

 この日はアレキパのビバークから284㎞の移動区間(リエゾン)でチリ国境近くまで移動したあと172㎞の競技区間(SS)を行う。その後再び53㎞のリエゾンで国境を越え、海岸沿いにあるアリカのビバークに至るというもの。SSは8日までのような砂丘中心ではなく、枯川の底やピストなど堅い路面で構成。狭いところも多く、2輪部門とは全く別のルートが設定された。

 順調にSSを走り出した2号車だったが70㎞地点で電気系トラブルのためエンジンがストップ。クルーが故障診断をしているところに1号車が追いつき、バッテリーを1号車のものと交換するなどのサポートによって再スタートに成功した。2号車はその後も2回エンジンが止まる症状に見舞われたが、そのたびに1号車のクルーが連携して対応。総合106位・市販車部門14位でSSをゴールし、この日までの累積順位を総合42位、部門3位とした。現在市販車部門首位のX・フォジ組(トヨタ・ランドクルーザープラド)はこのSSを1位で終えており、2号車とフォジの累積順位でのタイム差は1時間22分3秒に広がったが、チームは残り9ステージでの逆転を見据えている。なお、1号車はSSを総合103位で終え、累積順位は50位となった。

 10日はカラマへ向けて455㎞の競技区間を予定。イキケ周辺の砂丘ステージが勝負となりそうだ。

本日までの累計順位(第5ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック - - 50位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 3位 3位 42位

本日のステージ順位(第5ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック - - 104位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 12位 14位 106位

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:2013/01/09 第5ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

Carte (C)ASO.

1月9日 (水)  第5ステージ  アレキパ → アリカ
モト&クワッド :リエゾン:284 ㎞ SS:136㎞ リエゾン:274km
オート&カミヨン:リエゾン:284 ㎞ SS:172㎞ リエゾン:53km

Yamahaの台頭、Miniのし上がる
 
 ダヴィッド・キャストゥが本日のステージ優勝。オリヴィエ・パンは相変わらず総合トップ、Yamaha YZFの健在ぶりを再確認させることとなった。一方、ホアン・バレダ は燃料トラブルでトップ戦線から離脱。オート部門ではナニ・ローマとステファン・ペテランセルらMiniが、スタート時からトップにいたバギーと交代。ゲラン・シッシェリは手首のケガで明日スタートが危ぶまれる。
 
 数週間前からYamaha YZFの様々なバージョンのライダーが、数年かけて得られた進歩を称賛する。KTM, Husqvarana や Hondaに立ち向かう中、Yamahaは素早くその優位性を示した。特にオリヴィエ・パンは、同じチームの大先輩ダヴィッド・キャストゥをさしおいて、昨日総合トップにたった。2人のフランス人ライダーは、一度に優勝をかっさらう為に、有利なコースの状況を利用したのかもしれない。今朝、いつもより一段とスピードの出しやすいSSで、ほぼコース全部にわたってトップを引いて走りながら、ライバルとのバトルはかなり困難だったはず。ダヴィッド・キャストゥのアドバンテージに、2006年のヌアクショット、2010年のコルドバに続いて3度目のステージ優勝をもたらし、Yamahaのパワーを物語った。
 
 オリヴィエ・パンとダヴィッド・キャストゥはこうして、シリル・デプレをどうにか遠ざけた。総合トップを再度手にすることが可能なスタート順位だったはずなのに、シリル・デプレは追い着けなかった。そして何より、タイトル争いになりそうだったホアン・バレダ がkm98地点、燃料トラブルでストップ、長時間動けなかった。こうして、今のところトップをおさえているのはフランス人3人、それが6分を巡って争っている系図になる。そしてマッチはチーム通しのバトルの色を帯びてきた。Yamaha(オリヴィエ・パンとダヴィッド・キャストゥ)X KTM(シリル・デプレとそのアシスト、ルーベン・ファリア) X Husqvarana(ジョルディ・ビジャドムスとアレヒャンドロ・ボットゥリ)。
 
 クワッド部門では、最初のステージからYamahaがトップを凌駕する。この機種を選んだ2010年大会優勝者、マルコス・パトロネッリは、第2ステージ以降連続して優勝を重ねている。昨日までのライバル、アラブ首長国のセバスチャン・フセイニはメカ・トラブルで大きく後退した。そして今日はチリのイグナシオ・カザレが、マルコスを追いかける位置に上がってきた。しかし1h18'もの差がある。
 
 オート部門では、ここ数日の傾向と少し変わった向きに。バギーがトップ争いから降り、ステファン・ペテランセルが土俵に上がってきた。本日のカーブの多い比較的短い172kmSSで、ステファン・ペテランセルのチームメイト、ナニ・ローマがスクラッチでベストタイム、ステージ優勝をとった。彼はオート部門で6度目のステージ優勝。ローマの次は、302のステファン・ペテランセル、わずか1'23''.の差。
 
 一方、Hummerのロビー・ゴードンも本日のポディウムに上ったが、Toyota Hiluxのジニエリ・ド・ヴィリエも1'51''、Miniの3台目レオニド・ノヴィツキーもトップ5に入った。本日コースをオープンしたナセル・アルアティヤは、ローマより6分遅れでSSゴール、かろうじて総合2位をキープした。ゲラン・シッシェリは、昨日あやうくステージ優勝近くまできていたが、今日のSSでバギーのパワーステアリングが壊れ、ケガした手首での運転は困難とみられる。一昨年同様、アリカで彼のダカール・ラリーは終わるのか?
 
 カミヨン部門では昨日総合トップに着いたアレス・ロプライス、短いリーダーとなってしまった。ゴール手前20km地点でスタック、リーダーの座をジェラルド・デ・ローイに明け渡すこととなった。しかし、ジェラルド・デ・ローイのリーダーの座も安泰ではない、続くエドワルド・ニコラエフ(Kamaz)と本日SS2位のハンス・スティシーがわずか5'33''の差にいる。
 
パリダカ日本事務局

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2013年1月10日 (木)

DAKAR:ダカールラリー2013 レースレポート「第5ステージ」 (日野自動車)

20130110_11号車(菅原義正/羽村勝美) (C)Hino Motors, Ltd

ダカールラリー2013がチリへ入国
最後のペルーステージを慎重に走破
2号車が排気量10リットル未満クラスのリードを拡大する

2013年01月10日

  9日の行程はアレキパ~アリカ。ラリーはペルーを離れ、チリに入国した。ダカールラリー2013もこの日で5日目。8日までの砂丘ステージの連続ですでに60台近くの競技者が戦列を去ったが、トラック部門のリタイアはわずか3台と同部門の競技レベルが向上傾向にあることを感じさせる。

 この日はアレキパのビバークから284kmの移動区間(リエゾン)でチリ国境近くまで移動したあと172kmの競技区間(SS)を実施。再び53kmのリエゾンで国境を越え、海岸沿いにあるアリカのビバークに至るというもの。SSは8日までのような砂丘中心ではなく、枯れ川の底や山越えのワインディングなど堅い路面が中心。なお、2輪部門は全く別のルートが設定された。

 日野チームスガワラの2台の日野レンジャーはこの日も堅実に走行。菅原照仁/杉浦博之組の2号車は中型車としては速いペースで走行。この結果総合24位・排気量10リットル未満クラス2位でゴールし、この日までの累計順位はトラック部門総合20位に浮上。クラス1位の座を堅持した。また、菅原義正/鈴木誠一組の1号車は埃の酷い中でリスクを避けたペースでSSを走り終えて総合42位・クラス5位。この結果、累計順位は総合32位・クラス5位となった。10日はカラマへ向けて455kmの競技区間を予定している。このあとの2日間はアンデスを越えてアルゼンチンへ向かうため、高い標高が参加者を苦しめそうだ。

菅原義正/今日のSSは埃が酷く、トラックには狭いところも多かったので、あえてリスクを避けるべく抑えたペースで確実に走りました。もちろんトラブルなどはありません。
菅原照仁/こんなところでどうして競技を?というような酷いルートでした。枯れ川の底やワインディング、最後にはちょっと砂丘もありましたが、狭いし埃は酷いしでつまらなかったです。

杉浦博之/ナビゲーションはノーミス、もちろんパンクなどもなく、順調な一日でした。明日はイキケ周辺の砂漠がSSの舞台になるようですね。

鈴木誠一/今晩2号車はドライバーの要望でフロントのサスペンションにリーフ増しを施してハイトを若干アップさせます。1号車はオイル交換くらいでどちらも順調です。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー ステージ5結果

■ローマ(ミニ)、ステージ5ウィン
  ペテランセルが2番手でミニの1-2

ナニ・ローマ (C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月10日午前8時現在のゴール到着順位です。

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DAKAR:2013/01/08 第4ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

1月8日 (火)  第4ステージ  ナスカ→ アレキパ
リエゾン : 289km  SS : 429km

(C)ASO./DPPI 拡大します

 ホアン・バレダ 再び盛り返す、ナセル・アルアティヤ、
ハスクバーナ・チームのホアン・バレダが今年2度目のステージ優勝、再びポディウム争いの一員に。新しいリーダーになったオリヴィエ・パン、彼もモト部門のポディウム争いの一員に加わるのか?ロビー・ゴードン、カルロス・サインツ、ルシオ・アルヴァレスら多くが後退する中、ナセル・アルアティヤ、ステージ優勝。
 
 ホアン・バレダ の競技性が非常に高いことを証明するようなステージだった。昨日タイヤを壊し、SS44位に終わったライダーは、今日はごぼう抜きに他のライダーを追い抜き、驚くような総合順位アップを成し遂げた。今朝ナスカを24番目のスタート、非常に難しいと予告されていたループコースのSSで、15人ものライダーを追い越し、ベストタイムをたたき出した。通算3度目のステージ優勝。タイムは2位のオリヴィエ・パンに8’23′の差、総合で4位に浮上した。常に意欲的な走りを見せてきた彼のご褒美といえる結果となった。
 
 フランス・ヴェルホーヴェンやダヴィッド・キャストゥらによって、常に良い成績を上げてきたYamaha YZFで、今日オリヴィエ・パンが立派な成果を出した。総合では同じく、際立った走りを見せたチームメイトのダヴィッド・キャストゥに2’24”の差。
 
 シリル・デプレは今日はいったんリーダーの座を離れ、パンと3分の差で総合3位に後退した。しかし、4位のホアン・バレダ とは2’29”の差がある。
 
 クワッド部門ではマルコス・パトロネッリが連続3度目の優勝。セバスチャン・フセイニは彼のレギュラー・ライバルになったか、4ステージが終了した時点で14’06”の差。
 
 ナセル・アルアティヤは相変わらず猛然とアタックを続ける。彼のバギーのパフォーマンスに向けられた疑問を払しょくするかのように、すべてのステージでそのパフォーマンスを見せつけてきた。しかし、アルアティヤにとって、コースをオープンしなければならないので、決して楽ではないはず。彼は今まで以上のチャレンジによって、今日のアレキパのステージで通算16回目のステージ優勝を果たした。彼の通算優勝回数は、ブリュノー・サービィやジャンルイ・シュレッセーを越えた。
 
 アルアティヤは、2つのCPをトップ・タイムで通過したゲラン・シッシェリに、最終ゴールをわずか36”差で制した。その後ろ、ステファン・ペテランセルはマイペースで走り続け、わずか1’17”遅れでアレキパにゴールし、総合でアルアティヤに5’16”のタイム差をつける。
 
 4ステージが終了した現在、ポディウムを目指す競技者らの中でも、一通りセレクトされた感がある。ジニエリ・ド・ヴィリエは相変わらず総合3位をキープ、しかしトップのステファン・ペテランセルと30分もの差がある。Miniのレオニド・ノヴィツキーとナニ・ローマ、ゲラン・シッシェリは射程内。反対に、カルロス・サインツはペルーのデューンの中でかなり苦戦している模様。ロビー・ゴードンもホアン・バレダ のように追い上げるかと見られていたが、SS初番にデューンでジャンプし、車のノーズから落ちて横転、あまり楽観できない車のダメージを受けた。そしてロビイも数時間タイム・ロスすることになった。一方ルシオ・アルヴァレスはkm28で悪夢、昨日までの総合3位、ポディウムへの希望が手からこぼれ落ちた。
 
 カミヨン部門ではジェラルド・デ・ローイがメカ・トラブル、2度のパンクとスタックで、デューンの中で長時間過ごすし、併せて30分あまりのタイム・ロスで、総合トップをアレス・ロプライスに譲るはめになった。一方Kamazのカミヨンも最初のプラン通り、アイラット・マルデーブがステージ優勝、エドワルド・ニコラエフが2位と嬉しい1,2フィニッシュ。総合ではアレス・ロプライスがトップだが、総合2位はジェラルド・デ・ローイが7’08”差、そしてKamazが3,4位を抑える。

パリダカ日本事務局

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2013年1月 9日 (水)

NASCAR:デイトナテスト・スケジュール/エントリーリスト

Preseasonthunder2013thumb

■タイムスケジュール

DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY
NASCAR SPRINT CUP SERIES 2013 WINTER TESTING SCHEDULE
Thursday January 10TH
07:30 NSCS GARAGE OPENS
09:00 - 12:00 NSCS PRACTICE-DRAFTING
13:00 - 17:00 NSCS PRACTICE-DRAFTING
18:00 NSCS GARAGE CLOSES
Friday January 11TH
07:30 NSCS GARAGE OPENS
09:00 - 12:00 NSCS PRACTICE-DRAFTING
13:00 - 17:00 NSCS PRACTICE-DRAFTING
18:00 NSCS GARAGE CLOSES
Saturday January 12TH
07:30 NSCS GARAGE OPENS
09:00 - 12:00 NSCS PRACTICE-DRAFTING
13:00 - 17:00 NSCS PRACTICE-DRAFTING
18:00 NSCS GARAGE CLOSES
Sunday January 13TH OPTIONAL- RAIN DATE
SPOTTERS WILL BE REQUIRED FOR ALL SESSIONS
ALL TIMES ARE LISTED IN LOCAL / EASTERN TIME ZONE
10/26/12 DAB-13/01 TENTATIVE  SUBJECT TO CHANGE

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WEC,DTM,LM24,Grand-Am,GT3:Audi、2013年におけるモータースポーツ活動を強化

(C)AUDI AG. 拡大します

2013/01/08
● 2013ルマン24時間耐久レースに3台のハイブリッドレースカーを投入
● 米国モータースポーツへの関与をさらに強化

ア ウディは、モータースポーツの世界においても、その活動をフルスピードで強化します。2013年シーズンのテーマは、FIA世界耐久選手権(WEC)のタ イトル防衛、ドイツ ツーリングカー選手権(DTM)への参戦継続、そして米国におけるモータースポーツ活動の強化です。

「モー タースポーツで成功を勝ち取ることも、アウディブランドDNAの一部なのです」と、AUDI AGの技術開発担当取締役であるウォルフガング デュルハイマーは述べています。「世界のサーキットで勝利を収めることにより、非常に信頼できる方法でアウディの高い技術力を示すことができます。さら に、重要な市場におけるポジショニングを強化することもできるのです。」

ルマンに3台のハイブリッドレースカー

2013 年、アウディはFIA世界耐久選手権(WEC)におけるディフェンディング チャンピオンとして新たな挑戦の年を迎えます。アウディスポーツ チームヨーストは、2台の改良型Audi R18 e-tronで同シリーズに参戦し、ルマン24時間およびWECスパフランコルシャンラウンドには、3台目のR18 e-tronが投入される予定です。

Audi R18 e-tron quattro (C)AUDI AG. 拡大します

ル マンおよびWECでは、2012年にデビューを飾って大きな成功を収めたハイブリッドテクノロジーを踏襲します。フライホイールエネルギー貯蔵システム は、重量やサイズの増加を伴うことなく、よりパワフルなシステムに進化しています。Audi R18 e-tronは、外観上は2012年モデルと非常によく似ていますが、超軽量なカーボンファイバー製ボディパネルの下には、数々の革新技術が採用されてい ます。アウディスポーツは、2013年のモータースポーツプログラムと並行して、2014年に施行される予定の新しいLMP1レギュレーションに合致した 後継モデルの開発も進めています。

2013年のWECおよびルマン24時間を戦うアウディのファクトリードライバーは、ディフェンディング チャンピオンのマルセル フェスラー(スイス)、アンドレ ロッテラー(ドイツ)、ブノワ トレルイエ(フランス)に加えて、ルーカス ディグラッシ(ブラジル)、ロイック デュバル(フランス)、マルク ジェネ(スペイン)、オリバー ジャービス(英国)、さらにルマン優勝記録保持者のトム クリステンセン(デンマーク)、アラン マクニッシュ(スコットランド)と、いずれ劣らぬ名ドライバーが勢揃いしています。

アウディジャパン・プレスリリース

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DAKAR:ペルー最後の難関を無事にクリア 2号車が排気量10リットル未満クラス首位のリードを拡大、トラブルから復調した1号車が16台抜きの快走を見せる (日野自動車)

20130109_6アレキパのビバークに到着し、整備を受ける日野レンジャー (C)Hino Motors, Ltd

ダカールラリー2013 レースレポート「第4ステージ」

  8日のステージはナスカ~アレキパ。初日から続くペルーの砂漠ステージもこの日が最後となるが、その内容はこれまでで最も厳しいものだった。288kmのSSは砂丘が中心で、標高0m近くから2000m超まで激しいアップダウンを伴うもの。とりわけ序盤部分は難易度が高く、多くの車両がスタックを喫した。

 この競技区間で日野チームスガワラの2台の日野レンジャー(輸出名HINO 500 SERIES)は持ち前の走破性の高さを発揮した。2号車菅原照仁/杉浦博之組は大排気量の大型車勢に分け入る総合24位・排気量10リットル未満クラス首位でクリア。前日のSSではタイロッドのトラブルで遅れた1号車も本来の調子を取り戻し、スタートから16台抜きの総合29位・クラス3位という快走を見せた。この結果により累計順位で2号車は総合22位でクラストップのリードを拡大。1号車も総合32位・クラス5位と健闘している。累積順位の排気量10リットル未満クラス2位につけるのは同クラスのベテラン、J・エルフリンク/M・デ・グルート組(メルセデス・ベンツ・アクサー)で、日野チームは同選手の推移も意識しながらクラス優勝とトラック部門の総合上位入賞という目標を目指すことになる。
 この日はSSゴールからアレキパのビバークまで429kmの移動区間があるため、現地時間午後6時時点で日野レンジャーは未着。標高約2000mの山間地にあるアレキパのビバークでは日野メカニックたちが到着を待ちわびている。9日はアレキパ周辺で172kmのSSを行ったあとリエゾンで国境を越えてチリのアリカを目指す。

菅原義正/南米の砂丘は回り込むと楽に越えられるものが少なくなく、上手く抜けてくることができました。昨日トラブルがあったのでクルマも心配でしたが、全く問題ありませんでした。

羽村勝美/ナビゲーションはトラックが行く頃にはいっぱい筋がついていたりして結構難しかったです。でも砂丘を上手く越えられてほっとしています。

浦辺満広/1号車は昨晩タイロッドと左右のセンターボルトを交換しました。新しい部分はやはり心配がありますね。今夜は2台揃って無事に帰ってきてくれると思います。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:難関の砂丘で波乱 (TLC)

5_3市販車部門2位に後退した2号車 (TLC)

 8日はペルーの砂漠4連戦の最終日。ナスカ~アレキパ間で288㎞の競技が行われた。南米らしい標高2000m超から0m近くまでアップダウンの激しい砂丘はこれまでの4日間で最も難易度が高く、多くの選手がスタックで遅れるなど波乱の一日となった。

 トヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦しているTLCは2台が互いにフォローしながら序盤の難しい砂丘地帯を進行。だが、同部門のライバルであるX・フォジ/I・サンタマリア組(トヨタ・ランドクルーザープラド)に先行されたため、それぞれが単独でゴールを目指す作戦に変更した。その後2号車N・ジボン/三浦昂組は総合46位、同部門3位でゴールしたが、1号車三橋淳/A・ゲネック組はスタックを喫して遅れ、総合72位・部門6位でこのステージを終えることとなった。

 この結果、2号車はこの日のSSを市販車部門1位で終えたX・フォジ組に累積順位で僅か3分42秒差ながら逆転を許し、総合33位・市販車部門2位に後退。また、1号車はフォジから1時間22分56秒差の総合44位・部門4位となった。

 SSゴールからアレキパまでには429㎞の移動区間があり、ラリー車がビバークに到着したのは2号車が午後9時半ごろ、1号車は10時頃であった。標高2000mほどの山間部にあるビバークは夕方からぐっと気温が冷え込み小雨が降る不順な天候。ラリー車が到着するとメカニックたちはさっそく整備に取り掛かった。

 9日はアレキパ周辺でペルーでの最終競技を行ったあと、国境を越えてチリのアリカへ向かう。

本日までの累計順位(第4ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック 4位 4位 44位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 33位

本日のステージ順位(第4ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック 6位 6位 72位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 3位 3位 46位

森達人監督
今日は厳しい1日になると聞いていたのでこうなることは想定していました。大きなロスになりましたが、ダカールが簡単に行くわけもないのでここからが本当の勝負になると思います。厳しいコースを抜けてきた選手には今日はしっかり休んでまた切り替えて明日から頑張って欲しいと思います。

三橋ドライバー
今日はバッドラックな一日。他のクルマが突然砂丘の上から降ってきてスタックしたり、目の前でトラックにスタックされたりと、決してミスをしているわけではないのにタイムロスが多かった。最後はクラッチが切れにくくなるなど色々ありすぎました。

アランナビゲーター
ナビゲーションとしては難しくなかった。でもスタックが多かったですね。何回もシャベルで掘ったり、ジャッキを掛けたり板を敷いたり…。大変な一日でした。

ジボンドライバー
本当に多くのことがありましたが、パンクもしなかったし、ライバルとのタイム差もわずか。明日から改めて競技に集中します。

三浦ナビゲーター
長かった。とくに最初の50㎞の砂丘がすごかったです。こんなに大変とは思いませんでした。でもフォジに抜かれたといっても数分差ですし、全くあせってはいません。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー ステージ4結果

■アルアティア(バギー)、連続ステージウィン
  総合トップのペテランセル(ミニ)に5分差と迫る

ステファン・ペテランセル (C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月9日午前7時現在のゴール到着順位です。

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DAKAR:序盤の砂丘ステージで波乱 1号車がタイロッドを曲げて順位後退、2号車は順調にクラス1位を堅持 (日野自動車)

20130108_42号車(菅原照仁/杉浦博之) (C)Hino Motors, Ltd

ダカールラリー2013 レースレポート「第3ステージ」

  7日の行程はペルーのピスコ~ナスカ。ピスコから南東に向かい、アンデス山脈の山麓近くで243kmの競技を行ったあと96kmのリエゾンでナスカに至る。この区間は前回大会のナスカ~ピスコの逆走で、そのまま使われている部分もあったが、前半には難易度の高い砂丘が用意され、参加者を苦しめた。これまでのスタート地だったアルゼンチンのブエノスアイレスやマルデルプラタと異なりリマの南東部には砂漠地帯が広がっている。このため序盤戦から砂が連続する設定が可能となったもので、南米が舞台になってからは初めての展開。最初に振るい落としの砂丘ステージがあったアフリカ時代のダカールラリーを彷彿とさせる内容だ。

 2台の日野レンジャー(輸出名HINO 500 Series)でトラック部門に参戦している日野チームスガワラはこの日も粛々と競技に臨んだ。2号車菅原照仁/杉浦博之組は砂丘もなんなく越えて快走。SS総合24位、排気量10リットル未満クラス1位で走り終え、累計順位でも総合25位でクラス1位をキープした。

 一方、電子制御エンジンを搭載した新型車両を駆る1号車菅原義正/羽村勝美組は前日の水温のトラブルも解消して順調に走行していたが、183km地点の穴でタイロッドを曲げ、その場で修理を行うことに。応急措置では完全には修復できず、トーアウト状態で走行を続けたためペースも落ち、SS総合46位、クラス5位でゴール。累計順位を総合37位、クラス5位とすることになった。

  8日は太平洋岸をさらに南下してペルー最後のビバーク地アレキパへ。ナスカの周辺で288kmの競技が予定されている。このSSは前半に険しい砂丘群が待ち受け、序盤の難関3連戦の締め括りとなりそうだ。 

菅原義正/173km地点で大きな穴を越えたらタイロッドが曲がってしまいました。そのままでは走れないほどの曲りで、その場でジャッキを掛けて応急措置。完全にはまっすぐにならなかったのでその後は砂丘でハンドルが効かずに大変でした。これまではなかったトラブルなのでちょっとびっくりです。

羽村勝美/それほど大きな入力ではなかったのでタイロッドの曲りは意外でした。それまではすこぶる順調に走っていたのですが。気持ちを切り替えて明日からまた頑張ります。

菅原照仁/今日は我々には辛いステージでした。もっと堅ければ大型のライバルとのタイム差も小さいし、もっと難しければこちらに有利。砂丘で差をつけられないのは南米に来て4年目でみんなが上手になってきたのもあると思います。

杉浦博之/やっとペースができてきたような気がします。今日のナビはそれほど難しいというわけではなく、あくまで順調にこなせました。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:2013/01/07 第3ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

1月7日 (月)  第3ステージ  ピスコ→ ナスカ
リエゾン : 4 km SS : 240km   リエゾン : 96km

 今朝、彼は30番目のスタートだった。そして、ナスカのゴールまで、前を走る20台あまりの車の埃を被りながら走った。チャレコことフランシスコ・ロペスはそうして、今日のダカール・ラリー2013、第3ステージで優勝した。通算8度目のステージ優勝。オート部門ではナセル・アルアティヤが通算15度目のステージ優勝。X-Raidチームは、ステファン・ペテランセルが総合順位でトップになる一方、ポーランド人クシシュトフ・ホロウィッツがけがを負ってリタイアする悲運がおきた。

 コースをオープン(トップ走者として、コースを最初に走ること)する競技者は失うものが大きいことが多い。だからダカール・ラリーではそれが重要な要素になる。昨日ステージ優勝したヒーローは、欲日、大きく後退することになるからだ。ピスコ→ナスカの本日のステージでまさにその通りのことがホアン・バレダ とその仲間に起こった。

 昨日の勝者はホアン・ペドレロ・ガルシア(KTM) 、マット・フィッシュ (Husqvarna)と共に一生懸命仕事をこなそうとした。ロード・ブックを見ながら、路面を見ながら、事故を起こさないよう、ミス・コースしないよう運転しなければならなず、思い切ったスピードは出せない。その間に、熟達した競技者らは後方のスタートでも、轍を見ながらナビゲーションを判断し、要領よく走って挽回してしまう。

 今日は、フランシスコ・ロペスがそうだった。km39のCPを、トップグループの数人は50 km/hほどのスピードで走っていたというのに、ほとんどライバルのいないロペスは100 km/hで走り去り、ゴールにトップ・タイムで到着、今年2度目のステージ優勝を果たす。しかし、それでも総合順位ではトップになれない。上手に経験を生かし巧みな作戦で、シリル・デプレが適時に適切な走りでそれを手にしたのだ。彼は、ロペスとパウロ・ゴンサルヴェスの次、SS3位でゴールした。そして、ロペスに2’51”のタイム差で総合トップになった。総合順位では3位にパルアンデルス・ウレヴァレスター(+4’59”)、4位にオリヴィエ・パン(+6’03”)が上がってきた。

 クワッド部門ではマルコス・パトロネッリが2連続優勝。ゴール手前30kmあまりの所でスローパンクに見舞われスピードダウンせざるを得なくなったにもかかわらず、ライバルとのタイム差を広げた。2位のアラブ首長国人セバスチャン・フセイニ21’18″もの差をつけた。そして2012大会で総合3位になったトーマス・マフェイとは総合タイムで1h35′もの差がつけた。

 オート部門、昨夜ピスコのビバークではナセル・アルアティヤとカルロス・サインツは上機嫌でステファン・ペテランセルやナニ・ローマと和気あいあいと談笑していた。その間にサインツはSSのタイムの告訴を申したてる。オフィシャルはウェイ・ポイントを探すのにGPSが作動しなかったとのクレームを受理し、サインツの順位はSS2位、総合順位1位に変更になった。こうして、カルロス・サインツは本日のナスカへのコースを最初にスタートする。

 ところが、サインツは思っていた絵は描けなかった。電気系のトラブルで何度も停止し、総計30分ものタイム・ロスしてしまう。そして、Qatar-Red Bullのパフォーマンスをきっちり披露したのはナセル・アルアティヤだった。今朝7番目にスタートし、ステファン・ペテランセル以外の前を行く車を全部追い越した。そして、アルアティヤは総合7位から2位へと浮上、チームにとって嬉しい一日となった。
一方アメリカ人ロビー・ゴードンにとっては、あまり芳しい日ではなかったが、それでも今朝55番目のスタートで、ナスカに46番目のタイムでゴールしている。別の意味の勝利者はステファン・ペテランセル、総合順位でトップを手にした。昨日一旦総合トップと言われたにもかかわらず、夜中カルロス・サインツに変更になってしまっていた。

 しかし、チームX-Raidは手放しでステファン・ペテランセルのリーダーのポジションを喜ぶわけにはいかない。キャプテンがミッションをこなしている間に、クシシュトフ・ホロウィッツがkm39で事故に遭ったのだ。デューンを大きくジャンプし、その衝撃で背中と肋骨を痛めてリタイアとなった。コ・ドライバーのフェリペ・パルメイロはけがはなかった。

 カミヨン部門では、ジェラルド・デ・ローイが3連勝。このミス無しのオランダ人はチームメイトのミキ・ヴィアシォンをSS3位に招き入れた。そしてKamazにとってもうれしい一日、チームの1台、エドワルド・ニコラエフが今大会初めてトップ3入りした。ジェラルド・デ・ローイに1’24”の差、そして、総合で21’44”の差。

パリダカ日本事務局

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2013年1月 8日 (火)

DAKAR:序盤戦の難関を落ち着いてクリア、終盤スタックした1号車に代わって2号車が部門首位に。TLCの2台が市販車部門のリードを順調にキープ。(TLC)

4_1 三橋ドライバーからSSの様子を聞く森監督 (C)TLC

 ダカールラリー2013の3日目の行程はピスコ~ナスカ。アンデス山脈の山麓近く、ペルー南西部の砂漠で243kmの競技が行われた。ルートは前回大会のナスカ~ピスコの逆走がベースだが前半部分には難易度の高い砂丘が用意され、参加者を苦しめた。序盤戦から砂のステージが連続する設定はリマスタートならでは。南米大会としては初めての展開である。

 TLCのランドクルーザー200はこのSSを1号車三橋淳/A・ゲネック組が41番手、2号車N・ジボン/三浦昂組が30秒後の42番手でスタート。序盤から難易度の高い砂丘を2号車が1号車の後をフォローしながら順調に進んで行った。しかし、2号車が180㎞地点でパンクしたのをきっかけに2台は単独行に。1号車は終盤にスタックを喫し、先行した2号車が総合36位・市販車部門1位でゴール。1号車も約10分遅れで総合44位・部門3位で無事フィニッシュした。

 この結果、累計順位では2号車が総合32位で市販車部門1位に浮上。1号車は約9分差の総合36位で部門2位となった。なお、市販車部門のライバルであるX・フォジ(トヨタ・ランドクルーザープラド)がSSを総合39位・部門2位で終えた結果、累計順位で2号車とフォジのタイム差は約38分である。これらのタイム差は僅少で、パンクやスタックなどで順位は容易に入れ替わる状況。これからも粛々と毎日のステージでベストを尽くすべく、ナスカのビバークではナビゲーターたちはロードブックの予習、メカニックは車両整備に余念がなかった。

本日までの累計順位(第3ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック 2位 2位 36位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1位 1位 32位

本日のステージ順位(第3ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341  三橋 淳/アラン・ゲネック 3位 3位 44位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1位 1位 36位

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリー ステージ3結果

■アルアティア(バギー)、第3ステージウィン
  総合トップはペテランセルがキープ

ナッサー・アルアティア (C)ASO./DPPI 拡大します

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DAKAR:本格的な競技がいよいよスタート、242㎞の砂丘ステージで再びSSワン・ツー。着実な歩みで難易度の高い序盤戦をクリア。(TLC)

3_6市販車部門首位でフィニッシュした1号車 (TLC)

大会2日目はペルーのピスコを基点とするループ状のコースで競技が行われた。85kmのリエゾンで南東に移動したあと242kmの競技区間(SS)でビバーク近くにゴールするというもの。前日と同じく路面は砂地でとりわけ後半のビバーク周辺は砂が柔らかい。重量の重い市販車部門の車両には我慢のステージとなった。前日のSSを1、2位で終えたTLCのトヨタ・ランドクルーザー200は市販車部門の先陣を切って1号車が57番手、2号車が60番手でスタート。

2号車は1号車をずっとフォローしながら進み、75㎞地点付近にGPSのウェイポイントが見つけにくい場所があって若干のタイムロスを喫しながらも161㎞地点のチェックポイントまでに2号車が39番手、1号車も15秒差の40番手にポジションを上げた。終盤には転倒していた車両を1号車と2号車が連携して引き起こす場面もあったが、そのまま2台ともノースタック、ノーパンクでSSを走りきり1号車が総合38位で市販車部門1位、2号車も総合39位、部門2位フィニッシュ。この日までの累計順位は1号車が総合36位で市販車部門首位、2号車が38位で部門2位となった。なお、市販車部門昨年の優勝者、トヨタ・ランドクルーザープラドを駆るX・フォジはこのSS総合60位と遅れ、累計順位ではTLC1号車から33分17秒遅れの部門4位に後退した。

この日は日本から駆け付けたトヨタ車体市川専務と片山執行役員がビバークを訪問。両役員から激励を受けたチームは改めて市販車部門王者奪還の目標に向けて気持ちを新たにした。7日はピスコからナスカへ向かい、内陸側のアンデス山麓で243kmのSSが予定されている。

本日までの累計順位(第2ステージ終了時点)

号車Noドライバー&ナビゲータークラス順位市販車部門順位総合順位
1号車 341 三橋 淳/アラン・ゲネック 1位 1位 36位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 38位

本日のステージ順位(第2ステージ終了時点)

号車Noドライバー&ナビゲータークラス順位市販車部門順位総合順位
1号車 341 三橋 淳/アラン・ゲネック 1位 1位 38位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 39位

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:ピスコの砂丘で本格的競技がスタート、2号車がSS21位で連続クラストップ、累計順位で排気量10リットル未満ワン・ツーに (日野自動車)

20130107_2ビバークに到着したあと燃料補給に向かう1号車 (C)Hino Motors, Ltd

ダカールラリー2013 レースレポート「第2ステージ」

 6日はペルーのピスコを基点とするループ状のコースで242kmの競技が行われた。ループといっても85kmのリエゾンで南東側に移動したあとSSでビバークに戻ってくる形で、最後は前日のSSと同じビバーク周辺の砂丘を越えてゴールする。極端に難易度が高いわけではないが、本格的な競技の初日として日野チームスガワラの2台の日野レンジャー(輸出名HINO500Series)は慎重にこのステージに臨んだ。

 トラック部門の23番手でSSスタートを切った2号車菅原照仁/杉浦博之組は75km地点のウェイポイントが見つけにくい場所で数分タイムロスを喫したほかは順調に進み、同部門総合22位、排気量10リットル未満クラストップでゴール。スタートからの累計順位を総合21位・クラス1位とした。また、38番手で走り出した1号車菅原義正/羽村勝美組は水温上昇傾向からペースを抑えたことも功を奏して砂丘をスムーズにクリア。総合30位、クラス3位でピスコに戻り、累計順位は総合28位に浮上。排気量10リットル未満クラスの2位にポジションを上げて2号車とのワン・ツー体制とした。

 今回のダカールラリーは序盤のペルーステージで難度の高い砂丘がふんだんに登場する。ナスカへ向かう7日の行程はこの日以上に難しい砂丘地帯を通過する模様。車両は至って快調だが、ビバークでは日野メカニックたちが夜半まで入念な整備作業を行っていた。 
菅原義正/電子制御のエンジンになって初めて本格的な砂丘を走りましたが、アクセルコントロールがしやすくて乗りやすいのにびっくり。少々水温が高めだったのでペースを抑え、2速で砂丘にアプローチしたら、安全確実に走れました。

羽村勝美/最後のウェイポイントをちゃんと取ったのに主催者のミスで取れていないと言われ、一時は泣きそうになりました。でもちゃんと確認してもらえて、ほっとしました。
菅原照仁/75km地点でエルグの筋を見違えて迷い、15~20分くらいロスしました。砂丘は予想通りで、すごく難しいというものではなかった。問題は明日からの2日間で、難易度の高い砂丘がありそうです。

杉浦博之/まだ照仁さんのペースにナビゲーションが合わせきれてない部分があるようです。明日は前回大会時の逆走のようですが、序盤の砂丘は難しそう。明日も頑張ります。
※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:2013/01/03 第2ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

1月6日 (日)  第2ステージ  ピスコ → ナスカ
リエゾン : 85km  SS :242km

今日のループ状SSでの優勝はなんとウォーター・ポーターのホアン・バレダ が手にした。マット・フィッシュやクルト・キャッセリといった新人の活躍が目立ったSSだった。オート部門ではカルロス・サインツとナセル・アルアティヤがナビゲーション・ミスで後退、ステファン・ペテランセルが通算60回目のステージ優勝。ジニエリ・ド・ヴィリエは総合で2位に躍り出る。

小さなミスが順位を大きく交代させる結果を招くのもラリー・レイドの魅力の一つ、今日はその曰く通り、大きなサプライズがあった。

今日の砂丘ステージ、コースをオープンしていたトップ集団がナビゲーション・ミスで後続部隊に順位を譲ることになった。昨日のSS優勝者チャレコ(フランシスコ・ロペス)の後をシリル・デプレがスタート、彼もkm75の大きなデューンで多くの競技者が迂回するコースを選んだ。トップ集団の中でホアン・バレダ は忠実にロード・ブックのカップに沿って進む。過去2回の大会で2度のステージ優勝を収めるなど、徐々に彼の実力を示しつつあったが、今日は見事にステージ優勝を収めた。もうひとりのカタルーニヤ人ホアン・パドレロ、先生のマルク・コマの影となっていつもは走っているが、今日はSS2位。3位はホアン・バレダ のウォーター・ポーター、オーストラリア人マット・フィッシュ。作戦を少しまずったシリル・デプレはトップと8分遅れ。しかし、アシスト役のルーベン・ファリアはホアン・バレダ と総合で5’36”の差で2位。今日はアシストたちが活躍した一日だった。

クワッド部門ではパトロンたちが活躍、昨日ペルー人イグナシオ・フローレス・セミナリオがSS優勝、本日トップ走者となったが、本日はマルコス・パトロネッリが挽回。ライバル、イグナシオ・カザレとトーマス・マフェイが予想通り3,4位。2位に昨日に続き、セバスチャン・フセイニが付けた。

オート部門でも同じKm75が鬼門、多くの競技者が番狂わせの悲運に見舞われた。カルロス・サインツとコ・ドライバーはペルーの砂丘の中で“円を描くようにたどれ”という解りにくいロード・ブックの餌食となった。ナセル・アルアティヤも、さらに、ナニ・ローマも同じ目にあう。一方、SMGバギーのゲラン・シッシェリは30分以上もタイム・ロスで順位が後退。同じ車に乗るチームメイトのローナン・シャボがSS3位に入った。昨年総合12位のシャボにとって、めざましい成績。ステファン・ペテランセルを負かしたかに見えたトヨタピックアップのジニエリ・ド・ヴィリエはSS2位。X-Raidチームリーダーは、SS中何のトラブルもなく通算60回目のステージ優勝を記録した。ジニエリ・ド・ヴィリエとの差、2’38”だった。

カミヨン部門、ジェラルド・デ・ローイが彼の意欲を見せつけるかのように、連続SS優勝。チームメイトのハンス・スティシーはパトロンの意に沿えずナビゲーション・ミスでタイム・ロス、2位はタトラのアレス・ロプライスに持って行かれた。SS3位はその代りIvecoチームメイトのミキ・ヴィアシォンが入り込んだ。ライバルKamazのトップ、エドワルド・ニコラエフは既にジェラルド・デ・ローイと20分ものタイム差がある。

各部門の順位は下記より
http://www.dakar.com/dakar/2013/us/stage-2/rankings/stage-bikes.html

パリダカ日本事務局

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2013年1月 7日 (月)

Grand-Am:デイトナテスト (1月4日~6日)

No.6 Michael Shank Racing (C)Grand-Am 拡大します

今月末に行われるGrand-Amシリーズ開幕戦デイトナ24時間レースに向けて、1月4日から6日までデイトナ・インターナショナルスピードウェイでテストが行われた。

3日間のテストでは合計8回のテストセッションが行われ、3日目午前中に昨年の優勝チーム、マイケルシャーク・レーシングのライリー・フォードが、このテストでの通算ベストタイムを記録した。

モータースポーツシーズンの幕開け今年で第51回目となるデイトナ24時間レースは、今月26日にスタートが切られる。

デイトナテストの詳しい結果はこちら

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DAKAR:ダカールラリー・ステージ2結果

■昨年優勝のペテランセル(ミニ)、ステージ2で優勝、総合でもトップに立つ
  ジニエル・ドヴィリエ(トヨタ)が2番手

ステファン・ペテランセル (C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月7日午前7時現在のゴール到着順位です。

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DAKAR:2013/01/05 第1ステージ 速報 (抜粋)

1月5日 (土)  第1ステージ  リマ→ ピスコ
リエゾン : 250km  SS : 13km

(C)ASO.

10:03 Camion
ジェラルド・デ・ローイ、ハンス・スティシーがステージを制す
本日のステージを制したのは2台のチームペトロナスIveco。ステージ優勝はジェラルド・デ・ローイ、続いてハンス・スティシー(+16″)。Tatraのアレス・ロプライスは3位(+25″)。続いてManのオランダ人マルセル・ファンフリート(Marcel Van Vliet)(+33″)、エドワルド・ニコラエフ(+34″)。その後はPeter Versluis (+44″)、ジナフの Martin Van Den Brink (+58″), Martin Kolomy (+59″)、ミキ・ヴィアシォン(+1’01″)

18:23 Auto
オート、総合順位
係数3のタイム修正が行われ、総合順位が確定した。本日のステージ優勝はカルロス・サインツ、準優勝はLucio Alvarez (+24″)、ゲラン・シッシェリ、ナセル・アルアティヤ(+30″)、ローナン・シャボ(+36″).SS途中メカトラブルに言舞われたロビー・ゴードンはトップと31’45の差がついてしまった。

17:08 Auto
カルロス・サインツSS優勝確定、ロビー・ゴードン我慢
本日のSS優勝がほぼ確定、ロビー・ゴードンはストップしていたが再び走りだしトップと10分25秒差でゴールした。SS2位はLucio Alvarezの+8″、3位はゲラン・シッシェリとナセル・アルアティヤ+10″、5位はローナン・シャボ(チームSMG) +22″、ステファン・ペテランセル&クリストフ・ホロヴィッツ&レオニド・ノヴィツキーの3人は同タイム(+34″)、ジニエリ・ド・ヴィリエ(+35″)、ナニ・ローマ(+37″)。レジ・デライエ(Régis Delahaye)とパスカル・トマス(Pascal Tomasse)のバギーは現在11,12位。

16:29 Auto
カルロス・サインツ暫定トップ
スペイン人カルロス・サインツが7’40″で、ナセル・アルアティヤ(+10″)を抑えてトップ・タイム。ステファン・ペテランセル(+34″)、ジニエリ・ド・ヴィリエ(+35″)。

16:10 Auto
オート、スタート
ゼッケン300のバギー、ナセル・アルアティヤが本日13kmのSSをスタートした。続いてジニエリ・ド・ヴィリエ(Toyota)、ステファン・ペテランセル(Mini, 2012優勝者)、ナニ・ローマ(Mini)、カルロス・サインツ(Buggy)の順。

14:01 Camion
カミヨン、リエゾン出発
ダカール・ラリーのマンモス、カミヨン達がパルク・フェルメを出て、ピスコに向かってスタートした。最初のスタートはゼッケン500、昨年の優勝者ジェラルド・デ・ローイ。続いてKamazのエドワルド・ニコラエフ、Manのマルセル・ファンフリート(Marcel Van Vliet)の順。さらに、Tatraのアレス・ロプライス、Iveconoハンス・スティシー、Kamazのアイラット・マルデーブ。

12:01 Auto
オートがスタートのタイム・カウント
ゼッケン300のナセル・アルアティヤがパルク・フェルメを出て、本日のリエゾンを走行し始めた。続いて南アのジニエリ・ド・ヴィリエ、タイトル保持者ステファン・ペテランセル(本人の希望によりゼッケンは302だった)がゼッケン順に本日のSS出発点を目指してスタート。ゼッケン304、ベンハード・テンブリンケ(Bernhard Ten Brinke)は身内の不幸の理由で出場を棄権した。

05:30 ペルーを起こすダカール・ラリー
ダカール・ラリー2013、車検・書類審査をパスして公式に今朝スタートする車両は、モト183台、クワッド38台、オート153台、カミヨン75台、総計449台。競技台数は昨年よりわずかに6台多い。
巨大なキャラバンの最初のスタートは現地時間7 :50。ピスコに向けて最初にリエゾン250km、続いてSS13km、総計263kmのステージ。明日から始まる本格的なレース前のウォームアップ的プロローグとはいえ、順位が確定される。レース初番のいくつかの砂丘ステージはリスキーで思いがけない番狂わせがあるかもしれない。本日のSSは、多くの優勝候補者がタイトル奪回を狙っているとはいえ、モトのシリル・デプレ、オート部門のステファン・ペテランセルらタイトル保持者に注意が向けられてしまう。

パリダカ日本事務局

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DAKAR:2013/01/05 第1ステージ サマリー (パリダカ日本事務局)

1月5日(土) 第1ステージ リマ → ピスコ
リエゾン:250km SS:13km

 ピスコは暑かった、しかし、SSのリザルトはさわやかな涼風を送り込んでくれたかのよう。ペルー最初のステージで、クワッド部門をペルー人、イグナシオ・フローレス・セミナリオが制したのだ。モト部門はチリのチャレコ(フランシスコ・ロペス)がSS優勝、トップ4人のうち3人は南米の競技者がとった。オート部門はカルロス・サインツがステージ優勝、ロビー・ゴードンは本日のステージで大きく後退した。

 長丁場のダカール・ラリーでは最初のステージのリザルトはすぐにどうでもよくなってしまうものだが、ダカール・ラリー2013に参加した競技者は間違いなくこのリマのChorillos区での朝の事は忘れないに違いない。素晴らしいAgua Dulce海岸の風景、美しいRegatasクラブの前のポディウムでスタートセレモニーが行われた。大統領が観衆の一番前に陣取って、競技者たちを激励してくれた。そして観衆の数!百万人を超える観衆がポディウムの周りとピスコへの道路を埋め尽くした。

 明らかに、ペルー大統領の応援は実を結んだに違いない、なぜなら、最初のステージの優勝者はペルー人だったから。本日のSSはクワッドから始められた。13kmのショートステージ。昨年、ペルーの最終ゴールの1日前にリタイアした、イグナシオ・フローレス・セミナリオが今日のSSの最速のライダーとなったのだ。ペルーのヒーローは、アラブ首長国のセバスチャン・フセイニに11秒差。昨年のタイトル保持者のマルコス・パトロネッリより速かった。

 モト部門では、予想通り。2013大会へのオマージュとでもいおうか、アルゼンチン人チャレコ(フランシスコ・ロペス)がステージ優勝。彼は、今年はチリのTamarugalチームから参戦、今日で通算8度目のステージ優勝となった。昨年はマル・デル・プラタの最初のステージを優勝で飾ったが、第8ステージでくしくもリタイアしてしまった。ロペスに続いて2位は、同じくバイクをYamahaに代えてきたフランス・ヴェルホーヴェン。25歳以下の2人のフレッシュなチリ人若者、パブロ・クインタニヤとパトリコ・カブレラ(Kawasaki)が3位、4位に入り、5位はシリル・デプレ。

 初日の成績はレースとは別物と言われているが、オート部門でも同様、エリートグループはトップに顔を出していない。Miniのステファン・ペテランセル、ナニ・ローマ、クシシュトフ・ホロウィッツらはまだ本格的な走りを控えている様子。本日のSSでトップ・タイムを出したのは、カルロス・サインツ、ハンドルを握って間もないにもかかわらず、通算25度目のステージ優勝を取った。注目のバギーのナセル・アルアティヤはSS4位。Toyotaもトップ5入りしているが、ハイラックスのチーム中最速のドライバーはルシオ・アルヴァレス、SS2位でカルロス・サインツよ8秒差。そして競技性で話題のチームSMG、ゲラン・シッシェリが3位、ローナン・シャボが5位。タイトル保持者、ステファン・ペテランセルは34秒差で、しっかりターゲットの中に位置している。少し困ったのはロビー・ゴードン、SSスタート後13kmで砂丘を大きくジャンプ、トップと10分以上ものタイム差をつけられた。その上、本日のSSは非常に短い為、レース後に係数修正が行われ、最終発表の修正で31’45”ものタイム差となってしまった。痛恨のジャンプだった。

パリダカ日本事務局

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2013年1月 6日 (日)

DAKAR:最初のSSを市販車部門ワン・ツーで終了。6日はループ状コースで本格的競技がはじまる。 (TLC)

2013年ダカールラリーがリマをスタート

2_3 (C)TLC

 2013ダカールラリーは5日、ペルーの首都リマでスタートセレモニーを行い、15日間の競技が始まった。今大会は2009年にダカールラリーが南米に舞台を移して以来初めてリマをスタート、チリ~アルゼンチンを経由して20日にチリの首都サンチャゴにゴールするルートを採る。この日スタートを切ったのは2輪183台、4輪バギー(クアド)38台、4輪153台、カミオン(トラック)75台の合計449台。参加者の国籍は53か国におよぶ。これはオリンピックに次ぐ多さで現在のダカールラリーの盛況ぶりを印象つけている。

 スタート会場になったのはリマ市南東部チョリードス。海岸沿いの公園にポディアムが設置され、大勢の観客が周囲を埋め尽くした。2台のトヨタ・ランドクルーザー200で市販車部門に参戦するTLCは1号車三橋淳/A・ゲネック組が午前10時50分ころ、2号車N・ジボン/三浦昂組も間もなく続いて登壇。日本から応援に駆け付けたトヨタ車体市川専務、片山執行役員、広報室小島室長、森達人監督と握手を交わした選手たちはそれぞれトヨタ車体社員の応援の寄せ書きで埋め尽くされた社旗とチーム旗を掲げ、観客の声援に手を振って応えるとゆっくりとスタートしていった。

 この日の行程はリマ~ピスコ。250㎞離れたピスコの海岸沿いにあるビバーク近くまで移動したあと、13㎞の短い競技区間(SS)が行われた。路面はほとんどが砂地で砂丘越えもあり、足慣らしのステージとなった。

 このSSを1号車は総合57位、市販車部門1位でゴール。2号車も総合58位と2位で続いた。タイム差はごく僅かだが、SSの順位は翌日のSSスタート順となる。スタート順が早い方が有利かどうかはナビゲーションを含めたステージの内容にもよるが、基本的には有利なケースが多い。ピスコを基点とするループ状で行われる6日の競技に向けてビバークではメカニックたちが整備点検に余念がなかった。
本日までの累計順位(第1ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位

総合順位
1号車 341 三橋 淳/アラン・ゲネック 1位 1位 57位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 58位

本日のステージ順位(第1ステージ終了時点)号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 341 三橋 淳/アラン・ゲネック 1位 1位 57位
2号車 343 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2位 2位 58位

TEAM VOICE

市川専務
ポディアムに来てみて情熱的な盛り上がりに感銘を受けました。みなさんクルマが好きなんだと思う。こういう場所でスタートできるのは光栄なことですね。大自然が相手だけに予期せぬことも起きるでしょうが、攻めるところは攻め、守るところは守ってしっかりとゴールを目指して欲しい。

片山執行役員
万全の準備をしてきたチームの活躍を期待しています。困難もあるでしょうがみんなで乗り切っていけば結果はおのずとついてくると思います。

森監督
今日はプロローグランのようなものですから順位は全く気にしていません。これから毎日目の前のステージを粛々とこなしていきたいと思います。

三橋ドライバー
SSの最後にフォジがゆっくり走っていたので抜いてしまいました。これがよかったのかどうかは明日にならないと分かりませんが。でも今日スタートして緊張感が出てきました。

アランナビゲーター
今日のステージは短すぎましたね。明日は軽量な2輪駆動バギーの後からスタートしなければ。スタートや沿道の観客は予想したより少な目でした。

ジボンドライバー
なにしろ短いSSなので集中して大事に走りました。タイム差はないに等しいですが、翌日のSSスタート順が掛かっているので順位は重要です。明日もこんな砂のようですね。

三浦ナビゲーター
SSがスタートするとき、緊張してドキドキしました。もちろんファラオを走っているので、始まってからは落ち着いて出来ましたが新鮮な印象です。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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DAKAR:2013年ダカールラリーがリマをスタート 最初のSSで2号車が排気量10リットル未満クラストップを記録 (日野自動車)

ダカールラリー2013 レースレポート「第1ステージ」  

H1来場者に紹介される2号車菅原照仁&杉浦博之組 (C)Hino Motors Ltd.

5日、ペルーの首都リマでダカールラリー2013のスタートセレモニーが行われ、いよいよ15日間にわたる競技が始まった。2009年にアフリカから南米に舞台を移したダカールラリーの起点はこれまでアルゼンチンだったが、今回は初めて太平洋岸のペルーをスタート。チリ~アルゼンチンを経由してチリの首都サンチャゴにゴールするルートを採る。トラック部門の全行程は8116kmで、このうち競技区間(SS)は3757kmとやや短めだがペルー南西部の砂漠をはじめチリのアタカマ、アルゼンチンのフィアンバラと砂丘地帯をつないで作ったようなルートだけに高い難易度が期待される。

 今大会のトラック部門参加台数は75台。このほか2輪183台、4輪バギー(クアド)38台、4輪153台の合計449台がこの日スタートを切った。主催者によればこのうち121台が初参加の由で、南米で行われるダカールラリーの人気ぶりがうかがえる。

 スタート会場になったのはリマ市南東部、チョリードス地域の海岸で、道路を封鎖してポディアムが設置された。土曜日とあって朝から大勢の観客が詰めかけ、踊りや競技用航空機のデモ飛行などアトラクションも盛りだくさんで新年のお祭りのような賑わいとなっていた。

 日野チームスガワラの2台の日野レンジャー(輸出名HINO 500 Series)は午後12時すぎに会場に到着。重量の重いトラックはポディアムに上がらず脇を通る形だが、菅原義正が連続30回出場でギネスブックの認定を受けたこと、照仁との親子2代体制で臨んでいることなどが紹介されると大きな歓声が上がる。これに応えてホーンを鳴らし、手を振りながら2台はスタートしていった。

 この日の行程はリマ~ピスコ。海岸線沿いに250km南下したあと、ピスコのビバーク周辺で13kmのごく短い競技区間(SS)が行われた。路面は砂地で砂丘越えも。選手たちにとっては足慣らしのステージとなった。

 このSSを2号車はトラック部門総合23位、排気量10リットル未満クラス1位でゴール。1号車も同じく38位と4位で手堅く走り切った。もちろんタイム差は僅少で大きな意味は持たない。ピスコの海岸沿いになるビバークでは一足先に到着していた日野メカニックたちが、ピスコを基点とするループ状で行われる6日の競技に向けて夜遅くまで点検作業を行っていた。

菅原義正/いよいよ始まりましたね。SSでは最後に砂丘の頂上でアクセルを抜くのが早すぎてお腹がつかえてしまいました。バックして事なきを得ましたがすごく恥ずかしかった。まあ、ちょうどよい肩慣らしだったと思います。

羽村勝美/久しぶりのナビゲーションなので今日は慣らし運転として良かったと思います。緊張しましたね。明日からきっちり頑張ります。

菅原照仁/至って順調です。見た目より柔らかく駆動力を食われる砂が多かった。大馬力の大型車が有利なステージでしたが、離されずに走れたと思います。

杉浦博之/気持ちの良いプロローグランでした。ドライバーも頑張っていたと思います。最後はビバークから燃料補給に出かけたら2時間半もかかりました。ダカールが始まった感じですね。

※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

日野自動車プレスリリース

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DAKAR:ダカールラリーが開幕

■ステージ1は、サインツ(バギー)が優勝
  日本勢も順調なスタート

(C)ASO./DPPI 拡大します

* 日本時間1月6日午前7時時点での順位です。

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2013年1月 5日 (土)

Grand-Am:マツダ6 SKYACTIV-D Racingのドライバーラインアップを発表

Mz(C) Photo by Mazda USA / MZRacing

2013年デイトナ24時間レース

1月26日・27日に決勝レースが行われるデイトナ24時間レースのための公式テストデーが行われているデイトナインターナショナルスピードウェイにて、北米マツダはこのレースでレースデビューする3台のマツダ6(日本名アテンザ)SKYACTIV-Dレーシングのドライバーラインアップを発表しました。

マツダ6 SKYACTIV-Dレーシングは、新開発のSKYACTIV-Dレーシングディーゼルエンジンを搭載したレースマシンで、パイプフレームシャシーとカーボン製ボディワークで構成されています。今年からグランダムレースシリーズに新設されるGX(グリーンエネルギー車クラス)に所属し、マツダにとって24回目となるデイトナ24時間レースにおけるクラス優勝を狙っています。

北米マツダのモータースポーツダイレクターであるジョン・ドゥーナンは、「私たちは今、マツダのモータースポーツの歴史に新しい一ページを加えようとしています。量産ベースのSKYACTIV-Dクリーンディーゼルエンジンを搭載したマツダ6レースカーをデイトナ24時間レースにデビューさせるにあたり、心底わくわくしています。このプロジェクトの開発を率いたのは、長く私たちのテクニカルパートナーとして協力関係にあるスピードソースです。彼らは北米マツダと日本のエンジニアの協力を得て、開発業務を担ってきました」と語っています。

スピードソース(70号車)は、チーム代表のシルベイン・トレンブレイのほか、ジョナサン・ボマリート、マリノ・フランキッティ、ジェームス・ヒンチクリフ、トム・ロングの合計5名を登録します。また、「ビジット・フロリダ」レーシング(00号車)には、北米マツダのドライバー育成システムをあがってきた若手のジョエル・ミラー、トリスタン・ヌネズ、スペンサー・ピゴット、トリスタン・ボーチエに加え、日本のベテランドライバー、寺田陽次郎をノミネートしています。また、フリーダム・オートスポーツ(25号車)には、アンドリュー・カーボネル、トム・ロング(ダブルエントリー)、レット・オドスキー、デレク・ウィティスが乗る予定です。寺田は、1978年以来8度目のデイトナ24時間レース出場(そのうちクラス優勝3回)となります。その経験に期待し、17~21歳の若手ドライバーの牽引役となることが狙い。

MZ Racingプレスリリース

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2013年1月 4日 (金)

Grand-Am:デイトナテストデー・スケジュール/エントリーリスト

■デイトナテストデー・スケジュール

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January Test Days 2013 – Schedule (12/28/12– subject to change)
Thursday, January 3
1:00 PM Rolex Rig Parking – NO UNLOADING until Notified by an Official
2:30 PM Continental Tire Challenge parking – NO UNLOADING until notified by an Official
6:30 PM Garages closed
Friday, January 4
7:00 AM Garages open
9:00 AM 10:45 AM Practice – Rolex Series
11:00 AM 12:00 PM Practice – Continental Tire Challenge
1:30 PM 4:00 PM Practice – Rolex Series
4:15 PM 5:15 PM Practice – Continental Tire Challenge
6:00 PM Garages closed
Saturday, January 5
7:00 AM Garage opens
9:00 AM 10:45 AM Practice – Rolex Series
11:00 AM 12:00 PM Practice – Continental Tire Challenge
1:00 PM 2:30 PM Practice – Rolex Series
2:45 PM 3:45 PM Practice – Continental Tire Challenge
4:00 PM 5:00 PM Practice – Rolex Series
6:30 PM 8:00 PM Practice – Rolex Series Fueling Practice Allowed
9:00 PM
Sunday, January 6
7:00 AM Garages open
9:00 AM 10:00 AM Practice – Continental Tire Challenge
10:15 PM 12:00 PM Practice – Rolex Series
1:30 PM 2:15 PM Practice – Continental Tire Challenge
2:30 PM 3:30 PM Practice – Rolex Series
5:00 PM Garages closed - All rigs must vacate the Speedway

Daytona

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2013年1月 1日 (火)

DAKAR:2012/12/26 MINIチームの心配

F1a5ae3bb4dab0f03fe072ee0b558f312df ステファン・ペテランセル (C)X-Raid

ニュース 12月.31,20122

最強の3ドライバー、ステファン・ペテランセル、ナニ・ローマ、クリストフ・ホロヴィッツをかかえたX-Raidチーム、2013大会の最強の優勝候補だ。しかし、Miniにいくつか不安がよぎる。その上、チーム内バトルも・・・

チームX-Raidは、ステファン・ペテランセルとジャンポール・コトゥレのデュオが成し遂げた成果により最初のタイトルを手にし、7台もの競技車をスタートさせたチームに優勝保持者のポジションをもたらした。2012年大会、スヴェン・クォンツ率いるMini軍団は敵なしと見られていた。最初の1,2ステージでステージ優勝、13ステージ中、4人のドライバーが8ステージで優勝し、クォンツはほっと胸をなでおろしたことだろう。次は、前回のようにいかないかもしれない、ステファン・ペテランセルまでもがそうもらす。スペイン・バハやセルトンエス・ラリーで優勝したにもかかわらず、「新しい規則により、我々のクルマはパワーが少しダウンしているかもしれない」とチームのキャプテンは語る。

Miniとライバル車とのパフォーマンスの差は、レースが始まってからしか確認できないかもしれないが、新レギュレーションでエンジンの開発が制限され、Miniの性能に影響しているのは確か。しかしなんといってもステファン・ペテランセル、ナニ・ローマ、クリストフ・ホロヴィッツという最強の3ドライバーをかかえるチームX-Raid、3人のノウハウは「Mini優勝に向けてのいくつかの切り札となりうる。」とクォンツ。
ワークス・チームのドライバーは、時に私欲の戦いを捨てて、チームの勝利にささげなければならないことがある。2004年モト部門で優勝したローマはそのあたり、よく心得ていながらも、「前大会総合2位で終わったので、当然今回優勝を考える」。一方、前大会でポディウムをラリー最終ステージでさわれたホロヴィッツも、「私は有意な経験がある。ダカール・ラリーで優勝旗を手にするのに何物も私を停止することはできない」と、意欲を隠さない。

チームMonster Energy X-Raid
302 : ステファン・ペテランセル (仏) -ジャンポール・コトゥレ(仏) / Mini All 4 Racing
305 : ナニ・ローマ(西) – ミッシェル・ペラン (仏) / Mini All 4 Racing
307 : レオニド・ノヴィツキー (露) – コンスタンチン・シルトフ (露) / Mini All 4 Racing
310 : クリストフ・ホロヴィッツ (ポーランド) – フィリップ・パルメイロ (ポーランド) / Mini All 4 Racing
313 : オーランド・テラノヴァ (アルゼンチン) – パウロ・フィウサ (ポルトガル) / BMW X3 CC
314 : ボリス・ガラフィック (チリ) – ジル・ピッカール (仏) / Mini All 4 Racing
324 : ステファン・スコット (独l) – ホルム・シュイミッツ (独l) / Mini All 4 Racing

パリダカ日本事務局

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