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2013年4月23日 (火)

マット・ケンゼスがポール・トゥ・ウィンで今季2勝目! トヨタはカンザスの週末も完全制覇

2013年4月22日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第8戦 STP 400


開催日:4月21日

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ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたマット・ケンゼス 

 4月21日(日)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第8戦「STP 400」が開催された。

 19日(金)午後3時40分より予選が行われ、マット・ケンゼスがコースレコードを更新する速さを見せ、今季初となるポールポジションを獲得。直前の練習走行でクラッシュし、バックアップカーに乗り換えたカイル・ブッシュが5番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が7番手、マーク・マーティンが8番手、地元カンザス州出身のクリント・ボウヤーが10番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

 21日(日)午後12時20分に1.5マイルオーバルを267周(400.5マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのケンゼスが好スタートで首位をキープした。
 一方で5番手グリッドから3位まで順位を上げていたKy.ブッシュが4周目に単独スピン。イエローコーションとなり、Ky.ブッシュは最後尾近くへ大きく順位を落としてしまった。
 序盤戦、ケンゼスが首位を譲ることなく快走する後方では、前戦レース後半を支配しながら惜しくも2位に終わったトゥルークス・Jr.がトップ5圏をキープ。しかし、74周目の3度目のイエローコーション時、ピット作業のペナルティによりポジションダウン。
 103周目には、今レース苦戦を強いられていたKy.ブッシュが2度目のスピンを喫し、壁にヒット。バンクを下ってきたKy.ブッシュの車両に後続が衝突し、車両前部が大破。Ky.ブッシュは今季、第3戦以来5戦連続のトップ5フィニッシュを続けていたが、この記録も潰えることとなってしまった。

 このイエローコーションで上位勢がピットへ向かう中、直前のコーションでピットタイミングをずらしていたトゥルークス・Jr.がコース上に残り、首位に浮上。その後はイエローコーションが出ず、164周目にグリーンピットを全車が終えた時点で、トゥルークス・Jr.が首位、ケンゼスはフロントグリルが異物でふさがれ水温が上昇したため予定よりも早めのピットを強いられ、4位へ後退。
 173周目、休養中のデニー・ハムリンに代わり今大会も11号車をドライブし、20位前後を走行していたブライアン・ヴィッカーズがスピン。イエローコーションが出されると、残り周回の燃料を考慮し燃料戦略が分かれた。ここでボウヤー他数台がコース上に残り、ポジションアップ。ボウヤーが2位、ピットインしたケンゼスとトゥルークス・Jr.は9,10位で再スタート。

 181周目に多重クラッシュでイエローコーションとなり、187周目に切られた再スタートでは、8位につけていたケンゼスが素晴らしいダッシュを見せ、190周目に2位に上がると、215周目にはついに首位を奪還した。
 217周目にコース上の異物によりイエローコーション。各車最後までの給油のためにピットへ。ここでも首位を守ったケンゼスが、残り43周での再スタート後もポジションをキープ。

 終盤戦は、首位を逃げるケンゼスとこれを追うケイシー・ケイン(シボレー)とのマッチレースとなったが、ケンゼスは逃げ切り、ポール・トゥ・ウィン。全267周中163周でリードラップ獲得とレースを支配し、見事今季2勝目を挙げた。トゥルークス・Jr.とボウヤーは4位、5位。ベテランのマーティンも後半追い上げ、9位でフィニッシュした。
 前戦テキサスに続く連勝で、今季4勝目を挙げたトヨタは、マニュファクチャラーズランキングでも単独首位に躍り出た。また、前日のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでも“トヨタ タンドラ”が勝利を挙げており、前週のテキサスに続き、トヨタはカンザスの週末も完全制覇で終えることとなった。

 次戦第9戦は4月27日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。

ドライバー マット・ケンゼス:
「ポールポジションからレースを支配し勝利できた。本当に素晴らしい“トヨタ カムリ”とチームだった。まるで夢のようだ。最後の15周は、特にターン3でオーバーステア症状に見舞われ、ケイシー・ケイン(シボレー)に追い着かれてしまった。彼の追い上げは脅威だったが、逃げ切ることが出来た。この素晴らしいチームと共に戦い、勝てて本当に嬉しい」 

第8戦 STP 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 267
2 27 5 ケイシー・ケイン シボレー 267
3 21 48 ジミー・ジョンソン シボレー 267
4 7 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 267
5 10 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 267
9 8 55 マーク・マーティン トヨタ カムリ 267
24 34 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 266
28 31 83 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 263
31 16 11 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 257
32 38 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 256
36 32 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 209
38 5 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 102
40 24 81 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 85
41 35 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 65

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 311
2 ケイシー・ケイン シボレー 274
3 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 273
7 カイル・ブッシュ トヨタ 257
8 マット・ケンゼス トヨタ 252
9 クリント・ボウヤー トヨタ 247
14 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 204
16 マーク・マーティン トヨタ 201
26 デニー・ハムリン トヨタ 145
28 ボビー・ラボンテ トヨタ 127
32 デイビッド・ロイティマン トヨタ 116
34 デイビッド・ストレミー トヨタ 101
35 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 93
43 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 23

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 58
2 シボレー 55
3 フォード 39

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第4戦 SFP 250


開催日:4月20日

マット・クラフトンが今季初勝利
“トヨタ タンドラ”1-2フィニッシュ

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今季初勝利のバーンナウトを見せるマット・クラフトン(#88) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第4戦「SFP 250」が4月20日(土)にカンザス・スピードウェイで開催された。

 20日(土)決勝に先立ち午前10時5分から予選が行われ、開幕2連勝でランキング首位につけるジョニー・ソーターが2列目4番手。チームメイトのマット・クラフトンが6番手、カイル・ブッシュが7番手、トッド・ボダインが10番手で続き、10台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 午後1時19分、1.5マイルオーバルを167周(250.5マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。7番手スタートのKy.ブッシュは13周目に他車と軽く接触しスピン。どこにも接触することなくグラスエリアを突っ切る形となったが、21位に後退。
 Ky.ブッシュのチームメイトであるジョーイ・コールターがこのイエローコーション時のピットで順位を上げ、3位に浮上。クラフトン、ソーター、ティモシー・ペターズ、ボダインらもトップ10圏内へとポジションを上げた。
 大きく順位を落としたKy.ブッシュだったが、目覚ましい追い上げを見せ、61周目には首位浮上。イエローコーションが出ないまま70周目過ぎからグリーン下でのピットが始まったが、ボダイン、ペターズら数台が残ったタイミングでコース上の異物によりイエローコーション。大きく順位が入れ替わり、ペターズ3位、ボダイン4位、Ky.ブッシュ7位で86周目に再スタートとなった。

 89周目、6位前後を争っていたKy.ブッシュとジャーマン・キロガが接触し、クラッシュ。Ky.ブッシュはここでレースを終えることとなってしまった。
 109周目、この日8度目のイエローコーションが出されると、各車最後の給油へ向けピットイン。ここでタイヤ無交換作戦を採ったコールターが首位浮上。2本交換のペターズ、ダレル・ウォレス・Jr.らが5位、6位へと順位を上げる一方で、4本交換したクラフトン、ソーター、ボダインが11位以下に続く形となった。
 再スタートが切られた翌周、トップ10を争っていたボダインが接触され壁にクラッシュ。ゆっくりとバンクを降りてきたボダインの車両に後続が突っ込み、ボダインの車両は大破。ボダインは無事だったが、レースは赤旗中断となった。
 13分弱の中断の後レースは再開。再スタート後はコールターが首位に立ち、ウォレス・Jr.が続く、若手の“トヨタ タンドラ”ドライバーによる1-2体制に。

 残り31周での再スタートでは、22歳のコールターと19歳のウォレス・Jr.が首位を争うその間にベテランのクラフトンが割って入り、首位を奪取。残り22周での再スタート後は、クラフトンとコールターの一騎打ちとなった。
 テール・トゥ・ノーズでファイナルラップまでクラフトンを追い続けたコールターだったが、逆転には至らず。クラフトンが嬉しい今季初勝利。昨年チームと共にトヨタに移籍したクラフトンにとって、“トヨタ タンドラ”で初の勝利を飾った。
 2位にはコールターが続き、“トヨタ タンドラ”は1-2フィニッシュ。ソーターが5位、ウォレス・Jr.が7位、ペターズが10位に入った。
 今大会の結果、ソーターのランキング首位は変わらず。クラフトンが2位に浮上した。
 次戦第5戦は5月17日(金)に米国東南部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー マット・クラフトン:
「金曜日の練習走行ではセッティングが全然仕上がっていなかったが、多くの変更を行い、調整を続け、決勝レースの後半に入って勝てると思った。最後はスポッター(コースを視認し無線でドライバーに指示するスタッフ)から、ジョーイ(コールター)が非常に速く、迫ってきていることを伝えてきた。彼とのバトルは最高で、素晴らしいレースだった」 

第4戦 SFP 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 6 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 167
2 11 18 ジョーイ・コールター トヨタ タンドラ 167
3 19 29 ライアン・ブレイニー フォード 167
5 4 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 167
7 15 54 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ タンドラ 167
10 18 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 167
11 12 77 ジャーマン・キロガ トヨタ タンドラ 167
13 31 81 デイビッド・スター トヨタ タンドラ 166
21 10 13 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 119
27 7 51 カイル・ブッシュ トヨタ タンドラ 90
32 20 7 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ タンドラ 27

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジョニー・ソーター トヨタ 174
2 マット・クラフトン トヨタ 162
3 ジェブ・バートン シボレー 149
8 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 127
9 ジョーイ・コールター トヨタ 125
13 ティモシー・ペターズ トヨタ 110
16 トッド・ボダイン トヨタ 102
17 デイビッド・スター トヨタ 99
18 ジャーマン・キロガ トヨタ 93
20 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 80
24 エリック・ジョーンズ トヨタ 70
32 クリス・クックラム トヨタ 29
41 グラント・ギャロウェイ トヨタ 17
45 タイラー・レディック トヨタ 14
46 クリス・フォンテイン トヨタ 10

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 31
2 シボレー 25
3 フォード 20
4 RAM 12

※結果及びポイントは暫定 
 

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