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2013年4月29日 (月)

NASCAR:前半戦支配も大荒れの終盤戦で無念の失速。クリント・ボウヤーが2位フィニッシュ (トヨタ)

2013年4月28日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第9戦 Toyota Owners 400


開催日:4月27日

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マット・ケンゼス(#20)、クリント・ボウヤー(#15)、ブライアン・ヴィッカーズ(#11)、
マーティン・トゥルークス・Jr.(#56)ら“トヨタ カムリ”勢が序盤を支配した 

 4月27日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第9戦「Toyota Owners 400」が開催された。
 年に2回シリーズ戦が開催されるリッチモンドでは、2009年より4年連続で春の大会をカイル・ブッシュが制している。また、秋の大会は2009年、2010年がデニー・ハムリン、昨年はクリント・ボウヤーが勝利するなど、過去4年の8戦中トヨタが7勝という強さを見せており、初めてトヨタが冠スポンサーとなる今大会も“トヨタ カムリ”の活躍に期待がかかった。
 地元バージニア州出身であり、リッチモンドで過去2勝を挙げているハムリンだが、今大会も残念ながら欠場となり、ブライアン・ヴィッカーズが11号車をドライブする。

トヨタモータースポーツニュース

 26日(金)併催のネイションワイド・シリーズ予選に続き、午後5時35分からスプリント・カップ・シリーズの予選が開始。前戦ポール・トゥ・ウィンを果たしたマット・ケンゼスが2戦連続のポールポジションを獲得。ヴィッカーズが2番手で続き“トヨタ カムリ”は最前列グリッドを独占。クリント・ボウヤーが5番手、Ky.ブッシュが8番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が9番手、マーク・マーティンが10番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 27日(土)日が傾き、コースをライトが照らし始めた午後7時46分、0.75マイルショートオーバルを400周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのケンゼスはスタートから快調なペースで後続を引き離していった。
 一旦は2秒以上広がった差を、2位に上がったボウヤーが詰めていき、36周目にケンゼスをパス。ヴィッカーズが4位、トゥルークス・Jr.が5位、Ky.ブッシュが6位で続き、トップ6台中5台が“トヨタ カムリ”という速さを見せた序盤戦となった。
 43周目、イエローコーションで首位を奪還したケンゼスは、再び独走状態となり、2位に4秒近い差を付けたが、110周目にコース上の異物によりイエローコーションが出され、その差は帳消しに。

 このコーション下でのピット作業では、ボウヤーが首位に立ち、その後100周以上に渡って首位の座を守ったが、ケンゼスがじりじりと差を詰め、219周目にボウヤーをパス。
 233周目、この日5度目のイエローコーションで各車ピットへ向かい、ケンゼスは首位をキープ。Ky.ブッシュが2つ順位を上げ、3位で再スタートすると、すぐに2位に浮上し、254周目にケンゼスもパス、この日初めて首位に立った。
 実兄のカート・ブッシュ(シボレー)と激しい首位争いを展開したKy.ブッシュだったが、328周目、スピンを喫した車両を避けられず接触。ピットでの修復を余儀なくされ、周回遅れとなってしまった。

 スタートからの293周で全てで首位を快走し、レースの大半を支配してきた“トヨタ カムリ”勢だったが、レースが終盤に入ると、燃料とタイヤの戦略によりピットで順位が入れ替わり、レースは大荒れの様相に。
 333周目にトゥルークス・Jr.が3位、マーティンが4位で再スタートを切ったが、339周目に接触でスピンしたマーティンにヴィッカーズが突っ込む形で多重クラッシュが発生。そのコーションからの再スタート直後にも、2位につけていたトゥルークス・Jr.が後続から接触されスピン。大きなダメージはなかったが、ヴィッカーズ、Ky.ブッシュらと同様、首位と同一周回の最後尾近くまで順位を落としてしまった。

 その後はケンゼスとボウヤーがトップ5圏内をキープ。レースが残り6周となったところで、先のクラッシュでのダメージを修復しながら走行を続けていたヴィッカーズが壁にクラッシュ。コース清掃のため、レースは6周延長され、最後の2周“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることとなった。
 ここで上位勢はピットへ向かい、最後のスプリント勝負へ向けタイヤ交換と給油を行ったが、数台がコース上に残るギャンブルに。ケンゼスが8位、ボウヤーが9位で残り2周の再スタートが切られると、3ワイド、4ワイドの激しい混戦となったが、これを上手く切り抜けたボウヤーが2位でチェッカー。ケンゼスが7位でフィニッシュした。

 次戦第10戦は5月5日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー クリント・ボウヤー:
「我々の“トヨタ カムリ”は好調だったが、勝つまでには至らなかった。最後はワイルドな展開となったが、イン側のポジションを取っていたのが幸運だったし、終盤連発したクラッシュに巻き込まれなかったのも運が良かった。トヨタがメインスポンサーの大会で勝利したかったが、2位という結果は悪くない」 

第9戦 Toyota Owners 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 17 29 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 406
2 5 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 406
3 7 22 ジョーイ・ロガーノ フォード 406
7 1 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 406
17 9 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 406
19 32 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 406
22 22 83 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 406
24 8 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 406
31 25 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 402
35 2 11 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 392
37 36 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 368
38 10 55 マーク・マーティン トヨタ カムリ 349
39 41 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 245
40 43 52 ブライアン・ケゼロウスキー トヨタ カムリ 186
43 38 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 17

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 343
2 カール・エドワーズ フォード 300
3 ケイシー・ケイン シボレー 297
5 クリント・ボウヤー トヨタ 290
7 カイル・ブッシュ トヨタ 278
13 マット・ケンゼス トヨタ 241
15 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 231
21 マーク・マーティン トヨタ 207
27 ボビー・ラボンテ トヨタ 152
28 デニー・ハムリン トヨタ 145
31 デイビッド・ロイティマン トヨタ 138
35 デイビッド・ストレミー トヨタ 114
36 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 100
43 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 23
45 ブライアン・ケゼロウスキー トヨタ 4

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 64
1 シボレー 64
3 フォード 43

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第7戦 ToyotaCare 250


開催日:4月26日

カイル・ブッシュとブライアン・ヴィッカーズが3-4位

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3位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュ(#54)

 4月26日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第7戦「ToyotaCare 250」がリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催された。

 26日(金)決勝に先立ち、午後4時5分から予選が行われ、カイル・ブッシュが最前列2番手、今季シリーズ初レースとなるケニー・ウォレスが5番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手。地元バージニア州出身のエリオット・サドラーは14番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 午後7時46分、0.75マイルショートオーバルを250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。最前列2番手グリッドのKy.ブッシュが2周目に首位を奪ったが、4周目にライバルの先行を許し、その後は3ワイドでの激しい首位争いを展開した。
 23周目にエンジンブローの車両によりコースにオイルが撒かれ、清掃のため5分ほどの赤旗中断。レース再開後のコーションラップで、上位勢はコースに残ったが、サドラーら数台がピットへ。
 若干順位を落とし、18位で再スタートを切ったサドラーだったが、他よりも20周以上新しいタイヤの優位性を活かし、徐々にポジションアップ。88周目にはついに首位に浮上した。
 99周目にアレックス・ボウマンの右フロントタイヤがパンクし、この日2度目のコーション。上位勢はピットに向かい、サドラーは首位を守って再スタート。しかし、サドラーは後半ハンドリングのセッティングに苦しむこととなり、徐々にポジションダウン。

 レース終盤はイエローコーションが多発。Ky.ブッシュ3位、ヴィッカーズ4位、サドラー6位で残り29周で再スタートが切られると、Ky.ブッシュは大外から前の2台をパスし、首位浮上。そのまま逃げ切るかと思われた。
 しかし、その後2度にわたってエンジンブローの車両によるイエローコーションが出され、レースは残り12周で再スタート。イン側の最前列からスタートし、得意のスタートダッシュを決めたKy.ブッシュだったが、摩耗の進んだタイヤで、ライバルの猛追を凌ぎきることが出来ず、3位でフィニッシュ。ヴィッカーズが4位、サドラーが6位に入った。
 今大会の結果、ヴィッカーズとサドラーはそれぞれシリーズランキングで5位、6位へと浮上した。

 次戦第8戦は5月4日(土)、タラデガ・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「まずまずの一日だった。残念ながら前の2台を捕まえることは出来なかった。彼らは本当に、本当に速かった。練習走行では何の問題もなく、我々の“トヨタ カムリ”は好調だった。いくつかの細かな調整を行い、最初は8位くらいの速さだったが、クルーチーフとスタッフが素晴らしい調整で最後は3位を走れるまでに仕上げてくれた。全体的に見れば良い夜だった」 

第7戦 ToyotaCare 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 22 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 250
2 4 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 250
3 2 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 250
4 9 20 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 250
6 14 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 250
11 30 77 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 250
13 20 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 250
22 26 00 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 249
23 25 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 248
24 28 44 ハル・マーティン トヨタ カムリ 248
25 31 24 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 247
26 37 14 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 247
27 12 99 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 246
36 5 29 ケニー・ウォレス トヨタ カムリ 142
40 24 10 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 4

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 259
2 リーガン・スミス シボレー 258
3 ブライアン・スコット シボレー 236
5 エリオット・サドラー トヨタ 224
6 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 222
8 パーカー・クリガーマン トヨタ 219
11 アレックス・ボウマン トヨタ 200
12 マイク・ブリス トヨタ 191
16 ジョー・ネメチェク トヨタ 148
17 エリック・マクルーア トヨタ 128
18 ブレイク・コッホ トヨタ 128
20 ハル・マーティン トヨタ 116
30 ジェイソン・ホワイト トヨタ 76
37 ジェフ・グリーン トヨタ 39
47 ケニー・ウォレス トヨタ 8

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 50
2 フォード 46
3 シボレー 37
4 ダッジ 3

※結果及びポイントは暫定 

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