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2013年5月21日 (火)

INDY:予選2日目最速はジョセフ・ニューガーデン、伝統のレースを戦う33組のドライバーとマシンが決定(ホンダ)

Honda

2013年5月19日(日)・バンプデイ  
会場:インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(全長2.5マイル)
天候:快晴  
気温:27~31℃

第97回インディアナポリス500マイルレースの予選が前日に続いて行われ、伝統のレースに出場する33人のドライバーと33台のマシンが決定しました。前日とは打って変わって快晴に恵まれたインディアナポリス・モーター・スピードウェイでは、Honda V6ターボ搭載ダラーラDW12で走るジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)が予選用の4連続ラップで平均時速225.731mphを記録、予選2日目の最速ドライバーとなり、25番グリッドを獲得しました。

インディ500の予選方式は非常にユニークで、33のグリッドをかけて2日間にわたって予選を繰り広げます。予選初日のポールデイでは、ポールポジションから24台のグリッドが決定し、2日目は残る9グリッドをめぐる戦いが行われます。そして、33グリッドがいったん埋め尽くされると、そこからがバンプデイと呼ばれるゆえんである、バンプアウト(弾き出し)合戦に突入します。33人の中で最も遅い予選スピードの保持者は、それより少しでも速い予選アタックを達成した選手が現れるとグリッドから弾き出されるのです。

ホンダモータースポーツリリース

予選アタックは1日に3度行ってもいいルールで、一度バンプアウトされてもグリッドを取り返すことが可能です。こうしたグリッドの争奪戦はインディの伝統の一つですが、昨年はエントリー数が33ちょうどでバンプアウトは起こりませんでした。

今年は34のエントリーがあり、予選2日目の午後1時前、キャサリン・レッグ(Schmidt Hamilton Motorsports)が33番目のグリッドを手にしました。彼女が走行を開始したのは今朝のプラクティスでしたが、短時間でスピードアップを果たしました。

これでバンプアウト合戦の始まる舞台は整いました。しかし、グリッド確保のできていないミシェル・ジョルダインJr.(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、プラクティスの間からスピードが伸び悩んでおり、予選2日目の夕方6時までに目指すスピードを出すことができず、大逆転でのインディ500出場をかけた予選アタックを断念し、2年連続でバンプアウトがないインディ500予選となりました。

第97回インディ500への出場を決めた33人のドライバーの中には4人の優勝経験者と、4人のルーキーが含まれています。最多出場ドライバーはバディ・ラジア(Lazier Partners Racing)の16回。歴代最多出場ドライバーは佐藤琢磨のチームオーナーであるアンソニー・ジョセフ・フォイトで、1958年から92年まで35年連続で出場しました。Honda V6ターボでインディ500を戦うドライバーは、今年は16人です。

前日の予選で18番手となった佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、この日は予選が行われていない時間を利用し、決勝に向けたマシンセッティングを行いました。単独走行の予選とは対照的に、決勝レースは他車の作り出す乱気流の中を高速で走る戦いとなるため、マシンセッティングは違ったものが求められます。佐藤はライバルたちと接近した状態で周回を重ね、ポジションを入れ替えながら107周を走り、サスペンションやウイングの調整を行い、決勝への準備を整えました。

コメント
ジョセフ・ニューガーデン(25番手)

「昨日は衝撃を受けました。あまりいい予選スピードではなかったことや、小さな問題があったことは確かですが、まさか2度目のアタックが必要になるとは予想していませんでした。そのため、予選をもう一度行う準備が遅れてしまい、グリッドを確保ができない事態になりました。私たちはバンプデイの予選通過となったため、後方のグリッドからスタートしますが、レースは200周の長距離ですから、今年は上手に戦い抜きたいですね。インディ500ではなにが起こるか分かりませんが、予想外の事態に陥ることは最小限に抑えなくてはなりません。マシンを速いものに仕上げることができれば、後方グリッドからでも優勝は可能だと考えています」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「インディ500への出場を決めた16人のドライバーたち、そして彼らのチームの健闘をたたえたいと思います。Hondaエンジン搭載マシンを決勝で17台走らせるのは一つの目標でしたから、ミシェル・ジョルダインJr.の出場がならなかったのは非常に残念です。しかし、これから私たちがやるべきことは後ろを振り返ることではなく、レースに向けて準備し、エンジンの開発をギリギリまで続けることです。今日は多くのHondaチームがたくさんの周回を重ねましたから、とても貴重なデータを収集することができました。それらのデータも使って、決勝ではエンジンがより高い性能を発揮するよう、これからの5日間もダイナモメーターでのテストを続けます」

予選
順位 No. ドライバー チーム エンジン 平均速度(mph)

1 20 E.カーペンター Ed Carpenter Racing シボレー 228.762
2 26 C.ムニョス Andretti Autosport シボレー 228.342
3 25 M.アンドレッティ Andretti Autosport シボレー 228.261
4 5 E.J.ヴィソ Andretti Autosport シボレー 228.15
5 2 AJオールメンディンガー Team Penske シボレー 228.099
6 12 W.パワー Team Penske シボレー 228.087
7 1 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー 227.904
8 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー 227.762
9 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー 227.07
10 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing シボレー 227.441
 
11 98 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda 227.386
14 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda 226.37
16 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda 226.158
17 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda 226.069
18 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda 225.892
19 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda 225.88
20 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda 225.809
21 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda 225.674
23 8 ライアン・ブリスコー Chip Ganassi Racing Honda 225.265
25 21 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda 225.731
26 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda 225.007
28 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda 224.873
29 18 アナ・ベアトリス Dale Coyne Racing Honda 224.184
30 63 ピッパ・マン Dale Coyne Racing Honda 224.005
31 41 コナー・デイリー A.J. Foyt Racing Honda 223.582
33 81 キャサリン・レッグ Schmidt Peterson Motorsports Honda 223.176

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