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2013年6月 2日 (日)

INDY:ダリオ・フランキッティが今季初のポールポジション獲得。マイク・コンウェイが3番手、ジェームズ・ジェイクスが4番手、佐藤琢磨は8番手から優勝を狙う (ホンダ)

Honda2013年5月31日(金)・予選1日目  
会場:ベル・アイル・レースウェイ  
天候:雨のち曇り  気温:26~27℃

インディ500の興奮も醒めやらぬうちに、インディカー・シリーズはミシガン州デトロイトに舞台を移しました。ダウンタウンのすぐ北、デトロイトリバーに浮かぶベルアイルのストリートコースにおいて、今週末には第6、第7戦のダブルヘッダーが開催されます。走行初日の金曜日には1回のプラクティスのあとに第1レース用の予選が行われ、ダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が今季初、キャリア31回目のポールポジション(PP)を獲得しました。Chip Ganassi Racing、そしてHondaにとっては昨年に続く2年連続PPです。

午前中に行われたプラクティスは晴天下のドライコンディションでしたが、予選が始まる直前に雨が降り始め、第1ステージの第1グループは完全なウエットコンディション、第2グループは次第に乾いて行くコンディションでの戦いとなりました。第2ステージは開始直後だけがハーフウエットで、ファイナルステージは完全なドライコンディションとなり、目まぐるしく変化するコンディションに合わせてマシンを調整するのは大変難しい状況でしたが、フランキッティとChip Ganassi Racingは見事な対応力を見せました。

フランキッティはフルウエットの第1グループ通過を6番手で果たすと、第2ステージは2番手タイムで突破しました。ここでマシンの仕上がりに自信を持ったフランキッティは、フィイナルステージではアタック3周目にトップに躍り出ることに成功し、4周目にはさらに速いラップ、1分19秒3311をマーク。PP獲得を決定付けました。なお、今年のレースはターン2の先のストレートが長くなり、コース全長は昨年までの2.07マイルから2.35マイルへと伸びています。

ホンダモータースポーツリリース

第1レース用の予選ではHondaドライバーたちがトップ6で争われるファイナルステージに4人進出し、今年2レース目の出場となるマイク・コンウェイ(Dale Coyne Racing)が予選3番手、ジェームズ・ジェイクス(Rahal Letterman Lanigan Racing)が予選4番手、アレックス・タグリアーニ(Barracuda Racing/Bryan Herta)が予選6番手でした。そして、予選トップ10にHondaドライバーは7人が入りました。

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)はウエットコンディションを得意としており、予選第1ステージはトップタイムで悠々とクリアしました。しかし、第2ステージではタイムアタック中に赤旗が出される不運に見舞われ、ファイナルステージ進出を逃しました。それでも予選結果は8番手で、決勝レースではトップ争いの期待できるポジションを確保しています。

コメント
ダリオ・フランキッティ(ポールポジション)

「コンディションが変化し続けたため、予選は非常に難しい戦いでした。第1ステージは何とか通過することに成功しました。そして、路面がどんどん乾いていった第2ステージではマシンを懸命にコントロールして走りました。ファイナルステージの路面は完全なドライコンディションでしたが、グリップは低いままで、非常に滑り易いものでした。限界を超えた走りになっていましたが、デトロイトが攻撃的な走りを求めるコースのため、ポールポジションを獲得する事ができました。朝のプラクティスでマシンを壊してしまいました。それを直してくれたクルーたちに感謝します。ポールポジションは彼らへのお返しです」

佐藤琢磨(8番手)
「おもしろい予選でした。激しい雨でしたが、予選が始まると路面は瞬く間に乾いていきました。セミウエットのコンディションでは余裕を持ってトップタイムを出せましたから、予選に対して自信を持つことができました。第2ステージはハードタイヤでチェック走行をして、ソフトタイヤに履き替えてアタックに出ていきました。そのアウトラップ中に1台のマシンがターン3でスピンして止まっており、そのセクションだけにイエローフラッグが出されていました。前を走るマシンとの間隔を広げるためにスピードを落として1周し、もう一度ターン3がローカルイエローのままだったことを確認し、アタックを始めました。そうしたら、そのラップの最中にレッドフラッグが出されたのです。あのタイミングでレッドを出す理由はなかったと思います。結局、私は一度もアタックを行うことなく予選を終えなくてはなりませんでした。がんばってくれているクルーたちのためにも、本当に悔しくてなりません」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「予選が始まる数分前に雨が激しく降り、ウエット、ハーフウエット、ドライとコンディションがどんどん変わっていく難しい予選となりました。そうしたコンディションも味方してくれたのか、Hondaエンジンを使うドライバーたちが大いに活躍してくれました。トップ12に7人が入り、トップ6には4人が進出したのです。Hondaドライバーは難しいコンディションに見事に対処していました。そして、ポールポジションをダリオ・フランキッティが獲得しました。Hondaエンジンはストリートで高い性能を発揮しています。今週使われているエンジンはインディ500で投入されたものですが、サンパウロでの第4戦までを戦ったものよりもパフォーマンスが向上しています。今週末に行われるふたつのレースでもHondaエンジンで走るドライバー、そしてチームが活躍をしてくれることと期待しています」

予選
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム

1 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda 1:19.3311
2 5 E.J.ヴィソ Andretti Autosport シボレー 1:19.5572
3 18 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing Honda 1:19.8285
4 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda 1:19.9897
5 1 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー 1:20.0030
6 98 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda 1:20.3514
7 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda 1:22.4997
8 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda 1:22.7164
9 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda 1:22.9250
10 12 W.パワー Team Penske シボレー 1:22.9537
 
14 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda 1:30.5258
16 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda 1:30.6929
17 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda 1:37.8891
23 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda 1:38.8651
25 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda 1:44.0316

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