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2013年6月18日 (火)

NASCAR:マーティン・トゥルークス・Jr.3位、カイル・ブッシュ4位、4台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ

2013年6月17日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第15戦 Quicken Loans 400


開催日:6月16日

13nascar16_13位フィニッシュを果たしたマーティン・トゥルークス・Jr.(#56)と
4位で続いたカイル・ブッシュ(#18)
 

 6月16日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第15戦「Quicken Loans 400」が開催された。
 1周2マイルのミシガンは、予選での1周平均速度が時速200マイル(約320km)を越えるハイスピードオーバル。コース幅が広く、ライン取りの自由度が高いことでも知られ、時速300kmオーバーでのサイド・バイ・サイド・バトルが繰り広げられる。
 今大会の直前6月12日(水)に、トヨタでのNASCAR出場経験も多く持つジェイソン・リフラーがダートオーバルレースの事故で亡くなった。リフラーは2007年のブッシュ・シリーズ(現在のネイションワイド・シリーズ)で、参戦初年度の“トヨタ カムリ”に初優勝をもたらし、その後も各カテゴリーに参戦、前戦ポコノでは久しぶりにスプリント・カップ・シリーズにも出場したばかりだった。多くのドライバーがリフラーを偲んでのレース出場となったが、中でもデニー・ハムリンは、現在のメインスポンサーのカラーリングをリフラーが初めて使用したときと同じものに急遽変更してレースに臨んだ。
 ミシガンでは過去にハムリンが2勝、カイル・ブッシュが1勝を“トヨタ カムリ”で挙げている。

 14日(金)午後3時35分から予選が行われ、マット・ケンゼスが8番手、Ky.ブッシュが9番手、ハムリンが11番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が13番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

 16日(日)午後1時19分、2マイルオーバルを200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。8番手グリッドのケンゼスが好スタートを切り、4位にジャンプアップ。ケンゼスは10周目には2位に浮上した。
 前夜降り続いた雨のためにコース上は洗い流され、確認のために20周目にコンペティション・コーション。全車ピットへ。ここでKy.ブッシュがピットロード上で追い越しをしたとしてペナルティを科され、31位へと大きく後退。
 42周目、この日4度目のピットでは、上位につけていたケンゼスが、他車との接触を避けようとしてタイムロス。7位へと順位を落とした。また、11番手スタートながら、序盤からハンドリングに苦しみ、じりじりと後退していたハムリンは、77周目、ついにピットでサスペンションを交換。周回遅れとなってしまった。
 一方で、13番手スタートのトゥルークス・Jr.が着実に順位を上げ、トップ5圏内に浮上。

 レースが折り返しを過ぎると、再び上位に復帰したケンゼスが2位で首位を追い、素晴らしい追い上げでトップ10圏内に復帰したKy.ブッシュとトゥルークス・Jr.がその後方につける展開となった。
 166周目、最後まで走りきるだけの給油のためにトゥルークス・Jr.を含む数台がグリーン下でピットへ。その直後にイエローコーションが出され、残りの車両がピットへ向かうと、コース上に残ったトゥルークス・Jr.は2位へ浮上。ケンゼス4位、Ky.ブッシュ7位、23位スタートから徐々に順位を上げてきていたクリント・ボウヤーが8位で174周目に再スタートを切った。
 しかし、この再スタートでケンゼスがバランスを崩しポジションダウン。トゥルークス・Jr.が最後まで首位を追ったが及ばず、3位でフィニッシュ。Ky.ブッシュが4位、ケンゼスが6位、ボウヤーが7位で続き、“トヨタ カムリ”は4台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第16戦は6月23日(日)、米国西部カリフォルニア州ソノマのロードコース、ソノマ・レースウェイで行われる。

ドライバー マーティン・トゥルークス・Jr.:
「我々はこの週末を通して、そして今日も、ハードに戦った。金曜日の時点では、我々の“トヨタ カムリ”は好調だったが、予選では望み通りの性能が出せず、昨日の練習走行でも苦戦したため、今日はいくつかの変更を施して臨んだ。クルーチーフとチームスタッフが素晴らしい仕事をしてくれた。特にロングランで我々の“トヨタ カムリ”は速かった。全体的には素晴らしい一日だった。ここ2週間、残念なレースが続いていただけに、本当に好結果を臨んでいた。この好調が維持できることを期待している」 

第15戦 Quicken Loans 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 19 16 グレッグ・ビッフル フォード 200
2 21 29 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 200
3 13 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 200
4 9 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
6 8 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 200
7 27 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 200
19 32 47 AJ.アルメンディンガー トヨタ カムリ 200
26 22 55 マーク・マーティン トヨタ カムリ 200
27 41 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 200
29 34 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 199
30 11 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 199
32 33 83 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 198
36 42 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 193
41 43 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 50

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 538
2 カール・エドワーズ フォード 507
3 クリント・ボウヤー トヨタ 489
5 マット・ケンゼス トヨタ 456
6 カイル・ブッシュ トヨタ 452
13 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 405
24 マーク・マーティン トヨタ 314
26 デニー・ハムリン トヨタ 299
32 デイビッド・ロイティマン トヨタ 214
34 デイビッド・ストレミー トヨタ 209
35 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 178
40 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 63
44 ブライアン・ケゼロウスキー トヨタ 4
45 ジェイソン・リフラー トヨタ 1

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 107
2 トヨタ 92
3 フォード 79

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第13戦 Alliance Truck Parts 250


開催日:6月15日

天候をにらみながらの燃費戦
カイル・ブッシュが4位

13nascar16_2

終盤首位を走るも25位に終わったパーカー・クリガーマン(#77)と
8位フィニッシュのエリオット・サドラー(#11)

 6月15日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第13戦「Alliance Truck Parts 250」がミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催された。

 14日(金)の練習走行を経て、15日(土)午前10時35分から予選が行われ、ルーキーのアレックス・ボウマンが5番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、午後2時33分に2マイルオーバルを125周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。
 1周目にいきなりボウマンがスピン。これを避けようとしたヴィッカーズら数台も巻き込まれ、多重クラッシュとなった。ヴィッカーズは壁にこそヒットはしなかったものの、イン側のグラスエリアに突っ込み、車両前部などを破損。スタート直後にしてガレージでの長い修復を余儀なくされてしまった。
 一方で16番手スタートのパーカー・クリガーマンがポジションをアップ。スタート直後のイエローコーションからの再スタートでは8位につけていたが、好スタートを決めて5位へ浮上。14番手スタートのカイル・ブッシュも25周目にはトップ10圏内へと順位を上げた。

 レースは最初の7周で2度にわたるイエローコーションが出されたものの、その後は出ず、40周目過ぎからグリーン下でのピット開始。その後もグリーンでのレースが続き、レースが折り返す63周目には、トップと同一周回は僅か13台。
 また、レース開始前から心配されてきた空模様も、いつ降ってきてもおかしくない状況であり、各チーム、燃費戦略と空模様に悩まされるレースとなった。
 64周目にコース上の異物によりこの日3度目のイエローコーション。19番手スタートからトップ10入りを伺う位置まで追い上げていたエリオット・サドラーがここでタイヤ2本交換作戦でポジションアップ。4台がコース上に残ったが、サドラーは9位、クリガーマンとKy.ブッシュがこれに続いて再スタート。得意のスタートダッシュを決めたKy.ブッシュが一気に5位に順位を上げた。

 80周目にこの日4度目のイエローコーションが出されると、判断が分かれた。最後まで走りきるにはぎりぎりの周回だが、いつ雨が降り始めるかわからないため、サドラーとクリガーマンを含む数台がコース上に残り、トップでピットアウトしたKy.ブッシュが5位で88周目に再スタート。
 99周目にもイエローコーションが出されたが、クリガーマンはピットに入らず、ついに首位に浮上した。
 クリガーマンは13周にわたって首位を走行したが、雨は降らず、112周目に燃料切れに見舞われスローダウン。ピットで給油を行ったが、大きく順位を落としてしまった。
 結局レースは最後まで雨が降ることなく進行し、終盤の燃費戦を走り抜いたKy.ブッシュが4位、サドラーが8位でフィニッシュした。

 次戦第14戦は6月22日(土)、米国北部ウィスコンシン州エルクハートレイクのロードコース、ロードアメリカで行われる。

ドライバー パーカー・クリガーマン:
「状況に合わせた完璧なレース運びが出来たと思った。クルーチーフの判断は間違っていなかったと思う。しかしレースを通してトップ5圏内で走れたことを思うと、結果は残念だ。スポンサーの地元で、トップを走れる速さを示せたが、望み通りの結果は得られなかった。最後の20周はコースが非常に汚れていたが、コーションは出なかった。そして我々は燃料切れに陥り、25位に終わった。結果だけ見れば不満の残る一日だったが、我々の“トヨタ カムリ”は十分なスピードを示すことが出来、多くの面で前向きな手応えも得られたと思う。次戦こそ良い結果でレースを終えたい」 

第13戦 Alliance Truck Parts 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 20 7 リーガン・スミス シボレー 125
2 11 32 カイル・ラーソン シボレー 125
3 2 33 ポール・メナード シボレー 125
4 14 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 125
8 19 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 125
14 5 99 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 124
15 23 44 コール・ウィット トヨタ カムリ 124
21 28 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 123
22 25 24 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 123
25 16 77 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 123
27 36 52 ジョーイ・ゲイス トヨタ カムリ 122
28 37 14 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 120
29 27 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 119
33 9 20 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 80
34 35 00 ケン・バトラー トヨタ カムリ 21
36 26 10 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 14

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 リーガン・スミス シボレー 495
2 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 437
3 ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 436
5 エリオット・サドラー トヨタ 424
8 パーカー・クリガーマン トヨタ 405
10 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 395
11 アレックス・ボウマン トヨタ 362
12 マイク・ブリス トヨタ 354
17 エリック・マクルーア トヨタ 243
19 ジョー・ネメチェク トヨタ 213
20 ブレイク・コッホ トヨタ 195
24 ハル・マーティン トヨタ 163
29 ジェイソン・ホワイト トヨタ 129
36 コール・ウィット トヨタ 85
37 ジェフ・グリーン トヨタ 71
41 ケニー・ウォレス トヨタ 54
45 ドリュー・ヘリング トヨタ 33
49 ケン・バトラー トヨタ 28
50 トニー・レインズ トヨタ 26

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 88
2 フォード 84
3 シボレー 75
4 ダッジ 9

※結果及びポイントは暫定 
 

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