ALMS:Rd.7ボルチモア 予選結果
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2013年8月30日(金)
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間レースが、ブラジル・サンパウロ近郊のインテルラゴス・サーキットで公式練習から幕を開けた。
トヨタ・レーシングはこのレースにハイダウンフォース仕様の#8 TS030 HYBRIDを持ち込んだ。ドライバーはアンソニー・デビッドソン、ステファン・サラザン、セバスチャン・ブエミの3人。彼等が駆る最新型ハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDは、サンパウロに始まる残りのシーズン戦で高い戦闘力を発揮すべく、フロント及びリアに変更が施されている。残り5戦が行われるサーキットはル・マンと比べて距離も短く、ハイダウンフォース仕様が適しているとの判断からだ。
トヨタの誇るトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)も、6時間のスプリントレースで十分な力を発揮できるように、あらゆる改良が施されて来た。ル・マンでは耐久性向上が図られたが、サンパウロ6時間レースでは加速の度に300馬力のモーター出力が確実にV型8気筒3.4リットルエンジンをアシスト出来るようにセットアップされている。
こうした改善が功を奏し、TS030 HYBRIDは、午前中に行われた公式練習第1回目に昨年のポールポジション・タイムを凌ぐ最速タイムを記録し、ル・マン後の努力が実を結んだことを証明した。90分のセッションでは、ほとんどの時間をデビッドソンがステアリングを握り、最後の12分間をサラザンが担当した。
トヨタモータースポーツニュース
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8月27日、レーシングカーコンストラクター最大手のダララは、FIAが提唱するF4シリーズ用マシンのイメージを公開した。
2008年よりドイツやインドでスモールフォーミュラを投入しているダララは、その手法を用いて2014年にFIA-F4規格マシンを完成させる予定である。ニューマシンはすでにダララ社内でスケールモデルによるシミュレーションが開始されており、ドライバーによるテストとその量産に向けて準備が進められている。
F4マシンは大きな成功を収めているF3マシンと同様、各メーカーのエンジンに対応可能であり将来は電子制御ハイブリッドシステムの搭載も検討されてる。
カスタマーには柔軟性を持ったフォーミュラとして、チャンピオンシップ獲得に必須の条件を持っていることをアピールしている。
ヨーロッパや日本のスモールフォーミュラにとっては強大なライバルが出現したといえそうだ。
* 童夢顧問の林みのる氏の関連コラムはこちら。
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ダリオ・フランキッティは今季4度目の表彰台となる3位
佐藤琢磨は序盤にアクシデントに2度巻き込まれて23位
August 25 2013, RACE GoPro Indy Grand Prix of Sonoma
2013年8月25日(日)・決勝
会場:ソノマ・レースウェイ
天候:快晴 気温:24~25℃
2013年のシーズンも終盤に突入しているインディカー・シリーズは、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のソノマ・レースウェイで第15戦が開催されました。このレースを含め、今シーズンの残すレースは5戦だけとなっています。
全長2.385マイルのコースを85周するレースは、スタートから30周の間に5度ものフルコースコーションが出される展開となり、各チームはさまざまな作戦を採用してレースを戦うことを強いられました。
ジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)は、7周目に後方からヒットされてスピンを喫し、23番手まで後退しました。そこからは燃費セーブを心がけ、絶妙のタイミングでピットストップを重ねたことで、着々とポジションをばん回し、69周目のリスタートでついに2番手までポジションを上げました。彼らは今シーズンのベストだった2度の3位を上回り、2位フィニッシュで表彰台に上りました。
そして、3位でゴールしたのは、予選でポールポジションを獲得したダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)でした。彼にとっては、今シーズン4度目のトップ3フィニッシュでした。
ポイントスタンディングで2位につけているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、予選2番手でフロントロー外側グリッドからスタートしましたが、フィニッシュは15位でした。決勝日の朝のファイナルプラクティスで最速ラップをマークし、レースでも好調を維持、85周の戦いがまだ折り返し点を迎える前の34周目にトップに立つと、そのままレースをコントロール下に置きました。しかし、63周目に出されたフルコースコーション中に行った最後のピットストップで、ほかのチームのクルーと接触し、ペナルティーを科せられ、優勝のチャンスを失いました。15位でのゴールでも、ディクソンはポイントスタンディング2位の座は守っており、キャリア3度目のシリーズタイトル獲得を目指し、残る4レースを戦います。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、13番手スタートから10周で9番手までポジションを上げ、さらに上位を狙える状況が見えていましたが、19周目のリスタートのあと、目の前でスピンしたマシンと接触してフロントノーズとフロントサスペンションを破損しました。ピットで長い時間をかけてマシンを直し、レースに戻りました。ところが、今度はスピンして進行方向と逆を向いてストップしていたマシンが突如として動き出し、佐藤にぶつかってきたことでレースを終えざるを得ませんでした。
2013年シーズンも残すところ4戦となっています。次戦の第16戦は、休む間もなく東海岸に再び戻り、来週末にメリーランド州ボルチモアのストリートコースで開催されます。
ホンダモータースポーツリリース
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2013年8月26日(月)
トヨタ・レーシングは、2013年FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間レースから、最新のハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを投入する。これまでは第3戦ル・マン24時間レースに目標を絞り、高い最高速度を誇るローダウンフォース仕様で戦って来た。
長い直線を有するル・マンには、最高速重視のTS030 HYBRIDを持ち込んだが、期待通りに性能を活かせず2位に甘んじた。データ分析によると、高速直線区間は優位に立つものの、高速コーナーなどの区間でやや安定を欠き、十分な性能を発揮出来ず、また、最高速度に関しても改善の余地があることが見つかっている。
こうした課題の解決に努め、さらにWEC後半5戦の行われるサーキットの特徴を分析した結果、ル・マンでの平均速度が240km/h近いのに対し、他のWECが戦われるサーキットでは、およそ180km/hということもあり、サンパウロからは最高速よりもダウンフォースを重視したハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを持ち込むことにした。そのために見直した個所は、前輪を覆うボディカウル(ホイールアーチ)を含む車両前面の形状、エンジンカバー形状、リアウイング形状と多岐にわたる。こうしたダウンフォース向上の改良を施した上で、十分なスピードを保持する策として、既に理想的な燃焼効率を達成している現行の3.4リットルV型8気筒自然吸気ガソリンエンジンも、再度見直しを図り、ル・マン24時間という長時間耐久走行レース用から6時間のスプリントレース用へと最適化している。また、使用可能な回生エネルギーを全て使い切れるように、モーターのアシスト能力を高める努力も施されている。
トヨタモータースポーツニュース
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2013年8月26日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第24戦 Irwin Tools Night Race
開催日:8月24日
今季5勝目を挙げ、“チェイス”入りを決めたマット・ケンゼス
8月24日(土)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第24戦「Irwin Tools Night Race」が開催された。
“サンダー・バレー”の愛称を持つブリストルは、1周0.533マイル(約850m)のショートオーバルながら、高いバンク角を持ち、“世界最速のハーフマイル”と呼ばれる。狭く、短いコースでは接触などのアクシデントが多発する難コースである。
このコースはカイル・ブッシュが得意としており、過去5勝、また、2010年の夏には、同一週のネイションワイド・シリーズ戦、トラック・シリーズ戦の全てを制する前人未踏の「ブリストル・スイープ」を達成している他、今年春の大会でもポールポジションから首位争いを繰り広げ、2位に入っている。今週も既に、トラック・シリーズとネイションワイド・シリーズ戦で勝利を挙げており、3年ぶりの完全制覇に期待がかかった。
23日(金)に予選が行われ、昨年夏のブリストル戦を制しているデニー・ハムリンが今季4度目となるポールポジションを獲得。ブライアン・ヴィッカーズが4番手、ケンゼスが5番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が9番手につけ、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。Ky.ブッシュはこの予選アタック中にスピンを喫し、最後尾43番手グリッドから追い上げを図ることとなった。
トヨタモータースポーツニュース
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August 24 2013, QUALIFYING
GoPro Indy Grand Prix of Sonoma
2013年8月24日(土)・予選
会場:ソノマ・レースウェイ
天候:快晴 気温:24~25℃
東部オハイオ州での第14戦を終えたインディカー・シリーズは、広大なアメリカ大陸を横断し、ワインの産地として名を馳せるカリフォルニア州ソノマでのシリーズ第15戦を迎えました。
透き通った青空と適度な暖かさという北カリフォルニアならではのコンディション下で行われた予選では、Hondaドライバー3人がファイナルステージへと進出し、その中からダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が1分17秒5271のベストラップで今シーズン4度目のポールポジション(PP)を獲得しました。
全長2.385マイルのソノマ・レースウェイはアップダウンが激しく、豪快な高速コーナーをいくつも備えています。風向きもマシンのハンドリングに大きな影響を与えるコースでは、マシンセッティングが大変難しく、2日間に3回スケジュールされたプラクティスで、出場チームはサスペンションやウイングなどの調整を忙しく繰り返していました。
予選は心地よい天候のもとで午後2時30分にスタートしました。6人がPP獲得を競うファイナルに進出したHondaドライバーはChip Ganassi Racingのフランキッティ、スコット・ディクソン、チャーリー・キンボールの3人でした。
フランキッティは第1、第2ステージを同じセットのソフトタイヤで戦う作戦を見事に成功させ、ファイナルステージでただ一人、新品のソフトタイヤを使うアドバンテージを手に入れていました。彼は1分17秒台に入るすばらしいラップタイムを第2ステージに続いてマークし、今シーズン4度目、キャリア33度目となるPPを獲得しました。
予選2番手はディクソンでした。第2ステージまでに使用したタイヤを履きながら、彼はフランキッティに0.008秒差まで迫りました。PP獲得は逃しましたが、Chip Ganassi RacingとHondaによるフロントローグリッドの独占が達成されました。キンボールは予選6番手でした。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は予選の第1セグメントを第1グループで戦い、今週の自己ベストとなる1分18秒9164をソフトタイヤ装着で記録しました。佐藤はそのタイムで6番手につけていたのですが、最後の最後で一気に4番手に食い込むタイムを出すドライバーが現れたため、第2セグメントへの進出を果たせませんでした。予選結果は13番手で、佐藤のスターティング・グリッドは7列目イン側と決まりました。
ホンダモータースポーツリリース
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2013年8月19日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第23戦 Pure Michigan 400
開催日:8月18日
5位フィニッシュを果たしたクリント・ボウヤー(#15)
8月18日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第23戦「Pure Michigan 400」が開催された。
今季2度目の開催となるミシガン戦。コース幅が広く、3ワイド、時に4ワイドでのハイスピードバトルが繰り広げられるコースだが、燃費が勝負を左右することも多い。ミシガンでは、Ky.ブッシュが1勝、ハムリンも2勝を挙げており、ハムリンの好成績に期待がかかった。
16日(金)正午からの練習走行を経て、午後3時40分から予選開始。ミシガンでの初勝利は1990年、以来4勝という54歳のベテラン、マーク・マーティンが“トヨタ カムリ”勢最上位の4番手、ハムリンが8番手、Ky.ブッシュが10番手、クリント・ボウヤーが11番手、マット・ケンゼスが12番手で続き、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
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2013年8月12日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第22戦 Cheez-It 355 at The Glen
開催日:8月11日
今季3勝目を挙げたカイル・ブッシュ
8月11日(日)、米国東部ニューヨーク州ワトキンス・グレン・インターナショナルのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第22戦「Cheez-It 355 at The Glen」が開催された。
NASCARで年間2戦のみ行われるロードコース戦、今大会はその2戦目となる。ここワトキンス・グレンでは、カイル・ブッシュが2008年にポール・トゥ・ウィンを飾り、過去7年連続トップ10フィニッシュと、得意にしている。しかし、Ky.ブッシュは昨年、一昨年共に終盤まで首位を走行しながら惜しくも勝利を逃しており、5年ぶりの勝利を目指し今大会に臨んだ。
10日(土)午前11時40分より予選が行われ、クリント・ボウヤーが最前列2番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が3番手、今大会スポット参戦のAJ.アルメンディンガーが4番手、Ky.ブッシュが5番手、マット・ケンゼスが10番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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2013年8月7日 ベルサイユ‐シトロエンレーシング発
シトロエンレーシングは世界ツーリングカー選手権(WTCC)チームにイヴァン・ミューラーを迎え入れることを発表しました。WTCCにおいて3回の世界タイトル獲得経験をもつフランス人ドライバーのミューラーは、シトロエンC-Elysee WTCCで2014年のシーズンを戦います。
WTCCの世界においてトップドライバーとしての地位を確立しているイヴァン・ミューラーは、2008年、2010年、2011年にワールドチャンピオンを獲得しており、WTCCでの優勝回数、獲得ポイント数、ポールポジション獲得数、最多リードラップなど、多くの記録を打ち立てています。2013年もすでに選手権をリードしており、9月7?8日に行われるソノマ(アメリカ)での第9戦で4回目のタイトルを手中に収める可能性があります。
マシン開発に熱心で、コンスタントにパフォーマンスを発揮するミューラーはフランス・アルザス地方の出身。まさに2014年のシトロエンレーシングチームにふさわしいドライバーです。「クロスカントリーラリーやWRCでの輝かしい歴史の中で、シトロエンは常に最高のドライバーを求めています」とシトロエンレーシングのチーム代表、イヴ・マトンは語ります。「シトロエンレーシングはWTCCにおいて新たなチャレンジをはじめます。イヴァンのような経験豊富なドライバーのチーム参入は、そのゴールへの近道とも言えるでしょう。今季の成績からもわかるように現在の彼は最高のパフォーマンスで勝利を重ねており、勝利への欲求はかつてないほど高まっています。また、彼はセバスチャン・ローブのよいお手本ともなってくれるでしょう。彼らは同郷で古くからの知り合いでもあります。お互いを高め合うことでチーム内での良い相乗効果が生まれることを期待しています」。
ツーリングカーレースにおいて、過去に5つのマニファクチャラーでの参戦経験をもつミューラーは、今回の移籍についてモチベーション高く語ります。「来シーズンからシトロエンレーシングの一員として参戦できることを誇りに思っています。ひとりのラリーファンとして、いつもシトロエンとセバスチャンの活躍を楽しみにしていました。ラリーで輝かしい記録をもつシトロエンが、新しいカテゴリで得るものは多いでしょう。規制の多いレースの世界において、私はこれまでも経験の少ないチームで戦ってきましたので、素晴らしいチームづくりに貢献するために私の持つ知識を最大限に発揮したいと思っています」
イヴァン・ミューラーとの契約は2年間となります。シトロエンC-Elysee WTCCをバル・ドゥ・ビエンヌ・サーキットで初めてテストしたあと、2014年からのWTCC参戦に向けてのプログラムにとりかかります。
YVAN MULLER(イヴァン・ミューラー)
1969年8月16日生まれ、フランス・アルトキルシュ出身
レースデビュー:1979年(レーシングカート)
公式ウェブサイト:www.yvanmuller.com
主要タイトル
1986年:ヨーロッパ・レーシングカートチャンピオン
1992年:英国フォーミュラ2選手権チャンピオン(F3000)
1995年:フランス・スーパーツーリングカー選手権チャンピオン(BMW)
1995?2006年:アンドロス・トロフィー10年連続タイトル獲得
2003年:英国ツーリングカー選手権チャンピオン(ボクスホール)
2008年:世界ツーリングカー選手権チャンピオン(SEAT)
2010年:世界ツーリングカー選手権チャンピオン(シボレー)
2011年:世界ツーリングカー選手権チャンピオン(シボレー)
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2013年8月5日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 GoBowling.com 400
開催日:8月4日
8位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)
8月4日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「GoBowling.com 400」が開催された。
今季2回目の開催となるポコノは3本のストレートを3つのコーナーで結んだ、特徴的な三角形のオーバル。比較的浅い3つのコーナーのバンク角は全て異なり、シフトダウンも必要となる難コースで、「トリッキー・トライアングル」の愛称を持つ。
2日(金)練習走行の後、午後3時10分から予選が行われ、カイル・ブッシュが最前列2番手、ポコノでは過去4勝を挙げているデニー・ハムリンが9番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。3日(土)は降雨に見舞われ、午前中2度にわたって予定されていた練習走行はキャンセル。このため、決勝レースでは20周目にコンペティション・コーションが出されることとなった。
4日(日)は好天に恵まれ、午後1時23分に2.5マイルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。1周目に、元F1ドライバーのファン・モントーヤ(シボレー)が他車と接触して壁にクラッシュ。24番手スタートから、この直後を走行していたマット・ケンゼスは避けられず、2台に突っ込む形となり、車両にダメージを負ってしまった。
9番手スタートながらハンドリングに苦しみ、予定されているコンペティション・コーションでのセッティング変更を待っていたハムリンは、13周目にターン3で壁にヒット。車両のダメージは大きく、無念の戦線離脱を余儀なくされた。
このイエローコーションがコンペティション・コーションも兼ねることとなり、多くの車両がピットへと向かったが、首位を争っていたKy.ブッシュを含む数台はコース上に残り、ピット戦略が分かれた。
トヨタモータースポーツニュース
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August 4 2013, RACE
Race of Argentina 2013
2013年8月4日(日)・決勝
会場:アウトドローモ・テルマス・デ・リオオンド(4.806km)
天候:晴れ 気温:レース1/18℃、レース2/22℃
コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権第8戦アルゼンチン大会は、決勝レースを迎えました。午後2時20分からのレース1は、Zengő Motorsportのノルベルト・ミケリス選手が予選3番手、ガブリエーレ・タルクィーニ選手(Castrol Honda World Touring Car Team)が4番手からスタート。ティアゴ・モンテイロ選手(Castrol Honda World Touring Car Team)は7番手でしたが、エンジン交換を行ったためグリッドダウンを科せられ、22番手からのスタートとなりました。
レース1のスタートでは、セカンドローから好ダッシュをみせたHonda Civic WTCCの2台が、最初のコーナーまでにポジションを上げ、ミケリス選手が2番手、タルクィーニ選手が3番手となりました。しかし、混戦のポジション争いの中で、タルクィーニ選手は滑りやすい路面の影響で押し出され7番手に順位を落としました。また、2番手を走行していたミケリス選手は、5周目に前をいくマシンと接触し、フロントにダメージを受けて8番手に後退しました。6周目、タルクィーニ選手は混戦を抜け出し、7番手から4番手にポジションを上げました。レース後半、激しいポジション争いが展開されましたが、タルクィーニ選手は4番手、ミケリス選手は7番手でチェッカーフラッグを受けました。モンテイロ選手はスタート直後から追い上げをみせ、オープニングラップでは14番手にまでジャンプアップしました。モンテイロ選手は、その後も着実にポジションを上げて10番手でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。
午後4時20分にスタートが切られたレース2は、モンテイロ選手が4番手、タルクィーニ選手が7番手、ミケリス選手が8番手からのスタートとなりました。スタートで好ダッシュを決めたモンテイロ選手は2番手に浮上し、トップを追います。タルクィーニ選手も好スタートをみせ、1周目に4番手にジャンプアップしました。5周目、2番手を走行していたモンテイロ選手は、後ろから迫るマシンと接触してスピンを喫し、9番手にポジションダウン。これにより、タルクィーニ選手は3番手に上がります。その後、前車のペナルティによりタルクィーニ選手は2番手となり、そのポジションを守りきり2位表彰台を獲得。8番手スタートから着実に順位を上げたミケリス選手が5位、9番手から追い上げたモンテイロ選手が6位でチェッカーフラッグを受け、Honda Civic WTCCはレース1、レース2ともに3台がポイント圏内でフィニッシュを果たしました。
シリーズポイントはタルクィーニ選手が166ポイントでランキング3位に浮上し、ミケリス選手は111ポイントで8位、モンテイロ選手は71ポイントで11位となっています。Hondaはマニュファクチャラーズポイントで661ポイントを獲得し、1位をキープしています。
ホンダモータースポーツリリース
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August 4 2013, RACE
Honda Indy 200 at Mid-Ohio
2013年8月4日(日)・決勝
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース(全長2.258マイル)
天候:快晴 気温:20~21℃
2013年IZODインディカー・シリーズの第14戦が、アメリカ東部のオハイオ州コロンバス近郊のミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催され、インディカー・シリーズ参戦3年目のチャーリー・キンボール(Chip Ganassi Racing)が、キャリア初優勝を達成しました。
晴れわたった空に穏やかな風、そして8月のオハイオとしては珍しく気温のあまり高くないコンディションのもと、スタート前にはアキュラNSXのプロトタイプがデモンストレーションラップを行い、サーキットが大いに盛り上がったところで90周のレースにグリーンフラッグが振り下ろされました。90周にわたる激しいハイスピードバトルの幕が切って落とされたのです。
今年はレース距離が昨年から5周長くなり、だれもが3度のピットストップでゴールを目指すと考えられていました。ところが、予選上位のドライバーたちの多くが、2ストップで走りきる作戦に打って出たため、レース序盤のペースはさほど速くないものになりました。
チャーリー・キンボール (C)Honda Motor Co Ltd. 拡大します
予選5番手から1つポジションを上げて4番手を走っていたキンボールは、上位3人が燃費セーブをしながらの走行を続けるのを見て、それよりも速いペースで走行する自信を得ました。彼とチームは3ストップに作戦を切り替え、20周目に1回目のピットストップを行いました。そして、目の前を走るドライバーがいないスペースを手に入れたキンボールは、速いペースで走り出しました。
2回目のピットストップまでにトップに躍り出たキンボールは、同じく2ストップ作戦を採用したシモン・パジェノー(Schmidt Hamilton Motorsports)との一騎打ちへと突入し、いったんは順位を逆転されましたが、終盤のバトルでトップを奪い返し、5秒以上の差をつけて堂々たる初勝利のチェッカーフラッグを受けました。
ホンダモータースポーツリリース
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August 3 2013, QUALIFYING Honda Indy 200 at Mid-Ohio
2013年8月3日(土)・予選
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース
天候:晴れ 気温:23~24℃
アメリカ東部オハイオ州のほぼ中央に位置することからミッドオハイオ・スポーツカー・コースと名づけられたサーキットにおいて、インディカー・シリーズの第14戦が始まりました。高速から低速までさまざまなコーナーを備え、アップダウンにも富む全長2.258マイルのコースで行われた3段階の予選は好天に恵まれました。夏休みの週末とあって、サーキットには家族連れを含む多くのファンが土曜日から集まり、24台のインディカーによる激しい戦いに見入っていました。
予選のファイナル・ステージへと駒を進めた6人のうち、Hondaドライバーはスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、ダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)、チャーリー・キンボール(Chip Ganassi Racing)の3人で、1分5秒7051というすばらしいラップタイムを記録したディクソンが予選3番手となりました。キンボールは予選での自己ベストタイとなる5番手を手に入れ、フランキッティは6番手でした。
ディクソンはシリーズ第11戦のポコノから現在3連勝中ですが、ミッドオハイオでのレースは昨年、一昨年と過去2年連続でウイナーとなっており、通算4勝を挙げています。明日の決勝でディクソンは、ミッドオハイオでの3年連続優勝及び通算5勝目、そして、今シーズンの4連勝を目指して戦います。
ジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)が予選7番手、シモン・パジェノー(Schmidt Hamilton Motorsports)が8番手、ジェームズ・ジェイクス(Rahal Letterman Lanigan Racing)が10番手と、Hondaドライバーは合計6人がトップ10にグリッドを確保しました。
ホンダモータースポーツリリース
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August 3 2013, QUALIFYING
Race of Argentina 2013
2013年8月3日(土)・予選
会場:アウトドローモ・テルマス・デ・リオオンド(4.806km)
天候:晴 気温:23℃
コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権はシーズン第8戦を迎え、その舞台をヨーロッパから南米アルゼンチンに移しました。レースが行われるアウトドローモ・テルマス・デ・リオオンドは、首都ブエノスアイレスから約1000km内陸に位置するフラットでテクニカルなコースです。
Castrol Honda World Touring Car Teamは、前戦ポルトガルでのレース後、ティアゴ・モンテイロ選手のマシンに不具合の可能性を発見し、エンジン交換を行いました。また、Honda Civic WTCCはこのレースからウエイトハンデを解除され、1150㎏の基本重量に戻りました。
午後4時に開始された20分間のQ1では、まずモンテイロ選手が1分50秒311、そしてZengő Motorsportのノルベルト・ミケリス選手が1分50秒634のタイムをマークし、上位につけました。ガブリエーレ・タルクィーニ選手(Castrol Honda World Touring Car Team)はエンジンにミスファイアの症状が出て、アタックせずにピットに戻りました。セッション後半、3台のHonda Civic WTCCは再度アタックに臨み、ミケリス選手が1分49秒247、モンテイロ選手が1分49秒517、タルクィーニ選手が1分49秒545と3台共にタイムを更新しました。その結果、ミケリス選手が2番手、モンテイロ選手が4番手、タルクィーニ選手が5番手で、Q2進出を決めました。
10分間のQ2では、セッション開始早々のアタックで、ミケリス選手が1分48秒939、モンテイロ選手が1分49秒177、タルクィーニ選手が1分49秒282をマークしました。セッション終了間際に3台は2回目のアタックを行い、ミケリス選手が1分48秒855、タルクィーニ選手が1分48秒919とタイムを更新しました。この結果、ミケリス選手は3番手、タルクィーニ選手は4番手のポジションを獲得しました。モンテイロ選手は、レース2でのグリッドポジションを考慮し、2回目のアタックを止め、7番手で予選を終えました。
8月4日(日)に行われる決勝において、Honda Civic WTCCは、2台がセカンドローからのスタートとなり、表彰台獲得と勝利を目指してレースに挑みます。
ホンダモータースポーツリリース
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■アジアンルマンシリーズ第1戦スケジュール
3 HOURS OF INJE 24/07/2013 Schedule | ||||
THURSDAY AUGUST 1st | ||||
13:20 | 14:10 | Ferrari Challenge | Open Practice Session 1 | 50′ |
14:20 | 16:20 | Asian LMS | OFFICIAL TESTING | 2h |
16:30 | 17:20 | Ferrari Challenge | Open Practice Session 2 | 50′ |
17:30 | 19:30 | Asian LMS | OFFICIAL TESTING | 2h |
FRIDAY AUGUST 2nd | ||||
10:10 | 11:00 | Ferrari Challenge | Free Practice 1 | 50′ |
11:30 | 12:00 | Audi R8 LMS Cup | Free Practice 1 | 30′ |
12:15 | 12:45 | PCCA | Free Practice 1 | 30′ |
13:00 | 14:00 | ASIAN LMS | FREE PRACTICE 1 | 60′ |
14:30 | 15:20 | Ferrari Challenge | Free Practice 2 | 50′ |
15:35 | 16:05 | Audi R8 LMS Cup | Free Practice 2 | 30′ |
16:20 | 16:50 | PCCA | Free Practice 2 | 30′ |
17:00 | 18:00 | ASIAN LMS | FREE PRACTICE 2 | 60′ |
SATURDAY AUGUST 3rd | ||||
8:30 | 9:00 | ASIAN LMS | FREE PRACTICE 3 | 30′ |
9:15 | 10:15 | ASIAN LMS | Tyre Marking Qualifying/Race start | 60′ |
9:15 | 9:45 | Ferrari Challenge | Qualifying 1 | 30′ |
10:05 | 10:35 | Audi R8 LMS Cup | Qualifying | 30′ |
10:45 | 11:15 | PCCA | Qualifying | 30′ |
11:30 | 12:00 | Ferrari Challenge | Qualifying 2 | 30′ |
12:40 | 13:10 | Audi R8 LMS Cup | Race 1 | 30′ (18 laps) |
13:50 | 14:20 | PCCA | Race 1 | 30′ |
15:00 | 15:30 | Ferrari Challenge | Race 1 | 30′ |
16:00 | 16:30 | ASIAN LMS | QUALIFYING | 30′ |
SUNDAY AUGUST 4th | ||||
9:30 | 9:50 | ASIAN LMS | WARM UP | 30′ |
11:00 | 11:30 | Audi R8 LMS Cup | Race 2 | 30′ (18 laps) |
12:10 | 12:40 | Ferrari Challenge | Race 2 | 30′ |
13:20 | 13:50 | PCCA | Race 2 | 30′ |
14:15 | 14:30 | ASIAN LMS | OPENING CEREMONY | 15′ |
14:50 | ASIAN LMS | Pits open | ||
14:50 | ASIAN LMS | GRID WALK opening | 30′ | |
15:00 | ASIAN LMS | Pits closed | ||
15:10 | ASIAN LMS | GRID WALK gate closing | ||
15:20 | ASIAN LMS | GRID WALK end of the track evacuation | ||
15:27 | ASIAN LMS | GREEN FLAG | ||
15:30 | 18:30 | ASIAN LMS | 3h | |
18:45 | ASIAN LMS | PRESS CONFRENCE |
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