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2013年8月20日 (火)

NASCAR:首位走行のマーク・マーティンが残り3周で痛恨の燃料切れ、終盤追い上げたクリント・ボウヤーが5位 (トヨタ)

2013年8月19日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第23戦 Pure Michigan 400


開催日:8月18日

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5位フィニッシュを果たしたクリント・ボウヤー(#15)

 8月18日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第23戦「Pure Michigan 400」が開催された。
 今季2度目の開催となるミシガン戦。コース幅が広く、3ワイド、時に4ワイドでのハイスピードバトルが繰り広げられるコースだが、燃費が勝負を左右することも多い。ミシガンでは、Ky.ブッシュが1勝、ハムリンも2勝を挙げており、ハムリンの好成績に期待がかかった。

 16日(金)正午からの練習走行を経て、午後3時40分から予選開始。ミシガンでの初勝利は1990年、以来4勝という54歳のベテラン、マーク・マーティンが“トヨタ カムリ”勢最上位の4番手、ハムリンが8番手、Ky.ブッシュが10番手、クリント・ボウヤーが11番手、マット・ケンゼスが12番手で続き、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 18日(日)午後1時22分、2マイルオーバルを200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。1周目から、ボウヤーがスピンを喫しイエローコーション。ボウヤーは幸いにもどこにもぶつかることはなかったが、ピットインを強いられ、ほぼ最後尾まで後退してしまった。
 6周目に再スタートが切られたが、今度は8周目にデイビッド・ロイティマンが単独スピンから壁にクラッシュ。14周目にもクラッシュでのイエローコーションが発生し、波乱の序盤戦となった。
 その後、ケンゼスとKy.ブッシュが5位前後でのバトルを繰り広げる中、レースはイエローコーションが出ないまま、38周目にマーティン・トゥルークス・Jr.を先頭に、グリーン下でのピット作業が開始。先のイエローコーションでピットに入っていたハムリンが上位へと浮上し、48周目には首位に立ったが、52周目にピットイン。

 71周目にこの日4度目となるイエローコーションが出されたことで、上位勢はピットへ。ここでコース上に残ったハムリンが再び首位に立ったが、再スタート後、タイヤを交換した後続勢に飲み込まれ後退。その後グリーン下でのピットも強いられ、ハムリンは周回遅れとなってしまった。“トヨタ カムリ”勢では、ケンゼスとKy.ブッシュがトップ10圏内をキープしてレースを折り返した。
 139周目、この日5度目のイエローコーションからの再スタートでは、6位につけていたケンゼスが素晴らしいダッシュを見せ、3位へと浮上。
 149周目、24位を走行していたボビー・ラボンテがスピンし、イエローコーションが出されると、3位で上位争いを繰り広げていたケンゼスを含む多くの車両がコース上に残ったのに対し、10位につけながらハンドリングに苦しむKy.ブッシュはピットへ。
 23位まで後退し、追い上げを図ったKy.ブッシュだったが、158周目に単独スピンを喫し、壁にクラッシュ。車両後部にダメージを負ってしまった。

 このイエローコーションで、ケンゼスらはピットへ向かい、最後まで走りきるために僅かな追加給油を行ったが、ここで、マーティンを含む数台がコース上に残り、給油せずに最後まで走りきる作戦に。マーティンは2位に浮上し、再スタートを切った。
 ピットの迅速な作業で、ダメージの応急処置を行い、首位と同一周回の25位でコースに復帰したKy.ブッシュだったが、ハイスピードなミシガンでの、ダメージを負った車両での走行に苦しみ、173周目に再びスピン。
 レースは残り21周で、マーティンを先頭に再スタートが切られた。マーティンは首位を快走し、4年ぶりの勝利なるかと思われたが、チェッカーまで後3周というところで痛恨の燃料切れに見舞われ、スローダウン。

 スタート直後のスピンで最後尾近くに後退し、その後ハンドリングに苦しみながらも、終盤の50周で見事な追い上げを見せたボウヤーが“トヨタ カムリ”勢最上位の5位でフィニッシュした。
 やはり後半ハンドリングに苦しんだケンゼスは15位。トゥルークス・Jr.は16位。ハムリンは20位でチェッカーを受けた。
 今大会を終え、残り3戦となった“チェイス”争いでは、ランキング2位のボウヤー、5位のKy.ブッシュ、6位のケンゼスが好位置につけているが、当落線となる10位前後は大混戦。今大会16位に終わったことで、2つポジションを落とし12位となったトゥルークス・Jr.だが、勝利数でワイルドカード圏内に留まっている。しかし、その差は僅かであり、残り3戦での“チェイス”争いは更に激化することが予想される。

 次戦第24戦は8月24日(土)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー クリント・ボウヤー:
「長い一日だった。1周目にスピンを喫してしまったが、何が起こったかわからなかった。これまで我々は安定して速い週末を戦ってきたが、今週持ち込んだ新車は、セットアップが決まらなかった。序盤は上位勢との差は明らかだったが、決して諦めることなく、ただひたすらセッティングの調整を続けた。それが最後に実り、トップ5フィニッシュを果たせた。信じられない結果だ。素晴らしいチームのおかげだ」 

第23戦 Pure Michigan 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 22 ジョーイ・ロガーノ フォード 200
2 15 29 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 200
3 2 78 カート・ブッシュ シボレー 200
5 11 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 200
15 12 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 200
16 17 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 200
20 8 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 200
26 36 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 200
27 4 55 マーク・マーティン トヨタ カムリ 199
28 38 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 198
31 10 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 197
34 37 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 192
35 30 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 186
38 25 83 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 153

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 813
2 クリント・ボウヤー トヨタ 772
3 カール・エドワーズ フォード 762
5 カイル・ブッシュ トヨタ 706
6 マット・ケンゼス トヨタ 688
12 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 653
25 デニー・ハムリン トヨタ 439
29 マーク・マーティン トヨタ 379
31 ボビー・ラボンテ トヨタ 337
32 デイビッド・ストレミー トヨタ 314
33 デイビッド・ロイティマン トヨタ 314
35 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 291
39 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 102
45 アレックス・ケネディ トヨタ 21
49 ブライアン・ケゼロウスキー トヨタ 9
50 トミー・ドリッシ トヨタ 8
52 ジェイソン・リフラー トヨタ 1

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 162
2 トヨタ 148
3 フォード 120

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第22戦 Nationwide Children’s Hospital 200

開催日:8月17日

今季3度目のロードコース戦で マイケル・マクドウェルが2位
ブライアン・ヴィッカーズは6戦連続トップ5

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ロードコース戦で首位を争い、2位フィニッシュを果たしたマイケル・マクドウェル(#18)

 8月17日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第22戦「Nationwide Children’s Hospital 200」が米国北部オハイオ州レキシントンのロードコース、ミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催された。
 ミッドオハイオは50年以上の歴史を持つ伝統のロードコースで、インディカーやアメリカン・ル・マンシリーズ等のスポーツカーレース、二輪ロードレースなどが開催されてきたが、NASCARの開催は初めて。
 ネイションワイド・シリーズでは、前戦ワトキンス・グレンに続き2週連続の3戦目、今季最後のロードコース戦となる。同一週末にはミシガンでトラック・シリーズとカップ・シリーズが開催されているため掛け持ちドライバーはなく、シリーズレギュラーと、ロードコース・スペシャリストによる争いとなった。

 初開催ということもあり、15日(木)、16日(金)にそれぞれ2回ずつの練習走行を行い、17日(土)午前9時30分より、NASCARのロードコースフォーマットで予選開始。5台もしくは6台ずつ、8グループに分けてアタックが行われ、スポット参戦のマイケル・マクドウェルが自身キャリア2度目となるポールポジションを獲得。オーウェン・ケリーが3番手、ブライアン・ヴィッカーズが7番手、パーカー・クリガーマンが9番手で続き、14台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、午後2時53分に1周2.258マイルのロードコースを90周(203.22マイル:約330km)して競われる決勝レースがスタート。序盤はポールポジションのマクドウェルが首位を逃げ、ケリーも3位をキープ。7位のヴィッカーズと9位のクリガーマンが前走車とのバトルを展開、それぞれ一つずつ順位を上げた。
 20周目にこの日最初のイエローコーションが出されると、2台を残して全車ピットへ。24周目に再スタートが切られたが、27周目に再びスピンした車両によりイエローコーション。先のコーションでピットインしたほとんどの車両はコースに残り、上位の順位は変わらなかったが、スピン車両のすぐ後方にいたエリオット・サドラーが巻き込まれ、修復のためにピットインを余儀なくされた。

 30周目の再スタートでは、3位のマクドウェルにケリー、クリガーマン、ヴィッカーズと続き、4台の“トヨタ カムリ”がトップ2台を追う展開となった。まもなくマクドウェルが2位へとポジションを上げたが、中盤戦はコーションが連発。再スタートでの混乱と、終盤へ向けた給油戦略で順位が入れ替わった。
 5位につけていたヴィッカーズは49周目の再スタート時に、接触でタイヤのパンクに見舞われ、グリーン下で緊急ピットイン、33位へと後退。51周目には、2位にいたケリーが第1コーナーでコースオフ。
 フルタンクで最後まで走り切れる残り周回となる57周目あたりから、グリーン下でのピット作業開始。ここでサドラーはピットロード速度違反でドライブスルーペナルティを科されてしまった。
 最後までピットインを引っ張った地元出身のチャド・ハッケンブラートが首位に立った63周目、20位前後を走行していたケニー・ハブルが他車と接触し、コースアウト。この日5度目のイエローコーションとなった。

 残り24周で再スタートが切られると、終盤へ向けた激しい順位争いが各所で繰り広げられ、コースオフやスピンも発生したが、コーションは出されず。再スタートから10周ほどで、20位以下から猛烈な追い上げを見せたヴィッカーズと、15位再スタートのサドラーが共にトップ10圏内までポジション回復。マクドウェルが2位、ケリーが4位で首位逆転のチャンスを待った。
 マクドウェルが首位の車両との差をじりじりと詰めていった終盤、ファイナルラップを示すホワイトフラッグが振られる直前に、ハブルが第11ターンでコースオフし、イエローコーション。レースは4周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”の2周スプリントで決されることとなった。
 マクドウェル2位、ケリー4位で再スタートが切られると、ケリーは好ダッシュで3位へ浮上。マクドウェルとテール・トゥ・ノーズで更に上位を伺ったが、ファイナルラップに入ってすぐに、ケリーは後続と接触でスピンし、痛恨のコースアウト。
 最終的にはマクドウェルが2位、ヴィッカーズが5位、サドラーが6位でチェッカーを受けた。この結果、サドラーがランキング2位に浮上。6戦連続でのトップ5フィニッシュという快進撃を続けているヴィッカーズも、ランキング5位は変わらないものの、2位のサドラーとは5ポイント差という僅差のタイトル争いとなっている。

 次戦第23戦は8月23日(金)、ブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー マイケル・マクドウェル:
「(去年のロードアメリカ戦に続き)私にとって、このチームでは2回目の2位フィニッシュだ。このチームでドライブするチャンスを与えてくれた全ての人に感謝したい。勝ちたかったが、届かなかった。AJ(アルメンディンガー)を捕らえようとハードにプッシュしたが、最後のコーションもあり、燃料が持つかどうかわからなかった。それでも2位を守ることは出来た。着実な結果を得られたとは思うが、やはり本当は勝ちたかった」 

第22戦 Nationwide Children’s Hospital 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 22 AJ.アルメンディンガー フォード 94
2 1 18 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 94
3 8 12 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 94
5 7 20 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 94
6 14 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 94
11 17 99 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 94
13 9 77 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 94
17 30 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 94
19 38 70 トミー・ドリッシ トヨタ カムリ 94
23 3 54 オーウェン・ケリー トヨタ カムリ 94
24 24 14 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 94
26 29 75 ケニー・ハブル トヨタ カムリ 93
29 22 24 アレックス・ケネディ トヨタ カムリ 90
30 28 44 チャド・ハッケンブラート トヨタ カムリ 85
39 35 10 チェイス・ミラー トヨタ カムリ 3
40 40 00 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 2

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 769
2 エリオット・サドラー トヨタ 756
3 リーガン・スミス シボレー 754
5 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 751
10 パーカー・クリガーマン トヨタ 687
11 アレックス・ボウマン トヨタ 617
13 マイク・ブリス トヨタ 550
18 エリック・マクルーア トヨタ 380
20 ジョー・ネメチェク トヨタ 313
23 コール・ウィット トヨタ 249
24 ブレイク・コッホ トヨタ 247
31 ハル・マーティン トヨタ 163
35 ジェフ・グリーン トヨタ 139
36 ジェイソン・ホワイト トヨタ 138
43 ケニー・ウォレス トヨタ 76
45 ドリュー・ヘリング トヨタ 72
47 ケン・バトラー トヨタ 66
49 オーウェン・ケリー トヨタ 62
52 ケニー・ハブル トヨタ 54
60 ターナー・ベリーヒル トヨタ 30
65 デレック・ホワイト トヨタ 27
70 ブレット・バトラー トヨタ 19
76 トラヴィス・ソーター トヨタ 14
80 デイビッド・グリーン トヨタ 6

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 フォード 150
2 トヨタ 147
3 シボレー 121
4 ダッジ 24

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第12戦 Michigan National Guard 200


開催日:8月17日

カイル・ブッシュが首位を争い惜しくも2位

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惜しくも2位に終わったカイル・ブッシュ(#51) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第12戦「Michigan National Guard 200」が8月17日(土)にミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催された。
 トラック・シリーズにおけるミシガンは、2004年、トヨタが同シリーズに参戦を開始して、初の勝利を飾った記念すべきコースであり、以来“トヨタ タンドラ”は3勝を挙げている。
 その一方で、今大会スポット参戦するカイル・ブッシュは過去6回トラック・シリーズでのミシガン戦に出場し、2位3回、3位1回と好走しながらも未勝利。このジンクスを破ることが出来るかに注目が集まった。

 16日(金)の2度の練習走行を経て、17日(土)午前9時35分から予選開始。ランキングトップのマット・クラフトンが6番手、Ky.ブッシュが7番手、ジョーイ・コールターが9番手につけ、9台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 予選の後、カップ・シリーズの練習走行を経て、午後12時50分に2マイルオーバルを100周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタートした。
 コース幅の広いミシガンならではの4ワイドバトルが展開され、1周目からいきなりイエローコーション。7周目に再スタートが切られると、クラフトンが2位で首位争いを展開、その後からペターズ、Ky.ブッシュらが第2グループで追う形となった。
 16周目にこの日2度目のイエローコーション。今大会は、最低2回は給油が必要となるため、このタイミングで全車給油のピットイン。Ky.ブッシュとクラフトンが2列目に並んで21周目に再スタートが切られた。

 Ky.ブッシュの前走車のペースが上がらず、Ky.ブッシュは行き場を失う形でポジションダウン。時速300kmを越える超高速接近戦の中で、一気に10位まで後退。
 26周目、3位争いを展開していた車両が突然スピン。直後で5位、6位を走行していたジョニー・ソーターとダレル・ウォレス・JR.はこれを避けられず、共に壁にクラッシュしてしまった。
 33周目、2位で再スタートを切ったKy.ブッシュは好ダッシュで一旦首位に立つも、翌周抜き返されるという、激しい首位争いを展開。先行を許したKy.ブッシュは諦めず、テール・トゥ・ノーズで首位に車両を追い、45周目についに首位を奪還した。
 56周目にコース上の異物によりこの日4度目のイエローコーションが出され、全車ピットへ。前半戦を通してトップ3をキープしていたクラフトンが、ピット作業時のタイヤ処理でペナルティを科され、首位と同一周回最後尾の18位まで後退。Ky.ブッシュは4本タイヤを交換したため、2本交換の車両の先行を許し2位で再スタート。

 65周目、6位を走行していたジョン・ウェス・タウンリーが単独スピン。どこにも接触はしなかったものの、イエローコーションとなり、タウンリーは18位へ後退。
 76周目には13位走行中のジャーマン・キロガがクラッシュ。79周目の再スタートでは、Ky.ブッシュが得意のダッシュを決めて首位を奪った。
 残り20周で首位に立ったKy.ブッシュは、後続を引き離すまでには至らず、シボレー勢の猛追を受けることとなったが、何とか首位をキープ。
 チェッカーまで10周を切ったところで、14位走行中のブレット・モフィットが壁にヒット。破損した部品がコース上に散ったためイエローコーションとなり、レースは最後の6周で再スタートとなった。

 最前列アウトサイドを選択したKy.ブッシュは再スタートで首位をキープしたが、残り4周で追い上げてきたシボレー勢に飲み込まれる形となり、惜しくも首位陥落。Ky.ブッシュは最後まで再逆転を狙いアタックを続けたが届かず、2位でチェッカー。ミシガンでのジンクス打破は叶わなかった。
 ペターズが6位、スピンとペナルティでの後退から見事追い上げたタウンリーとクラフトンが7位、9位とトップ10フィニッシュを果たした。
 9位でフィニッシュしたクラフトンは、2位に50ポイント以上の差を付けてのポイントリーダーの差を守っている。

 次戦第13戦は8月21日(水)にブリストル・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「(ジェイムズ)ブッシャー(シボレー)がどこから来たのかわからなかったが、彼は私をパスしていった。それが全てだ。我々の“トヨタ タンドラ”は素晴らしい仕上がりで本当に速かったので、先頭に立てば、追い抜きの難しい今大会の路面では、抜かれないと思っていた。62号車(ブレンダン・ゴーアン:シボレー)がイン側に入ろうとしてきたので、これをブロックしようとしたが、その更にイン側に31号車(ジェイムズ・ブッシャー)がいると伝えられた。そして31号車は62号車をかわし、私も抜いていった。ブロックのためにターン3でラインをイン側に取りすぎたため、オーバーステア状況となり、あれ以上の抵抗は出来なかった。勝てなかったのは残念だ」 

第12戦 Michigan National Guard 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 31 ジェイムズ・ブッシャー シボレー 100
2 7 51 カイル・ブッシュ トヨタ タンドラ 100
3 5 3 タイ・ディロン シボレー 100
6 12 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 100
7 17 7 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ タンドラ 100
9 6 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 100
14 9 18 ジョーイ・コールター トヨタ タンドラ 100
17 14 16 ブレット・モフィット トヨタ タンドラ 99
19 16 77 ジャーマン・キロガ トヨタ タンドラ 89
20 11 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 67
21 15 54 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ タンドラ 52
 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 マット・クラフトン トヨタ 464
2 ジェブ・バートン シボレー 413
3 ジェイムズ・ブッシャー シボレー 412
7 ティモシー・ペターズ トヨタ 382
9 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 370
10 ジョニー・ソーター トヨタ 369
11 ジョーイ・コールター トヨタ 366
14 ジャーマン・キロガ トヨタ 332
15 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 329
21 トッド・ボダイン トヨタ 215
25 デイビッド・スター トヨタ 179
28 エリック・ジョーンズ トヨタ 112
35 クリス・クックラム トヨタ 67
36 ブレット・モフィット トヨタ 57
37 チャド・ハッケンブラート トヨタ 47
40 CJ.フェイソン トヨタ 39
44 トレーシー・ハインズ トヨタ 31
48 フランク・キンメル トヨタ 23
50 ジミー・ウェラー3世 トヨタ 20
55 スコット・ブルンキスト トヨタ 19
57 グラント・ギャロウェイ トヨタ 17
62 タイラー・レディック トヨタ 14
64 クリス・フォンテイン トヨタ 10
66 リッキー・アーゴット トヨタ 8

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 84
2 シボレー 83
3 フォード 61
4 RAM 30

※結果及びポイントは暫定 

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