WSR:Rd.8ポールリカール レース結果
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プレスインフォメーション 2013年9月24日
世界耐久選手権(WEC)、第5戦オースチン(米国)
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバーであるマルク・リーブ(ドイツ)およびリヒャルト・リーツ(オーストリア)は、テキサス州オースチンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズにて開催された世界耐久選手権(WEC)第5戦において911 RSRでGTE-Proクラスで4位に入り、ドライバーチャンピオンシップまで3ポイント差につけました。
ポルシェAGチーム・マンタイが投入した、もう1台の911 RSRをドライブしたポルシェ ワークスのチームメート、イェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ピレ(フランス)組は、5位でチェッカーフラッグを受けました。
テキサス州都に建設された新たなF1サーキットで初開催されたこのレースは、ポルシェにとって幸先のよいスタートとはなりませんでした。カーナンバー91のポルシェ911 RSRは予選で力強いパフォーマンスを発揮した結果、決勝ではイェルク・ベルクマイスターがGTのフロントローからのスタートを切りました。しかし、最初のピットストップで給油中に漏れた少量の燃料が発火しました。 火はすぐに消し止められましたが、パトリック・ピレは4周遅れでコースに戻りました。ル・マン24時間レースで優勝を果たしたカーナンバー92の911 RSRをドライブしたマルク・リーブ/リヒャルト・リーツ組は、激しい追い上げを見せて、表彰台圏内に浮上する場面はあったものの、4位に甘んじる結果となりました。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2013年9月24日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第28戦 Sylvania 300
開催日:9月22日
通算500戦目を記念したスペシャルカラーの“トヨタ カムリ”で
勝利を祝う“バーンナウト”を披露するマット・ケンゼス(#20)
9月22日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第28戦「Sylvania 300」が開催された。
同コースでは今季、7月に第19戦としてレースが行われており、ブライアン・ヴィッカーズが勝利、カイル・ブッシュが2位に入っている。ヴィッカーズはレギュラー出場しているネイションワイド・シリーズのレースが遠く離れたケンタッキーで開催されているが、カップ・シリーズ戦も掛け持ちするため、非常に忙しい週末を過ごすこととなった。
また、今大会は、前戦今季6勝目を挙げ、現在ランキングリーダーのマット・ケンゼスにとって、カップ・シリーズでのキャリア通算500戦目という記念すべきレースとなる。ケンゼスは500戦出場にちなんだスペシャルカラーリングの“トヨタ カムリ”で今大会に臨んだ。
20日(金)午後3時40分より予選が行われ、マーティン・トゥルークス・Jr.が5番手、ケンゼスが9番手、Ky.ブッシュが12番手、昨年秋大会の覇者、デニー・ハムリンが14番手、クリント・ボウヤーが16番手で続き、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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TOYOTA TS030 (C)TMG. 拡大します
2013年9月22日(日)
アメリカ・オースティンで行われた2013年WEC第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースで、トヨタ・レーシングのTS030 HYBRID #8は6時間にわたる激戦の結果、アウディ#2に次ぐ2位を獲得した。今シーズン4度目の表彰台。優勝したアウディとの差は僅か23.617秒だった。
TS030 HYBRID #8はアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンのドライブで、ライバルのアウディと接戦を展開した。
ブエミは3番手からレースをスタートし、直後に導入された15分間のセーフティカー走行の後、レース再開で2位につけた。その後アウディ#1との接近戦が始まり、この2台は最初のピットストップまで激しく競り合った。
アウディ#1が他車との接触でダメージを負うと、ブエミはこれをリードすることに専念できたが、ライバルのアウディは2台が異なる戦略を採るため、アウディ#2との長い戦いが始まった。
アウディがピットストップ毎にタイヤ交換をしていたのに対し、TS030 HYBRIDは2スティントにわたりタイヤ交換なしで走行を続けた。これは、チームの素早いピット作業と相まってTS030 HYBRID #8のピットイン時の時間節約に大きく寄与した。これにより、レース開始の1時間45分後にサラザンがブエミに交替し、コース復帰した時には一時首位を奪取、レースの折り返し点を過ぎるまで、勝利に向けたシーソーゲームが続いた。
一方、今朝、娘が生まれ、二子の父親となったデビッドソンは、1スティントを受け持ち、その後、ステアリングをブエミに託した。ブエミは高温に悩まされるレース環境にもかかわらず、好タイムで周回を続けた。
最後のドライバー交替でブエミからステアリングを引き継いだサラザンは、短いスティントを完璧にこなし、2位でチェッカーフラッグを受けた。
次戦はトヨタ・レーシングにとってホームレースとなる、10月20日(日)に行われるWEC富士6時間レース。このレースにトヨタ・レーシングはアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の乗るTS030 HYBRID #7を加え、2台体制で参戦、母国に於けるレースで必勝を期す。
トヨタモータースポーツニュース
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2013年9月21日(土)
トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDは、FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間で、予選3番手から決勝へと臨む。
ステファン・サラザンとセバスチャン・ブエミがTS030 HYBRIDの予選タイムアタックを行い、アンソニー・デビッドソンは、ピットで見守った。
ステファン・サラザンのタイムアタックは2周目にして、他車からの接触を受け、ピットへと戻らざるを得なかった。
今年のWECの予選は、2人のドライバーが最低2周のタイムアタックを行わなければならない。そして、それぞれのベスト2周(合計4周分)の平均タイムによってスターティンググリッドが決定される。
従って、TS030 HYBRIDがブレーキングをした際にLMP2車両に後部を接触されたステファン・サラザンはスピンを喫し、タイムを刻む貴重な機会を失ってしまった。
接触によるボディ後部の損傷は軽微なものであったが、リアカウル交換のためピットインせざるを得なかった。
ステアリングを受け継いだセバスチャン・ブエミは、TS030 HYBRIDのポテンシャルを存分に発揮し、納得の行くラップタイムを記録した。
トヨタモータースポーツニュース
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トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDは、雨の“サーキット・オブ・アメリカズ”でFIA世界選手権(WEC)第5戦の公式練習日を終えた。
テキサス州オースティンは、朝から曇天と、時折激しい雨に見舞われたが、TS030 HYBRID #8のアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、そしてステファン・サラザンの3人のドライバーは、公式練習へと臨んだ。
新たにWECの舞台となるサーキットは、前日のテストデーから大きく路面コンディションを変えることとなった。
悪天候のため、トヨタ・レーシングは今日の3時間の公式練習セッションでわずか46ラップを消化するに留まった。
午前中の公式練習から激しい雨に見舞われる中、チームは、その中で最も効率の良いセットアップを行ったものの、悪コンディションはラップタイム更新を阻んだ。
3人のドライバーは、ウェットコンディションでのコース特性にあわせた何種類かのタイヤ性能評価を行った。
午後の公式練習が雨で中断されるまでの25分間で、アンソニー・デビッドソンは10周をこなしたが、その後、雨足が激しくなり、各チームとも走行を諦め、公式練習初日は終了した。
トヨタモータースポーツニュース
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タイムスケジュール ※9月9日現在 | |
9月20日(金) | |
9:00~10:00 | スーパー耐久 フリー走行 |
11:00~12:00 | スーパー耐久 フリー走行 |
13:30~14:00 | FIA WTCC テスト走行 |
14:30~15:30 | スーパー耐久 フリー走行 |
9月21日(土) | |
9:00~9:30 | FIA WTCC フリープラクティス セッション1 |
9:50~10:20 | スーパー耐久 予選(Aドライバー) |
10:35~11:05 | スーパー耐久 予選(Bドライバー) |
11:20~11:40 | スーパー耐久 予選(Cドライバー) |
12:00~12:30 | FIA WTCC フリープラクティス セッション2 |
12:50~13:40 | ピットウォーク |
14:10~15:00 | スーパー耐久 第1レース(40分間) |
15:30~15:50 | FIA WTCC 予選1回目 |
15:55~16:05 | FIA WTCC 予選2回目 |
9月22日(日) | |
8:00~8:30 | スーパー耐久 フリー走行 |
8:50~9:05 | FIA WTCC ウォームアップ |
9:45~10:35 | スーパー耐久 第2レース(40分間) |
11:00~11:50 | ピットウォーク |
12:35~13:15 | スーパー耐久 第3レース(40分間) |
14:30~15:00 | FIA WTCC レース1/ローリングスタート(東コース26周) |
15:30~16:00 | FIA WTCC レース2/スタンディングスタート(東コース26周) |
※タイムテーブルの内容は天候・レース進行等により変更になる場合がございます。 |
Lap distance : 2243 m
Race distance : 2 x 26 laps
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■タイムスケジュール | ||
入場料:大人1 000円 高校生700円 中学生以下無料(保護者同伴) 駐車料金:無料 | ||
9/20(金) ゲートオープン(東ゲート) 7:30 | ||
9:30~10:00 | スポーツ走行 A(インタープロト・8Beat) | |
10:10~11:10 | ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ 練習走行 | |
11:20~11:50 | スポーツ走行 B(インタープロト・8Beat) | |
13:00~14:00 | アジアン ル・マン 練習走行1 | |
14:15~15:05 | ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ 公式練習 | |
15:20~15:50 | フリースケール 練習走行 | |
16:00~16:30 | スポーツ走行 C(カート) | |
9/21(土) ゲートオープン(西ゲート) 7:00 | ||
7:45~8:00 | カート 予選 | Kart Qualifying |
8:10~8:25 | インタープロト ジェントルマン 予選 | IP Gen Qualifying |
8:35~8:45 | インタープロト プロ 予選 | IP Pro Qualifying |
8:55~9:15 | 8Beat 予選 | 8Beat Qualifying |
9:25~9:40 | ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ 予選1 | Lamborghini Super Trofeo Qualifying 1 |
9:50~10:05 | ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ 予選2 | Lamborghini Super Trofeo Qualifying 2 |
10:15~11:15 | アジアン ル・マン 練習走行2 | ASIAN LMS FREE PRACTICE 2 |
11:43~12:00 | カート 決勝(7周) | Kart Race 7 laps |
12:15~12:45 | フリースケール | Freescale Preliminary |
13:05~13:35 | インタープロト ジェントルマン レース1決勝(12周または25分) | IP Gen Race 1 25' (12 laps) |
13:55~14:25 | アジアン ル・マン 予選 | ASIAN LMS QUALIFYING |
14:35~15:05 | ランボルギーニ ジャパン(30分) | Lamborghini Japan Owners Track event |
15:30~16:20 | ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ レース1(50分) | Lamborghini Super Trofeo Race 1 50' |
17:00~17:20 | 8Best 決勝(8周) | 8Beat Race 1 8 laps |
9/22(日) ゲートオープン(西ゲート) 7:00 | ||
8:05~8:35 | インタープロト ジェントルマン レース2決勝(12周または25分) | IP Gen Race 2 25' (12 laps) |
9:10~10:05 | ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ レース2(50分) | Lamborghini Super Trofeo Race 2 50' |
10:25~11:10 | ピットウォーク | PIT WALK |
11:55~12:40 | インタープロト プロ決勝(22周または45分) | IP Pro Race 45' (22 laps) |
13:05~ | アジアン ル・マン スタート進行 | ASIAN LMS Pits open |
14:00~17:00 | アジアン ル・マン 決勝(3時間) | ASIAN LMS RACE 3h |
17:05~ | アジアン ル・マン 暫定表彰式 | ASIAN LMS PODIUM CEREMONY |
※スケジュールは予定です。変更する場合もございます。 |
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来月開催されるWEC(世界耐久選手権)第6戦冨士には、昨年同大会で総合優勝を飾ったトヨタから2台のTS030が出場することが発表されている。トヨタ関係者からは次のようなコメントが出されている。
中嶋一貴のコメント
僕は最初から出るつもりでしたから、今更どうこうは無いのですが、無事にちゃんと2台出られることになりました。
そもそもはサンパウロとオースチンも出るつもりでいたのに出られなくなって、少し残念だった部分もありますし、ルマンもあまりいい結果ではなかったので、そのもやもやした気持ちをを富士で晴らしたいです。
去年の富士はいいレースが出来ましたし、WECの他のレースと比べても、どのレースよりも富士は観客の皆さんのリアクションもそうですし、レース自体もいいレースになったと思うので、今年も去年と同じかそれ以上のいいレースをしたいと思っています。
高橋敬三モータースポーツ部長のコメント
ルマンが終わりまして、ブラジル、オースチンがありまして、そして富士と、どういう体制で出るかということを議論して参りましたが、我々トヨタの地元である富士で何とか2台出れないか、ということで色々検討しまして、何とか体制が整いました。
我々は来年の開発も同時に進めているわけで、やはり限られたリソースの中で今年の後半戦と来年をどうやっていくか色々議論した中で、後半戦は1台で行こうと決めました。ただやっぱりトヨタの地元である日本だけは、ファンの皆様も期待されていることでしょうし、我々もその期待に応えたいということで、なんとか2台出られないか、という議論をずっとやってきて、2台で出ることを決めました。残りの中国とバーレーンに着いてはまだどうするか決まっておりません。
ブラジルは開始30分でクラッシュしてしまい、本当に残念な結果に終わりましたが、レースペースを見ておりますと、我々のクルマはタイヤのタレが少なく、アウディのタイヤのタレが進んで丁度30分くらいでラップタイムがクロスして、その後は我々のクルマが安定したペースを発揮するということが判っていました。
その丁度境目のところでああいう結果になってしまいましたが、あのままレースを続けていれば接近戦になって、どっちが勝つか判らないところまでは進化させたかなぁ、思っております。
従って、このあとのオースチンではアウディと凄く面白いバトルが出来るのではないかと思っておりますし、富士では更に細かいところを改良して、ぜひ日本のファンの皆様の前で昨年に引き続き優勝できるよう頑張って参りたいと思います。
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2013年9月17日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第27戦 Geico 400
開催日:9月15日
“チェイス”開幕戦を制したマット・ケンゼス
9月15日(日)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第27戦「Geico 400」が開催された。
いよいよ終盤の10戦でチャンピオンを決定する“チェイス”がスタートした。
前戦リッチモンドで7位フィニッシュし、ワイルドカードでの“チェイス”権を獲得していたマーティン・トゥルークス・Jr.だったが、所属するマイケル・ウォルトリップ・レーシング(MWR)を含む数チームがレースの順位を意図的に操作したとして、レース後、MWRの3台には50ポイントマイナスのペナルティが科された。これにより、クリント・ボウヤーの“チェイス”入りは変わらなかったものの、トゥルークス・Jr.は“チェイス”入りを逃すこととなってしまった。
この結果、トヨタ勢は、マット・ケンゼス、カイル・ブッシュ、クリント・ボウヤーの3名が“チェイス”で2013年のチャンピオン目指し戦うこととなった。
週末の金・土・日の3日間でトラック・シリーズ、ネイションワイド・シリーズ、カップ・シリーズの3戦が全て行われる“トリプルヘッダー”開催のシカゴランド。金・土のトラック・シリーズ戦とネイションワイド・シリーズ戦ではKy.ブッシュが勝利を挙げており、2010年にブリストルでKy.ブッシュが成し遂げた、前人未踏の同一週末3カテゴリー完全制覇の再現なるかに注目が集まった。
トヨタモータースポーツニュース
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ファン・パブロ・モントーヤ (C)nascarmedia 拡大します
9月16日、NASCARスプリントカップドライバーで元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤ(37歳:コロンビア)が、2014年にチーム・ペンスキーからインディカーシリーズへ復帰することが発表された。モントーヤはエリオ・カストロネペス、ウィル・パワーとともにチーム3台目のマシンでフルシーズン参戦する。
1998年当時の国際F3000シリーズチャンピオンとなったモントーヤは、翌年アメリカに渡りチップ・ガナッシからCARTシリーズに参戦。ルーキーイヤーにしてチャンピオンを獲得した。翌年のインディ500マイルレースで優勝を飾り、2001年にウイリアムズからF1デビューを果たした。2005年にはマクラーレンに移籍しキミ・ライコネンとコンビを組むが、翌2006年シーズン途中でアメリカのNASCARシリーズへ転向した。F1では通算7勝、12回のポールポジションを記録している。NASCARスプリントカップでは、デビュー翌年の2007年にロードコースのソノマ(インフィネオン)での優勝が現在まで唯一のものとなっている。
その他、デイトナ24時間レースでは2007年と2008年に総合優勝(チップガナッシ)を飾っている。
モントーヤは「来年からこの伝説的なチームに参加できることに本当に興奮しているんだ」と語る。「世界最高のチームのいくつかでドライブする機会があったが、いつもロジャー・ペンスキーとそのチームを尊敬していた。チーム・ペンスキーのためにドライブする機会を与えられたことは実に名誉なことだと考えているよ」
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Circuit of the Americas (C)TMG. 拡大します
2013年9月16日(月)
トヨタ・レーシングは9月22日(日)、FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースに挑む。戦いの舞台となるのは、WEC初開催となる米国テキサス州オースティンに新設された“サーキット・オブ・アメリカズ”。
アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンとTS030 HYBRID #8がエントリー。続く10月20日(日)に行われるWEC第6戦富士6時間レースにはアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴とTS030 HYBRID #7も加わり、2台体制の出場となる。
トヨタ・レーシングは、残念な結果に終わってしまった前戦ブラジルの雪辱を果たすべく、米国での戦いに挑む。
ハイダウンフォース仕様へと空力がアップデートされたTS030 HYBRIDは、ブラジルのインテルラゴス・サーキットでその性能の片鱗を示し、首位争いを繰り広げたが、序盤、周回遅れの車両に接触し、僅か35分でレースを終えることとなった。
“サーキット・オブ・ジ・アメリカズ”は、近年新設されたばかりのサーキット。アップダウンが激しい1周5.515kmのコースは、2つのタイトなヘアピンを高速なセクションで結ぶ、全20のコーナーを持ち、国際レベルでの耐久レースが行われるのは初めてとなる。
トヨタモータースポーツニュース
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2013年9月9日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第26戦 Federated Auto Parts 400
開催日:9月7日
2013年の“チェイス”進出を決めたトヨタドライバー。
左からマーティン・トゥルークス・Jr.、カイル・ブッシュ、クリント・ボウヤー、マット・ケンゼス
9月7日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第26戦「Federated Auto Parts 400」が開催された。
年間36戦で争われる同シリーズ、終盤の10戦で、ランキング上位12名のドライバーにより、ポイントをリセットしてタイトルを争うプレーオフ“チェイス・フォー・スプリントカップ”に向け、今大会は最後のレースとなる。
既にトヨタ勢ではクリント・ボウヤー、マット・ケンゼス、カイル・ブッシュの3名が“チェイス”進出を決めているが、ランキング10位前後は僅差での争いとなっており、11、12番目を決定するワイルドカード枠のルール(ランキング11位から20位までで勝利数の多い2名)もあり、最後まで全く分からない状況。トヨタ勢ではマーティン・トゥルークス・Jr.がこの中に入っており、トヨタドライバーとして4人目の“チェイス”入りを目指し今大会に臨んだ。
6日(金)午後5時35分から予選が行われ、昨年の第26戦リッチモンドで勝利を挙げているボウヤーが4番手、ケンゼスが5番手、リッチモンドで過去2勝を挙げている地元デニー・ハムリンが6番手。注目のトゥルークス・Jr.は骨折した右手を新しいギプスで固定しての走行ながら、11番手につけ、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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September 8 2013, RACE
Race of United States 2013
モンテイロ選手はレース1で2位、ミケリス選手はレース2で3位と、Honda Civic WTCCは、3台そろって表彰台を獲得
Hondaはマニュファクチャラーズ選手権のタイトル獲得を確定
2013年9月8日(日)・決勝
会場:ソノマ・レースウェイ(4.032km) 天候:晴れ
気温:レース1/25℃、レース2/33℃ コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権第9ラウンドのアメリカ大会は、午前11時50分からレース1、午後2時20分からレース2が行われました。
レース1では、3番手からスタートを切ったCastrol Honda World Touring Car Teamのティアゴ・モンテイロ選手が、好ダッシュをみせて第1コーナーまでに2番手に浮上しました。8番手からのスタートとなったガブリエーレ・タルクィーニ選手(Castrol Honda World Touring Car Team)もオープニングラップで6番手にポジションを上げました。
モンテイロ選手は、レース序盤に激しくプッシュし、トップに迫ります。しかし、トップの座を奪うには至らず、僅差の2位でレース1を終え、第3戦以来の表彰台を獲得しました。タルクィーニ選手もレースを通して安定してポジションをキープし、6位でフィニッシュしています。
リバースグリッドで行われるレース2では、タルクィーニ選手が2番手、Zengő Motorsportのノルベルト・ミケリス選手が4番手、モンテイロ選手が8番手からのスタートとなりました。
ホンダモータースポーツリリース
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September 7 2013, QUALIFYING
Race of USA 2013
タルクィーニ選手はレース2のフロントローを獲得
Honda Civic WTCCはシーズン2度目の勝利を目指し、決勝レースに挑む
2013年9月7日(土)・予選
会場:ソノマ・レースウェイ(4.032km) 天候:晴れ
気温:34℃ コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権はシーズン第9戦をアメリカ・カリフォルニア州のソノマ・レースウェイで迎えました。前戦アルゼンチンからおよそ1カ月のインターバルがあり、シーズンは終盤戦へと向かいます。昨年に続き2度目の開催となるソノマ・レースウェイは、サンフランシスコとサクラメントの中間に位置し、アップダウンが特徴のテクニカルなサーキットです。Honda Civic WTCCは、前戦アルゼンチンでの結果により、このレースから10kgのウエイトハンデを課されています。
午後2時、気温34℃の暑さの中、開始された20分間のQ1では、まずCastrol Honda World Touring Car Teamのティアゴ・モンテイロ選手が1分47秒317、ガブリエーレ・タルクィーニ選手が1分48秒054のタイムで1回目のアタックを終えました。そしてZengő Motorsportのノルベルト・ミケリス選手が1分46秒543をマークし、その時点で2番手につけました。早々に2回目のアタックに挑んだCastrol Honda World Touring Car Teamの2台は、モンテイロ選手が1分46秒340の好タイムをマーク、タルクィーニ選手も1分46秒716のベストラップを更新しました。さらに、セッション終了間際に2回目のアタックに臨んだミケリス選手が1分46秒346をマークし、3番手に上昇。モンテイロ選手は2番手、タルクィーニ選手は7番手となり、Honda Civic WTCCは3台ともにQ2進出を果たしました。
ホンダモータースポーツリリース
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プレスインフォメーション 2013年9月03日
世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間レース
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は現在、世界各国のサーキットで新型LMP1マシンのテストを行っています。ゼロから開発されたこのプロトタイプスポーツカーは、ヴァイザッハで6月に成功を収めたシェイクダウン以降も、さまざまなテストが実施されています。
直近のテストではニール・ジャニがステアリングを握っています。ジャニはスイス出身の元F1テストドライバーで、2013年7月1日からポルシェのLMP1プログラムにレギュラードライバーとして参加しており、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)やロマン・デュマ(フランス)と一緒にテストをサポートしています。4人目のドライバーである、オーストラリア出身のF1ドライバー、マーク・ウェバーは2014年からプログラムに参加します。
ポルシェは2014年にLMP1マシンで世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間レースに復帰します。「現在行っているテストによって、私達は多大な量のデータを収集しています。1km毎の走行データが重要な役割を果たします。しかし、非常に複雑なLMP1レーシングカーを開発するには来シーズンから始まるレースに合わせて、さらに多くの距離を走り込む必要があります。テストごとに進歩するのが本当に喜ばしいことです」とLMP1プロジェクトのディレクターであるフリッツ・エンツィンガーは、テストの重要性について話しています。
2014年からWECに適用される新しいレギュレーションは、明らかに効率に焦点が置かれており、最新のハイブリッドテクノロジーが必要となります。来シーズンからの新しいレギュレーションの目的は、参加車両の燃料消費量を大幅に削減することにあります。そのため、新型ポルシェLMP1マシンは最適な効率を備えながら最大限のパフォーマンスを発揮しなければなりません。ポルシェの市販車両の開発にも同じことが当てはまります。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2013年9月2日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第25戦 AdvoCare 500
開催日:9月1日
今季4勝目を挙げ、“チェイス”入りを確定したカイル・ブッシュ
9月1日(日)、米国南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第25戦「AdvoCare 500」が開催された。
シーズン終盤の10戦でポイントを一旦リセットし、上位12名によってタイトルを争うプレーオフ“チェイス“まであと2戦。トヨタ勢ではクリント・ボウヤーとマット・ケンゼスが既に“チェイス”入りを確定している。
ランキング5位につけるカイル・ブッシュも、今大会でトップ10フィニッシュを果たせば“チェイス”入り確定となるが、ランキングトップ10前後及びそれ以降の“ワイルドカード枠”(10位から20位までで勝利数の多い2台)の争いは激化している。現在ランキング14位ながら1勝でワイルドカード枠につけ、2年連続の“チェイス”入りを狙うマーティン・トゥルークス・Jr.だが、前戦ブリストルのクラッシュで右手首を骨折。手首を固定してのレース出場となった。
アトランタは、2008年にKy.ブッシュが“トヨタ カムリ”に初優勝をもたらした記念すべきコース。昨年はデニー・ハムリンが勝利を挙げたこのコースでのトヨタ勢の活躍に期待がかかった。
30日(金)公式練習に続き、午後6時40分より予選が行われ、昨年勝者のハムリンが2列目4番手、ケンゼスがその後方6番手、トゥルークス・Jr.が7番手で3列目に並び、Ky.ブッシュが9番手。11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。なお、ハムリンと予選22番手のヴィッカーズは予選後にエンジン交換を行ったため、グリッド最後尾へ後退してスタートを切ることとなった。
トヨタモータースポーツニュース
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2013/09/02
● Audi R18 e-tron quattroが予選及び決勝で1位と2位を独占
● ファスラー / ロッテラー / トレルイエ、今シーズン2度目の勝利を獲得
● デュバル / クリステンセン / マクニッシュ、サンパウロでは不運に見舞われ2位
9月1日 インゴルシュタット/サンパウロ:Audi R18 e-tron quattro のハイブリッドスポーツカーがFIA世界耐久選手権(WEC)全8ラウンドの4戦目でも勝利をおさめました。このマシンは3月に開催されたセブリング12時間レースでも勝利を獲得しています。
ブラジルでのレースの週末は、ロイック デュバル / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ(フランス/デンマーク/イギリス)に先んじた、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)の優勝とともに幕を閉じました。このチームはこのサンパウロ6時間レースでの優勝により年間チャンピオンポイントを8ポイントから22ポイントまで上げ、先を行くチームメイト達との差を縮めています。
完璧なレース展開をした現ワールドチャンピオン達は5月のスパに続く今シーズン2度目のWEC勝利を祝いました。1号車のファスラー / ロッテラー / トレルイエが、2号車に3周先行してインテルラゴスのフィニッシュラインを過ぎる瞬間を38,000人もの観客が見守りました。ル・マン勝者のロイック デュバル(フランス)/ トム クリステンセン(デンマーク)/ アラン マクニッシュ(イギリス)が30ポイントのアドバンテージを上げていることにより、シーズン中盤のアウディ同士のチャンピオンポイント争いもますます面白くなってきています。
アウディジャパン・プレスリリース
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プレスインフォメーション 2013年9月02日
スポーツカー世界耐久選手権(WEC)、第4戦サンパウロ(ブラジル)
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバーであるイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ピレ(フランス)組がクラス優勝を果たしたル・マン24時間後の初レースとなるアウトドローモ・ホセ・カルロスで開催されたスポーツカー世界耐久選手権(WEC)第4戦のGTE-Proクラスにおいて911 RSR を駆り3位に入賞いたしました。
同じくポルシェAGチーム・マンタイのワークスドライバーでル・マンの勝者、マルク・リーブ(ドイツ)/リヒャルト・リーツ(オーストリア)組はもう1台の911 RSRをドライブし、4位でチェッカーフラッグを受けました。
30°Cの気温の中、40,000人の観客は、激戦が繰り広げられているGTクラスの6時間におよぶアクション満載のレースを堪能しました。470 PSを発生するカーナンバー92のポルシェ911 RSRの最初のスティントを担当したマルク・リーブにとって、レースは逆境からの厳しいスタートとなりました。インテルラゴスとも呼ばれるこのグランプリサーキットをわずか数周した時点で、フェラーリが彼のポルシェの右フロントタイヤに当たったのです。ホイールは損傷したものの、リーブは何とかピットに戻ることに成功しましたが、ほぼ1周をロスし、レースの早い段階で大きく遅れを取りました。
事故およびタイヤバリア修理による1時間のセーフティカーフェーズの後、イェルク・ベルクマイスターはカーナンバー91のポルシェ911 RSRでGTクラスのトップに躍り出しました。彼の前を走行していたフェラーリがスピンしたとき、彼はすばやく反応して衝突を回避しましたが、ブレーキが間に合わなかった後続のアストンマーチンに追突されました。その結果、彼はトップグループに届かない位置に後退しました。しかし、リタイヤが続出したレース後半、ポルシェ911 RSRはそのきわめて高い安定性と信頼性を改めて証明しました。カーナンバー91のステアリングを譲り受けたパトリック・ピレは、表彰台圏内に復帰し、リヒャルト・リーツは再度タイヤにダメージを受けたにもかかわらず、カーナンバー92の911 RSRで追い上げを見せました。結果、3位および4位の位置を確保したポルシェおよびポルシェAGチーム・マンタイは、チャンピオンシップ獲得に向けて貴重なポイントを獲得しました。LM-GTEワールドカップではポルシェは2位につけており、これはポルシェAGチーム・マンタイのGTE-ProチームのFIA耐久トロフィーでのポジション、およびマルク・リーブおよびリヒャルト・リーツの世界耐久カップでのポジションと同じです。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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September 1 2013, RACE
Grand Prix of Baltimore
ジョセフ・ニューガーデンも2位に入り、Honda インディV6ターボが今季6度目の1-2フィニッシュ
佐藤琢磨はトラブルでリタイア
2013年9月1日(日)・決勝
会場:ボルチモア市街地特設コース
天候:快晴 気温:29~31℃
2013年のインディカー・シリーズは終盤を迎えています。今週末のグランプリ・オブ・ボルチモアを含め、残るレースは4戦だけで、チャンピオン争いはもちろんのこと、ポイントランキングの一つひとつのポジションをめぐる争いもし烈さを増しています。
第16戦が開催されるのは、大西洋から深く入り込んだチェサピーク湾の港町、ボルチモアです。まだ暑さの残るレイバー・デイ・ウイークエンドに、今年で3回目を数えるウォーターフロントでのレースは華々しく開催され、3番手からスタートしたシモン・パジェノー(Schmidt Hamilton Motorsports)が、Honda インディV6ターボ搭載マシンで今シーズン2勝目を飾りました。2位でゴールしたのはジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)で、Honda インディV6ターボの1-2フィニッシュでレースは幕を閉じました。
ホンダモータースポーツリリース
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2013年9月1日(日)
トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDのサンパウロ6時間レースは、スタートから30分ほど経過したところで惜しくもリタイアとなった。
スタートを担当したのはステファン・サラザン。彼は公式練習でレースセッティングによる走りが十分出来なかったが、スタートグリッドに着く前のウォームアップ走行で、TS030 HYBRIDの状態が素晴らしいことを確認してローリングスタートを切った。スタート位置は3番手グリッド。スタート後もそのままの順位を保ち2台のアウディを追い上げつつあったが、26周目にクラッシュしてレースを終えた。
クラッシュは不可抗力の結果だった。サラザンが26周目の第2コーナーを過ぎて緩やかな左コーナーで#32 LMP2カーを抜きにかかった時、その車両が突然姿勢を崩し、#8 TS030 HYBRIDに接触、TS030 HYBRIDはコース外に押し出され、タイヤバリアにクラッシュした。サラザンに為す術は無かった。
サラザンはクラッシュしたTS030 HYBRIDから壊れたボディ部品を除去し、ピットまで戻る努力をしたが、ダメージが激し過ぎ、クラッシュの現場からTS030 HYBRIDを動かすことは出来なかった。
このクラッシュによる早期リタイアで、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミはレースを走ることなくサーキットを離れることになった。
トヨタ・レーシングは今回のクラッシュを乗り越え、次戦となる第5戦オースチン6時間レースにはサンパウロと同じハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを持ち込み、シーズン後半に向けてアウディに戦いを挑む。
トヨタモータースポーツニュース
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August 31 2013, QUALIFYING
Grand Prix of Baltimore
2013年8月31日(土)・予選
会場:ボルチモア市街地特設コース
天候:快晴 気温:30~31℃
Hondaドライバーがトップ6による予選ファイナルに5人進出
佐藤琢磨は10番手から決勝に挑む
アメリカ東部メリーランド州ボルチモアは、大西洋から深く入り込んだチェサピーク湾の一番奥に位置する都市です。首都ワシントンD.C.にも近い歴史ある町で行われるグランプリ・オブ・ボルチモアは、夏の終わりを告げるレイバー・デイ・ウィークエンドの土曜日に予選を開催し、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が1分18秒0838という最速ラップでポールポジション(PP)を獲得しました。
インナー・ハーバーと呼ばれるボルチモアのウォーターフロントエリアには、この町のランドマークである元操車場ビルのカムデンヤードがあり、そのすぐ隣りにメジャーリーグのオリオールズが本拠地とする球場、そして巨大なコンベンション・センターが建設されました。全長2.04マイルのストリートコースは、これらのボルチモアを象徴する建造物を取り囲むように設定されています。プラクティスは金曜日が開始され、合計3回のプラクティスを行ったあと、土曜日の正午から予選の熱い戦いの火ぶたが切って落とされました。マシンのセッティングを充分に進めた出場24台が、蒸し暑いコンディションの中で3段階のロードコース用予選に臨んだのです。
ホンダモータースポーツリリース
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2013年8月31日(土)
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間レースの予選が、午後3時10分から、インテルラゴス・サーキットで行われた。トヨタ・レーシングの#8 TS030 HYBRIDは2台のアウディに僅差の3番手タイムを記録、明日の決勝レースを2列目グリッドからスタートする。
予選は25分間で行われ、トヨタ・レーシングはアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミがタイムアタックを担当、もう1人のドライバー、ステファン・サラザンはピットガレージでその様子を見守った。
今年のWECの予選は、2人のドライバーが最低2周のタイムアタックを行わなければならない。そして、それぞれのベスト2周のタイムを足したもの(合計4周分)を周回数で割って平均ラップタイムを出し、そのタイムでスタートグリッドが決まる複雑なものだ。しかし、2人以上のドライバーで走る耐久レースならではの、優れたシステムといえる。
トヨタ・レーシングは、まずブエミがタイムアタックを担当、2周のタイムを記録したあとでデビッドソンにステアリングを託した。しかし、デビッドソンが2周をこなして3周目に更なるタイムアタックを仕掛けようとした時、第1コーナーを過ぎたところで#2アウディがスピン、黄旗が提示されアタックは中止せざるを得なかった。その直後、予選セッションを3分残したところでハプニングが発生した。上空にあった広告バルーンが落下、そのバルーンが吊していた旗がメインストレートに落下したのだ。当然予選セッションは赤旗中断。デビッドソンはピットに戻り赤旗解除に向けて待機するが、すでにタイヤは性能を発揮するピークを失っており、事実上トヨタ・レーシングの予選は赤旗と共に終了した。
最終的に#8 TS030 HYBRIDの平均タイムは1分21秒580で、2列目グリッド3番手からのスタートになった。ポールポジションは#1アウディだが、彼等とトヨタのタイム差は僅か0秒277。非常に接近した予選であった。
ちなみに、午前中に行われた公式練習3回目では、#8 TS030 HYBRIDはスムーズな走りで2番手のタイムを記録している。
トヨタモータースポーツニュース
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