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2013年9月 3日 (火)

NASCAR:カイル・ブッシュが今季4勝目で“チェイス”確定!

2013年9月2日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第25戦 AdvoCare 500
 

開催日:9月1日

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今季4勝目を挙げ、“チェイス”入りを確定したカイル・ブッシュ 

 9月1日(日)、米国南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第25戦「AdvoCare 500」が開催された。
 シーズン終盤の10戦でポイントを一旦リセットし、上位12名によってタイトルを争うプレーオフ“チェイス“まであと2戦。トヨタ勢ではクリント・ボウヤーとマット・ケンゼスが既に“チェイス”入りを確定している。
 ランキング5位につけるカイル・ブッシュも、今大会でトップ10フィニッシュを果たせば“チェイス”入り確定となるが、ランキングトップ10前後及びそれ以降の“ワイルドカード枠”(10位から20位までで勝利数の多い2台)の争いは激化している。現在ランキング14位ながら1勝でワイルドカード枠につけ、2年連続の“チェイス”入りを狙うマーティン・トゥルークス・Jr.だが、前戦ブリストルのクラッシュで右手首を骨折。手首を固定してのレース出場となった。
 アトランタは、2008年にKy.ブッシュが“トヨタ カムリ”に初優勝をもたらした記念すべきコース。昨年はデニー・ハムリンが勝利を挙げたこのコースでのトヨタ勢の活躍に期待がかかった。

 30日(金)公式練習に続き、午後6時40分より予選が行われ、昨年勝者のハムリンが2列目4番手、ケンゼスがその後方6番手、トゥルークス・Jr.が7番手で3列目に並び、Ky.ブッシュが9番手。11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。なお、ハムリンと予選22番手のヴィッカーズは予選後にエンジン交換を行ったため、グリッド最後尾へ後退してスタートを切ることとなった。

トヨタモータースポーツニュース

 1日(日)は翌月曜日がレイバーデイ(労働者の日)で米国の祝日となっていることもあり、日曜日としては珍しくナイトレースとしての開催。午後7時36分、1.54マイルオーバルを325周(500.5マイル:約800km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 序盤、Ky.ブッシュ、ケンゼス、トゥルークス・Jr.と12番手スタートのボウヤーがトップ10圏内を走行。一方で、最後尾近くからの追い上げを余儀なくされたヴィッカーズとハムリンは、26周目に出されたコンペティション・コーションからの再スタート時には、17位、18位までポジションを上げた。

 しかし、ハムリンは原因不明のトラブルでペースが落ち、続くコーション時にピットへ向かった際、規定の位置をオーバーしたとしてペナルティを受け、再び後方へと順位を落としてしまった。
 76周目に出された4度目のイエローコーションの後はコーションが出ず、長い走行となった。4位で再スタートを切ったボウヤーが徐々にポジションを上げ、グリーンピットを経た140周目にはついに首位に浮上した。
 160周目過ぎから2度目のグリーンピットが始まったが、これを全車終えた後には、再びボウヤーが首位に。190周目には2位に7秒もの大差を付けての独走となった。
 しかし、ボウヤーは、193周目に突然エンジントラブルに見舞われスローダウン。首位を快走しながら、無念のリタイアとなってしまった。
 206周目、周回遅れながら20位まで順位を戻していたハムリンが、後続に接触されスピン。壁には接触しなかったもののの車体にダメージが及んでおり、ハムリンはガレージへ。

 再スタート後、再び長いスティントとなり、250周目過ぎからこの日3度目のグリーンピット。“トヨタ カムリ”勢で唯一この日トップ10圏内を維持し続けているKy.ブッシュは、全車グリーンピットを終えた時点で、3位に浮上した。
 288周目にスピン車両によりイエローコーション。最後まで走り切れる給油タイミングであり、全車ピットへ。ここで、前半戦ステアリング系のトラブルで周回遅れとなっていたケンゼスが“ラッキー・ドッグ”を獲得。首位と同一周回に復帰した。
 このピットでは、チームの素晴らしい作業に助けられ、Ky.ブッシュが首位に浮上。トゥルークス・Jr.が9位で残り33周での再スタートが切られた。
 後方スタートから追い上げ、13位まで順位を上げていたヴィッカーズだったが、再スタートしてすぐの最終コーナーで3ワイドバトルの中でバランスを崩しスピン。幸運にもどこにも接触することなく、ピットへと向かったヴィッカーズだったが、ケンゼスの後、首位と同一周回最後尾の17位へと後退。

 一方で、トゥルークス・Jr.は好スタートで5位にジャンプアップを果たしており、立て続けに発生したイエローコーションで更にポジションアップ。残り21周での再スタート時には、首位Ky.ブッシュの後方、3位へと浮上した。
 実兄のカート・ブッシュ(シボレー)が2位につけ、ブッシュ兄弟が最前列に並ぶ後方から、トゥルークス・Jr.は好ダッシュを見せ、一旦はKy.ブッシュを逆転し首位浮上。しかし、Ky.ブッシュも抜き返し、その後は独走。
 アクシデントのない最後の21周を逃げ切ったKy.ブッシュがトップでチェッカーを受け、今季4勝目を挙げた。Ky.ブッシュはこの勝利で、“チェイス”入りを確定した。

 トゥルークス・Jr.は3位。スピンから終盤追い上げたヴィッカーズが10位、ケンゼスが12位でフィニッシュ。トゥルークス・Jr.は、ランキングで1つ順位を上げ13位となり、“チェイス”のワイルドカード枠2番目の座を守って、“チェイス”前最後の戦いとなる次戦リッチモンドに臨むこととなった。
 今大会の勝利は、トヨタが2004年にトラック・シリーズに参戦を開始して以来、トップ3カテゴリーの合計で250勝目、Ky.ブッシュにとってはトヨタに加わってからのトップ3カテゴリー合計で100勝目という、記念すべき勝利となった。

 次戦第26戦は9月7日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「今夜のチームとその働きには感謝の言葉もない。彼らのおかげで勝てた。レース序盤、我々の“トヨタ カムリ”は満足行く調子とは言い難かったが、クルーチーフとクルーが素晴らしいピット作業と調整で仕上げてくれた。我々は良いスタートを切れたわけではなかったが、最終的には首位に立つことが出来た。スポンサーやチーム、支援してくれた全ての人たち、そしてTVやこのコースで応援してくれたファンに感謝したい」 

第25戦 AdvoCare 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 9 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 325
2 11 22 ジョーイ・ロガーノ フォード 325
3 7 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 325
10 22 55 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 325
12 6 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 325
14 13 47 AJ.アルメンディンガー トヨタ カムリ 325
27 37 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 322
29 25 30 デイビッド・ストレミー トヨタ カムリ 321
32 34 83 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 320
38 4 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 231
39 12 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 192
40 40 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 114

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 837
2 クリント・ボウヤー トヨタ 809
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 795
5 カイル・ブッシュ トヨタ 786
6 マット・ケンゼス トヨタ 768
13 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 704
26 デニー・ハムリン トヨタ 462
31 デイビッド・ストレミー トヨタ 356
32 ボビー・ラボンテ トヨタ 343
33 デイビッド・ロイティマン トヨタ 341
34 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 336
39 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 102
45 アレックス・ケネディ トヨタ 21
49 ブライアン・ケゼロウスキー トヨタ 9
50 トミー・ドリッシ トヨタ 8
52 ジェイソン・リフラー トヨタ 1

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 172
2 トヨタ 166
3 フォード 130

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第24戦 Great Clips / Grit Chips 300


開催日:8月31日

カイル・ブッシュが最後まで首位を争うも2位フィニッシュ

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首位を争ったが惜しくも2位に終わったカイル・ブッシュ(#54) 

 8月31日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第24戦「Great Clips / Grit Chips 300」がアトランタ・モーター・スピードウェイで開催された。
 アトランタはカップ・シリーズでトヨタが記念すべき初勝利を挙げたコースであり、、トラック・シリーズでも過去4勝を飾っているが、ネイションワイド・シリーズでは未勝利。念願の勝利を挙げるべく今大会に臨んだ。

 30日(金)の夕方と31日(土)午前中に練習走行を行い、午後4時5分から予選開始。カイル・ブッシュが2戦連続、今季7度目となるポールポジションを獲得。エリオット・サドラーが7番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、まだ日の残る午後7時47分、1.54マイルオーバルを195周(300.3マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。後方では2ワイド、3ワイドでのバトルが繰り広げられる中、ポールポジションのKy.ブッシュはスタートダッシュを決め、1周目から後続を引き離していった。
 36周目にこの日最初のイエローコーションが出され、全車ピットへ。トップでピットアウトしたKy.ブッシュは再スタート後もそのポジションを守ったが、まもなく日が暮れ、路面温度が下がってくる中でのハンドリングの変化に苦しみ、徐々にポジションを落としてしまった。
 レースの折り返しを迎える90周目過ぎからグリーン下でのピット作業が開始。全車がグリーンピットを終えた時点で7位につけていたKy.ブッシュは、セッティングを調整して調子を取り戻し、再びポジションを上げていった。

 残り50周前後での、この日2度目となるグリーンピットを経て、Ky.ブッシュは3位へとポジションアップ。共にカップ・シリーズのトップドライバーであるケヴィン・ハーヴィック(シボレー)とジョーイ・ロガーノ(フォード)が首位を争う後方につけ、逆転のチャンスを伺った。ロガーノの22号車は、Ky.ブッシュの54号車とオーナーポイントタイトルを争っている。
 181周目、周回遅れの24位を走行していたジェフ・グリーンが壁に激しくクラッシュ。この日4度目のイエローコーションとなった。
 燃料は最後まで持つ計算であったが、スティント終盤のタイヤ摩耗によるグリップ低下が激しいこともあり、上位勢は全車このコーションでピットイン。全車タイヤを4本交換し、ほぼ順位の変動ないまま、残り7周での再スタートとなった。

 2列目イン側の3位につけていたKy.ブッシュは、再スタートでハーヴィックに続き、2位に浮上すると、激しいサイド・バイ・サイドでの首位争いを展開。何度か前には出かけるものの、完全にパスするまでには至らず。2台のバトルはファイナルラップまで続いた。
 ファイナルラップを示すホワイトフラッグが振られた後、テール・トゥ・ノーズ状態からアウトへとラインを変え、最後の逆転を狙ったKy.ブッシュだったが、0.579秒及ばず、2位でチェッカーを受けた。
 この結果、オーナーポイントでは54号車は首位の22号車との差を11ポイントまで詰めることとなった。

 次戦第25戦は9月6日(金)、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日の我々の“トヨタ カムリ”は好調だった。特に最初のスティントは良かった。しかし、最初のピットの後、激しいオーバーステア症状に見舞われ、次のピットで調整したが、完全には直らなかった。このため、フェンスに接触してしまったが、その後の調整で調子を取り戻すことが出来た。今日の我々の“トヨタ カムリ”は3番目の速さだったと思う。33号車(ケヴィン・ハーヴィック)と22号車(ジョーイ・ロガーノ)の後につき、7周を残しての最後のリスタートでの逆転を狙い、若干の調整を行ったが十分ではなかったようだ。ケヴィンのアウトサイドからパスを狙ったがブロックされ、壁にヒットしてしまったが、何とかクラッシュは免れた。これもレースだ」 

第24戦 Great Clips / Grit Chips 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 20 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 195
2 1 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 195
3 6 12 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 195
15 9 20 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 195
16 17 77 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 195
18 7 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 195
20 24 44 コール・ウィット トヨタ カムリ 193
22 15 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 193
24 21 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 190
28 31 24 ケン・バトラー トヨタ カムリ 186
29 26 14 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 176
30 36 70 トニー・レインズ トヨタ カムリ 102
34 18 99 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 32
38 35 10 チェイス・ミラー トヨタ カムリ 8
40 32 00 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 5

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 842
2 オースティン・ディロン シボレー 832
3 エリオット・サドラー トヨタ 816
6 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 790
10 パーカー・クリガーマン トヨタ 724
12 アレックス・ボウマン トヨタ 638
13 マイク・ブリス トヨタ 599
19 エリック・マクルーア トヨタ 380
20 ジョー・ネメチェク トヨタ 359
21 コール・ウィット トヨタ 303
24 ブレイク・コッホ トヨタ 264
31 ジェフ・グリーン トヨタ 182
35 ハル・マーティン トヨタ 163
36 ジェイソン・ホワイト トヨタ 138
41 ケニー・ウォレス トヨタ 101
42 ケン・バトラー トヨタ 82
44 ドリュー・ヘリング トヨタ 80
46 トニー・レインズ トヨタ 76
50 オーウェン・ケリー トヨタ 62
52 ケニー・ハブル トヨタ 54
62 ターナー・ベリーヒル トヨタ 30
66 デレック・ホワイト トヨタ 27
67 ブラッド・ティーグ トヨタ 27
72 ブレット・バトラー トヨタ 19
77 トラヴィス・ソーター トヨタ 14
81 デイビッド・グリーン トヨタ 6
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 162
2 フォード 160
3 シボレー 134
4 ダッジ 30

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第14戦 Chevrolet Silverado 250


開催日:9月1日

シリーズ初の海外戦、13年ぶりのロードコース戦は
チェッカー目前の大波乱。チャド・ハッケンブラートが2位

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ロードコース戦で2位フィニッシュを果たしたチャド・ハッケンブラート(#51) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第14戦「Chevrolet Silverado 250」が9月1日(日)にカナダ・オンタリオ州ボウマンヴィルのロードコース、カナディアン・タイヤ・モスポート・パークで開催された。
 カップ・シリーズやネイションワイド・シリーズでは年間2,3戦組み込まれているロードコース戦だが、トラック・シリーズでは2000年以来の開催。また、同シリーズの米国外での開催も初めてという記念すべきレースとなった。
 舞台となるモスポート・パークは美しい林間を縫って走る、アップダウンの激しいコース。トラック・シリーズではこれまで長期間にわたってロードコース戦が行われなかったこともあり、ロードコースでのレースが初体験のレギュラードライバーも多く、スポット参戦のロードコース・スペシャリストとの戦いぶりも注目された。

 30日(金)と31日(土)にそれぞれ2回ずつの練習走行を行い、31日(土)の午後5時5分から5台ずつ6グループに分けてロードコースフォーマットで予選開始。今季シリーズ3戦目の出場となる21歳のチャド・ハッケンブラートが8番手、19歳のダレル・ウォレス・Jr.が9番手と若手の活躍が目立ち、8台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。ハッケンブラートはネイションワイド・シリーズのミッドオハイオ戦に出場しており、2週間ぶりのロードコース戦となる。

 午後2時3分、2.46マイルロードコースを64周(157マイル:約250km)して競われる決勝レースがスタートした。
 7周目にイエローコーションが出されるも、上位勢はコース上に残り、ハッケンブラートが6位、キロガが8位で再スタート。
 再スタートの翌周、16位につけていたジョーイ・コールターがスピンし、タイヤバリアにクラッシュ。イエローコーションは出されず、コールターは自力でピットへと戻ったが、長い修復を余儀なくされてしまった。
 14周を過ぎたあたりから、グリーンピットが開始。フル給油で約25周ほど走れる計算のこのコースでは、残り1回の給油で走り切れることとなる。“トヨタ タンドラ”勢最上位につけていたハッケンブラートもこの作戦を採り、一旦後退。

 激しい6位争いを繰り広げていたキロガは、先のコーションでピットインしていたこともありピット作業を引っ張り、この日2度目のイエローコーションが出された33周目にコース上に残り、首位に立った。
 しかし、再スタート後まもなくキロガはグリーン下でピットへ。その後40周目前後には各車が予定通りのグリーンピットを行い、順位が変動。45周目にこの日3度目のイエローコーションが出され、再スタートが切られると、再びトヨタ勢の最上位に浮上したハッケンブラートが、6位から好ダッシュで一つポジションを上げた。
 ハッケンブラートは抜きつ抜かれつの4位争いを展開。57周目にイエローコーションが出され、残り5周で再スタート。5位につけるハッケンブラートは最後の追い上げを続けた。

 ハッケンブラートの前で、首位争いと3位争い、それぞれ2台ずつのバトルが展開されていたが、ファイナルラップの最終コーナーで、1位と2位、3位と4位が接触し、コースアウト。1台生き残ったものの、ハッケンブラートはこれに続く2位でチェッカー。ウォレス・Jr.が4位、ティモシー・ペターズが8位、マット・クラフトンが10位に入り、ロードコース戦で着実にポイント獲得を果たした。
 今大会の結果、クラフトンは2位に47ポイント差でのランキング首位をキープ。ペターズは6位、ウォレス・Jr.は2つ順位を上げ9位に浮上した。

 次戦第15戦は9月8日(日)にアイオワ・スピードウェイで開催される。

ドライバー チャド・ハッケンブラート:
「直前に行われたカナディアン・タイヤ・シリーズ(NASCARの地方シリーズ)戦に出場したことは非常に大きな助けになった。もう少しだけ良い結果が得られれば最高だったが、とはいえ、今日の結果は次にトラック・シリーズ戦に出場することになるラスベガス戦へ向けても励みになった。私にとって今季最後のトラック・シリーズ戦となるだろうラスベガス戦が楽しみだ。ファイナルラップの最終コーナーでは、前方の車両とは若干離れていたので、何が起こったのか分からない。私が見たのは2台がフェンスにクラッシュしていたことだけだ。2位という結果には満足している」 

第14戦 Chevrolet Silverado 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 94 チェイス・エリオット シボレー 64
2 8 51 チャド・ハッケンブラート トヨタ タンドラ 64
3 5 32 ミゲル・パルド シボレー 64
4 9 54 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ タンドラ 64
8 15 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 64
10 13 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 64
12 25 7 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ タンドラ 64
15 12 77 ジャーマン・キロガ トヨタ タンドラ 64
26 19 18 ジョーイ・コールター トヨタ タンドラ 41
28 16 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 34
 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 マット・クラフトン トヨタ 532
2 ジェイムズ・ブッシャー シボレー 485
3 タイ・ディロン シボレー 469
6 ティモシー・ペターズ トヨタ 462
9 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 426
10 ジョニー・ソーター トヨタ 425
12 ジョーイ・コールター トヨタ 417
14 ジャーマン・キロガ トヨタ 385
15 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 375
24 トッド・ボダイン トヨタ 215
26 デイビッド・スター トヨタ 200
28 エリック・ジョーンズ トヨタ 112
34 チャド・ハッケンブラート トヨタ 89
36 クリス・クックラム トヨタ 67
37 ブレット・モフィット トヨタ 57
41 CJ.フェイソン トヨタ 39
45 トレーシー・ハインズ トヨタ 31
50 フランク・キンメル トヨタ 23
53 ジミー・ウェラー3世 トヨタ 20
58 スコット・ブルンキスト トヨタ 19
61 グラント・ギャロウェイ トヨタ 17
67 タイラー・レディック トヨタ 14
69 クリス・フォンテイン トヨタ 10
70 ネイト・モンテイス トヨタ 9
72 リッキー・アーゴット トヨタ 8

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 99
2 シボレー 96
3 フォード 71
4 RAM 36

※結果及びポイントは暫定 

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