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2013年9月 1日 (日)

WEC:トヨタレーシングとTS030 HYBRID 明日のサンパウロ6時間レースを2列目からスタート

TOYOTA TS030 (C)TMG. 拡大します

2013年8月31日(土)

FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間レースの予選が、午後3時10分から、インテルラゴス・サーキットで行われた。トヨタ・レーシングの#8 TS030 HYBRIDは2台のアウディに僅差の3番手タイムを記録、明日の決勝レースを2列目グリッドからスタートする。

予選は25分間で行われ、トヨタ・レーシングはアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミがタイムアタックを担当、もう1人のドライバー、ステファン・サラザンはピットガレージでその様子を見守った。

今年のWECの予選は、2人のドライバーが最低2周のタイムアタックを行わなければならない。そして、それぞれのベスト2周のタイムを足したもの(合計4周分)を周回数で割って平均ラップタイムを出し、そのタイムでスタートグリッドが決まる複雑なものだ。しかし、2人以上のドライバーで走る耐久レースならではの、優れたシステムといえる。

トヨタ・レーシングは、まずブエミがタイムアタックを担当、2周のタイムを記録したあとでデビッドソンにステアリングを託した。しかし、デビッドソンが2周をこなして3周目に更なるタイムアタックを仕掛けようとした時、第1コーナーを過ぎたところで#2アウディがスピン、黄旗が提示されアタックは中止せざるを得なかった。その直後、予選セッションを3分残したところでハプニングが発生した。上空にあった広告バルーンが落下、そのバルーンが吊していた旗がメインストレートに落下したのだ。当然予選セッションは赤旗中断。デビッドソンはピットに戻り赤旗解除に向けて待機するが、すでにタイヤは性能を発揮するピークを失っており、事実上トヨタ・レーシングの予選は赤旗と共に終了した。

最終的に#8 TS030 HYBRIDの平均タイムは1分21秒580で、2列目グリッド3番手からのスタートになった。ポールポジションは#1アウディだが、彼等とトヨタのタイム差は僅か0秒277。非常に接近した予選であった。

ちなみに、午前中に行われた公式練習3回目では、#8 TS030 HYBRIDはスムーズな走りで2番手のタイムを記録している。

トヨタモータースポーツニュース

TS030 HYBRID #8:
(アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
公式練習第3回目:2番手(1分21秒452)29周
予選:3番手(平均1分21秒580)

アンソニー・デビッドソン #8:
#8 TS030 HYBRIDは素晴らしいバランスに恵まれ、我々が記録したラップタイムは現状ではベストのタイムだと言える。ほんの少し不安も残るが、明日への手応えは掴んだ。ポールポジションがすべてではない。最も重要なのはレースに向けて素晴らしいバランスを得られたことだ。タイムアタックの最中に第1コーナーで黄旗を見たときにはしまったと思ったが、このようなことも起こると考えて前もってタイムアタックをしていた。3番手は我々が成し得るベストな結果だが、以前と比べてより接近したタイムには可能性を感じる。明日は勝てそうな気がする。

セバスチャン・ブエミ #8:
正直言って2台のアウディに僅かに届かなかった点は残念だが、これが現実だ。しかし、TS030 HYBRIDの感触は良くレースに向けてのセットアップも良いので、明日のレースでは良い走りが出来るだろう。我々ドライバーもまったくミス無く走ることが出来たことに満足している。ラップタイムも昨年より向上している。昨年より1秒も速いと言うことは、素晴らしい改良の成果であり喜ばしいことだ。明日の決勝レースでは、正しい戦略と巧みな混雑の回避が鍵になるだろうが、上手くやれると思う。

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