プレスインフォメーション 2013年10月15日
世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間
Fritz Enzinger, Vice President LMP1 (C) Porsche Japan KK.
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、2014年の世界耐久選手権(WEC)に2台のLMP1レーシングカーで参戦します。
全8戦で争われる2014年のスポーツカー世界耐久選手権(WEC)のハイライトはル・マン24時間です。
ホッケンハイムで10月7日–8日に開催されたポルシェのプレスイベントの一環である「Meet the heroes of Le Mans(ル・マンのヒーロー達との再会)」において、ポルシェのLMP1担当副社長、フリッツ・エンツィンガーは彼のシニアマネージメントチームを紹介しました。「何より、耐久レースはチーム競技です。2014年シーズンのきわめて複雑なテクニカルレギュレーションも、最新のハイブリッドテクノロジーの採用を求めています。よって、チーム全体を編成したとき、ポルシェに在籍するベテランと国際的モータースポーツで活躍してきたスペシャリストを効率的に組み合わせました」。
LMP1テクニカルディレクターのアレクサンダー・ヒッチンガー(41)は、2011年末からポルシェのLMP1レーシングカーの開発責任者を務めています。エンジニアとして、彼は英国のレースエンジンメーカーであるコスワースにおいてF1エンジン開発のトップや、最近ではレッドブルの技術開発チーフなどを務めるなど、さまざまなモータースポーツのトップカテゴリーで膨大な経験を蓄積しています。
ヴァイザッハを拠点とするワークスチームのLMP1レースオペレーションディレクターを務めるアンドレア・ザイドル(37)は、継続的なテスト走行の傍ら、新たにチームを組織しました。バイエルン出身のザイドルは、BMWザウバーF1チームでテストおよびレースオペレーション責任者となり、さらにBMWがDTM(ドイツツーリングカー選手権)シリーズに復活した際には、レースオペレーションのトップを務めました。2014年から、アンドレア・ザイドルはポルシェLMP1ワークスチームのチーム監督に就任します。
ポルシェAGの研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツは、テスト走行の視察などを通じて、現況把握に努めています。「LMP1レーシングカーの開発およびレーシングチームの編成の両方は前進していますが、今もなお私達は巨大なチャレンジに直面しています。私達にとって選手権の最初の年である2014年の目標は、高度な経験を積んだライバル達と同じようなレベルで戦うことです」。
ポルシェは来年、2台のLMP1レーシングカーにそれぞれ3名のドライバーという体制で臨みます。現在、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ロマン・デュマ(フランス)およびニール・ジャニ(スイス)がテスト走行を行っており、2014年には、オーストラリア人のマーク・ウェバーがLMP1チームに加わります。さらに、ポルシェ ワークスドライバーのドイツ人のマルク・リーブおよび若きニュージーランド人、ブレンドン・ハートレイが2013年の残りのテスト走行で実力を披露する機会が与えられています。この2名の候補者についての最終決定は、今年の年末までに下されます。
LMP1ワークスチームのWECおよびル・マン24時間までの準備の様子は、以下のWebサイトでご覧ください。
http://www.porsche.com/microsite/mission2014-resettozero/japan.aspx.
このホームページには、多数のサイティングな画像、様々な情報が掲載されているほか、ポルシェのモータースポーツの歴史をご紹介しています。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース