« 大荒れのカンザスでカイル・ブッシュは痛恨のクラッシュ。マット・ケンゼスは11位もランキング首位キープ | トップページ | NASCAR:Rd.31シャーロット 予選結果 »

2013年10月 8日 (火)

INDY:スコット・ディクソンが2位フィニッシュでポイントリーダーに、佐藤琢磨は最終ラップのアクシデントにより14位 (ホンダ)

R01

2013年10月6日(日)・決勝  
会場:ヒューストン市街地特設コース  
天候:快晴  気温:18~23℃

アメリカ・テキサス州ヒューストンのリライアント・パーク特設コースでのイベントは、ダブルヘッダーの2レース目を迎えました。午前中に予選がキャンセルされるほどの強い雨が降ったヒューストンでしたが、正午を過ぎてスタート時刻になると、晴れ渡った空がコースを覆っていました。気温は前日より大幅に低いコンディションで90周のレースは行われ、2番グリッドからスタートしたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が2位でフィニッシュ。最終戦を目前にしてポイントリーダーの座に躍り出ました。

R02

メインストレートの先の緩やかなターン1がバンピーなことから、この日のレースもスタートはスタンディングスタートが採用されました。ディクソンはトロントに続くダブルヘッダーの両レース制覇に向け、10周目にトップに立ってラップを重ねていきましたが、40周目のリスタート後に2番手に後退。ディクソンは最後までトップ奪回を狙ってアタックを続けました。しかし、チャンピオン争いでトップに立った彼にとっては、レースを走りきって確実にポイントを加算することも重要となり、2位でフィニッシュし、41点を獲得しました。

ホンダモータースポーツリリース

前日の第17戦で3位フィニッシュしたジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)は、6番グリッドからスタートした第18戦でも、4位までポジションを上げてゴールし、ポイントランキングを4位まで浮上させました。

R05

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は15番手スタートのはずでしたが、グリッドでエンジンをストールさせたため、23番手からスタートを切りました。そこから7周で17番手、11周で16番手と着実にポジションを上げていきました。ピットストップのタイミングも的確で、マシンの仕上がりもよかった佐藤は、レースが終盤を迎えたときには7番手にまで順位を上げていました。しかし、最終ラップのターン5でマシンのリアが滑ったところへ後続のマシンが接触してスピンし、コース外側のコンクリートウオールにヒット。さらに後方から来たマシンとも接触し、フィニッシュまで走りきることはできませんでした。この結果により14位となりました。

マニュファクチャラーズポイント争いで、第18戦を終えて、Hondaは再び同点に戻りました。ドライバー部門同様に、マニュファクチャラーズタイトルも、カリフォルニア州フォンタナで開催される最終戦で決することとなりました。

コメント
スコット・ディクソン(2位)

「ポイント争いでの逆転を目標に掲げて、ヒューストンには来ました。それを私たちは達成したのです。2連勝も可能と考えていましたが、今日のレースでは悔しいことに勝つことはできませんでした。そして、チャンピオン争いは今年も最終戦までもつれ込むこととなりました。フォンタナでのレースは500マイルの長丁場ながら、最終ラップ、最終コーナーまでチャンピオン争いの行方が分からない展開になるのを期待しています。インディカーのチャンピオンは、レースの3周目にタイトルコンテンダーがリタイアしたり、レース中盤にリタイアしたりするような形で決定するべきではないと考えているからです。私は今日、ポイントリーダーになりましたが、最終戦でも優勝を目指して全力で走ります」

佐藤琢磨(14位)
「昨日よりもマシンのハンドリングはよく、序盤にはポジションを上げられずに苦しむシーンもありましたが、ハードタイヤにしてからは順位を着々と上げていくことができました。シーズン中盤に一時、ロードコースでのパフォーマンスが下がった私たちのチームでしたが、シーズンの終盤になって再びマシンにスピードを取り戻すことに成功しています。今日はそうしたマシンでいいレースを戦えていただけに、好結果を残したかったですね。最終戦のフォンタナに向けては、先日テストを行い、昨年よりもずっといいベースラインを獲得できています。今シーズン最後のレースも全力で戦います」

ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「最終ラップにアクシデントに遭ったダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)と、アクシデント付近にいたファンの方々に大事がなかったことを祈ります。ケガをされた方々は、できる限り速やかに回復されることを願っています。スコット・ディクソンがチャンピオンシップのトップに立ったことを、私たちはもちろんうれしく感じています。また、ジャスティン・ウィルソンがポイントスタンディングで4位まで順位を上げたことも喜んでいます。今日、シーズン10勝目を挙げることができなかったのはとても悔しいですが、これからの2週間でできる努力はすべて行い、今年度のマニュファクチャラーズタイトルをHondaのものとすべく、全力を尽くします」

決勝
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差

1 12 W.パワー Team Penske シボレー 1:52:28.9525
2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +0.8286
3 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー +4.3629
4 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +5.0234
5 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー +8.0120
6 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +11.0712
7 4 O.セルビア Panther Racing シボレー +14.0815
8 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda +15.1566
9 18 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing Honda +15.5568
10 78 S.デ・シルベストロ KV Racing Technology シボレー +31.3618
 
11 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda +32.9460
13 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +1:19.5633
14 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda DNF
15 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda DNF
17 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +1Lap
18 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +2Laps
19 98 ルカ・フィリッピ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda +2Laps

ポイントスタンディング
ドライバー
順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 546
2 H.カストロネベス Team Penske 521
3 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports 491
4 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 460
5 M.アンドレッティ Andretti Autosport 457
6 R.ハンターレイ Andretti Autosport 446
7 W.パワー Team Penske 444
8 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 418
9 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 417
10 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 406
 
15 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 338
16 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing 309
17 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing 304
19 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing 285
20 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports 257
23 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing 185
24 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta 163
26 J.R.ヒルデブランド Barracuda Racing/Bryan Herta 93
27 アナ・ベアトリス Dale Coyne Racing 72
30 ルカ・フィリッピ Barracuda Racing/Bryan Herta 53
31 ピッパ・マン Dale Coyne Racing 29
32 ジェームス・デイビソン Dale Coyne Racing 27
33 ステファン・ウィルソン Dale Coyne Racing 14
34 コナー・デイリー A.J. Foyt Racing 11
36 ルーカス・ルアー Sarah Fisher Hartman Racing 8
37 キャサリン・レッグ Schmidt Peterson Motorsports 8

マニュファクチャラー(エンジン)
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 135
1 シボレー 135

|

« 大荒れのカンザスでカイル・ブッシュは痛恨のクラッシュ。マット・ケンゼスは11位もランキング首位キープ | トップページ | NASCAR:Rd.31シャーロット 予選結果 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12265/58343596

この記事へのトラックバック一覧です: INDY:スコット・ディクソンが2位フィニッシュでポイントリーダーに、佐藤琢磨は最終ラップのアクシデントにより14位 (ホンダ):

« 大荒れのカンザスでカイル・ブッシュは痛恨のクラッシュ。マット・ケンゼスは11位もランキング首位キープ | トップページ | NASCAR:Rd.31シャーロット 予選結果 »