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2013年11月19日 (火)

NASCAR:デニー・ハムリンが今季初優勝。マット・ケンゼスは2位フィニッシュも逆転タイトルならず (トヨタ)

2013年11月18日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第36戦 Ford EcoBoost 400


開催日:11月17日

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今季初勝利を挙げたデニー・ハムリン 

 11月17日(日)、米国南東部フロリダ州ホームステッドのホームステッド・マイアミ・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第36戦「Ford EcoBoost 400」が開催された。
 年間36戦という長いシーズン、そして終盤の10戦で争われるプレーオフ“チェイス”も最終戦を迎えた。トヨタ勢はマット・ケンゼスが首位と28ポイント差ながら、逆転タイトルの可能性を残すランキング2位で最終戦に臨んだ。

 15日(金)午後6時10分から予選が行われ、ケンゼスは今季3度目となるポールポジションを獲得。2009年にホームステッドでの勝利を飾っているデニー・ハムリンが5番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が8番手、エリオット・サドラーが10番手、カイル・ブッシュが11番手で続き、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 16日(土)に2度にわたって行われた練習走行でも、ケンゼスは2セッション共にトップタイム。逆転タイトルへ向け期待と共に決勝を戦うこととなった。

トヨタモータースポーツニュース

 17日(日)午後3時21分、快晴の空の下、超満員の観客の見守る前で1.5マイルオーバルを267周(400.5マイル:約600km)して競われる決勝レースがスタート。ケンゼスはトップのポジションをキープ。イエローコーション時のピット作業で首位を奪われても、すぐに奪い返し、ケンゼスは前半戦を支配した。これにKy.ブッシュと、序盤ポジションを落としながらも追い上げてきたハムリンが続き、“トヨタ カムリ”が1-2-3体制での中盤戦となった。
 レースが折り返しを過ぎると、日が落ちたことでセッティングが変わり、グリーン下でのピット終了時点では2位に落ちたケンゼスだったが、続いて発生したイエローコーションで首位に復帰。イエロー下の156周目には、134周目のリードラップを獲得し、この日の最多リードラップボーナスを確実なものとした。

 再スタート後はハムリンが首位へ。ケンゼスはトップ5圏内をキープしていたが、194周目、この日6度目のイエローコーションからの再スタートで、出遅れた前方の車両に阻まれる形で、中団グループに飲み込まれたケンゼスらは5ワイド、時に6ワイドという大混乱状態に。
 ケンゼスはこの混乱の中で、タイトルを争うジミー・ジョンソン(シボレー)と接触。共に大きなダメージには至らなかったものの、ケンゼスは11位に後退。ジョンソンは22位へと大きく順位を落とし、ポイントでの2台の差は縮まった。
 まもなく出された7度目のイエローコーションでケンゼス、ジョンソン共に車両を修復。ケンゼスはここで好ピット作業にも助けられ5位に浮上。
 この日8度目のイエローコーションから残り28周での再スタートが切られると、4位につけていたケンゼスは、ハムリンと共に首位争いに加わり、残り20周の時点で2台は1-2体制に。

 首位を逃げるハムリンの後方でサイド・バイ・サイドの2位争いを繰り広げたケンゼスだったが、最後は抑えきって、ハムリンと共に1-2フィニッシュ。ハムリンは今季初優勝を飾った。
 2位に入ったケンゼスだったが、ジョンソンが9位でフィニッシュしたため、ポイント差を詰めたものの逆転には至らず、念願のタイトル獲得はならなかった。
 レースは好走を見せたトゥルークス・Jr.が4位、クリント・ボウヤーが5位、Ky.ブッシュが7位に入り、5台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュを果たした。
 最終ランキングでは、ケンゼスが2位、Ky.ブッシュが4位、ボウヤーが7位で、3人のトヨタドライバーがトップ10入りを果たしシーズンを終えた。

 長かった2013年のNASCARシーズンも終了。しかし、僅か90日間のインターバルで、2014年2月15日(土)にエキジビションレース、Sprint Unlimitedが開催される。そして翌週の2月23日(日)に米国南東部フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われる伝統の第1戦「Daytona 500」で2014シーズンが幕を開ける。

ドライバー デニー・ハムリン:
「我々の“トヨタ カムリ”が速いことは分かっていたが、実際にドライブしていて信じられないほどだった。ピット戦略も完璧で、序盤20位台の中団グループに落ちたにもかかわらず、上位争いに復帰出来た。クルーチーフとチーム全体で勝てる“トヨタ カムリ”を仕上げてくれた。ここホームステッドでテストを行ったことが効を奏し、我々のチーム全体で上位を争うことが出来た。先週まで厳しいレースを戦ってきたが、マイアミに来て勝てたことで、良い気分でオフシーズンを迎えることが出来そうだ」

ドライバー マット・ケンゼス:
「我々にとって本当に素晴らしい夜だった。私のチームと、ジョー・ギブズ・レーシング、そしてカイル(ブッシュ)とデニー(ハムリン)、全員を誇りに思う。特にデニーは厳しく長いシーズンを過ごしてきただけに、今日の結果は本当に必要とされたものだった。彼の勝利はとても嬉しい。これで我々全員が自信を持って来シーズンに臨むことが出来る。今日は日が落ちるまではレースを支配出来た。日没後は若干苦しみ、再スタートで接触したことで若干ポジションを落としたが、最終的には2位でフィニッシュ出来、全体的に見れば文句なしの結果だった。本当に素晴らしいシーズンだった」 

第36戦 Ford EcoBoost 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 267
2 1 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 267
3 21 88 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 267
4 8 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 267
5 25 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 267
7 11 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 267
14 10 55 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 267
25 30 30 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 267
31 32 83 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 265
35 42 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 263
36 36 47 AJ.アルメンディンガー トヨタ カムリ 257
37 33 93 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 248

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 2419
2 マット・ケンゼス トヨタ 2400
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 2385
4 カイル・ブッシュ トヨタ 2364
7 クリント・ボウヤー トヨタ 2336
16 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 998
23 デニー・ハムリン トヨタ 753
31 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 496
33 デイビッド・ロイティマン トヨタ 465
34 ボビー・ラボンテ トヨタ 412
35 AJ.アルメンディンガー トヨタ 410
36 デイビッド・ストレミー トヨタ 362
40 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 114
45 アレックス・ケネディ トヨタ 21
49 ブライアン・ケゼロウスキー トヨタ 9
50 トミー・ドリッシ トヨタ 8
52 ジェイソン・リフラー トヨタ 1
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 254
2 トヨタ 229
3 フォード 194

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第33戦 Ford EcoBoost 300


開催日:11月16日

カイル・ブッシュとマット・ケンゼスが3,4位フィニッシュ
トヨタは僅差でタイトル獲得叶わず

13nascar38_23位、4位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#54)とマット・ケンゼス(#18) 

 11月16日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズのシーズン最終戦となる第33戦「Ford EcoBoost 300」がホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催された。
 ネイションワイド・シリーズでは、トヨタ勢のドライバーズタイトルの可能性は無くなったが、オーナーズポイント争いでは4ポイント差の2位、マニュファクチャラーズタイトルも僅か2ポイント差の首位という僅差となっており、最終戦の結果次第でタイトルが決まる状況下での一戦となった。

 16日(土)午後1時5分から予選が行われ、ブレイク・コッホが最前列2番手、マット・ケンゼスが5番手、カイル・ブッシュが6番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、午後4時48分に1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。5番手スタートのKy.ブッシュは序盤アンダーステア症状に苦しみながらも上位争いを展開。オーナータイトルを争う22号車(ジョーイ・ロガーノ:フォード)とその同チームの車両とバトルを繰り広げた。
 46周目に最初のイエローコーションが出されると、Ky.ブッシュは好ピットで首位浮上。ケンゼスがこれに続き、“トヨタ カムリ”が1-2体制に。
 中盤戦は、Ky.ブッシュが首位を争う一方で、トップ5圏内につけていたケンゼスだったが、121周目、この日5回目のイエローコーション時のピットでタイムロス。13位に後退。
 このコーションでは、パーカー・クリガーマンがピットに入らず、2位へと浮上。しかし、クリガーマンは149周目にタイヤバーストのために壁にヒットしスピン。大きく順位を落としてしまった。

 残りは無給油で走り切れる周回数となった154周目の再スタートは、4ワイドで上位勢が入り乱れる激しいバトルとなり、すぐにクラッシュでイエローコーション。10位につけていたKy.ブッシュはこの混乱を抜け出し順位を上げ、166周目にはこの日5度目となる首位を奪った。
 タイトなポイント争いの中で、最多リードラップボーナス獲得を狙ったKy.ブッシュだったが、この日はライバル勢の速さが勝り、まもなく首位の座を奪われることに。
 184周目、この日9度目のイエローコーションからの再スタートも混戦となり、4台が絡む多重クラッシュに。このコーションはコース上の清掃のために長引き、レースは残り5周で再スタート。

 2位、3位で再スタートを切ったKy.ブッシュとケンゼスは最後まで首位争いを繰り広げたが、惜しくも逆転はならず、Ky.ブッシュが3位、ケンゼスが4位でフィニッシュ。クリガーマンが7位、コール・ウィットが9位に入った。
 Ky.ブッシュの54号車とオーナーズタイトルを争っていた22号車は6位でフィニッシュ。今季の全33戦中12勝、11回のポールポジション、22回のトップ5フィニッシュ、25回のトップ10フィニッシュという強さを見せた54号車だったが、僅かに1ポイント届かず、オーナーズタイトル獲得はならなかった。
 また、フォードが勝利を挙げたことで、マニュファクチャラーズタイトルも3ポイント及ばずタイトル獲得を逃した。

 来季のネイションワイド・シリーズは2月22日(土)にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開幕する。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「今夜はレースを通してペンスキーの2台と32号車とのバトルが続いた。勝たなくてはならなかったが、レースを支配できるだけの速さはなく、勝てなかった。最後はタイヤが持たなかった。チームはタイトルに値するだけの、懸命な努力で素晴らしい仕事をしてくれただけに、この結果は残念だ。今年はミスが多すぎた。しかし、12勝という結果とチームは誇りに思っている。更に良いチームとなって来年雪辱をはらしたい」 

第33戦 Ford EcoBoost 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 48 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 200
2 8 32 カイル・ラーソン シボレー 200
3 6 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
4 5 18 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 200
7 16 77 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 200
9 13 44 コール・ウィット トヨタ カムリ 200
11 2 99 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 200
15 12 20 ドリュー・ヘリング トヨタ カムリ 200
16 18 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 200
20 29 14 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 200
24 34 19 ダコダ・アームストロング トヨタ カムリ 200
26 30 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 198
36 38 24 ライアン・エリス トヨタ カムリ 102
37 27 10 マイク・ブリス トヨタ カムリ 49
40 26 91 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 5

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 オースティン・ディロン シボレー 1180
2 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 1177
3 リーガン・スミス シボレー 1108
4 エリオット・サドラー トヨタ 1090
9 パーカー・クリガーマン トヨタ 993
10 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 970
11 アレックス・ボウマン トヨタ 884
13 マイク・ブリス トヨタ 814
19 ジョー・ネメチェク トヨタ 513
20 エリック・マクルーア トヨタ 482
21 コール・ウィット トヨタ 426
25 ブレイク・コッホ トヨタ 349
29 ジェフ・グリーン トヨタ 274
35 ハル・マーティン トヨタ 186
36 ドリュー・ヘリング トヨタ 175
38 ケニー・ウォレス トヨタ 155
41 ジェイソン・ホワイト トヨタ 138
46 ケン・バトラー トヨタ 99
51 トニー・レインズ トヨタ 76
53 オーウェン・ケリー トヨタ 62
55 ライアン・エリス トヨタ 57
56 ケニー・ハブル トヨタ 54
62 ブラッド・ティーグ トヨタ 38
68 ブレット・バトラー トヨタ 29
71 デレック・ホワイト トヨタ 27
79 トラヴィス・ソーター トヨタ 14
82 ケリー・アドミラール トヨタ 13
87 デイビッド・グリーン トヨタ 6
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 フォード 223
2 トヨタ 220
3 シボレー 184
4 ダッジ 54

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第22戦 Ford EcoBoost 200


開催日:11月15日

マット・クラフトンがシリーズチャンピオンを獲得!
カイル・ブッシュが今季5勝目
トヨタは3年ぶりのトラック・シリーズ3冠

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フィニッシュ後、ドライバーズタイトルを決めたマット・クラフトン(#88)と、レースを制しオーナーズタイトルを決めたカイル・ブッシュ(#51)が揃って喜びのバーンナウトを披露 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズの2013年シーズン最終戦となる第22戦「Ford EcoBoost 200」が11月15日(金)にホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催された。
 同シリーズのトヨタは、前戦フェニックスでマニュファクチャラーズタイトルを確定。ドライバーズタイトル及びオーナーズタイトルも、マット・クラフトンが今大会のスタートを切った時点で“トヨタ タンドラ”に確定するという状況。注目は“トヨタ タンドラ”同士の争いとなるオーナーズタイトル争いと、ダレル・ウォレス・Jr.による逆転の可能性を残す、ルーキータイトル争いとなった。

 15日(金)午前11時より2時間の練習走行の後、午後4時30分より予選が行われ、ジョニー・ソーターが最前列2番手グリッドを獲得。クラフトンは8番手、クラフトンの88号車とオーナーズタイトルを争う51号車は、チームオーナーであるカイル・ブッシュがドライブし、12番手グリッド。ウォレス・Jr.は18番手につけ、11台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、午後8時19分、1.5マイルオーバルを134周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。この瞬間、クラフトンの2013年シーズン シリーズチャンピオンが確定した。
 この日最初のイエローコーションからの再スタートが切られた9周目、2番手スタートのソーターが首位を奪取。この首位の座は2周で譲ることとなったが、クラフトンとKy.ブッシュもトップ5圏内に浮上し,上位争いに加わった。
 40周目、23位走行中のジョーイ・コールターが右フロントタイヤのバーストに見舞われスピン。イエローコーションで全車ピットに向かい、ソーター3位、Ky.ブッシュ4位、クラフトン5位で46周目に再スタートが切られると、50周目にはクラフトンがこの日初めて首位に立った。

 クラフトンは数周にわたってサイド・バイ・サイドでの首位争いを展開。その後方で、18番手スタートからトップ10に浮上してきたウォレス・Jr.が、更なるポジションアップを狙ってのバトル中に接触し、右フロントタイヤの破損で壁にヒット。大きく順位を落とすこととなり、ルーキータイトルを争うウォレス・Jr.にとって厳しいアクシデントとなってしまった。
 これにより出されたイエローコーション下でのピット作業では、Ky.ブッシュが素早い作業で首位に浮上。しかし、この日速さを見せ“トヨタ タンドラ”勢を苦しめた若きルーキーのライアン・ブレイニー(フォード)も譲らず、Ky.ブッシュ、ブレイニー、クラフトンの3台による3ワイドでの首位争いが展開された。

 93周目、そのブレイニーが壁にヒットし、この日4度目のイエローコーション。最後まで走り切れる周回数となったピットで、再びKy.ブッシュが首位に。終盤戦は、Ky.ブッシュが後続からの追撃を受け、順位を入れ替えながらの首位争いとなった。
 この首位争いの中で、残り5周でクラッシュが発生しイエローコーション。レースは3周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることに。
 しかし、この再スタート直後に、中団での4ワイドという混戦の末にクラフトン、コールターらが絡むクラッシュが発生。続く2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”では今度はソーターがスピンと、シーズン閉幕を目前にして大荒れのレースとなった。
 規定で最後の“グリーン・ホワイト・チェッカー”となった3回目、首位をキープしていたKy.ブッシュが好ダッシュを見せて逃げ切り、トップチェッカー。今季5勝目を挙げた。

 クラフトンは21位に終わり、オーナーズポイントでは、Ky.ブッシュの51号車と、クラフトンの88号車が全くの同ポイントに。しかし、51号車は今季6勝(Ky.ブッシュ5勝、エリック・ジョーンズ1勝)で、今季1勝の88号車を制し、逆転でのオーナーズタイトルを決めた。レースの勝利とチームのタイトル獲得で、この週末の3カテゴリー全てに出場するKy.ブッシュにとって、さい先の良いスタートとなった。
 この結果、トヨタは2010年以来3年ぶりに、ドライバーズ、オーナーズ、マニュファクチャラーズの3タイトルを獲得。ドライバーズランキングでは、チャンピオンのクラフトンに、4位ソーター、ルーキータイトルは惜しくも逃したもののウォレス・Jr.が8位、ティモシー・ペターズが10位と、4人がトップ10に入った。

 来季のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズは2月21日(金)にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで幕を開ける。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「最後に連続したグリーン・ホワイト・チェッカーでは、タイヤの新しいライバルが後方から追ってきていることは分かっていた。しかし、逃げ切ることが出来た。オーナータイトルが獲得出来たことは本当に信じられない。。シーズン中、毎週ずっと努力を続けてくれたチームと、スポンサーやトヨタ、TRDのおかげだ」

ドライバー マット・クラフトン:
「今日、コースに来てレースのスタートを切ったとき、本当に大きな肩の荷が降りた気がした。一方で我々はオーナータイトルも狙っており、好調だった“トヨタ タンドラ”と共に勝利を狙っていたが、ピットストップで後方に埋もれ、クラッシュに巻き込まれてしまった。スタートでドライバーズタイトルは獲得出来たが、私は勝って、ヴィクトリーレーンでオーナータイトルも祝うつもりだった。しかし、それは叶わなかった。とはいえ、私はついにキャンピング・ワールド・トラック・シリーズのチャンピオンになれた。シリーズにフル参戦を始めて13年目でこの栄誉を勝ち取ることが出来て本当に嬉しい。チームオーナーやクルーチーフ、チームスタッフ、共に戦ってくれた全ての人に感謝している」 

第22戦 Ford EcoBoost 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 12 51 カイル・ブッシュ トヨタ タンドラ 148
2 1 29 ライアン・ブレイニー フォード 148
3 15 4 ジェブ・バートン シボレー 148
6 14 7 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ タンドラ 148
7 20 77 ジャーマン・キロガ トヨタ タンドラ 148
9 19 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 148
15 18 54 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ タンドラ 148
16 2 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 148
17 30 81 ジミー・ウェラー三世 トヨタ タンドラ 148
21 8 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 148
24 27 13 フランク・キンメル トヨタ タンドラ 148
27 25 18 ジョーイ・コールター トヨタ タンドラ 142
36 31 07 J.J.イェリー トヨタ タンドラ 2

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 マット・クラフトン トヨタ 804
2 タイ・ディロン シボレー 764
3 ジェイムズ・ブッシャー シボレー 761
4 ジョニー・ソーター トヨタ 732
8 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 704
10 ティモシー・ペターズ トヨタ 683
11 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 641
13 ジャーマン・キロガ トヨタ 625
15 ジョーイ・コールター トヨタ 605
24 デイビッド・スター トヨタ 284
29 エリック・ジョーンズ トヨタ 195
36 チャド・ハッケンブラート トヨタ 116
39 ジミー・ウェラー3世 トヨタ 82
40 クリス・クックラム トヨタ 77
43 ブレット・モフィット トヨタ 57
45 ジョン・ハンター・ネメチェク トヨタ 51
48 フランク・キンメル トヨタ 43
49 クリス・フォンテイン トヨタ 40
51 CJ.フェイソン トヨタ 39
56 トレーシー・ハインズ トヨタ 31
69 スコット・ブルンキスト トヨタ 19
71 グラント・ギャロウェイ トヨタ 17
75 カレブ・ローク トヨタ 16
77 タイラー・レディック トヨタ 14
81 ネイト・モンテイス トヨタ 9
83 リッキー・アーゴット トヨタ 8
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 163
2 シボレー 142
3 フォード 113
4 RAM 57

※結果及びポイントは暫定 

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