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2014年1月13日 (月)

DAKAR:後半戦初日は標高4000m超、アルゼンチンの最終ステージを快調にクリア (日野自動車)

20140113_11号車:菅原義正/羽村勝美組 (C)Hino Motors, Ltd

2014年1月13日
ダカールラリー2014 レースレポート「第7ステージ」

 12日、ダカールラリー2014は後半戦に突入。2輪部門はアルゼンチンのサルタからボリビアのウユニへ向かい、4輪とトラック部門はサルタを基点にしたループ状のコースで競技が行われた。11日の中間休息日に、メカニックたちによって完全にリフレッシュされた日野チームスガワラの2台の日野レンジャーは、再び大型車のライバル勢を向うに快走を見せ、1号車は累積順位で27位から25位へと浮上した。

 アルゼンチン~ボリビア~チリを謳う今大会だが、実際にボリビアに入るのは2輪部門のみ。4輪とトラックは中間休息日を過ごしたサルタでループコースを消化し、13日、チリのカラマのビバークでウユニから戻ってきた2輪部門と合流する。この日のループコースは難所ではないが、集中力を保ちにくい休息日明けに行われるニュートラルゾーンなしの525kmというロングステージだけに、日野チームスガワラは慎重に競技に臨んだ。

 スタートからゴールまで全て標高3000m~4000mという高地に設定されたSSは、大半が堅いグラベル路面の山岳路。サルタ周辺はこの日も不順な天候で、朝方雲が低く立ち込めたためコース監視用のヘリコプターが離陸出来ずにスタート時間が50分間遅延。だが、前日の降雨の影響があった部分はあらかじめロードブックのモディフィケ(変更)が発表されており、実際の走行への影響は見られなかった。

 2号車菅原照仁/杉浦博之組は、このSSをトラック部門総合33位・排気量10リットル未満クラス1位で順調にフィニッシュ。休息日に高地に向けたエンジンセッティングの見直しを行った、1号車菅原義正/羽村勝美組も順調に総合36位・クラス2位で走り終えた。これにより累積順位は2号車が総合13位をキープ。1号車が総合25位となり、依然排気量10リットル未満クラスの1・2位の座を堅持した。

 同クラスでは直接のライバルとして、これまで接戦を繰り広げてきたJ・エルフリンク(メルセデス・ベンツ・アクサー)をはじめ多くの車両が戦列を去っているが、何が起きるか分からないダカールでは最後まで気が抜けない。日野チームスガワラは、トラック部門総合順位の上位入賞というもう一つの目標も見据えて気持ちを引き締め、13日からのチリステージに臨む。

日野自動車プレスリリース

菅原義正/高地に行ったのでエンジンが吹けないことはありましたが、ペースは順調。自分も全く影響なく元気に帰ってこられました。明日からのチリステージを引き続き頑張ります。

羽村勝美/スタートから3000m超の高地で頭痛が酷く、少々難儀しました。下りてきたら大丈夫なんですが…。ナビゲーションとしてはピストなので難しいことはありませんでした。

杉浦博之/山岳路といっても出るところは140kmくらい出るハイスピードコースで、トラックが何台も転倒していました。自分も高地は苦手なので少々辛かったです。

末永健司/スタートから今日まであっという間でした。忙しさの中、みんな体調も良く、食事もおいしく取れているので大丈夫です。現場での整備は水平でないところでジャッキをかけたりするのが気を遣うところ。自分はもともと試作行程で働いていましたので、アルミ製の部品をスチールで作り直したりと、こちらに来てからもパーツをしばしば作っています。

田村博明/ここまで幸い大きなトラブルはありませんが、壊れたところを直すとまた別のところに不具合が出たりと、気を抜けないまま前半戦が終わった感じです。ここで気持ちを改めて引き締めてゴールまで頑張りたいと思います。

瀬沼礼代/車両も自分も思ったより順調にここまで来ています。睡眠時間は短いですが、移動中の車内で寝ているので問題ありません。昨日の休息日に雨が降ったのは少々辛かったですが、暑さにはもう慣れました。

富家忠彦/2号車の担当なので転倒したときはヒヤッとしましたが、怪我もなく、ダメージも小さくて良かったです。後半戦は疲労が溜まってくるし、菅原さんたちも得意なところのようなので車両の負担が大きくなるでしょう。勝負はここからだと思います。

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