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2014年1月10日 (金)

DAKAR:酷暑のステージを見事な集中力でクリア、SS市販車1・2位でリードを拡大 (TLC)

03このステージを集中力を高めてアタックする2号車 (C)TLC

9日、ダカールラリー2014はアルゼンチンのチレシト~サン・ミゲル・ドゥ・トゥクマン間で競技を行った。
行程はまずチレシトのビバークから移動区間で154km移動したあと山麓地域で211㎞のSS前半部分を行い、ニュートラルゾーン111kmをはさんでSS後半部分を実施するもの。しかし、205kmで予定されていた後半部分は当日になって現地の気温が47℃に達したため安全上の理由から2輪部門はキャンセルされ、4輪・トラック部門については同様の理由と併せてビバーク地への到着が大幅に遅延する懸念からCP(チェックポイント)1までの107kmに短縮して行われた。
前半部分のSSには短い砂丘や砂地の荒野を行くオフロード区間が出現。また後半部分は激しい山登りで標高3000m近くに達するなど、SSは長距離かつ厳しい内容であった。

トヨタ・ランドクルーザー200の2台体制で現在市販車部門1、2位のポジションをキープしているTLCは引き続きこのステージを集中力を高めてアタック。2号車ニコラ・ジボン/三浦昂組が水温上昇にケアしながら30番手で終えたあと、後半部分でも順調に走行し、総合30位・市販車部門首位でゴール。
1号車三橋淳/アラン・ゲネック組は序盤に小さなスタックやパンクで若干遅れ、前半部分を37番手で終え、そのまま丁寧な走りを続けることで2号車から3分26秒差の総合33位・市販車部門2位でフィニッシュした。

この結果により累積順位でTLCは2号車が総合22位で市販車部門1位、1号車が9分13秒差で総合25位・部門2位としてライバルに対するリードを拡大。3年ぶりの市販車部門タイトル奪還に向けてまた一歩、歩みを進めた。

10日は前半戦の最終ステージとなるアルゼンチンのトゥクマン~サルタ。SS距離は260kmと短めだが、休息日の前日のSSは難易度が高かったり、トリッキーであったりすることも少なくない。TLCは車両を常に万全のコンディションに保つべく、トゥクマンの町はずれの競馬場に設けられたビバーク地で入念な点検と整備を行った。

トヨタオートボディ・プレスリリース

本日までの累計順位(第5ステージ終了時点)
号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 345 三橋 淳/アラン・ゲネック 2位 2位 25位
2号車 344 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1位 1位 22位

本日のステージ順位(第5ステージ終了時点)
号車 No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 市販車部門順位 総合順位
1号車 345 三橋 淳/アラン・ゲネック 2位 2位 33位
2号車 344 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1位 1位 30位

TEAM VOICE

森監督
主催者が暑さによりコースキャンセルをするとは聞いていましたが、これほど暑いとは思いませんでした。
帰ってきた選手たちを見て4人とも表情がとても頼もしく、参戦に向けてやってきたことが間違ってなかったと手ごたえを感じました。このまま続けていきたいです。

三橋ドライバー
最悪の一日でした。50㎞くらいで3回スタック。パンクやリム落ちもしました。その後水温が上がり、停まってエンジンを冷ましながら進みました。暑さは想像以上で、こんな酷いのは初めて。それでも大きく遅れることなくゴール出来たのは全然悪くない。到着してほっとしました。

アランナビゲーター
あまりの暑さで途中体が辛かったです。三橋ドライバーがケアしてくれて今は大丈夫です。それにしても厳しい一日でした。

ジボンドライバー
あまりの暑さで呼吸が苦しくなり、パンクしたときタイヤ交換を三浦ナビゲーターに任せたこともありました。
大変な一日でしたが、結果的に無事ゴール出来て、良かったです。

三浦ナビゲーター
こんなに気温が上がるとは。普段暑さを訴えることのないジボンドライバーが序盤から暑い暑いと言い出し、ペースを抑えることにしました。
その後は水温上昇のため停まって冷ましたり。とにかく厳しかったですが、ちゃんと帰ってこられて良かったです。

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