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2014年1月28日 (火)

USC:ポルシェ、シーズン開幕戦のデイトナ24時間レースで勝利

プレスインフォメーション 2014年1月28日
チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ

(C)Porsche Japan KK. 拡大します

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバー、リヒャルト・リーツ(オーストリア)/ニック・タンディ(イギリス)/パトリック・ピレ(フランス)組の駆るポルシェ911 RSRが、米国およびカナダで開催される新たなスポーツカーレースシリーズ「チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ」の初戦である第52回デイトナ24時間レースのGTLMクラスにおいて優勝を飾りました。

これは権威のあるデイトナ24時間レースにおける76回目のクラス優勝、そして40回目の911の優勝となり、ポルシェはこのレースの歴史に、最も大きな成功を収めたマニュファクチュアラーとしての記録を書き加えました。

第52回デイトナ24時間レースは、ポルシェの新たな時代の幕開けを告げました。チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップに、新たにポルシェ ノースアメリカから、米国のスポーツカーレーシングに初めてワークスチームとして参戦し、そのデビューレースで完全な成功を収めたのです。デイトナ・インターナショナル・スピードウェイの長い夜が明けたとき、パトリック・ピレがステアリングホイールを握るカーナンバー911をつけたポルシェ911 RSRがトップに立っていました。さらに、パトリック・ロング(米国)/ミカエル・クリステンセン(デンマーク)/イェルク・ベルクマイスター(ドイツ)組がドライブするカーナンバー912の911 RSRの2号車が2番手で続いていました。470 PSを発揮する911の第7世代(タイプ991)レーシングカーは昨シーズンデビューし、ル・マン24時間レース初参戦にして輝かしい1-2フィニッシュを飾りました。2014年シーズン、ワークスチームとしてル・マン24時間レースのLMP1クラスへ復帰するにあたって掲げられたスローガン、「Mission 2014. Our Return」をテーマとしたグラフィックデザインを纏った911RSRは、大幅に戦闘力が高められました。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

総合優勝争いの行方より、明らかに注目を集めていたのは常に激しい展開を繰り広げていたGTLMクラスのトップ争いでした。特にレース終盤の2回のコーションフェーズは、トップグループの展開はスリリングなり、インフィールドに駐車したモーターホームの屋根に上ってレースを観戦していた観客の多くを大いに興奮させました。しかし、めまぐるしく変化する最終盤においても、ポルシェ ノースアメリカのピットは適切な指示を出して、ドライバーを落ち着かせました。14時11分、ノートラブルで走行を続けたカーナンバー911のパトリック・ピレが、BMW、バイパーおよびシボレーのワークスによるすべてのアタックを退けフィニッシュラインを通過したとき、ピットでは歓声が上がりました。
カーナンバー912の911 RSRは、489周まではトラブルなく周回を重ねましたが、その後エンジントラブルのためマシンを止め、1-2フィニッシュは達成できませんでした。

GTDクラスにおいても、新型911 GTアメリカのデビューは成功を収めました。チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ用に製造された車両での熱い戦いの後、アメリカ人のマディソン・スノーはヤン・ヘイレン(ベルギー)およびドイツ人のマルコ・ジーフリードと共にトップから約1秒の差の2位でチェッカーを受けました。

ポルシェAGの研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツのコメント:「私は24時間レースで多くの経験がありますが、今回のレースは間違いなく最もエキサイティングなものでした。最後の数周でペースカーが入ったときは、非常に差が詰まりました。しかし、パトリックが平静を保ち勝利を持ち帰ってくれました。チーム全員がすばらしい活躍をしました」。

ポルシェのモータースポーツ部門のトップであるハルトムート・クリステンのコメント:「このレースをル・マンと比較することはできません。ここデイトナでの成功は、まったく違った条件で達成したものです。これは、新たなチャンピオンシップであると同時にチームも新しく、まず、お互いに慣れるところから始める必要がありました。私達は、デイトナ優勝という最高の形でシーズンをスタートすることができました。2台のマシンが14時間以上レースをリードしました。この成功に貢献した全員に感謝しています。今後は細かな点でどこに改善の余地があるか検討します。そうすれば、今シーズンの良い見通しが立つでしょう」。

リヒャルト・リーツのコメント:「すばらしい形でシーズンをスタートできました。しかし予想通り、非常に厳しいレースになりました。特に難しかったのは、夜間にバトルを避けるということでした。ル・マンに続きデイトナでも優勝できたことを考えると、911 RSRでは特に耐久レースに向いていると思います。今後、より距離が短いレースでもパフォーマンスを発揮できるかを確かめることになります」。

ニック・タンディのコメント:「最高の勝利です。911 RSRは24時間を通して完璧な走りを見せましたし、チームは全力を尽くしすばらしい仕事をしました。私達全員にとって信じられないほど厳しいレースでしたが、同時に非常に愉しめるレースでもありました。その上、私達は最速ラップも出すことができました」。

パトリック・ピレのコメント:「このレースは、私の人生の中で最も難しいレースであったことに疑いの余地はありません。これほどセッティングが決ったクルマに乗ったことがありません。チーム全員が見事な仕事をしました。この優勝で夢が現実になりました」。

パトリック・ロングのコメント:「チームがこれほど短時間でここまで到達したこと、そして信じられないような勝利を祝うことができたことを誇りに思います。1-2フィニッシュを逃したのは残念でしたが、レースでは終始、全力を出し切れたと思います」。

ミカエル・クリステンセンのコメント:「私にとってポルシェのワークスドライバーとしての初めてのレースとなったデイトナで、すばらしい経験ができました。私は、どこに行っても歓迎されましたし、チームの雰囲気も最高でした。カーナンバー911が優勝できたし、私達もトップ争いをすることができたので今日の結果には満足しています」。

イェルク・ベルクマイスターのコメント:「今回のレースは、新たなポルシェ ノースアメリカチームにとって間違いなく成功でした。この優勝で、またひとつポルシェの偉業が加わりました。私達のクルマがフィニッシュまでもっていたら、レース終盤はもっとスリリングな展開になっていたでしょう」。

レース結果

GTLMクラス
1. タンディ/リーツ/ピレ(イギリス/オーストリア/フランス)組、ポルシェ911 RSR、679周
2. プリオール/オーバーレン/ハンド/マルティン(イギリス/米国/米国/ベルギー)組、BMW Z4 GTE、679周
3. ゴーセンス/ファルンバッハ/ハンター=レイ(ベルギー/ドイツ/米国)組、バイパーGTS-R, 675周
4. エドワーズ/ミューラー/レイホール/ヴェルナー(米国/ドイツ/米国/ドイツ)組、BMW Z4 GTE、668周
5. ギャビン/ミルナー/リデル(イギリス/米国/イギリス)組、シボレーコルベット、666周
6. ボマリート/ベル/ウイットマー(米国/イギリス/カナダ)組、バイパーGTS-R、653周
7. クローン/ヨンソン/ベルトリーニ/ダンブレック(米国/スウェーデン/イタリア/イギリス)組、フェラーリF458イタリア、625周
8. ターナー/ミュッケ/ラミー/スタンウェイ/デララーナ(イギリス/ドイツ/ニュージーランド/カナダ)組、アストンマーチン、610周

GTDクラス
1. カナチェ/パンペリー/パパス/ヴィンケルホック(ベネズエラ/米国/米国/ドイツ)組、アウディR8 LMS、662周
2. スノー/ヘイレン/ジーフリード(米国/ベルギー/ドイツ)組、ポルシェ911 GTアメリカ、662周
3. ローテンベルク/ズロービン/メディアーニ/サロ/アレシン(ロシア/ロシア/イタリア/フィンランド/ロシア)組、フェラーリF458イタリア、662周
8. マクニール/キーン/ヴァン・ギズバーゲン/ルイス/デュモリン(米国/米国/ニュージーランド/米国/カナダ)組、ポルシェ911 GTアメリカ、656周
9. シスネーロス/ギアマツィアク/ニールセン/ティーム(米国/ポーランド/デンマーク/デンマーク)組、ポルシェ911 GTアメリカ、652周
12. ヘンツラー/ポッター/ラリー/デュモリン(ドイツ/米国/米国/カナダ)組、ポルシェ911 GTアメリカ、645周

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