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2014年1月22日 (水)

WEC,LM24:Audi、ル・マン24時間レース出場マシンにレーザーライトを搭載

(C)AUDI AG. 拡大します

2014/01/22
•革新的ヘッドライト技術をモータースポーツ シーンで実証実験
•Audi R18 e-tron quattroのヘッドライトにマトリックスLEDとレーザーライトを複合採用

1月20日 インゴルシュタット:アウディは、マトリックス ビームに続く最新鋭のレーザー技術をヘッドライトに採用します。夜間の視認性を向上させる新たな革新的技術の投入によりル・マン24時間レースの夜間セッションで、アウディの優位性がさらに高まります。Audi R18 e-tron quattro 2014年モデルには、LEDとレーザーライトを融合させた革新的ヘッドライトが搭載されます。

AUDI AG技術開発担当取締役のProf. Dr. ウルリッヒ ハッケンベルクが「すでにAudi A8に採用されているマトリックスLEDヘッドライトは、市販カテゴリーにおける最新鋭技術です。我々はこの技術を今後さらに多くの市販モデルに採用していきます。そして今、アウディが開発を進めているのは、よりシャープで、よりパワフル、そしてエネルギー消費の少ないレーザーライト技術です。我々は、この技術をル・マン参戦マシンに搭載して実証実験を行い、その後、世界初レーザーライトを搭載した市販モデルを発売する計画です」と述べています。アウディは引き続きヘッドライト技術分野で、時代をリードします。

ル・マン24時間レースを始めとするナイトセッションを有する耐久レースでは、ヘッドライトの性能向上は、大きな優位性に繋がります。LMPプロジェクトリーダーのクリス レインケは「我々はアウディのレーシングカー開発にあたり、ドライバーがより安全でより快適でいられることを非常に重要視しています。夜間の視認性向上は、その中で最も核心的な要素です。従来のマトリックス ビームLEDヘッドライトだけでも、ル・マンで非常に大きなアドバンテージがありますが、これにレーザーライトが加わることで、これまでにない、さらに大きな優位性を獲得します。この技術は、非常に高い将来性を秘めていると考えています」とコメントしています。

アウディジャパン・プレスリリース

Audi R18 e-tron quattroの左右各8ユニットで構成されるマトリックスLEDヘッドライトは、すでに昨年のル・マン24時間レースで、最強の光度と最も広い照射範囲を誇っていました。そして、今年のモデルではレーザーライトが加わり、その性能がさらに向上しています。これについてクリス レインケは「レーザーライトは、より均一で的確な光を投射します。レーザーライト技術の開発は、アウディスポーツのパイオニア精神を象徴すると同時に、開発の非常に早い段階から市販モデル技術部門と綿密な連繋があるという点において、非常に画期的なことだと捉えています。この様な協力関係は、過去には例がありませんでした」と付け加えています。

アウディは、今年1月にラスベガスで開催されたインターナショナルCES (Consumer Electronics Show) に、Audi Sport quattro laserlightとコンセプトとAudi R18 e-tron quattroのヘッドライトを含むフロントセクションを出展しました。その展示では、マトリックスLEDとレーザーライトが複合したユニットが、これまでのAudi R18にすっきりと装着されており、開発者が初期段階からレーザーライトとの複合を視野に入れていたことを証明しました。このユニットは、インテリジェント コーナリングライト機能も持っています。これは、サーキット走行中のマシンの位置に応じて、ドライバーがステアリングを切り始める前からコーナーを照らす機能です。

これまで2回にわたるル・マン24時間レース優勝経歴を持つ昨シーズンのWECワールドチャンピオンのマルセル ファスラーは、夜間テストを終えたあと、新型ヘッドライトについて「Audi R18 e-tron quattro 2014モデルは、間違いなくこれまで最高の夜間視認性を持っており、昨年より飛躍的に進化しています。レーザーライトの光はより明るく、適切な場所を集中的に照らしてくれます。例えば、コーナーのクリッピング ポイントがよりクリアに見えます。夜間走行でこれほどの大きなアドバンテージはないと思います」とコメントしています。

アウディはこれまでにもヘッドライト技術をル・マン24時間レースにおける重要な要素として捉え、革新的な技術を積極的に採用してきました。2006年には、Audi R10 TDIにレーシングカーで初めてLEDデイライトを採用。その後、LEDはAudi R15 TDIでハイビームの一部として使われ、2011年のAudi R18 TDIではフルLEDヘッドライトとして初めて採用されました。さらにその技術は2013年にマトリックスLED技術まで進化しました。

アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは、この技術に関して「ル・マン用マシンへのレーザーライトの採用は、アウディが持つ新技術開発能力の高さだけでなく、いかにアウディがモータースポーツを重要視しているかを表しています。ル・マンは、非常に厳しい条件が重なる新技術のテストフィールドでもあり、そこで磨かれた新しい技術は、近い将来に必ず市販モデルに反映され、商品性を格段に向上させます。アウディスポーツと市販モデル開発部門との密接な連携、その大きな成功実績は他に類をみないものです」とコメントしています。

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