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2014年3月25日 (火)

NASCAR:カイル・ブッシュが今季初勝利!“チェイス”入りへ向け大きく前進 (トヨタ)

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トヨタの“ホーム”で今季初勝利を挙げたカイル・ブッシュ(#18)

2014年3月24日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第5戦 Auto Club 400


開催日:3月23日

 3月23日(日)、米国西部カリフォルニア州フォンタナのオートクラブ・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第5戦「Auto Club 400」が開催された。
 今大会は米国トヨタ自動車販売(株)の本拠地に近いフォンタナでの開催ということもあり、“ホーム”でのレースに今季初優勝の期待がかかった。ここフォンタナでは、昨年カイル・ブッシュが念願の“トヨタ カムリ”による初優勝を飾っている。

 21日(金)午後4時40分より予選が行われ、マット・ケンゼスが今季初となるポールポジションを獲得。クリント・ボウヤーが5番手、カイル・ブッシュが14番手、ブライアン・ヴィッカーズが19番手で続き、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 予選で13番手グリッドを獲得したデニー・ハムリンだったが、決勝直前に、目の不調を訴え今大会を欠場することに。代わって、決勝レースでの“トヨタ カムリ”11号車は、サム・ホーニッシュ・Jr.がドライブすることとなった。元インディカーチャンピオンのホーニッシュ・Jr.は今季、ネイションワイド・シリーズでジョー・ギブズ・レーシングの“トヨタ カムリ”54号車をKy.ブッシュとシェアする形で数戦ドライブする予定となっている。

トヨタモータースポーツニュース

 23日(日)午後12時19分、2マイルオーバルを200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタートした。ポールポジションのケンゼスは首位を奪われたものの上位をキープ。5番手スタートのボウヤーは10周目に首位浮上。14番手スタートのKy.ブッシュ、19番手スタートのヴィッカーズの2台もトップ10圏内に浮上し、4台の“トヨタ カムリ”が上位争いを展開した。
 57周目、この日3度目のイエローコーションで全車ピットへ向かったが、トップ5圏内につけていたボウヤーはピットの信号表示のミスにより大きく後退。首位と同一周回最後尾の28位まで順位を落としてしまった。
 85周目、22位前後を走行していたパーカー・クリガーマンがタイヤバーストにより壁にクラッシュ。このピットでケンゼスが首位に浮上。一方で、この日好調ぶりを見せ、一時2位を走行していたヴィッカーズはホイールナットの脱落でタイムをロスし、13位に後退。
 一時30位近くまで後退していたボウヤーが徐々に順位を盛り返し、130周目過ぎにはトップ10圏内に復帰。更に順位を上げていったボウヤーは、終盤、上位勢が次々にタイヤトラブルで脱落する中、2位までポジションを上げた。
 しかし、チェッカーを目前にした199周目、Ky.ブッシュと2位を争っていたボウヤーもタイヤトラブルに見舞われ、無念のスピン。イエローコーションが出され、レースは6周延長されて“グリーン・ホワイト・チェッカー”の2周で決されることとなった。
 このコーションでは、ほとんどの車両がピットへ。この日常にトップ10圏内をキープしてきたKy.ブッシュとケンゼスは、タイヤを4本交換し、コースに残った車両と2本交換組に続く5番手、6番手で3列目に並んで再スタート。
 フォンタナならではの、6ワイドにもなろうかという大接戦の再スタートで、3位まで順位を上げたKy.ブッシュは、ファイナルラップ、ついに首位に浮上。最後はライバルからの猛追を受けたが、0.214秒差で逃げ切ったKy.ブッシュが見事今季初勝利、フォンタナでの2年連続勝利を飾った。
 ケンゼスは4位、ヴィッカーズが7位に入った。
 今季より“チェイス”のシステムが変更され、最初に選抜される16人は、第26戦までに挙げたレースでの勝利数を優先して決められることとなったため、今大会の勝利でKy.ブッシュは“チェイス”入りに大きく近づいた。

 次戦第6戦は3月30日(日)、米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日の真の勝者はファンだと思う。“グリーン・ホワイト・チェッカー”を前に大半の車両がピットへ向かい、様々な作戦で最後の戦いに臨んだ。残り2周のためにピットに向かうなんて、まるで映画のようだった。4本タイヤ交換でこそ勝てると思っていたし、クルーチーフの判断は正しかった。ファイナルラップ、前を行く2台がスライドしたのを見てインをつき、首位に立つことが出来た。トヨタのホームで再び勝てて本当に嬉しい。また、“チェイス”入りへ大きく前進出来たことにも満足している」 

第5戦 Auto Club 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 14 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 206
2 11 42 カイル・ラーソン シボレー 206
3 17 41 カート・ブッシュ シボレー 206
4 1 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 206
7 19 55 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 206
16 5 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 206
17 13 11 サム・ホーニッシュ・Jr. トヨタ カムリ 206
18 34 26 コール・ウィット トヨタ カムリ 206
22 40 23 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 206
31 39 83 ライアン・トゥルークス トヨタ カムリ 205
32 42 66 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 205
42 32 30 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 85

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カール・エドワーズ フォード 186
2 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 185
3 ジェフ・ゴードン シボレー 184
5 マット・ケンゼス トヨタ 179
7 カイル・ブッシュ トヨタ 158
11 デニー・ハムリン トヨタ 140
13 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 137
23 クリント・ボウヤー トヨタ 114
32 コール・ウィット トヨタ 71
35 アレックス・ボウマン トヨタ 65
37 パーカー・クリガーマン トヨタ 33
38 ライアン・トゥルークス トヨタ 33
41 ジェフ・バートン トヨタ 27
46 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 4
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 221
2 フォード 213
3 トヨタ 199

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第5戦 Treatmyclot.com 300

開催日:3月22日

最後列スタートのカイル・ブッシュが3位フィニッシュ

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最後列から首位を争うも惜しくも3位に終わったカイル・ブッシュ(#54)

 3月22日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第5戦「Treatmyclot.com 300」がオートクラブ・スピードウェイで開催された。
 ここフォンタナでのネイションワイド・シリーズ戦は、年2回開催だった2008年から2010年まで、そして年1回開催となった2011年から昨年まで、“トヨタ カムリ”が勝利を続けており、目下9連勝中。“ホーム”フォンタナでの10連勝なるかに注目が集まった。

 21日(金)の2回の練習走行を経て、22日(土)午前10時40分より予選開始。シリーズレギュラーでランキング上位に付けるエリオット・サドラーが今季初となるポールポジションを獲得。マット・ケンゼスが2番手で続き、“トヨタ カムリ”が最前列を独占。11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 前戦ブリストルで今季2勝目を挙げたKy.ブッシュは、最初の練習走行でトップタイムをマークするなど好調だったが、予選前の車検で規定違反を指摘され予選を走ることが出来ず、最後列からのスタートとなってしまった。

 予選に続き、午後2時20分に2マイルオーバルを150周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのサドラーはライバルの先行を許し、3位に後退。1周目のスタート直後、2コーナーでクラッシュが発生しイエローコーションとなったが、この僅かな間にKy.ブッシュは25位までポジションアップを果たした。
 5周目に再スタートが切られると、ケンゼスが首位を争う一方で、Ky.ブッシュは猛烈な追い上げを見せ、8周目にはトップ10入り。18周目にはケンゼスもかわし3位、21周目に2位と、一気に首位争いに加わった。
 40周目前後からグリーン下でのピットが始まり、全車がピットを終えた時点で、ついにKy.ブッシュが首位に浮上。しかし、ハンドリングのセットアップに苦しむKy.ブッシュはライバルを引き離すことが出来ず、順位を激しく入れ替えながらの首位争いを繰り広げた。
 中盤、2回のイエローコーションの後はコーションが出ず、給油後、最後まで走り切れる周回となる残り40周を切ったあたりからグリーンピットが始まり、全車がピットを終えた時点でKy.ブッシュは首位と8秒ほど離れた3位争いに。
 130周目にこの日4度目となるイエローコーションが出されたため、この差はリセットされ、Ky.ブッシュは4位、サドラー5位、ケンゼスが6位で再スタートとなった。
 得意のダッシュを決めたKy.ブッシュは2位に浮上。145周目には首位に立つなど、Ky.ブッシュを含むトップ3台によるサイド・バイ・サイド、バンパー・トゥ・バンパーでの僅差のバトルがファイナルラップまで続いた。
 最後まで首位を争ったKy.ブッシュであったが、僅かに及ばず、3位でチェッカー。“トヨタ カムリ”のフォンタナ10連勝はならなかった。サドラーが5位、ケンゼスが7位に入り“トヨタ カムリ”は3台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第6戦は4月4日(金)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「残念ながら最良のセットアップが見出せなかった。今日はレースを通してずっと調整を続けたが、上手く行かなかった。最後はなんとか今日一番の仕上がりにまで持って行けたが、もう残り周回が足りなかった。しかし最後列からのスタートで首位を争い、最後は素晴らしいバトルが出来た。ファンに最高のショーを見せられたという意味で良い一日だったと思う」 

第5戦 Treatmyclot.com 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 8 42 カイル・ラーソン シボレー 150
2 6 5 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 150
3 39 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 150
5 1 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 150
7 2 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 150
16 12 99 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ カムリ 150
18 18 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 149
24 21 44 デイビッド・スター トヨタ カムリ 147
25 33 14 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 146
32 38 24 ジェイソン・ホワイト トヨタ カムリ 128
38 40 79 カール・ロング トヨタ カムリ 7
39 32 10 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 6
40 29 91 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 4

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 リーガン・スミス シボレー 185
2 トレヴァー・ベイン フォード 185
3 タイ・ディロン シボレー 179
5 エリオット・サドラー トヨタ 174
9 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ 145
10 マイク・ブリス トヨタ 125
17 エリック・マクルーア トヨタ 83
21 ブレイク・コッホ トヨタ 60
24 デイビッド・スター トヨタ 39
27 ウィル・キンメル3世 トヨタ 33
28 ルーベン・ガルシア・メテオス トヨタ 30
31 ジェイソン・ホワイト トヨタ 25
37 スコット・レガセイ・Jr. トヨタ 18
38 ライアン・エリス トヨタ 16
43 ケリー・アドミラール トヨタ 9
44 ジェフ・グリーン トヨタ 8
45 ハリソン・ローズ トヨタ 5
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 222
1 シボレー 222
3 フォード 215
4 ダッジ 122

※結果及びポイントは暫定 

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