« NASCAR:Rd.4ブリストル レース結果 | トップページ | GP2:バーレーンテストタイム (3月19日) »

2014年3月18日 (火)

NASCAR:雨に翻弄されたレースでデニー・ハムリンが6位 (トヨタ)

2014年3月17日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第4戦 Food City 500


開催日:3月16日

14nascar04_1

6位フィニッシュを果たしたデニー・ハムリン(#11)と
首位を争ったが13位に終わったマット・ケンゼス(#20) 

 3月16日(日)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第4戦「Food City 500」が開催された。
 “世界最速のハーフマイル”の愛称で呼ばれ、50年以上の歴史を持つブリストルでは、カップ・シリーズ戦は年2回開催。トヨタはこれまでに6勝。このうちカイル・ブッシュが4勝を占め、2010年夏の大会では、3カテゴリー全てで勝利を挙げる“ブリストル・スイープ”を達成している。また、昨年夏の大会ではマット・ケンゼスが勝利を飾っており、“トヨタ カムリ”の今季初勝利に期待がかかった。

 14日(金)午後4時40分から予選が行われ、デニー・ハムリンがこれまでのレコードを更新するタイムで今季初、シリーズ通算18回目となるポールポジションを獲得。ハムリンは昨年夏のブリストル戦でもポールポジションを獲得しており、ブリストルでの連続ポール獲得となった。
 マット・ケンゼスが2列目3番手、カイル・ブッシュが7番手、クリント・ボウヤーが15番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

 16日(日)はあいにくの雨模様となり、午後1時過ぎから予定されていた決勝レースのスタートは順延。2時間ほどのディレイの末、午後2時57分に0.533マイルショートオーバルを500周(266.5マイル:約430km)して競われる決勝レースがスタートした。
 ポールポジションのハムリンはスタートしてまもなく首位の座を譲ることとなったが、ケンゼス、Ky.ブッシュと共にトップ10圏内でのバトルを展開。
 ショートオーバルならではの、次々に発生する周回遅れをかいくぐりながらも、好調な走りを見せたケンゼスが、98周目に首位に立った。
 125周目、再び雨が降り始めたためにレースは赤旗中断。雨が止み、コースを乾燥させてレースを再開させるまでに3時間強の時間を要し、コースを闇が包んだ午後7時過ぎに再スタートが切られた。
 ケンゼスは先頭で再スタートを切り、その後も首位争いを続けたが、156周目、周回遅れのコール・ウィットがスピンを喫し、壁にクラッシュ。これを避けようとスローダウンしたケンゼスに他車が追突。ケンゼスの車両は後部にダメージを負い、修復のために30位近くまで大きく順位を落とすこととななってしまった。
 後退したケンゼスにかわり首位争いに加わったのがKy.ブッシュ。Ky.ブッシュは194周目に首位を奪うと、70周あまりにわたって首位をキープ。一方で、ケンゼスも猛烈な勢いでの追い上げを見せ、214周目にはトップ10へ復帰、249周目に3位へ上がると、周回遅れの処理に苦しむ首位Ky.ブッシュとの差を詰め、激しい首位争いを展開した。
 首位を逃げるKy.ブッシュは、267周目に突然不調を訴えピットイン。その直後にイエローコーションが出されるという不運も重なり、周回遅れとなってしまった。
 このコーションから2位で再スタートを切ったケンゼスは100周以上に渡って首位を快走。しかし、398周目に周回遅れからの脱出を目指し走行を続けていたKy.ブッシュが単独スピンを喫し、イエローコーション。ここでピットに入ったケンゼスは、先のクラッシュでの影響もあり、ピット作業で若干のロス。3位で再スタートを切ったが、再スタート後、不調に見舞われ壁にヒット。タイヤをパンクし、15位まで後退。
 451周目にこの日11度目となるイエローコーションが出され、上位勢はコース上に残ったが、ハムリンはピットへ。最後の逆転を目指し、7位で再スタート。また、この日38番手と後方からのスタートを強いられたブライアン・ヴィッカーズも、徐々に順位を上げ、この時点でトップ10圏内まで浮上してきた。
 再スタート後、ハムリンは6位、ヴィッカーズは9位をキープ。ファイナルラップを目前にして、突然のイエローコーションが出されたため、レースは延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されると思われた。しかし、グリーンフラッグを待つフォーメーションラップ中に再び雨が降り始め、レースはイエローコーションのまま終了。ハムリンは6位、ヴィッカーズが9位でフィニッシュとなった。ケンゼスは13位、ボウヤーが15位。Ky.ブッシュは29位に終わった。

 次戦第5戦は3月23日(日)、米国西部カリフォルニア州フォンタナのオートクラブ・スピードウェイで行われる。

ドライバー デニー・ハムリン:
「チームは素晴らしい仕事をしてくれて、ピットのたびにいくつか順位を上げることが出来た。しかし、再スタートでミスをして順位を落としてしまった。それを除けば堅実な一日であったが、勝つか、そうでないかしか考えていなかったので、我々の望んだ結果とは言えない」 

第4戦 Food City 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 12 99 カール・エドワーズ フォード 503
2 21 17 リッキー・ステンハウス・Jr. フォード 503
3 23 43 アリック・アルミローラ フォード 503
6 1 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 503
9 38 55 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 503
13 3 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 503
15 15 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 503
29 7 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 496
32 33 23 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 493
34 41 30 パーカー・クリガーマン トヨタ カムリ 487
40 18 26 コール・ウィット トヨタ カムリ 430
41 42 66 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 322
42 40 83 ライアン・トゥルークス トヨタ カムリ 271

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 163
2 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 153
3 カール・エドワーズ フォード 152
7 デニー・ハムリン トヨタ 140
8 マット・ケンゼス トヨタ 138
14 カイル・ブッシュ トヨタ 111
18 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 99
24 クリント・ボウヤー トヨタ 85
34 コール・ウィット トヨタ 45
36 アレックス・ボウマン トヨタ 43
37 パーカー・クリガーマン トヨタ 31
39 ジェフ・バートン トヨタ 27
42 ライアン・トゥルークス トヨタ 20
45 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 4
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 179
1 フォード 179
3 トヨタ 152

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第4戦 Drive to Stop Diabetes 30
0

開催日:3月15日

カイル・ブッシュが今季2勝目
ブリストル通算16勝目で新記録達成!

14nascar04_2

今季2勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#54)

 3月15日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第4戦「Drive to Stop Diabetes 300」がブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。
 同シリーズでのブリストル戦は、近年トヨタが圧倒的な強さを見せており、2010年の夏大会以来、7戦中6勝。そのうち5勝をカイル・ブッシュが挙げている。

 14日(金)の2回の練習倉庫を経て、15日(土)午前10時10分より予選開始。Ky.ブッシュが最前列2番手、マット・ケンゼスが3番手、マイク・ブリスが10番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、午後2時15分に0.533マイルショートオーバルを300周(159.9マイル:約260km)して競われる決勝レースがスタート。2周目に早くもKy.ブッシュが首位を奪い、これにケンゼスが続く形となった。
 首位Ky.ブッシュにぴたりとつけていたケンゼスは29周目にKy.ブッシュをパスし、首位に浮上。好調なケンゼスは独走状態で、1周約16秒と短いブリストルのショートオーバルで周回遅れを量産。90周目過ぎには、首位と同一周回はわずか6台となっていた。
 95周目に、コース上の異物によりこの日2度目のイエローコーション。ケンゼスは首位を守り、Ky.ブッシュが3位で再スタート。再スタート後の103周目には、Ky.ブッシュがライバルをかわし2位へ。“トヨタ カムリ”の1-2体制となった。
 一方、シリーズレギュラーとしてランキング上位を争うエリオット・サドラーはこの時点でトップ10圏内につけていたものの、ホイールナットが緩むトラブルに見舞われたために予定外のグリーンピットを強いられ、後退。
 135周目、16位を走行していたマイク・ブリスがスピンし、壁にヒットしてイエローコーション。再スタート後もケンゼスとKy.ブッシュの1-2体制は変わらず。首位ケンゼスと2位Ky.ブッシュの差は一時1.5秒程まで広がったが、周回遅れの影響もあり、200周目にはサイド・バイ・サイドのバトルに。209周目にはついにKy.ブッシュがケンゼスを逆転し、首位を奪還した。
 最後の100周は、4回にわたってイエローコーションが出される展開となったが、Ky.ブッシュは首位をキープ。ケンゼスもトップ3をキープし、逆転のチャンスを待った。
 288周目にこの日7度目のイエローコーションが出され、レースは残り9周で再スタート。Ky.ブッシュは再スタートも決め、首位をキープしたが、ケンゼスはイン側からの再スタートで出遅れ、痛恨のポジションダウン。
 最後はKy.ブッシュが2位に1.441秒の差をつけトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。この日最多の178周にわたって首位を走行したケンゼスは5位。ケンゼスとKy.ブッシュの2人で300周中298周でリードを奪う圧倒的な速さで“トヨタ カムリ”がブリストルでの4連勝を飾った。
 Ky.ブッシュはブリストル3連勝で、直近の8戦中6勝。また、ブリストルにおけるカップ・シリーズ、トラック・シリーズもあわせたトップ3カテゴリーでの合計勝利数が16となり、NASCAR史上、単一のコースで16勝を挙げた初のドライバーとなった。
 Ky.ブッシュは自身の持つシリーズ最多勝利記録も65へと伸ばした。また、“トヨタ カムリ”にとって2007年の参戦開始以来、シリーズ通算90勝目となる記念すべき勝利ともなった。

 次戦第5戦は3月22日(土)、オートクラブ・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の“トヨタ カムリ”は最高だった。練習走行から好調で、決勝でもそれが再現出来た。それでも何台かとは僅差の戦いとなり、特に(マット)ケンゼスは素晴らしい速さで、彼を捕らえるのには苦労した。周回遅れをかわしながらの走行では、我々の方が若干速かったので、チャンスを待ち、彼が引っかかったところでパスした。私自身も同じような状況で、レーズ序盤に彼にかわされた。良くやってくれたクルーチーフ、スタッフと共にヴィクトリーレーンに上がることが出来、嬉しい」 

第4戦 Drive to Stop Diabetes 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 300
2 1 42 カイル・ラーソン シボレー 300
3 6 5 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 300
5 3 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 300
13 8 99 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ カムリ 299
17 18 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 297
19 34 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 297
22 22 44 ウィル・キンメル3世 トヨタ カムリ 294
26 10 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 293
27 35 14 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 290
33 39 24 ルーベン・ガルシア・メテオス トヨタ カムリ 214
35 27 29 ケリー・アドミラール トヨタ カムリ 148
37 40 13 マット・カーター トヨタ カムリ 18
40 24 10 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 5

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 リーガン・スミス シボレー 151
2 トレヴァー・ベイン フォード 150
3 タイ・ディロン シボレー 143
5 エリオット・サドラー トヨタ 135
8 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ 117
11 マイク・ブリス トヨタ 99
18 エリック・マクルーア トヨタ 64
19 ブレイク・コッホ トヨタ 55
24 ウィル・キンメル3世 トヨタ 33
25 ルーベン・ガルシア・メテオス トヨタ 30
30 デイビッド・スター トヨタ 19
32 スコット・レガセイ・Jr. トヨタ 18
34 ライアン・エリス トヨタ 16
38 ジェイソン・ホワイト トヨタ 13
41 ケリー・アドミラール トヨタ 9
42 ジェフ・グリーン トヨタ 8
43 ハリソン・ローズ トヨタ 5
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 180
2 シボレー 175
3 フォード 173
4 ダッジ 97

※結果及びポイントは暫定 

|

« NASCAR:Rd.4ブリストル レース結果 | トップページ | GP2:バーレーンテストタイム (3月19日) »