INDY:予選3番手からシモン・パジェノーが今季2勝目 ともにルーキーのミハイル・アレシンが2位、ジャック・ホークスワースが3位に入り、Hondaエンジンは1-2-3フィニッシュ。そして、ダブルヘッダー2戦を両制覇
June 29 2014, RACE
The Shell and Pennzoil Grand Prix of Houston Race 2
2014年6月29日(日)・決勝
会場:ヒューストン市街地特設コース
天候:晴れ 気温:28~30℃
テキサス州ヒューストンのNRGパークでのイベントは、週末に2レースを行うダブルヘッダーです。土曜日のレース1はウエットコンディションからドライコンディションに変わる展開でしたが、日曜日のレース2はスタートからゴールまでドライコンディションで、インディカーならではのハイスピードな戦いとなりました。広大な駐車場に作られた全長1.634マイルのコースは、街中で開催されるストリートレースでは考えられない高速コーナーや、ハードなブレーキングが必要なタイトコーナーまでバラエティに富むコーナーを備えており、サーキットに集まったファンたちは、700馬力とパワフルなエンジンを搭載するインディカーによる、すさまじく、そしてスリリングな接近戦に熱狂していました。
ダブルヘッダー2戦目となるシリーズ第10戦は猛暑の中で行われ、3番グリッドからスタートしたシモン・パジェノー(Schmidt Peterson Motorsports)が今シーズン2勝目を飾りました。そして、予選2番手だったルーキーのミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsporfts)がキャリアベストとなる2位でフィニッシュし、初めて表彰台に上りました。さらに、ゴール目前の89周目に3位に浮上したのは、最後尾の23番グリッドからスタートしたルーキーのジャック・ホークスワース(Bryan Herta Autosport)でした。開幕戦からその才能の高さを見せていたホークスワースも、アレシン同様にキャリア10戦目にしてトップ3フィニッシュを達成し、初めての表彰台に立ちました。Schmidt Peterson Motorsportsにとって初めての1-2フィニッシュは、Hondaエンジン勢による今シーズン5勝目、そして、最初の1-2-3フィニッシュとなりました。
Hondaドライバーはトップ3を占めた上に、インディ500ウイナーのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)が6位、マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)が9位でゴールしました。
ホンダモータースポーツリリース
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