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2014年6月13日 (金)

LM24:トヨタ・レーシング 練習走行の後、予選初日を3、4番手。TS040 HYBRID #7は、オイル系統不調から予選を終了。明日の予選2日目に期待

Toyota TS040 Hybrid (C)Toyota Racing 拡大します

2014年6月12日(木)

6月11日(水)、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースの公式練習走行に続き、予選第1回目が行われた。両セッション共に赤旗が多発し、午後10時から2時間の予選セッションは1時間を過ぎたところで赤旗中断、そのまま短縮終了という波乱の初日となった。トヨタ・レーシングの2台のTS040 HYBRIDは、予選初日を3,4番手に付けている。

今年、第82回目を迎えるル・マン24時間レースのスターティンググリッドは、3回の予選セッションを総合して、各車で最も速い1周のタイムによって決定される。これは、恐らく明日12日(木)の深夜に行われる予選第3回目で最速タイムが決まるということを意味している。

予選に先立ち、午後4時から4時間にわたって行われた練習走行では、2台のTS040 HYBRIDはセットアップとタイヤ評価に関する広範なプログラムを用意していたが、コース上のアクシデントによる3度の赤旗で中断せざるを得なかった。にもかかわらず、この練習走行セッションでは2台のTS040 HYBRIDは1番手と3番手タイムをマーク。6人のドライバーが全員走行し、計85周、約1160kmを走破した。

予選セッションは夕闇が空を覆う中、セットアップ最適化のためのプログラムをこなすと共に、レースでの最大パフォーマンスを引き出すべくブルツとデビッドソンがそれぞれ走行を開始したが、充分な走行時間を取ることが出来ず、チームは完全なパフォーマンスを示すまでには至らなかった。セッション序盤20分で赤旗が出され、この間にドライバーはサラザンとラピエールに交代した。

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セッションが1時間を過ぎてすぐ、13周目に入ったばかりのサラザンがドライブする#7は、エンジン油圧の低下に見舞われ、コース上にストップ。その後、#7の停止とほぼ同じタイミングで、他車のアクシデントによる赤旗が出され、セッションは再開されることなく短縮終了。このため、中嶋とブエミは予選初日のセッションを走ることが出来なかった。
結果、2台のTS040 HYBRIDは、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザンと中嶋一貴の#7が3番手、アンソニー・デビッドソンとニコラス・ラピエール、セバスチャン・ブエミの#8は4番手となった。

予選2日目のセッションは12日(木)の午後7時(日本時間翌13日午前2時)と午後10時(同午前5時)に行われ、決勝レースは14日(土)の午後3時(同午後10時)にスタートが切られる。

TS040 HYBRID #7:
(アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴)
公式練習: 3番手(3分24秒291)42周
公式予選第1回目: 3番手(3分25秒313)12周

アレックス・ブルツ:
色々あった初日だった。アクシデントに見舞われたロイック・デュバルが無事だったのは本当に良かった。彼の早い復帰を願っている。我々のTS040 HYBRIDについてはプログラムを進めていたが赤旗により時間が限られたものになったことは否めない。いくつものテストと興味深い結果を得たが、今はデータ分析と、明日の対応への選択を検討しているところだ。

ステファン・サラザン:
TS040 HYBRIDはとても調子が良いが、不幸にも予選で課題を抱えた。しかし、他車よりも走行時間を失ったわけではないので、決勝レースでなく今日で良かったと思う。3人のドライバーは皆本当に満足しているし、バランスも良い。明日はいくつかテストも必要だがさらに良くなると思う。

中嶋一貴:
予選の終わりの出来事はあったものの、ポジティブな1日だったと考えている。最初のセッションでは良いペースだったし、練習走行でのロングランでもタイヤテストでも良い感触を得ている。夜のセッションでは残念ながら運転しなかったが、まだ明日がある。戦闘力は間違いないので、万事うまくまとめさえすれば良い結果が得られるはずだ。

TS040 HYBRID #8:
(アンソニー・デビッドソン/ニコラス・ラピエール/セバスチャン・ブエミ)
公式練習: 1番手(3分23秒652)43周
公式予選第1回目: 4番手(3分25秒410)12周

アンソニー・デビッドソン:
セッションを全て終了出来なかったことは残念だ。しかし、TS040 HYBRIDの幾つか重要なアイテムのセットアップを試すと共に、貴重なデータが取れた。また一つこれでクリアしたので、明日は残りのチェックを継続する。明日の予選2日目を楽しみにしている。調子はかなり良いし、残る2回の予選はもっと面白くなる。まだ道のりは長いし、競争は厳しさを増すだろう。

ニコラス・ラピエール:
難しいセッションだった。ラップを重ねることが出来なかったが、これは皆同じことだ。TS040 HYBRIDの感触は良好で、残りの予選に向けての準備は出来ている。ロングランでも非常に戦闘力があると思う、しかし、まだ判断するのは難しい。まだ予選で少しの周回しかしていないから、明日に期待したい。

セバスチャン・ブエミ:
テストからずいぶん待ったが、ついにサーキットに戻って来た。確かに我々の予想通りには行かなかったが、特に、ロイック・デュバルのアクシデントについては、彼の一刻も早い復帰を我々全員が望んでいる。赤旗のため、充分な周回が出来ず、私も夜間走行の機会を失い、少々がっかりしている。まだこの先週末は長いし、我々のパッケージには自信がある。

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