INDY:Rd.18(最終戦)オートクラブ レース結果
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August 29 2014, QUALIFYING
MAVTV 500
2014年8月29日(金)・予選
会場・オート・クラブ・スピードウェイ
天候:快晴 気温:36℃
2014年のインディカー・シリーズ全18戦は5カ月という短い時間の中に収まるタイトスケジュールのため、今週末に最終戦を迎えます。今年もシーズンフィナーレの舞台は、カリフォルニア州ロサンゼルスから内陸に50マイルほど入ったフォンタナのオート・クラブ・スピードウェイです。このサーキットはコーナーに最大14度のバンク(傾斜)がつけられた全長2マイルのスーパースピードウェイです。
フォンタナを走るインディカーの最高速度は220mphに達すため、予選では徹底的に空気抵抗を減らしたマシンを限界ギリギリに保って操るスキルが試され、レースではインディカーならではの超高速接近戦が繰り広げられます。
まだ夏真っ盛りの南カリフォルニア。今週末のロサンゼルス近郊は気温が高く、午前10時にプラクティスが始まる時点ですでに30℃を越えていました。雲一つない空から太陽が照りつけ、午後2時15分からの予選では気温が36℃にも達しました。空気は乾燥しており、まさに肌を焦がすような暑さの中で出場全ドライバーが単独走行による2周連続アタックを行いました。
朝から熱せられ続けたコースではタイヤのグリップを2周にわたって十分に発揮させ続けるのが難しく、マシンを大きくスライドさせてタイムロスするドライバーが続出しました。その中から17番目にコースインしたジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)が2周平均で217.600mphをマークして予選3番手、フロントロー外側のグリッドを獲得しました。ニューガーデンはピットからウォームアップする1周のスピードをコントロールし、アタック1周目に216.856mphを記録。2周目にはそれを218.349mphに上げました。1台体制のチームで走るニューガーデンですが、フロントローグリッド獲得は今シーズン4回目となりました。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は午前中のプラクティスではマシンが不安定な挙動を示していましたが、予選に向けてエンジニアとともにセットアップを再検討し、大幅な変更を施す決断を下しました。それが見事に的中し、佐藤は1周目に217.904mphを記録。2周目も216.745mphとスピードダウンを小さく抑えて走り切ることに成功しました。2周の平均速度は217.323mphで、佐藤は予選4番手。フロントローこそ惜しくも逃しましたが、2列目イン側という好位置にグリッドを確保しました。
このほかにもHondaドライバーたちは予選8番手にルーキーのミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)、予選9番手に2011年にフォンタナで優勝しているライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)がつけてグリッド3列目に並び、予選10番手は先週のソノマでトップを快走したグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、予選11番手はジェームズ・ヒンチクリフ(Andretti Autosport)と、グリッド4列目にもHondaドライバーの2人がつけました。
ホンダモータースポーツリリース
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ヘイキ・コバライネン (C)BMW Motorsport 拡大します
元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン(32歳:フィンランド)は、今週25日から4日間、ラウジッツリンク(ドイツ)で、BMW M4 DTMのテストを行った。コバライネンはラウジッツリンクでの9月14日のDTM第8戦へのレース出場に向けて、他のBMWドライバーと合計で3,000km以上のマイルをこなした。
2008年から2011年までF1GPに111出場したコバライネンは、プライムとオプションタイヤで非常に多くのロングランテストをこなし、エンジニアはDTMのレース週末の限られた練習時間中に実行することができないいくつかのセットアップをテストした。
ヘイッキ·コバライネン:
「まず第一に、DTMマシンをテストする機会を提供してくれたBMWモータースポーツに感謝している。本当にこの興味深い経験を楽しみにしていたんだ。正直に言うと、初めてドライブするこのマシンがどのような動きをするのか分からなかった。しかし、わたしは本当に最初からBMW M4 DTMが快適に感じた。それは印象的な車だった。。もちろん、それはF1マシンより重く、パワーはより少ないが、エアロダイナミクスは非常に優れている。コーナーをとても速く駆け抜けることが出来る。チームは、わたしがマシンに慣れるために大きな助けを与えてくれた。それがとてもプロフェッショナルなものであることが分かったし、テストを楽しむことが出来た」
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トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します
今月9日のスプリントレース中の事故のため、第21戦ワトキンスグレンからのNASCARスプリントカップを欠場していたトニー・スチュワートが、今週末の第25戦アトランタに復帰することになった。
スチュワートはこの3戦の欠場により、ドライバーズランキングで26位にまで後退。今シーズン未勝利のスチュワートは、新ルールでのチェイスへの進出には残りの2戦のどちらかで優勝するしかない状況となっている。
なお、スプリントレースでの事故については調査が継続されている。
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2014 Daytona 500 (C)nascarmedia 拡大します
2015年NASCAR SPRINT CUP SERIES SCHEDULE | |||
Round | Date | Site | Network |
02月14日 | Daytona International Speedway (Sprint Unlimited) | FOX | |
02月15日 | Daytona International Speedway (Daytona 500 Qualifying) | FOX | |
02月19日 | Daytona International Speedway (Duel) | FOX Sports 1 | |
1 | 02月22日 | Daytona 500 | FOX |
2 | 03月01日 | Atlanta Motor Speedway | FOX |
3 | 03月08日 | Las Vegas Motor Speedway | FOX |
4 | 03月15日 | Phoenix International Raceway | FOX |
5 | 03月22日 | Auto Club Speedway | FOX |
6 | 03月29日 | Martinsville Speedway | FOX |
7 | 04月11日 | Texas Motor Speedway | FOX |
8 | 04月19日 | Bristol Motor Speedway | FOX |
9 | 04月25日 | Richmond International Raceway | FOX Sports 1 |
10 | 05月03日 | Talladega Superspeedway | FOX |
11 | 05月09日 | Kansas Speedway | FOX Sports 1 |
05月16日 | Charlotte Motor Speedway (NASCAR Sprint All-Star Race) | FOX Sports 1 | |
12 | 05月24日 | Charlotte Motor Speedway | FOX |
13 | 05月31日 | Dover International Speedway | FOX Sports 1 |
14 | 06月07日 | Pocono Raceway | FOX Sports 1 |
15 | 06月14日 | Michigan International Speedway | FOX Sports 1 |
16 | 06月28日 | Sonoma Raceway | FOX Sports 1 |
17 | 07月05日 | Daytona International Speedway | NBC |
18 | 07月11日 | Kentucky Speedway | NBCSN |
19 | 07月19日 | New Hampshire Motor Speedway | NBCSN |
20 | 07月26日 | Indianapolis Motor Speedway | NBCSN |
21 | 08月02日 | Pocono Raceway | NBCSN |
22 | 08月09日 | Watkins Glen International | NBCSN |
23 | 08月16日 | Michigan International Speedway | NBCSN |
24 | 08月22日 | Bristol Motor Speedway | NBCSN |
25 | 09月06日 | Darlington Raceway | NBC |
26 | 09月12日 | Richmond International Raceway | NBCSN |
27 | 09月20日 | Chicagoland Speedway | NBCSN |
28 | 09月27日 | New Hampshire Motor Speedway | NBCSN |
29 | 10月04日 | Dover International Speedway | NBCSN |
30 | 10月10日 | Charlotte Motor Speedway | NBC |
31 | 10月18日 | Kansas Speedway | NBC |
32 | 10月25日 | Talladega Superspeedway | NBCSN |
33 | 11月01日 | Martinsville Speedway | NBCSN |
34 | 11月08日 | Texas Motor Speedway | NBC |
35 | 11月15日 | Phoenix International Raceway | NBC |
36 | 11月22日 | Homestead-Miami Speedway | NBC |
SCHEDULE SUBJECT TO CHANGE |
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プレスインフォメーション 2014年8月26日 Porsche 911 RSR, Team Falken Tire (C)Porsche Japan KK.
チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ第9戦、オールトン/米国
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のカスタマーチームであるチームファルケンタイヤ・ポルシェ911 RSRが、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップのオークツリー・グランプリで総合2位を獲得いたしました。
今回のチュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップでは、プロトタイプ・クラスは開催されなかったため、日曜日の決勝はGTル・マン(GTLM)およびGTデイトナ(GTD)クラスのみで行われた初めてのレースとなりました。チームファルケンタイヤの911 RSRを駆るポルシェのワークスドライバー、ウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)は、総合トップで最終ラップに突入しましたが、僅差で優勝を逃しました。ポルシェ ノースアメリカのワークスチームにとっては、カーナンバー912のポルシェ911 RSRが8位、カーナンバー911が10位でそれぞれフィニッシュする厳しいレースとなりました。チームファルケンタイヤが総合2位に入賞したことで、ポルシェはシーズン2戦を残してGTLMマニュファクチュアラーポイントランキングでトップに立ちました。
レースウィークエンドを通して速さを見せたヘンツラー/ブライアン・セラーズ(米国)組がドライブするチームファルケンタイヤの911RSR(カーナンバー17)は、勝利を狙えるポジションにつけるため、給油戦略に集中しました。セラーズはレース序盤、トップ5付近を走行し、長年のチームメートであるヘンツラーに交代しました。カーナンバー17にとってレース終盤のイエローフラッグはフィニッシュまでの燃費に対する懸念を払拭するものでした。ヘンツラーは、ライバルたちが給油のためにピットインした結果、トップに立ちます。その後、カーナンバー62のフェラーリの追撃を何度も退けましたが最終ラップではついにオーバーテイクを許し、そのままの順位でチェッカーが振られました。ヘンツラーはわずかにおよばず2位でのフィニッシュでしたが、2014年シーズンにおけるチーム最高の結果を残しました。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2014年8月25日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス
「世界最速のハーフマイル」ブリストルで3カテゴリーが開催。スプリント・カップ・シリーズでは首位を争っていたカイル・ブッシュ、デニー・ハムリンが次々にクラッシュで脱落する中、マット・ケンゼスが3位でフィニッシュした。ネイションワイド・シリーズではKy.ブッシュ、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズではダレル・ウォレス・Jr.が共に首位を追ったがわずかに届かず2位フィニッシュとなった。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第24戦 IRWIN Tools Night Race
開催日:8月23日
“トヨタ カムリ”得意のコースでクラッシュの洗礼。
マット・ケンゼスが首位を争うも3位フィニッシュ
8月23日(土)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第24戦「IRWIN Tools Night Race」が開催された。
このコースはトヨタ勢は比較的得意としており、過去6勝を挙げている。中でも、カイル・ブッシュは通算5勝(うちトヨタで4勝)、加えて、2010年には同一週末に行われた3カテゴリー全てを制する前人未踏の「スウィープ」を達成している。また、デニー・ハムリンも1勝、今季未勝利のマット・ケンゼスも昨年夏の大会で勝利を挙げており、今大会での活躍に期待がかかった。
22日(金)2度の練習走行を経て、午後5時40分より予選が行われ、唯一最終セグメントまで残ったKy.ブッシュが2列目4番手。ハムリンは13番手、クリント・ボウヤーが14番手、ブライアン・ヴィッカーズが15番手、ケンゼスが16番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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August 24 2014, RACE
GoPro Grand Prix of Sonoma
2014年8月24日(日)・決勝
会場:ソノマ・レースウェイ
天候:快晴 気温:26℃
2014年のインディカー・シリーズも残すところ2戦。最終戦の1つ前のレース、シリーズ第17戦は今週末にカリフォルニア州サンフランシスコ郊外のソノマ・レースウェイで開催されました。ロードコースでのレースは、これが今シーズンの最後です。
ワインの産地ソノマにあるサーキットは、アップダウンに富んだ全長2.385マイルの超高速コースです。レース当日の早朝には、サーキットのすぐ東側を震源とする大きな地震が発生しましたが、レーシングコースにもグランドスタンドなどの施設にも被害はなく、85周のレースは予定通りの午後1時40分に、多くのインディカーファンが見守る中でスタートが切られました。
ソフトとハードの2種類があるタイヤの投入タイミングと使用周回数、ピットストップを行うタイミング、燃料セーブなど、ソノマ・レースウェイではさまざまな作戦を用いた戦い方が考えられ、最後尾からのスタートでも優勝は可能です。今日のレースではスタート直後のターン2で多重クラッシュが発生したことから、より多くのドライバーたちにチャンスが与えられ、85周のバトルで8人のドライバーたちが代わる代わるトップを走りました。レースリーダーの交代劇が合計10回にも及ぶ大混戦が展開されたのです。
このような戦いでもマシンのセッティングがよく、速いペースを保ち続けることが重要です。しかし、今日のレースではチームの作戦力とドライバーの燃料消費を抑えながら速く走るテクニックが、普段以上に勝敗のカギを握っていました。そして、そのような戦いとなったことで2人のHondaドライバーが表彰台に上るチャンスをつかみました。予選10番手だったライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)は、スタート直後の混乱をくぐり抜けてトップ5入りし、目まぐるしく変化するレース展開に惑わされることなくトップグループに自らを保ち続けました。彼はシーズン4勝目まであと一歩に迫る2位フィニッシュを果たし、40点を加算。キャリア2度目のシリーズタイトル獲得に向け、わずかながらのチャンスを持って最終戦フォンタナに向かうこととなりました。
予選15番手だったシモン・パジェノー(Schmidt Peterson Motorsports)は、決勝日のファイナルプラクティスでも納得のいくマシンセッティングが確保できず、苦境にさらされていました。しかし、決勝用にチームが用意したマシンにはスピードが備わっていたため、持ち味とする確実性の高い走りを披露。燃費セーブも見事な数字を実現してポジションを上げていきました。彼は燃費とスピードの両立をかけたバトルで勝利し、目の前を行くマシンが最終ラップで燃料不足により失速したこともあり、今シーズン3度目の表彰台となる3位でのフィニッシュを達成したパジェノーは、ポイントスタンディング3番手を保ちました。2012年にランキング5位、2013年にランキング3位となっている彼は、大逆転でシリーズチャンピオンとなる可能性を残して、最終戦フォンタナに臨みます。
予選20番手の佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、最後列の1つ前であるグリッド10列目からスタートしました。レース中盤の30周目付近でも上位進出ができていなかった彼らは、フルコースコーション中に燃料補給のピットストップを繰り返し、レース再開後に少しでも長い距離を走ることでチャンスをつかむ作戦に出ました。佐藤は燃費をセーブするテクニックを駆使。それが功を奏し、37周目のフルコースコーションでトップグループがピットになだれ込むと、コース上に残って5番手まで大きくポジションアップしました。まだレースは50周近く残っていましたが、ファイナルプラクティスのあとに施した新しいマシンセッティングがよかったことで、佐藤はトップグループと同等のラップタイムを刻み続けました。そして、燃費の心配がなくなったゴール前5周でアタックを開始。目の前を行くマシンをパスし、最終ラップに1台がスローダウンしたことから、スタート位置から16ポジションも順位を上げ、今シーズンの自己ベストとなる4位でのゴールを成し遂げました。
ホンダモータースポーツリリース
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August 23 2014, QUALIFYING
GoPro Grand Prix of Sonoma
2014年8月23日(土)・予選
会場:ソノマ・レースウェイ
天候:快晴 気温:24~25℃
2014年インディカー・シリーズ第17戦の舞台は、ワインの産地として世界的にも有名なカリフォルニア州ソノマです。今年から2日間のイベントへと様変わりし、走行初日である土曜日には2回のプラクティスと予選が行われました。
22台のインディカーは、晴れわたった空、まぶしい陽光、心地よい風と、カリフォルニア北部ならではの快適な天候のもとで練習走行を重ね、夕方の予選を迎えました。
ソノマ・レースウェイは、全長2.385マイルの常設ロードコースサーキット。サンフランシスコ湾北岸からワイナリーの立ち並ぶ丘陵地帯へと駆け上がっていくエリアに作られたコースは、アップダウンが激しいことと、高速コーナーを多く備えていている点が大きな特徴です。サーキット周辺の地質は砂を多く含んだもので、飛来する砂が路面のグリップ上昇を妨げ、コースのコンディション変化も激しくしています。マシンを完ぺきな状態に仕上げるのが容易ではなく、臨機応変のドライビングも求められる攻略の難しいコースと言えます。
午後4時35分、ロードコース用の3段階の予選がスタート。2グループ、11台ずつで争われた10分間のセグメント1から、それぞれトップ6人がセグメント2へと進出し、同じく10分間のセグメント2での上位6となったがポールポジション及びトップ6のグリッドを争いました。
予選のファイナルセグメント、6人による激戦に駒を進めたHondaドライバーは、ジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)とジェームズ・ヒンチクリフ(Andretti Autosport)の2人でした。
ニューガーデンは予選の第1セグメント、グループ1をトップタイムで通過し、第2セグメントでも1分17秒2851という驚異的なラップとともにトップとなりました。初ポールポジション獲得に期待のかかったニューガーデンは、ファイナルセグメントでも1分17秒7316の好タイムをマークし、ポールポジションこそ逃したものの自己ベストタイとなる予選2番手、それも今シーズン3度目の2番手で明日のレースをフロントロー外側グリッドからスタートする権利を確保しました。彼の第2セグメントでのベストラップは、今日の予選で記録された最速ラップでした。
ヒンチクリフも予選のファイナルセグメントで1分18秒を切る1分17秒9565をマークして4番手を獲得。今シーズン7度目の予選トップ5入りを果たしました。そのほかにもルーキー・オブ・ザ・イヤーをかけたポイント争いでトップを保ち続けているカルロス・ムニョス(Andretti Autosport)が予選9番手、シリーズポイントで4位につけている今年のインディ500ウイナーのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)が10番手となりました。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は午前中のプラクティスで1分18秒8442、午後のプラクティス2で1分19秒5128を記録し、2セッションの総合で13番手につけていました。ソフトタイヤを使うことのできる予選に向けてセッティングを変更した佐藤は、第1セグメント第2グループでの戦いで1分18秒4104のベストタイムをマーク。今週末の自己ベストとはなりましたが、第2セグメントへの進出はならず。予選結果が20番手と決まった佐藤は、明日のレースを前に行われるファイナルプラクティスで更なるセッティングの変更をトライし、後方グリッドからの上位フィニッシュを目指します。
ホンダモータースポーツリリース
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プレスインフォメーション 2014年8月22日
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のLMP1チームは世界耐久選手権(WEC)の後半戦に向けて、919ハイブリッドのテストをドレスデン近郊のユーロスピードウェイ ラウジッツにて8月19日から21日に行いました。ワークスドライバーのニール・ジャニ(スイス)とロマン・デュマ(フランス)、マーク・ウェバー(オーストラリア)はこの3日間のテストで2,031kmを走破いたしました。3日間のテスト中、ユーロスピードウェイは天候にも恵まれ、最高気温20度、コースは終始ドライで時折強い風が吹く程度という絶好のコンディションでした。
ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、マーク・リーブ(ドイツ)は7月に南フランスのポールリカールで919ハイブリッドのテストを行い、2,167kmを走行しています。
チーム監督のアンドレア・ザイドルはテストの結果をポジティブに受け止めています。「目標は919ハイブリッドのパフォーマンスを向上させるというシンプルなものでした。ル・マン前は信頼性を最重要課題として取組んでいたためマシンの仕様を変更することはできませんでした。これまでの3レースで我々は多くのことを学び、919ハイブリッドのポテンシャルを理解しました。そして今はやるべきことのひとつひとつをリストに従って取り組んでいます。マシンはすべての面において進歩できたので、今回のテストは成功したと言って良いと思います。特に新たに導入した空力パーツにより919ハイブリッドのダウンフォースは大幅に増加したことで、残りのWECシリーズで素晴らしいパフォーマンスを発揮することでしょう。トラブルもなく、すべてのテストプログラムを終えられたことに感謝しています。」
WECの後半戦はテキサス州オースティンで9月20日にスタートし、翌第5戦は富士スピードウェイにて”6 Hours of Fuji”として行われます(予選10月11日、決勝10月12日)。富士同様、今シーズンの残り3戦も6時間レースとして上海(11月2日)、バーレーン(11月15日)、サンパウロ(11月30日)で開催される予定です。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2014年8月18日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス
スプリント・カップ・シリーズは今季2度目のミシガンで開催。平均速度300km/hを超えるハイスピードバトルが繰り広げられ、クリント・ボウヤーが6位、デニー・ハムリンが7位に入った。“チェイス”決定まであと3戦となり、今季1勝を挙げているハムリンとカイル・ブッシュは“チェイス”入りがほぼ確定となった。ネイションワイド・シリーズはミッドオハイオのロードコースで開催され、エリオット・サドラーが7位。ミシガンのキャンピング・ワールド・トラック・シリーズはジョニー・ソーターが今季初勝利。マット・クラフトンが続き、“トヨタ タンドラ”は今季7度目の1-2フィニッシュを飾った。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第23戦 Pure Michigan 400
開催日:8月17日
クリント・ボウヤー6位、デニー・ハムリン7位
ハムリンとカイル・ブッシュは“チェイス”入り確定!
8月17日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第23戦「Pure Michigan 400」が開催された。
2マイルオーバルのミシガンは、予選での平均周回速度が時速200マイル(320km)を超える、NASCARでも最速のコースのひとつ。コース幅が広く、ライン取りの自由度が高いため、3ワイド、時には4ワイドや5ワイドのバトルも繰り広げられる。
スプリント・カップ・シリーズ戦は年に2回開催されるが、トヨタは2011年の両レースを制するなど、過去4勝を挙げている。
15日(金)練習走行の後午後4時40分より予選が行われ、2009年にミシガンで勝利を挙げているブライアン・ヴィッカーズが2列目4番手を確保。マット・ケンゼスが18番手、クリント・ボウヤーが19番手、デニー・ハムリンが21番手、カイル・ブッシュが24番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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August 17 2014, RACE
ABC Supply Wisconsin 250
2014年8月17日(日)・決勝
会場:ザ・ミルウォーキー・マイル
天候:快晴 気温:25.6℃
2014年インディカーシリーズの第16戦「ABCサプライ・ウィスコンシン250プレゼンテッド・バイ・メトロミルウォーキーHondaディーラーズ」が、伝統あるザ・ミルウォーキー・マイルで開催されました。“伝説のオーバル”というニックネームでも親しまれているこのコースは、全長が1マイルと短く、ほぼフラットなのが特徴です。決勝日は晴れ渡った空と、暑さを全く感じさせない快適な気温に恵まれ、集まったファンは250周=250マイルにわたる、インディカーならではの超高速接近戦の観戦をエンジョイしていました。
予選5番手で3列目グリッドのイン側からスタートしたジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)は、常にトップグループにつけて勝負のタイミングを待っていました。スタートからピットタイミングを少しずつ早めにしていた彼らは、レースのほぼ中間地点でフルコースコーションが出されたとき、ほぼ全車がピットへと押し寄せる中でコース上にとどまりました。レース終盤の展開を味方につけて優勝争いを行うという、ギャンブル的な面も備えた作戦でした。その結果、ニューガーデンは3番手につけてレース終盤へと突入。しかし、燃費が厳しくなってゴール前20周を切ってからピットイン。1周が1マイルと短いオーバルではピットストップをするだけで1ラップの後れを取りました。それでも、燃料補給と同時にタイヤを新しいものに交換したニューガーデンは、だれよりも速いスピードでの周回を重ねてリードラップへと復活し、そこからさらに2台を抜いて5位フィニッシュを果たしました。
予選16番手だったシモン・パジェノー(Schmidt Peterson Motorsports)は、持ち前の粘り強さを発揮して6位でゴールしました。チャンピオンシップポイントでのランキングで4番手につけていたパジェノーは、今日のしぶとい戦いによってランキングを3番手へと1つ上げることに成功。初のタイトル獲得を大逆転で果たすべく、残り2戦に臨みます。
ミルウォーキーのオーバルは非常に難しいコースと考えられていますが、今日のレースではHondaエンジンで走るルーキー2人が見事な走りをみせました。ロシア出身のミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)は予選15番手からスタートし、トップからは1周遅れになりながらも8位でゴール。予選17番手だったイギリス出身のジャック・ホークスワース(Bryan Herta Autosport)も10位フィニッシュを達成しました。
予選10番手だった佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、最初のスタートへと加速していったターン4でリアを大きくスライドさせ、18番手まで後退。フルコースコーションが1度しか出されなかったレースでは遅れを取り戻すのが大変難しく、辛抱強く走り続け、ピットストップでセッティング変更を施してマシンを改善しましたが、15位でのゴールとなりました。
次戦は太平洋岸のカリフォルニア州、サンフランシスコ近郊のソノマ・レースウェイで開催されます。
ホンダモータースポーツリリース
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August 16 2014, QUALIFYING
ABC Supply Wisconsin 250
2014年8月16日(土)・予選
会場:ザ・ミルウォーキー・マイル
天候:快晴 気温:28℃
2014年のインディカー・シリーズは終盤戦を迎え、第16戦ABCサプライ・ウィスコンシン250プレゼンテッド・バイ・メトロミルウォーキーHondaディーラーズをアメリカ北部のウィスコンシン州ミルウォーキー郊外で開催しています。
本日、8月16日(土)には2回のプラクティスと予選が行われ、2週間前のミッドオハイオでの第15戦で見事なパフォーマンスを見せたジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)がHonda勢でベストとなる5番グリッドを獲得しました。
100年を越す歴史を誇るオーバルコース、ザ・ミルウォーキー・マイルは名前が示す通り、全長が1マイルと短いショートオーバルで、コースがほぼフラットなのが大きな特徴です。9.25度と緩やかなバンクでは、マシンのセットアップを研ぎ澄ますことでしか高いグリップを獲得することはできません。
予選の前に2回行われたプラクティスではHonda勢の多くが、上位につけるラップタイムをマーク。午前中のプラクティス1ではトップ4のうちの3名が、午後のプラクティス2ではトップ5に3名のHondaドライバーが入るなどの活躍をみせました。しかし、Hondaチームのドライバーたちはプラクティスでの速さをそのまま予選に結びつけることができず、両プラクティスで最速ラップを記録したジェームズ・ヒンチクリフ(Andretti Autosport)は、プラクティス2の終盤にアクシデントを起こしてしまい、修理を施したマシンで予選に臨んだ結果、13番手にとどまりました。
ニューガーデンのほかに、9番手にはマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)、10番手には佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)がつけました。佐藤は午前中のプラクティス1では16番手でしたが、プラクティス2では暑さの中で自己ベストのラップタイムを更新して8番手につけました。予選ではいくぶん涼しくなったコンディションにマシンのセットアップを完全に合わせ込むことができませんでしたが、レース用セッティングでのマシンの仕上がりには好感触を得ています。
ホンダモータースポーツリリース
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プレスインフォメーション 2014年8月11日
チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ第8戦、エルカートレイク/米国
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のポルシェ911 RSRは、ロードアメリカで開催されたチュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップの第8戦「コンチネンタルタイヤ・ロードレースショーケース」において5位に入賞いたしました。
開幕から2レース続いたハイスピード、ローダウンフォースコースで連勝した911 RSRは、その後に続くハイダウンフォースサーキットで苦戦を強いられてきましたが、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップを主催するIMSAが新たに設定したアジャストメント・オブ・パフォーマンス(AoP)により、大型のフロントスプリッター、見直されたリアウイングおよび大口径のエアリストリクターが許可されました。
新しいAoPパッケージを事前にサーキットでテストするチャンスがないまま挑んだロードアメリカで3台のポルシェ911 RSRは、2時間45分のレース中に全車がトップ5争いに加わりました。最終的にカーナンバー912の911 RSR(ポルシェ ノースアメリカ)が5位に、もう一台のワークスカーであるカーナンバー911は10位でフィニッシュしています。
パトリック・ロング(米国)/ミカエル・クリステンセン(デンマーク)組がドライブするカーナンバー912のポルシェ ノースアメリカ・ポルシェ911 RSRは、表彰台圏内へアタックするも、結果5位でフィニッシュ。2周目でスピンを喫した後、チームは勝利に向けポジションを取り戻そうとチャレンジしました。ロングとクリステンセンは、フィニッシュ20分前には果敢な努力が実り3位まで浮上しました。レース終盤に2台にオーバーテークされましたが、トップ5に踏みとどまることに成功しています。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2014年8月11日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング
モータースポーツオフィス
ニューヨーク州の伝統のロードコース、ワトキンス・グレンでスプリント・カップ・シリーズ戦とネイションワイド・シリーズ戦が開催。カップ・シリーズでは接触やクラッシュが多発する波乱の展開となり、マット・ケンゼスが9位、ブライアン・ヴィッカーズが10位。ネイションワイド・シリーズではカイル・ブッシュが最後首位を追ったが届かず2位。ケンゼスが5位、シリーズレギュラーのエリオット・サドラーが7位に入った。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第22戦 Chees-It 355 at The Glen
開催日:8月10日
接触頻発の荒れたレースでマット・ケンゼスが9位、
ブライアン・ヴィッカーズが10位
荒れたレースで9位フィニッシュを果たしたマット・ケンゼス(#20)
8月10日(日)、米国東部ニューヨーク州ワトキンス・グレンのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第22戦「Chees-It 355 at The Glen」が開催された。
カップ・シリーズでは年に2回ロードコース戦が行われるが、今大会は第16戦ソノマに続く今季2戦目。過去F1も開催されたことがある、60年以上の歴史を持つ伝統のコース、ワトキンス・グレンのカップ・シリーズ戦では、2008年と昨年2013年にカイル・ブッシュが勝利を挙げている。
8日(金)に練習走行を行い、9日(土)午前11時40分より予選開始。第2セグメントに進んだマット・ケンゼスが8番手、ブライアン・ヴィッカーズが12番手。デニー・ハムリンは17番手、Ky.ブッシュは19番手となり、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します
NASCARスプリントカップ3回のチャンピオン、トニー・スチュワートは、8月9日にカナンデーグア・モータースポーツパークで行われたスプリントレース(ダートレース)で発生した死亡事故のため、スプリントカップ第22戦ワトキンスグレンの決勝レースを欠場することになった。所属するスチュワートハース・レーシングはリーガン・スミスを起用してレースに出場する。
土曜日の夜に行われたスプリントレースで、スチュワートと接触したケビン·ワードJr.はコースのアウトサイトでストップした後、スチュワートへ抗議するためイエローコーション中のコース中央へ歩き出し、1ラップ後別の一台とともに接近したスチュワートのマシンが避けきれずワードJr.に衝突、20歳のドライバーはコース上に投げ出されその後死亡が確認された。
チームはオンタリオ州保安官事務所の調査に全面的に協力するとしている。
スチュワートは、スプリントカップにフル参戦するかたわらスプリントレースにも出場、昨年8月のアイオワのレースでは脚を骨折する事故を起こし、残りのスプリントカップを欠場する事態になっている。
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2014年8月4日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス
スプリント・カップ・シリーズは今季2度目となる「トリッキー・トライアングル」ポコノでの開催。トヨタ勢が次々にトラブルやアクシデントで姿を消す厳しいレースでクリント・ボウヤーが4位、デニー・ハムリンが9位フィニッシュ。アイオワでのネイションワイド・シリーズではスポット参戦のマイケル・マクドウェルが2位。レースを通して首位を争ったサム・ホーニッシュ・Jr.は4位に終わった。ポコノで前日に行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、終盤イエローコーションが連発。ジョニー・ソーターが2位。急遽代役として出場し、首位を争ったボウヤーが4位に入った。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 GoBowling.com 400
開催日:8月3日
荒れたレースでクリント・ボウヤーが4位、
デニー・ハムリンが9位フィニッシュ
4位フィニッシュを果たしたクリント・ボウヤー(#15)と9位に入ったデニー・ハムリン(#11)
8月3日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「GoBowling.com 400」が開催された。
「トリッキー・トライアングル」こと3角形オーバルのポコノでは、6月に第14戦が行われており、今季2度目の開催。第14戦ではポコノ4勝と得意とするデニー・ハムリンが4位に入っている。
1日(金)午前中の練習走行に続き、午後3時40分より予選が行われ、カイル・ブッシュが7番手。ハムリンが13番手、トラック・シリーズ戦との掛け持ち出場となるクリント・ボウヤーが14番手、ブライアン・ヴィッカーズが15番手、マット・ケンゼスが18番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
トヨタモータースポーツニュース
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August 3 2014, RACE
Race of Argentina 2014
2014年8月3日(日)・決勝
会場:アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンド(4.806km)
天候:晴れ 気温:30℃ コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権(WTCC)第8戦は気温30℃となる好天の下、アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで決勝レースを迎えました。
午後2時25分から行われたレース1では、「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」のノルベルト・ミケリス選手が4番手、カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のティアゴ・モンテイロ選手が5番手、ガブリエーレ・タルクィーニ選手が7番手からのスタートです。そして、「プロチーム・レーシング(Proteam Racing)」のメディ・ベナーニ選手は8番手からスタートし、上位進出を狙います。好スタートを切ったミケリス選手は2番手に浮上。モンテイロ選手もスタート直後に3番手までポジションを上げる好スタートを切りましたが、オープニングラップで2台の先行を許し、5番手となります。トップを追うミケリス選手は安定したラップで2位を守りきり、13周のレースをフィニッシュ。第4戦スロバキア以来の表彰台獲得を果たしました。モンテイロ選手はサスペンションにダメージを受けながらも5位を守りきりました。タルクィーニ選手とベナーニ選手は、スタートで1台に先行を許して8番手、9番手となり、そのポジションのままタルクィーニ選手が8位、ベナーニ選手が9位でレース1を終えました。
午後3時35分からのレース2では、リバースグリッドによってベナーニ選手が3番手、タルクィーニ選手が4番手、モンテイロ選手が6番手、ミケリス選手が7番手からのスタートです。Civic WTCC勢は好スタートを決め、オープニングラップではベナーニ選手が2番手、タルクィーニ選手が3番手、モンテイロ選手が4番手にポジションを上げます。レース序盤は3台のCivic WTCCがトップを追う展開となりました。しかし、5周目にベナーニ選手がポジション争いから脱落し、7番手にダウン。また、6周目にはタルクィーニ選手、モンテイロ選手ともに後続にパスされ、3番手、4番手に後退します。レース終盤にはさらにポジションを1つ下げ、タルクィーニ選手が4位、モンテイロ選手が5位でフィニッシュしました。ミケリス選手はスタートと同じポジションの7位で、ベナーニ選手は9位でゴールしました。Civic WTCCは、レース1、レース2ともに4台そろって入賞。なお、8番手でゴールしたマシンがレース後に車両規則違反で失格となり、ベナーニ選手は8位に繰り上がりました。
Hondaは第8戦を終えて、マニュファクチャラーズ選手権で449ポイントを獲得し、ランキング2位となっています。ドライバーズ選手権においては、モンテイロ選手が146ポイントで4位、タルクィーニ選手が121ポイントで5位、ミケリス選手が100ポイントで7位、ベナーニ選手が57ポイントで10位となっています。
ホンダモータースポーツリリース
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August 03 2014, RACE
Honda Indy 200 at Mid-Ohio
8月3日(日)・決勝
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース
天候:快晴 気温:26~27℃
終盤戦を迎えた2014年のインディカー・シリーズは、オハイオ州コロンバ近郊のミッドオハイオ・スポーツカー・コースにおいて、第15戦であるHondaインディ200・アット・ミッドオハイオを開催しました。
決勝日を迎えたミッドオハイオは朝方こそ濃霧に包まれましたが、午前10時前に空は清々しい快晴へと変わり、夏休みの一日を家族や仲間とともにサーキットで過ごそうと、大勢のファンが詰めかけました。レースは夕方の午後4時前のスタートでしたが、幸いにも好天は保たれ、全長2.258マイルの緑豊かなコースを90周する、長く激しいバトルが展開されました。
レースはスタート直後の多重アクシデントで2台がその場でリタイアする波乱の幕開けとなりました。Hondaドライバーの中では、予選17番手だったジェームズ・ヒンチクリフ(Andretti Autosport)が、そのスタート直後のアクシデントをくぐり抜けて11ポジションのアップを果たしました。彼はその後も激しいバトルを続けて着実に順位を上げ、ついにはトップ3に食い込んでみせました。昨シーズンはキャリア初優勝を含む3勝をマークしたヒンチクリフですが、今シーズンの彼は不運に見舞われるレースが多く、本領を発揮できずにいました。しかし、自信と信念を保ち続けたヒンチクリフは15戦目にしてようやく厚い壁を突き破り、シーズン初の表彰台登壇を果たしました。
予選2番手から優勝争いを演じたジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)は、最後のピットストップでタイヤ交換レンチ用のエアホースを踏んだためにペナルティーを科せられました。12位でのゴールとなりましたが、彼らにとって優勝がもう手の届くところにあるのが、今日のレースでは明らかでした。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、21番グリッドから得意のスタートでポジションを上げましたが、その直後に目の前でアクシデントが発生し、マシンにダメージを受けました。それでもピットでフロントウイングを交換してレースへと復帰。上位陣とピットタイミングを変えてチャンスを作り出す作戦でしたが、32周目にガス欠でストップ。インディカーのセーフティクルーたちにけん引されてピットに戻りました。給油を行うとマシンは息を吹き返し、1ラップ遅れでゴールまで完走。結果は18位でした。
なお、レースは最後尾22番グリッドからスタートしたスコット・ディクソンが優勝しました。ミッドオハイオでのレースでは作戦が大きなインパクトを持つことが少なくないのですが、今日のレースではトップグループとピットタイミングをずらすために入った31周目のピットストップが大逆転を実現させるポイントでした。37周目にフルコースコーションが出されると、ライバル勢全員がピットに向かう中、ディクソン一人だけがコース上に残り、一台もコース上でパスすることなくトップに躍り出ることとなったのです。幸運も味方につけての勝利ではありましたが、不利を有利へと変える作戦を利用した戦いもインディカーならではのレースと言えるでしょう。
次戦は1週間のインターバルのあと、五大湖の一つであるミシガン湖西岸のウィスコンシン州ミルウォーキーで開催されます。全長1マイルの伝統あるショートオーバルでのシリーズ第16戦です。
ホンダモータースポーツリリース
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August 2 2014, QUALIFYING
Race of Argentina 2014
2014年8月2日(土)・予選
会場:アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンド(4.806km)
天候:晴れ 気温:27℃
コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権(WTCC)第8戦は、舞台を南米のアルゼンチンへと移しました。昨年に続き2回目のWTCC開催となったアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドは、一周4.806kmのテクニカルなサーキットです。この大会前に、性能調整の見直しが行われましたが、Honda Civic WTCCには前戦と同じくハンディウエイト20kgが課せられています。
午後3時から行われた20分間のQ1では、まず1回目のアタックに入った「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」のノルベルト・ミケリス選手が1分45秒139、続いて、「プロチーム・レーシング(Proteam Racing)」のメディ・ベナーニ選手が1分46秒436をマークしました。ベナーニ選手はその後2回目のアタックを行い、1分45秒203とタイムを更新しました。いったんピットに戻った「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のガブリエーレ・タルクィーニ選手とティアゴ・モンテイロ選手は、セッション終盤にアタックに入ります。そしてモンテイロ選手は1分45秒126、タルクィーニ選手は1分45秒150を出し、その時点で3番手、5番手となりアタックを終了しました。セッション終盤にタイムアップを図り、2回目のアタックに入ったミケリス選手が1分44秒696の好タイムでトップとなりました。最終的にミケリス選手がトップ、モンテイロ選手は4番手、タルクィーニ選手が5番手、ベナーニ選手が6番手となり、Honda Civic WTCCは4台そろってQ2への進出を決めました。
上位12台による10分間のQ2では、まずミケリス選手が1分44秒587をマーク。続いてベナーニ選手が1分45秒428、モンテイロ選手が1分45秒544をマークし、1回目のアタックを終えます。タルクィーニ選手はセッション終盤にアタックを行い1分45秒263、2回目のアタックを行ったミケリス選手は1分44秒474、モンテイロ選手は1分44秒763、ベナーニ選手は1分45秒389とそろってタイムアップしました。最終的にミケリス選手は4番手、モンテイロ選手は5番手となり、2台はQ3進出を果たしました。タルクィーニ選手は7番手、ベナーニ選手は8番手で予選を終えています。
上位5台が1台ずつタイムアタックを行うQ3において、ミケリス選手は1分44秒408とこれまでの自己ベストタイムを出して4番手に、モンテイロ選手は1分45秒174で5番手となりました。
この結果、8月3日(日)に行われる決勝レースにおいて、レース1ではミケリス選手が4番手、モンテイロ選手が5番手からのスタート。リバースグリッドで行われるレース2ではベナーニ選手が3番手、タルクィーニ選手が4番手と、Honda Civic WTCCは両レースで2列目からのスターティングポジションを得て、今シーズン初優勝と表彰台獲得を狙います。
ホンダモータースポーツリリース
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August 2 2014, QUALIFYING
Honda Indy 200 at Mid-Ohio
2014年8月2日(土)・予選
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース
天候:曇り 気温:19~22℃
全長2.258マイルのテクニカルなコースを使った200マイルレース、「Hondaインディ200アット・ミッドオハイオ」は、2014年もシーズン終盤に開催されます。1962年にオハイオ州コロンバス郊外にオープンして以来、ミッドオハイオ・スポーツカー・コースはアップダウンに富み、低速から高速までバラエティー豊かなコーナーを備えた、非常にチャレンジングなサーキットとして知られています。
8月1日(金)に2回、土曜日の午前中に1回のプラクティスを行ったあと、ストリート及びロードコース用の3段階の予選が開催されました。3回のプラクティスはすべてドライコンディションでしたが、午後2時開始の予選は、正午過ぎに降った強い雨によって、ウエットコンディションでの戦いになりました。
雨は予選開始前に止みましたが、路面が完全なドライコンディションに戻ることはなく、ファイナルステージに進んだ6人のドライバーたちは、乾き始めた路面と濡れたままの路面が混在する大変難しいコンディション下で、レインタイヤを装着したマシンによる戦いを繰り広げました。
ファイナルステージに進んだHondaドライバーはライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)、カルロス・ムニョス(Andretti Autosport)、ジョセフ・ニューガーデン(Sarah Fisher Hartman Racing)の3名で、この中からニューガーデンが1分24秒6787の自己ベストを出して予選2番手となりました。
ルーキーながら今シーズンすでに3度の表彰台フィニッシュを記録しているムニョスは、ストリートコース及びロードコースでの3段階の予選で初めてファイナルステージ進出を果たし、1分25秒3111をマークして予選4番手。ドライコンディションでの3回のプラクティスで最速タイムとなる1分5秒7082を記録していたハンターレイは予選5番手でした。
予選7番手はコロンバスが地元のグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、8番手はジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)、9番手はポイントスタンディングで4位につけているシモン・パジェノー(Schmidt Peterson Motorsports)、そして、今季9戦目のヒューストンでルーキーながらキャリア初勝利を挙げているカルロス・ウエルタス(Dale Coyne Racing)が10番手と、Hondaドライバー7人が予選トップ10入りを果たしました。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、ミッドオハイオで2010年に予選3番手、2011年に決勝4位という成績を残しています。事前に行ったテストで好感触を得ていた佐藤は、得意のウエットコンディションとあって上位グリッド獲得が期待できる状況でしたが、第1セグメントの第1グループでスピンを喫してしまいました。また、そのスピンで赤旗が出されたために走行を続けられず、計測ラップなしとなり、予選結果は21番手でした。
ホンダモータースポーツリリース
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マイク・コンウェイ (C) Toyota Motorsports
2014年8月1日(金)
9月20日(土)に米国テキサス州オースティンで開催される、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースでは、トヨタ・レーシングのテスト兼リザーブドライバーであるマイク・コンウェイが、レースドライバーとして初参戦する。
イギリス人のコンウェイは、WEC第4戦の前週、日本でスーパーフォーミュラ第5戦に出場する中嶋一貴の代役として、TS040 HYBRID #7をドライブする。コンウェイは、シリーズ参戦している米国インディカー・シリーズで今季2勝を挙げている。
コンウェイは既に、冬季テストでTS040 HYBRIDでの走行経験を積んでおり、また、昨年のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースにはLMP2クラスのドライバーとして出場。クラス優勝、総合5位に入っている。
オースティンでコンウェイは、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザンと共にTS040 HYBRID #7をドライブ。中嶋一貴はWEC第5戦として10月12日(日)に富士スピードウェイで行われる「富士6時間耐久レース」でTS040 HYBRID #7のドライバーとして復帰する。
全8戦のWECシリーズ第4戦に、トヨタ・レーシングはマニュファクチャラーズ部門首位、ドライバーズ部門でもアンソニー・デビッドソン、ニコラス・ラピエールとセバスチャン・ブエミの3名がポイントリーダーとして臨む。
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