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2014年8月 6日 (水)

NASCAR:今季2度目の「トリッキー・トライアングル」で苦戦 (トヨタ)

2014年8月4日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス 

スプリント・カップ・シリーズは今季2度目となる「トリッキー・トライアングル」ポコノでの開催。トヨタ勢が次々にトラブルやアクシデントで姿を消す厳しいレースでクリント・ボウヤーが4位、デニー・ハムリンが9位フィニッシュ。アイオワでのネイションワイド・シリーズではスポット参戦のマイケル・マクドウェルが2位。レースを通して首位を争ったサム・ホーニッシュ・Jr.は4位に終わった。ポコノで前日に行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、終盤イエローコーションが連発。ジョニー・ソーターが2位。急遽代役として出場し、首位を争ったボウヤーが4位に入った。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 GoBowling.com 400


開催日:8月3日

荒れたレースでクリント・ボウヤーが4位、
デニー・ハムリンが9位フィニッシュ
 

14nascar23_14位フィニッシュを果たしたクリント・ボウヤー(#15)と9位に入ったデニー・ハムリン(#11) 

 8月3日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「GoBowling.com 400」が開催された。
 「トリッキー・トライアングル」こと3角形オーバルのポコノでは、6月に第14戦が行われており、今季2度目の開催。第14戦ではポコノ4勝と得意とするデニー・ハムリンが4位に入っている。

 1日(金)午前中の練習走行に続き、午後3時40分より予選が行われ、カイル・ブッシュが7番手。ハムリンが13番手、トラック・シリーズ戦との掛け持ち出場となるクリント・ボウヤーが14番手、ブライアン・ヴィッカーズが15番手、マット・ケンゼスが18番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

 2日(土)は2回にわたって練習走行を行い、3日(日)午後1時8分に2.5マイルトライアングルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。
 ポコノは燃料をフルに入れた状態で約32周走行可能。1周が約50秒と長く、グリーンピットでも周回遅れになりにくいため、様々な燃料戦略が採られる。今大会も、9周目、16周目と序盤から連続したイエローコーションで、上位勢はピットに入らなかったものの、Ky.ブッシュとケンゼス、ヴィッカーズは最初のコーション、ボウヤーが次のコーションでピットイン。ピットをずらす作戦に出た。ピットに入らなかったハムリンとボウヤーはトップ10へ。
 再スタート後の23周目、17位走行中のKy.ブッシュが、突然のエンジントラブルに見舞われスローダウン。序盤にしてレースを終えることとなってしまった。
 29周目にこの日3度目のイエローコーションが出されると、ここまでピットに入っていなかったハムリン、ボウヤーを含む上位勢がピットイン。ケンゼスはピットに向かわず、また、ヴィッカーズは2本タイヤ交換でトップでピットアウト。ケンゼス3位、ヴィッカーズ10位、ハムリン17位、ボウヤー19位と順位が入れ替わった。
 ケンゼスは41周目にグリーンピットを行い、首位と同一周回ながらほぼ最後尾近くまで後退。51周目、30位前後を走行していたジョー・ネメチェクが後続から接触され壁にヒット。この日4度目のイエローコーションが出されたため、ケンゼスは首位との差を縮め、ピットイン車両もあったことで15位へとポジションアップ。ヴィッカーズ4位、ハムリン7位、ボウヤー8位で再スタート。
 その後は60周近くにわたってイエローコーションが出ず、グリーンピットで順位が入れ替わっていく展開。103周目にはピットタイミングをずらしたケンゼスが首位浮上し、3周後にグリーンピットを行った。
 112周目にクラッシュ車両によりイエローコーション。上位勢はほとんどピットに入らず、あと一回の給油で最後まで走り切る作戦に。
 ヴィッカーズ7位、ボウヤー8位、ハムリン9位、ケンゼス17位で117周目に再スタート。3ワイド、時に4ワイド状態で進入していったターン1の立ち上がりで、サイド・バイ・サイド状態からバランスを崩したハムリンがハーフスピン。その直後にいたヴィッカーズがこれを避けようとしてアウト側の壁にクラッシュ。このヴィッカーズに詰まる形となってしまったケンゼスら数台が次々に突っ込み、激しい多重クラッシュとなってしまった。
 13台が絡んだこのクラッシュで、ケンゼスとヴィッカーズは戦線離脱。クラッシュを避けたボウヤーとハムリンはピットへ向かい、8位、10位で再スタート。残りは34周、最後まで無給油で走り切るには微妙な、難しい残り周回でのイエローコーションとなった。
 ボウヤーは再スタートから4周ほどの130周目に給油のみのグリーンピット。他の車両も多くが同様の作戦を採ったため、ボウヤーは7位でコース復帰。一方でハムリンはピットに入らず、首位と僅差の3位まで浮上した。
 燃料セーブでの首位争いとなったが、4位以下とは20秒もの大差がついており、ハムリンはそのまま最後まで燃費戦を戦うかと思われた。
 しかし、140周目にクラッシュによるイエローコーションが出され、後続との差は帳消しに。これで、燃料は充分なボウヤーら後続勢に逆転のチャンスが訪れた。
 再スタートの混乱の中で、燃料の厳しいハムリンは3位から11位へと後退。代わってボウヤーが3位に浮上。
 残り7周でこの日8度目のイエローコーションとなり、ハムリンはピットイン。タイヤも4本交換し、最後の逆転へと賭けた。
 ボウヤー4位、ハムリン13位で、残り3周での再スタートが切られたが、ボウヤーはそのまま4位、ハムリンは9位まで追い上げチェッカーを受けた。

 次戦第22戦は8月10日(日)、米国東部ニューヨーク州ワトキンス・グレン・インターナショナルのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。

ドライバー クリント・ボウヤー:
「我々の“トヨタ カムリ”はコースに持ち込んだときから週末を通して好調だった。ここポコノのように長いストレートがあるコースでトップ5を争うにはまだやらなくてはならないことはあるが、チームにとっては良い一日だった。クルーを誇りに思う。彼らは日々ハードワークを続けてくれている。その努力が好結果に繋がって良かった」 

第21戦 GoBowling.com 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 9 88 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 160
2 6 4 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 160
3 2 22 ジョーイ・ロガーノ フォード 160
4 14 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 160
9 13 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 160
20 37 83 ライアン・トゥルークス トヨタ カムリ 159
21 33 26 コール・ウィット トヨタ カムリ 159
31 36 23 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 154
37 15 55 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 116
38 18 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 116
40 41 66 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 88
42 7 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 23
43 43 93 ジョニー・ソーター トヨタ カムリ 11

選手権 ポイント表
“チェイス”争い順位(上位16台が“チェイス”入り)
順位 ドライバー メーカー 勝利数 ポイント
1 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 3 740
2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 3 687
3 ジミー・ジョンソン シボレー 3 633
8 カイル・ブッシュ トヨタ 1 611
9 デニー・ハムリン トヨタ 1 532
12 マット・ケンゼス トヨタ 0 668
14 クリント・ボウヤー トヨタ 0 617
21 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 0 539

ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジェフ・ゴードン シボレー 757
2 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 740
3 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 687
4 マット・ケンゼス トヨタ 668
9 クリント・ボウヤー トヨタ 617
10 カイル・ブッシュ トヨタ 611
18 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 539
21 デニー・ハムリン トヨタ 532
32 コール・ウィット トヨタ 305
36 アレックス・ボウマン トヨタ 257
37 ライアン・トゥルークス トヨタ 169
42 パーカー・クリガーマン トヨタ 54
43 ジェフ・バートン トヨタ 51
44 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 48
49 ブレット・モフィット トヨタ 32
54 トミー・ドリッシ トヨタ 6
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 942
2 フォード 916
3 トヨタ 848

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第20戦 U.S. Cellular 250


開催日:8月2日

3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ

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最前列から再スタートを切り、2位フィニッシュを果たしたマイケル・マクドウェル(#20)

 

 8月2日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第20戦「U.S. Cellular 250」が米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。
 アイオワでの同シリーズ戦は5月の第10戦以来今季2度目。第10戦ではサム・ホーニッシュ・Jr.が勝利を挙げている。
 第10戦と同じく、同一週末の他シリーズ戦は離れたポコノで行われているため、カップ・シリーズとの掛け持ちドライバーは少なく、シリーズレギュラーとスポット参戦ドライバーが多く出場した大会となった。

 1日(金)に2度の練習走行を行い、2日(土)決勝を前に午後3時40分より予選開始。第10戦にも出場し、7位フィニッシュを果たしているマイケル・マクドウェルが5番手、ホーニッシュ・Jr.が7番手、シリーズランキング上位につけるエリオット・サドラーが8番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 午後8時18分、0.875マイルオーバルを250周(218.75マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタート。7番手スタートのホーニッシュ・Jr.が13周目に5位浮上。25周目に最初のイエローコーションが出されると、上位勢はほとんどコース上に残ったが、9位走行中のサドラーはピットへ向かい、21位へ後退。
 51周目の2度目のイエローコーションでは上位勢がピットへ向かったのに対し、サドラーは残り、首位浮上。今季初の出場となったケニー・ウォレスも3位へ。ピットへ向かったホーニッシュ・Jr.とマクドウェルは9位、11位へと後退したが、再スタートで好ダッシュを見せ、わずか3周でホーニッシュ・Jr.が首位を奪取。マクドウェルも4位へと順位を上げたが、他よりも摩耗のすすんだタイヤのサドラーは順位を守れず、10位までずるずると後退。
 首位のホーニッシュ・Jr.は、73周目に追い上げてきたカップ・シリーズのトップドライバーであるブラッド・ケゼロウスキー(フォード)にその座を奪われることとなったが、その後もサイド・バイ・サイドで首位争いを継続。首位を争う2台は、3位以下に5秒以上の大差をつけてのマッチレースとなった。
 108周目のイエローコーションでほぼ全車がピットへ向かい、ピット作業でホーニッシュ・Jr.が先行。マクドウェルは3位で続き、前の2台を追ったが、首位を争うホーニッシュ・Jr.とケゼロウスキーの2台には及ばず、再び2台の首位争いに。
 50周以上にわたって首位を守ったホーニッシュ・Jr.だったが、長いグリーンランとなり、タイヤの摩耗でややスライドした隙を突かれ、163周目に2位後退。
 184周目のイエローコーションの後も、首位のケゼロウスキーを僅差でホーニッシュ・Jr.が追い、3位以下を引き離していくという展開に。
 レースが残り10周を切った242周目に、この日5度目となるイエローコーション。残り数周での再スタートへ向け、上位勢は一斉にピットへ。ここで、多くの車両が2本タイヤ交換としたのに対し、4本タイヤを交換したホーニッシュ・Jr.は7位へと後退。マクドウェルが2位で残り3周の再スタート。
 最前列イン側のマクドウェルは好スタートで飛び出したが、サイド・バイ・サイドのバトルでケゼロウスキーを抑えきれず、激しい2位争いでファイナルラップへ。7位から一気にジャンプアップしたホーニッシュ・Jr.もこの2位争いに追いついたが、逆転には至らず。マクドウェルが2位、ホーニッシュ・Jr.が4位、サドラーが10位でチェッカーを受けた。<

 次戦第21戦は8月9日(土)、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。

ドライバー マイケル・マクドウェル:
「まず最初に、今日この“トヨタ カムリ”でレースが戦えたことに感謝したい。ジョー・ギブズ・レーシングで今季2度目となるこの素晴らしいチャンスは、ややほろ苦いものにもなってしまった。最後は一瞬首位に立つことが出来たのに、ターン3でオーバーステア症状が出て、ブラッド(ケゼロウスキー:フォード)に先行を許し、そのポジションを守り切ることが出来なかった。とはいえ、タフな今日のレースで、首位に肉薄しての2位フィニッシュは素晴らしい結果だ」 

第20戦 U.S. Cellular 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 22 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 250
2 5 20 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 250
3 1 6 トレヴァー・ベイン フォード 250
4 7 54 サム・ホーニッシュ・Jr. トヨタ カムリ 250
10 8 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 250
16 21 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 250
19 19 29 ケニー・ウォレス トヨタ カムリ 249
23 29 14 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 247
26 18 99 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ カムリ 247
28 24 44 ハル・マーティン トヨタ カムリ 242
38 32 10 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 13

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 チェイス・エリオット シボレー 714
2 リーガン・スミス シボレー 712
3 エリオット・サドラー トヨタ 702
10 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ 533
14 マイク・ブリス トヨタ 447
19 エリック・マクルーア トヨタ 335
24 サム・ホーニッシュ・Jr. トヨタ 213
25 デイビッド・スター トヨタ 194
27 ブレイク・コッホ トヨタ 164
34 ジェフ・グリーン トヨタ 90
46 ハル・マーティン トヨタ 34
47 ウィル・キンメル3世 トヨタ 33
49 スコット・レガセイ・Jr. トヨタ 31
50 ケニー・ハブル トヨタ 30
53 ダニエル・サレス トヨタ 25
54 パウリー・ハラッカ トヨタ 25
55 ケニー・ウォレス トヨタ 25
56 ジェイソン・ホワイト トヨタ 25
58 マット・フラーム トヨタ 23
64 マット・カーター トヨタ 15
70 ケリー・アドミラール トヨタ 9
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 898
2 トヨタ 859
3 フォード 838
4 ダッジ 536

※結果及びポイントは暫定 
 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第11戦 Pocono Mountains 150


開催日:8月2日

ジョニー・ソーターが惜しくも2位フィニッシュ
急遽代役出場のクリント・ボウヤーが4位

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“トヨタ タンドラ”最上位の2位でフィニッシュしたジョニー・ソーター(#98)

 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第11戦「Pocono Mountains 150」が8月2日(土)にポコノ・レースウェイで開催された。
 トヨタは同シリーズ、今季の開幕から負け無しの10戦全勝を挙げており、昨年末からは12連勝中と、シリーズの連勝記録を更新中。

 シリーズレギュラーとして今季これまでの全戦に出場してきたジョン・ウェス・タウンリーは、1日(金)午前中の練習走行で7番手タイムをマークしたが、その後、掛け持ちで出場していた下位シリーズ戦の予選で激しくクラッシュ。病院で診断の結果、身体に異常は無かったものの、大事を取って1週間レース出場を見合わせることとなった。このため、急遽代役としてカップ・シリーズのレギュラードライバーであるクリント・ボウヤーが05号車を駆り出場することとなった。ボウヤーにとってトラック・シリーズは約3年ぶりの出場となる。
 2日(土)決勝を前に午前10時10分より行われた予選では、ティモシー・ペターズが5番手、ジョニー・ソーターが6番手、マット・クラフトンが9番手、ボウヤーが10番手で続き、10台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 午後1時21分、2.5マイルトライアングルオーバルを60周(150マイル:約240km)して競われる決勝レースがスタート。5番手スタートのペターズはハンドリングに苦しみ、じりじりと後退。ソーターとクラフトンがトップ10圏内をキープする一方で、ボウヤーが順位を上げていき、10周目には“トヨタ タンドラ”勢最上位の5位へと浮上した。
 17周目にクラッシュ車両によりこの日最初のイエローコーション。4台がコース上に残ったが、“トヨタ タンドラ”勢は全車ピットへ。このピットで12位まで後退したボウヤーだったが、再スタートが切られると素晴らしい追い上げを見せ、一気に4位へとポジションアップ。
 30周を過ぎると、先のコーションでピットインしなかった上位勢がピットへ向かい、34周目にボウヤーが首位浮上。クラフトン、ソーターが続き、“トヨタ タンドラ”の1-2-3体制となった。
 しかしボウヤーらも、もう一度ピットインの必要があり、39周目にボウヤー、翌周クラフトンがピットへ。そのまま全車グリーンピットを終えて最後までレースを走り切るかと思われたが、残り13周でこの日2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットへ。
 しかし、首位で再スタートしたボウヤーはライバルの先行を許し2位へ。その後方では、9位再スタートから見事なダッシュを見せ、6位争いに加わったジャーマン・キロガ・Jr.が、バトルの中で他車と接触。イエローコーション。
 残り3周で再スタートが切られたが、ピットでの修復で21位まで順位を落としていたキロガ・Jr.が再び同じ車両と接触しスピン。レースは4周延長され、最後の2周“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることとなった。
 ボウヤー2位、エリック・ジョーンズ3位、ソーター4位、クラフトン5位と、4台の“トヨタ タンドラ”が首位を追う形で再スタートが切られたが、最前列イン側のボウヤーがスタートダッシュで出遅れ、後続勢もこれに阻まれる形に。この混乱を切り抜けたソーターが2位でフィニッシュ。ファイナルラップで追い上げたボウヤーが4位、ジョーンズは6位、ウォレス・Jr.が8位、ジョー・ネメチェクが10位でチェッカーを受けた。
 トヨタは今季初めて勝利を逃すこととなり、昨年末からの連続勝利記録は12でストップすることとなった。

 次戦第12戦は8月16日(土)に米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

ドライバー ジョニー・ソーター:
「ピット戦略も多様で、クレイジーなレースだった。タフなこのコースで、素晴らしいレースが出来た。チームを誇りに思う。最後の再スタートでは全力を尽くしたが届かなかった。2位は今日得られる結果としては最良だと思う。今季はランキング2位にはつけているが、まだ勝利を挙げておらず、ここ数年でも最低の状況だった。しかし、今日のレースで良い方向に進んでいると感じた。特にロングランで好調だった。ショートランではまだスピードが足りないが、そこがもう少し改善されれば優勝争いに加われるはずだ」

ドライバー クリント・ボウヤー:
「正直なところ、今日の我々の“トヨタ タンドラ”は3番目くらいの速さだった。しかし、カイル・ラーソン(シボレー)がエンジンブローしたこともあり、チャンスが巡ってきたので、アタックした。とても楽しかった。我々の“トヨタ タンドラ”は速く、レース中の再スタートではジャンプアップも出来た。最後の再スタートでは出遅れ、再逆転には周回が足りなかったが、楽しいレースだった」 

第11戦 Pocono Mountains 150 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 3 オースティン・ディロン シボレー 64
2 6 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 64
3 11 21 ジョーイ・コールター シボレー 64
4 10 05 クリント・ボウヤー トヨタ タンドラ 64
6 13 51 エリック・ジョーンズ トヨタ タンドラ 64
8 15 54 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ タンドラ 64
10 20 8 ジョー・ネメチェク トヨタ タンドラ 64
12 5 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 64
14 9 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 64
16 18 13 ジェブ・バートン トヨタ タンドラ 64
17 17 35 マンソン・ミングス トヨタ タンドラ 64
22 24 77 ジャーマン・キロガ・Jr. トヨタ タンドラ 63
 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ライアン・ブレイニー フォード 408
2 ジョニー・ソーター トヨタ 401
3 マット・クラフトン トヨタ 396
5 ジャーマン・キロガ・Jr. トヨタ 377
6 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 365
8 ティモシー・ペターズ トヨタ 359
10 ジェブ・バートン トヨタ 324
11 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 304
12 マンソン・ミングス トヨタ 266
19 ジョー・ネメチェク トヨタ 210
22 エリック・ジョーンズ トヨタ 173
23 ジョン・ハンター・ネメチェク トヨタ 173
31 ブライアン・イックラー トヨタ 83
51 クリス・フォンテイン トヨタ 25
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 520
2 シボレー 449
3 フォード 446
4 RAM 67

※結果及びポイントは暫定 

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