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2014年9月 1日 (月)

INDY:ジェームズ・ヒンチクリフが5位フィニッシュ、佐藤琢磨は6位。カルロス・ムニョスが2014年シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝く。(ホンダ)

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August 30 2014, RACE
MAVTV 500

2014年8月30日(土)・決勝  
会場:フォンタナ・オートクラブスピードウェイ  
天候:快晴  気温:28~31℃

インディカー・シリーズの最終戦は、2014年もカリフォルニア州ロサンゼルス近郊のフォンタナで開催されました。日没時刻に近い夜の19時30分前、全長2マイル、最大バンク14度の高速オーバルコースで、500マイルの長距離レースがスタート。1台のマシンがスピンしたことによるフルコースコーションが1回出されただけのレースは、スタートから2時間32分58秒でゴールを迎える超ハイスピードの戦いとなりました。

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6回以上のピットストップをこなして争われたチームの総力戦では、9人のドライバーたちが代わるがわるトップに立ち、平均時速200マイルを超すラップを積み重ねて緊迫した戦いを繰り広げました。予選11番手だったジェームズ・ヒンチクリフ(Andretti Autosport)は、多くのライバルたちとの接近戦を勝ち抜いて5位までポジションを上げ、ゴールへと飛び込みました。カナダ出身ドライバーにとっての今シーズン4度目のトップ5で、8度目のトップ10入りでした。

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予選4番手だった佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、ピットストップでポジションを下げることがありながらも、コース上でのバトルで少しずつ順位を取り戻す戦いをみせ続けました。最後はヒンチクリフとのポジション争いを繰り広げ、6位でゴールしました。ソノマでの第17戦で4位フィニッシュしたばかりの佐藤は、今シーズン5度目となるトップ10フィニッシュを記録。優勝と表彰台フィニッシュはなかったものの、2度のポールポジションを獲得するなど、佐藤とチームは実力の高さを2014年シーズンも発揮し、存在感を示しました。

カルロス・ムニョス(Andretti Autosport)は、最終戦フォンタナでも上位陣の戦いに加わり、ルーキー最上位となる8位でゴールしました。表彰台に3度も上ったコロンビア出身の22歳は、シリーズランキングで8位に食い込むすばらしい成績とともに、2014年インディカー・シリーズのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

ポイントスタンディング3位で最終戦を迎え、逆転チャンピオンの可能性を持っていたシモン・パジェノー(Schmidt Peterson Motorsports)は、メカニカルトラブルのために残念ながら20位フィニッシュし、シーズンランキングは5位となりました。ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)はランキング6位、ムニョスが8位。そして、マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)がランキング9位という結果でした。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
ジェームズ・ヒンチクリフ(5位)
「激しいレースを全力で戦い抜きました。ジェットコースターのようなレースになっていましたね。序盤のマシンは速かったのですが、ペナルティーを受けて後退しました。全体的に見て苦戦を強いられていましたが、それは我々が必要なものをすべてそろえていなかったためだと思います。ペナルティーを受けたあとも、トップと同一周回にとどまることができたのはラッキーでした。私たちは500マイルの長きにわたって、ポジションを下げないよう奮闘し続け、それはオフロードレースの『バハ1000』のようにハードでした。最後のピットタイミングを早くする作戦はすばらしいもので、数台に先行することができました。ペナルティーを受けたのにトップ5フィニッシュできたのはうれしいですね。今シーズンを振り返ると、自分たちの目指した数字を達成することはできませんでしたが、私たちは必ずや来シーズン、より強くなってインディカー・シリーズに戻ってきます。最終戦に応援にきてくれた皆さんに感謝します。昨日負傷したミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)が、少しでも早く完治することを祈っています」

佐藤琢磨(6位)
「長く、そして速いレースでした。500マイルのレースなのに、フルコースコーションが一度しか出なかったなんて、信じられません。今日のレースは本当に長く感じました。私たちのマシンにはスピードがあったと思います。ただ、トラフィックの中での速さに少し欠けていましたね。グリップを失い、ドライビングが難しくなっていました。前にマシンがいない状況では速く、前を行くマシンに追いついていくことができました。チームにとってすばらしいレースになっていたと思います。クルーはミスなしのすばらしいピットストップを続けてみせてくれました。4番手からのスタートでしたから、それよりも上位でゴールできたらうれしかったのですが、シーズン最後の2戦で好成績を残せました。多くを学んだシーズンでした。多くの不運にも見舞われました。いいときも悪いときもありました。私にチャンスをくれたA.J.フォイトとラリー・フォイトに感謝します。チームはシーズンを通してすばらしい仕事をしてくれました。スポンサーの方々にも深く感謝します。友人のウィル・パワー(Team Penske)がチャンピオンになったこともうれしく思います」

カルロス・ムニョス(2014年 インディカー・ルーキー・オブ・ザ・イヤー)
「まず最初に、昨日のプラクティス中に負傷したルーキー、ミハイル・アレシンの一日も早い完治を祈ります。私も今シーズンをルーキーとして戦いました。高い実力を備えたライバルの多いシーズンだったと思います。私たちは表彰台フィニッシュを記録するなど、すばらしいシーズンを送れたと感じています。ルーキー賞獲得は大変うれしいことです。競争の激しいシーズンであったから、なおさらです。私がこの先長いことインディカーで活躍できる、そのスタートとなることを期待しています。シーズン最終戦で力強いレースを見せられたことも喜んでいます」

アート・セントシアー|HPD社長
「私たちのチームの多くが、今晩のレースでスピードを発揮していました。そのスピードに見合った結果を手にすることができなかったのは残念です。しかし、2014年シーズンを振り返ると、私たちの新型ツインターボエンジンは、パフォーマンスも信頼性も誇るべきものを備えていたと思います。私たちは第98回インディ500でAndretti Autosport、そしてライアン・ハンターレイとともに勝利しました。チャンピオン争いに加わったライアン(ハンターレイ)と、シモン・パジェノーには、シーズンを通して見せ続けた高いパフォーマンスに対して、おめでとうと言いたいと思います。HPDのスタッフはシーズンを通してハードワークを続けてくれました。これからも私たちは全力でエンジン開発に取り組み、2015年シーズンにはより速く、より強くなって戻ってきます」

決勝リザルト
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 10 T.カナーン シボレー 250 2:32'58.4659
2 9 S.ディクソン シボレー 250 +3.6750
3 20 E.カーペンター シボレー 250 +7.3053
4 2 J.P.モントーヤ シボレー 250 +7.9238
5 27 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 250 +11.8858
6 14 佐藤琢磨 Honda 250 +12.6887
7 8 R.ブリスコー シボレー 250 +16.5113
8 34 カルロス・ムニョス Honda 250 +23.2807
9 12 W.パワー シボレー 250 +28.3456
10 67 ジョセフ・ニューガーデン Honda 250 +32.1856
 
11 25 マルコ・アンドレッティ Honda 249 +1Laps
13 19 ジャスティン・ウィルソン Honda 249 +1Laps
15 98 ジャック・ホークスワース Honda 249 +1Laps
16 28 ライアン・ハンターレイ Honda 248 +2Laps
19 15 グレアム・レイホール Honda 244 +6Laps
20 77 シモン・パジェノー Honda 243 +7Laps
21 18 カルロス・ウエルタス Honda 21 +229Laps
22 7 ミハイル・アレシン Honda 0 +250Laps

ポイントスタンディング
ドライバー 順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 12 W.パワー シボレー 671
2 3 H.カストロネベス シボレー 609
3 9 S.ディクソン シボレー 604
4 2 J.P.モントーヤ シボレー 586
5 77 シモン・パジェノー Honda 565
6 28 ライアン・ハンターレイ Honda 563
7 10 T.カナーン シボレー 544
8 34 カルロス・ムニョス Honda 483
9 25 マルコ・アンドレッティ Honda 463
10 11 S.ブルデー シボレー 461
 
12 27 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 456
13 67 ジョセフ・ニューガーデン Honda 406
15 19 ジャスティン・ウィルソン Honda 395
16 7 ミハイル・アレシン Honda 372
17 98 ジャック・ホークスワース Honda 366
18 14 佐藤琢磨 Honda 350
19 15 グレアム・レイホール Honda 345
20 18 カルロス・ウエルタス Honda 314
24 16 オリオール・セルビア Honda 88
25 26 カート・ブッシュ Honda 80
28 16 ルカ・フィリッピ Honda 46
30 5 ジャック・ヴィルヌーヴ Honda 29
31 68 アレックス・タグリアーニ Honda 28
33 63 ピッパ・マン Honda 21
34 41 マーティン・プロウマン Honda 18
36 34 フランク・モンタニー Honda 8

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