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2014年9月30日 (火)

NASCAR:トヨタの“チェイス”ドライバー3人が揃って次ラウンド進出!

2014年9月29日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス
 

 ドーバーで“チェイス”の第3戦が行われ、マット・ケンゼスが5位、カイル・ブッシュが10位、デニー・ハムリンが12位でフィニッシュ。3人は揃ってランキング12位以内に入り、次戦からの“チェイス”第2ラウンドへの進出を決めた。ネイションワイド・シリーズではカイル・ブッシュが中盤に首位に立つと後半戦を支配し、独走で今季5勝目。ラスベガスで行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、18歳のエリック・ジョーンズが最後にチームメイトのダレル・ウォレス・Jr.を逆転し今季2勝目。“トヨタ タンドラ”はトップ5を占めた。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第29戦 AAA 400


開催日:9月28日

トヨタの“チェイス”ドライバー3人が揃って次ラウンド進出!
マット・ケンゼス5位、カイル・ブッシュ10位、デニー・ハムリン12位フィニッシュ 

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5位フィニッシュのマット・ケンゼス(#20)、10位フィニッシュのカイル・ブッシュ(#18)、12位フィニッシュのデニー・ハムリン(#11)が揃って“チェイス”次ラウンドへの進出を決めた 

 9月28日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第29戦「AAA 400」が開催された。
 今大会で、“チェイス”は“チャレンジャー・ラウンド”と呼ばれる最初の3戦を終えることとなる。今大会までの結果で、ポイントの上位12名のみが、続く“コンテンダー・ラウンド”と呼ばれる3戦でのタイトル争いに加わる権利を得る。
 3名が“チェイス”に進出したトヨタ勢では、カイル・ブッシュが5番手につけており、今大会21位以上に入れば自力での次ラウンド出場が決定する。
 一方で、8位につけるマット・ケンゼスと13位のデニー・ハムリンを含む、下位9名は僅か12ポイント差で争っており、“チェイス”を争うライバルよりも少しでも上の順位でフィニッシュすることが必要となった。
 “モンスター・マイル”の愛称で知られるコンクリート舗装の1マイルオーバル、ドーバーはハイバンクの難コースとして知られている。トヨタ勢では2008年と2010年にKy.ブッシュが勝利を挙げ、2010年には同一週末の3カテゴリー制覇を果たしている。

 26日(金)練習走行の後、午後3時40分より予選が行われ、Ky.ブッシュが2番手、ハムリンが3番手。クリント・ボウヤーが9番手、ブライアン・ヴィッカーズが11番手、ケンゼスは14番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

 27日(土)の2回の練習走行を経て、28日(日)午後2時19分、1マイルオーバルを400周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 2番手、3番手スタートのKy.ブッシュとハムリンはスタート直後の混乱で若干の先行を許したものの、トップ5をキープ。14番手スタートのケンゼスも徐々にポジションを上げ、10位走行のヴィッカーズの後方で激しいバトルを展開。長いグリーン下での周回が続く中、55周目にトップ10に浮上。
 61周目の最初のコーションではハムリンが好ピットで順位を上げ、11位でピットアウトしたケンゼスもすぐにトップ10へ復帰。“チェイス”を争う3人のトヨタドライバーはトップ10圏内をキープした。
 125周目、この日2度目のイエローコーション時、Ky.ブッシュはピットで自分のエリアを行きすぎてしまい、押し戻すためにタイムロス。17位へと後退。しかし、再スタートでは3ワイドの激しいバトルを展開し、一気に9位へと挽回して見せた。
 150周目過ぎには、ハイペースで周回を重ねるケンゼスがトップ5へ。170周目のコーション時のピットでは、ケンゼスが4位、Ky.ブッシュが5位、ハムリンが6位と好位置からの再スタートとなった。
 その後、80周近くにわたってイエローコーションが出ず、250周目あたりからグリーンピット開始。ここで、ピットインを粘ったケンゼスは一旦首位に立ち、貴重なリードラップボーナスを獲得した。
 一通りグリーンピットが終わった253周目にイエローコーション。4位につけていたKy.ブッシュは得意の再スタートダッシュを決め、2位に浮上。
 後半戦は再びイエローコーションの出ない展開となり、“チェイス”勢はライバルとの位置関係と燃費を気にしながらのレースとなった。トヨタ勢は3台揃ってトップ10圏内につけており、Ky.ブッシュは安泰、ケンゼスもそのまま走り切れば問題ない点数差となっていたが、ハムリンが最後まで気の抜けない状況に。
 残り80周を切ったあたりで、この日2度目となるグリーンピット開始。全車がピットを終えた時点でケンゼスが6位、Ky.ブッシュが7位、ハムリンは11位。
 残り50周あたりになると、ライバル勢も追い上げを見せ、ハムリンは4,5ポイント差でぎりぎり次ラウンド進出が可能な状況。
 ケンゼスは一つポジションを上げ5位でチェッカー。ボウヤーが9位、Ky.ブッシュは10位。ハムリンは12位でフィニッシュし、“チェイス”では敗退ラインの13位から4ポイント差の11位となり、6位のKy.ブッシュ、8位のケンゼスと共に、“チェイス”第2ラウンドの3戦に駒を進めることとなった。第2ラウンドに進んだ12名のドライバーは、全員横並びの3000ポイントにリセットされ、続く3戦を終えた時点での上位8名が第3ラウンド“エリミネイター・ラウンド”に進むこととなる。

 次戦第30戦は10月5日(日)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。

ドライバー マット・ケンゼス:
「着実に走り切ったレースだった。チームがよくやってくれて、ピットストップも良かった。レース中盤は非常に速かったが、いくつかオーバーステアやアンダーステアに苦しむこともあり、ちょっと足りなかった。とはいえ、全体的に見れば良い一日だった。次戦以降のチェイスの戦い方については、正直次のカンザスしか見えていない。勝ちに行くだけだ」

ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の“トヨタ カムリ”は好調だったが、特にロングランでアンダーステアが強く、最後の2スティントは原因は分からないが何らかの問題が生じていたようだ。全体的にアンダーステアの強い一日だったが、終盤は特にひどかった。次のラウンドへ向け、工場に戻って原因を追及しなくてはならない。来週はもっと良いレースが戦えることを望んでいる」

ドライバー デニー・ハムリン:
「素晴らしい気分だ。レースは何が起こるか分からない。我々の“トヨタ カムリ”が充分に速いことは分かっていたが、こんなに接近戦になるとは思わなかった。レースを通してトップ10を走行出来ていたが、レース終盤、ハンドリングがおかしくなり、守りの走りにならざるを得なかった。我々はレース前、敗退圏内にいたため、攻めのレースをしなくてはならなかった。しかし、これで再びポイントがリセットされ、一からやり直すことが出来る。素晴らしい仕事をしてくれたチームと共に次のラウンドに進むことが出来、本当に嬉しい」 

第29戦 AAA 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 6 24 ジェフ・ゴードン シボレー 400
2 4 2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 400
3 8 48 ジミー・ジョンソン シボレー 400
5 14 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 400
9 9 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 400
10 2 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 400
12 3 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 400
15 11 55 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 399
30 29 26 コール・ウィット トヨタ カムリ 395
34 34 23 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 391
38 42 83 トラヴィス・クヴァピル トヨタ カムリ 389
40 41 66 マイク・ウォレス トヨタ カムリ 384

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 3000
2 ジョーイ・ロガーノ フォード 3000
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 3000
6 カイル・ブッシュ トヨタ 3000
8 マット・ケンゼス トヨタ 3000
11 デニー・ハムリン トヨタ 3000
18 クリント・ボウヤー トヨタ 817
22 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 765
33 コール・ウィット トヨタ 401
35 アレックス・ボウマン トヨタ 345
37 ライアン・トゥルークス トヨタ 193
39 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 173
44 パーカー・クリガーマン トヨタ 54
45 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 48
49 ブレット・モフィット トヨタ 44
55 トミー・ドリッシ トヨタ 6
56 クレイ・ロジャース トヨタ 1
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 1298
2 フォード 1273
3 トヨタ 1161

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第28戦 Dover 200


開催日:9月27日

カイル・ブッシュが後半戦を支配し今季5勝目

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後半戦を支配し今季5勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#54) 

 9月27日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第28戦「Dover 200」がドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催された。
 年に2戦ネイションワイド・シリーズ戦が行われるドーバーでは、トヨタは参戦以来7勝。カイル・ブッシュがうち4勝を挙げ、今年の第12戦でも勝利を飾っている。

 26日(金)に2回の練習走行を行い、27日(土)決勝を前に午後12時15分より予選開始。Ky.ブッシュが5番手、シリーズレギュラーのエリオット・サドラーが10番手、前戦ロードンでシリーズデビュー戦ながら9位フィニッシュを果たしたジャスティン・ボストンが11番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選の後、スプリント・カップ・シリーズの最終練習走行を挟んで、午後3時50分に1マイルオーバルを200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタートした。
 5番手グリッドのKy.ブッシュはスタートで6位に後退するもすぐに5位へと復帰。9周目にこの日最初のコーションが出され、16周目に再スタートが切られると、Ky.ブッシュは徐々に順位を上げ、30周目には3位にへと浮上した。
 39周目にもクラッシュでイエローコーションが出され、全車ピットへ向かうと、Ky.ブッシュは4位でピットアウト。その後は長いグリーンランとなり、ピットでのセッティング変更が功を奏し、徐々に前走車との差を詰めていったKy.ブッシュは、86周目過ぎに一気に2台パスし、2位へとポジションを上げた。
 レースが折り返しに近づいた97周目、コース上にオイルが出たためこの日3度目のイエローコーション。ここで素晴らしいピット作業を見せたKy.ブッシュが、この日初めて首位に立った。
 首位に立ったKy.ブッシュは再スタートを決めると、みるみる後続との差を広げていき、140周目過ぎには、その差は約4秒に。
 148周目にコース上の異物によりイエローコーションが出され、各車最後まで走り切れるだけの給油を行うべくピットへ。ここでKy.ブッシュを含む上位勢は2本タイヤ交換作戦でポジションをキープしたが、4本交換したサドラーは3つポジションを落とし8位、首位と同一周回最後尾の13位につけていたボストンも4本交換し、13位のまま再スタートとなった。
 首位から再スタートを決めたKy.ブッシュは、再び後続を引き離し、独走態勢に。残り10周でその差を3秒としたKy.ブッシュは、最後はややペースを緩めるも2位に2.5秒差をつけてトップチェッカー。後半の101周、一度も首位の座を譲ること無く、今季5勝目を挙げた。Ky.ブッシュは第12戦に続き、今季のドーバーを両制覇することとなった。
 サドラーは最後追い上げ5位フィニッシュ。ボストンは12位でチェッカーを受けた。

 次戦第29戦は10月4日(土)、カンザス・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「とても良い結果だ。我々の“トヨタ カムリ”は最高だった。チームとクルーチーフに感謝したい。予選がそれほど良くなかったこともあり、前半戦、ライバルをパスするのに苦戦した。セッティングの調整が上手く行き、ピットの好作業で首位に立てたことで、その後は最速の“トヨタ カムリ”と共に快適に走れた。最後のピットでも、クルーチーフが2本タイヤ交換とし、トップの座をキープしてくれたのは素晴らしい判断だった。ヴィクトリーレーンに戻れて本当に嬉しい」 

第28戦 Dover 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
2 1 22 ジョーイ・ロガーノ フォード 200
3 2 9 チェイス・エリオット シボレー 200
5 10 11 エリオット・サドラー トヨタ カムリ 200
12 11 20 ジャスティン・ボストン トヨタ カムリ 200
15 14 99 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ カムリ 198
19 20 80 アレックス・ボウマン トヨタ カムリ 197
23 29 44 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 196
26 32 14 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 195
29 15 19 マイク・ブリス トヨタ カムリ 122
31 25 10 ケヴィン・リペイジ トヨタ カムリ 50

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 チェイス・エリオット シボレー 1034
2 リーガン・スミス シボレー 1008
3 タイ・ディロン シボレー 988
5 エリオット・サドラー トヨタ 970
10 ジェイムズ・ブッシャー トヨタ 756
14 マイク・ブリス トヨタ 648
19 エリック・マクルーア トヨタ 430
24 ブレイク・コッホ トヨタ 255
26 サム・ホーニッシュ・Jr. トヨタ 242
28 デイビッド・スター トヨタ 207
31 ジェフ・グリーン トヨタ 149
42 ウィル・キンメル3世 トヨタ 68
43 ケニー・ハブル トヨタ 61
46 ダニエル・サレス トヨタ 54
54 ハーミー・サドラー トヨタ 37
56 ハル・マーティン トヨタ 34
59 ケリー・アドミラール トヨタ 31
60 スコット・レガセイ・Jr. トヨタ 31
64 パウリー・ハラッカ トヨタ 25
65 ケニー・ウォレス トヨタ 25
66 ジェイソン・ホワイト トヨタ 25
71 マット・カーター トヨタ 15
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 1246
2 トヨタ 1197
3 フォード 1182
4 ダッジ 715

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第17戦 Rhino Linings 350


開催日:9月27日

“トヨタ タンドラ”トップ5独占!
18歳エリック・ジョーンズが今季2勝目

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終盤の逆転で今季2勝目を挙げたエリック・ジョーンズ 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第17戦「Rhino Linings 350」が9月27日(土)に米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで開催された。
 この週末はカップ・シリーズとネイションワイド・シリーズが遠く離れたドーバーで行われているため、掛け持ちのドライバーはおらず、シリーズレギュラーとスポット参戦ドライバーによって争われた。
 ラスベガスのトラック・シリーズ戦ではトヨタは過去4勝。昨年はティモシー・ペターズが勝利を挙げている。

 今大会は27日(土)に全ての走行が行われるワン・デイ・イベント。午前9時から2回の練習走行を行い、午後3時40分から予選開始。3セグメントに分けられた予選では、今大会カイル・ブッシュ・モータースポーツの51号車を駆る18歳のエリック・ジョーンズがセグメント1でジャーマン・キロガ・Jr.に次ぐ2番手タイムをマークするも、第2セグメントではアタック中にスピン車両によりセッションが赤旗中断。残り18秒での再開ではタイム更新はならず、惜しくも第3セグメントに進めず13番手。
 練習走行1回目にトップタイムをマークしたダレル・ウォレス・Jr.が2番手。キロガ・Jr.が4番手、シリーズランキング首位につけるマット・クラフトンが5番手、ジェブ・バートンが7番手につけ、11台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 予選の後、日がとっぷりと落ち、コースがカクテルライトで照らされた午後7時21分、1.5マイルオーバルを146周(219マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタートした。
 最前列2番手グリッドのウォレス・Jr.は、ポールポジションのライアン・ブレイニー(フォード)がアウトサイドを選択したため、イン側からのスタート。2台はサイド・バイ・サイドのままバトルを続け、ウォレス・Jr.が先行したが、翌周かわされ、2位に後退。3周目にイエローコーションが出され、7周目に再スタートが切られると、再び2台がサイド・バイ・サイドとなり、今度はウォレス・Jr.が首位を奪取。4番手スタートのキロガ・Jr.もブレイニーをかわし、“トヨタ タンドラ”が序盤から1-2体制に。
 後方では17番手からスタートしたディフェンディングウィナーのペターズがトップ5へとジャンプアップ。13番手スタートのジョーンズもクラフトンに次ぐ6位へと順位を上げた。
 15周目に2度目のイエローコーションが出されると、再スタートではペターズが首位に浮上し、ジョーンズがこれに続く形に。28周目にはジョーンズが首位に立ったが、30周目のコンペティション・コーションで全車ピットへ向かった際、ジョーンズは自分のピットエリアを僅かに行き過ぎタイムロス。7位へと後退。
 しかし、再スタートが切られるとジョーンズは追い上げを見せ、チームメイトのウォレスをかわし2位へ。首位ペターズ、ジョーンズ、ウォレス・Jr.、キロガ・Jr.と続き、“トヨタ タンドラ”がトップ4を占めることとなった。
 56周目、クラッシュ車両によりこの日4度目のイエローコーション。全車ピットへ向かい、多くの車両が2本タイヤ交換としたが、3位につけていたジョーンズは4本交換で5位に後退。
 ウォレス・Jr.が首位、ペターズが2位、好ピットで順位を上げたブライアン・イックラーが3位、クラフトン4位、ジョーンズ5位で再スタート。クラフトンとジョーンズが猛追を見せ、ウォレス・Jr.、ペターズを含む上位4台が後続を引き離していった。
 その後はイエローコーションが出ない展開となり、100周目過ぎからグリーンピット開始。全車がピットを終えた時点で、ウォレス・Jr.が首位に復帰。ジョーンズが2位、クラフトンが3位、ペターズが4位で、5位以降には15秒以上の大差がついていた。
 首位ウォレス・Jr.と2位ジョーンズとの差は、グリーンピット直後には2.5秒ほどあったが、ピットで大きなセッティング変更を施したジョーンズが猛追。残り20周あたりからその差を一気に詰めていったジョーンズは、残り14周でウォレス・Jr.を逆転。首位に立った。
 長いグリーンランで次々に現れる周回遅れをかいくぐりながら、ウォレス・Jr.は首位を逃げるジョーンズに追いすがったが、ジョーンズが逃げ切りトップチェッカー。18歳のジョーンズが今季2勝目、キャリア3勝目を挙げた。2位にはウォレス・Jr.が入り、カイル・ブッシュ・モータースポーツの“トヨタ タンドラ”が1-2フィニッシュ。オーナーであるカイル・ブッシュの地元ラスベガスで、チームにとっての初勝利を最高の形でもたらした。ウォレス・Jr.は今季5度目の2位フィニッシュ。
 3位にクラフトン、4位にペターズ、5位にイックラーが続き、“トヨタ タンドラ”はトップ5を独占することとなった。

 次戦第18戦は10月18日(土)に米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで開催される。

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「最高だ。今日のレースでは非常に多くのことを学んだ。1.5マイルオーバルで勝てて良かった。最後は本当に素晴らしい仕上がりで、文句のつけようが無かった。私はここでの勝利を切望しており、ついにそれが叶った。最後のピットストップでのクルーチーフの調整は完璧だった。大きな変更だったが、全て上手く行った」

ドライバー ダレル・ウォレス・Jr.:
「全開で走ったがやられてしまった。51号車にはおめでとうと言いたい。54号車じゃなかったのは残念だが。勝利を望んでいたし、また2位に終わったのは悔しい。とはいえ、チームのおかげで2位を獲得出来、またKBM(カイル・ブッシュ・モータースポーツ)がレースを支配出来たことは確かだ。次戦のタラデガへと気持ちを切り替え、もう一つ上でフィニッシュ出来るよう頑張りたい」 

第17戦 Rhino Linings 350 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 13 51 エリック・ジョーンズ トヨタ タンドラ 146
2 2 54 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ タンドラ 146
3 5 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 146
4 17 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 146
5 14 7 ブライアン・イックラー トヨタ タンドラ 146
8 7 13 ジェブ・バートン トヨタ タンドラ 146
11 20 05 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ タンドラ 145
14 16 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 145
16 4 77 ジャーマン・キロガ・Jr. トヨタ タンドラ 144
17 19 8 ジョー・ネメチェク トヨタ タンドラ 144
30 26 35 チャールズ・ルワンドスキー トヨタ タンドラ 5
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 マット・クラフトン トヨタ 644
2 ジョニー・ソーター トヨタ 625
3 ライアン・ブレイニー フォード 617
4 ダレル・ウォレス・Jr. トヨタ 611
6 ジャーマン・キロガ・Jr. トヨタ 559
7 ティモシー・ペターズ トヨタ 549
9 ジェブ・バートン トヨタ 527
13 ジョン・ウェス・タウンリー トヨタ 407
20 ジョー・ネメチェク トヨタ 306
21 エリック・ジョーンズ トヨタ 299
23 ジョン・ハンター・ネメチェク トヨタ 269
31 ブライアン・イックラー トヨタ 122
58 クリス・フォンテイン トヨタ 25
66 ジャスティン・ボストン トヨタ 14
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 789
2 シボレー 699
3 フォード 684
4 RAM 136

※結果及びポイントは暫定 

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