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2014年9月22日 (月)

WEC:Audi、FIA世界耐久選手権(WEC)オースティン大会で今季2勝目を獲得

(C)AUDI AG. 拡大します

2014/09/22
●ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が白熱のレースを制して優勝
●今季2勝目を挙げ、Audiは年間チャンピオン争いをリード
●Audi R18 e-tron quattroが1-2フィニッシュを達成

9月20日 インゴルシュタット / オースティン: アウディがFIA世界耐久選手権(WEC)で2大会連続の1-2フィニッシュを獲得し、今季2勝目を挙げました。6月のル・マン24時間レースでの優勝に引き続き、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が、今季4大会目のオースティン大会を制しました。突然の雨で多発した事故により何度か赤旗が出された一方、夜間セッションではドライコンディションでの激しい闘いを余儀なくされるなど、テキサスの地で開催されたレースは、スリリングな展開となりました。ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / トム クリステンセン(ブラジル/フランス/デンマーク)組が2位を獲得し、アウディは1-2フィニッシュを達成しました。

通算20回目という長くないWECの歴史の中でも、今回のレースは今後も記憶に残るであろう激しいものとなりました。6時間レースが終了した際、優勝したアウディのリードは、2番手を走る同僚達にわずか53秒という僅差でした。今回のレースを観戦した方々は、チェッカーフラッグが振られるまで、息もつけない激しい展開を目の当たりにしました。レースは、眩しい日差しが注ぎ、気温は30度という、いつもと同じ好天に恵まれてスタートしました。アウディは、最初のピットストップでタイヤ交換を行わないという戦略により、レース序盤から確実にポジションアップしていました。レース開始から1時間半が経った頃に降り始めた小雨は、ほどなくして土砂降りとなりました。アウディは、2台のAudi R18 e-tron quattroのタイヤを絶妙のタイミングでレイン仕様に変更。ブノワ トレイルエが先頭で、トム クリステンセンが3番手を走行中、何台もの車両がグラベルエリアにコースアウトし、非常に危険な状況と判断されたため、赤旗が提示されました。

約50分間の中断後、セフティカーの先導でレースが再開されました。レースリスタート時、2台のAudi R18 e-tron quattroはレインタイヤを装着していましたが、レース再開から15分後、アウディスポーツ チームヨーストはゼッケン2号車のタイヤをインターミディエイトに変更しました。対応領域の広いタイヤを装着したブノワ トレルイエは、1時間後にスリックタイヤに交換するまでの間に、トップの位置を取り戻していました。一方、もう1台のアウディは別の戦略を立てていました。インターミディエイトに交換する時間を抑えるため、確実にスリックタイヤが必要なコンディションになるまで、レインタイヤのままで走行を続けたのです。この作戦により、ピットストップが1回少なくなるというメリットを得られましたが、トム クリステンセンはスリックタイヤに交換する前に、一端インターミディエイトに変更せざるを得ませんでした。その後のルーカス ディ グラッシの猛追により、ゼッケン1号車は2位でゴールすることが出来ました。

アウディは、昨年に続いてWECの北米ラウンドを制しました。20戦目を迎えた世界選手権でアウディにとって今回の優勝は、2012年に始まり今回での13回目の優勝となりました。全8大会中4つ目となった今大会での優勝により、アウディモータースポーツ代表・Dr. ウォルフガング ウルリッヒとLMPプロジェクトリーダー・クリス レインケ率いるチームは、今季のWECマニュファクチャラーズ選手権ポイントでトップに躍り出ました。次戦は今から3週間後に開催される、富士大会です。

アウディジャパン・プレスリリース

レース後のアウディ首脳陣のコメント
Dr. ウォルフガング ウルリッヒ アウディモータースポーツ代表:
「非常に困難なレースだった。土砂降りによりコースアウトを余儀なくされるライバルが多い中、我々は適切なタイミングでレインタイヤへの変更を終えたことで、良いペースでの走行を続けられ、最終的に1-2フィニッシュを獲得することが出来ました。すべてが上手くいきました。マシンの状態は良く、ドライバーの走りは完璧で、どのピット作業も素早く行われました。今回の成功をとても嬉しく思っています。ル・マン後も、凄く良い状態が継続されていることが、素晴らしいことだと感じています」

オースティン6時間耐久レース決勝結果

1: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro) 157 laps
2: ディ グラッシ / デュバル / クリステンセン (Audi R18 e-tron quattro) +53.016s
3: ブエミ / デビッドソン / ラピエール (Toyota) +1m 03.945s
4: デュマス / ヤニ / リーブ (Porsche) -1 lap

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