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2014年11月

2014年11月30日 (日)

WEC最終戦サンパウロの予選は3番手、5番手。表彰台での年間タイトル獲得を目指し決勝レースへ (トヨタ)

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2014年11月29日(土)
世界耐久選手権(WEC)最終戦サンパウロ6時間レースの予選が行われ、トヨタ・レーシングは日曜日のレースを予選グリッド2列目、3列目からスタートすることになりました。

トヨタ・レーシングにとって明日の決勝レースで最も重要なことは完走することですが、2台のTS040 HYBRIDを駆るドライバー達は予選からポールポジション獲得へと全力を尽くしました。その結果、8号車のアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミはポールポジション・タイムから僅か0.394秒遅れの3番手を、7号車のアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイは5番手のグリッドをそれぞれ獲得しました。

7号車のデビッドソンとブエミはすでにドライバーズ・タイトルを獲得しており、今週末のトヨタ・チームは、マニュファクチャラーズ・タイトル獲得に焦点を当ててレースを戦います。最終戦を残してトヨタは選手権2位のアウディに40点差をつけています。もしアウディが決勝レースで1、2位に入って合計43点(1位25点、2位18点)を獲得するようなことがあっても、トヨタは3点以上獲得すれば悲願のマニュファクチャラーズ・チャンピオンに輝くことが出来ます(同点の場合、上位入賞の多いトヨタが優位となります。)

決勝レースの舞台となるインテルラゴス・サーキットは、今年のWECが開催された8コース中で最も1周の距離が短い(4.309km)ことで知られています。また、標高では海抜800mと最も高地にあります。これは、TS040 HYBRIDに搭載する自然吸気エンジンにとっては、ターボチャージャー(過給器)付きエンジンに比べ性能的な影響を受けやすくなることを意味します。

予選では、コース上の混雑を避けるために2台のTS040 HYBRIDはコースインをやや遅らせました。8号車はデビッドソンが、7号車はサラザンがまずタイムアタックを開始、新しく舗装し直されたコースのおかげでタイヤの摩耗による性能低下も殆どなく、昨年と比べて大きく短縮されたタイムでの争いとなりました。

8号車のデビッドソンは2周の義務周回数をこなしてブエミに交替しましたが、7号車のサラザンはタイムアタックの途中で上昇したタイヤ温度を下げてから再アタック。合計6周を走った後にコンウェイにステアリングを託しました。デビッドソンから8号車を引き継いだブエミはポールポジションを狙えるペースでアタックしましたが、最後のアタックラップで他車に阻まれ3番手に甘んじました。コンウェイはグリッド4番手に僅か0.031秒届かず、5番手から明日の決勝レースをスタートします。

トヨタモータースポーツニュース

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GP2:アブダビテスト (11月29日)

■ピエール・ガスリー(DAMS)が3日目も両セッションでトップタイム
  佐藤 公哉がRTロシアンタイムからテストに参加

Pierre Gasly (C)GP2 Series Media Service 拡大します

佐藤 公哉 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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WEC:Rd.8(最終戦)サンパウロ 予選結果

■ポルシェ1-2グリッド独占、ポールポジションは20号車が獲得
  トヨタは3,5グリッドからスタート

Porsche 919 Hybrid (C)WEC 拡大します

(C)Toyota Motorsports 拡大します

(C)AUDI AG. 拡大します

(C)WEC 拡大します

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2014年11月29日 (土)

WEC年間タイトル獲得へ向け、公式練習初日のセットアップ (トヨタ)

Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motor Sports 拡大します

2014年11月28日(金)
初夏のブラジル・サンパウロ。郊外にあるインテルラゴス・サーキットでWEC最終戦サンパウロ6時間レースが幕を開けました。初日の金曜日は90分間の公式練習走行セッションが2回行われ、トヨタ・レーシングの2台のTS040 HYBRIDは、明日の予選、明後日の決勝レースで最高の性能を発揮するためのセッティングを行いました。

2台のTS040 HYBRIDではアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミの駆る8号車が速く、1分19秒239で5番手。6番手に着けたアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの7号車を0秒151凌ぎました。

トヨタ・レーシングにとって今年のWEC最終戦サンパウロ6時間レースは、念願のマニュファクチャラーズ・タイトル獲得に大手をかけた重要な戦いです。もうひとつの選手権であるドライバーズ・タイトルはデビッドソンとブエミがすでに獲得、チームはマニュファクチャラーズ選手権獲得へと全力で挑みます。第7戦バーレーンが終了した時点でトヨタは2位に40点差をつけています。このレースで獲得出来る最高点は44点(各チームは2台の出走で1,2位を獲得すれば最高43点、加えてポールポジションで1点)ですから、トヨタ・レーシングがマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得するために必要な条件は、少なくとも1台が完走することです。しかし、今シーズン7戦中3連勝を含む5勝を挙げて来たトヨタ・レーシングは、2012年にWEC初優勝を飾った、ここブラジルでのレースを最高の結果で締め括るつもりでレースに臨みます。

レースの行われる今週の初め、サンパウロは雨に祟られましたが、公式練習走行が始まった金曜日には好天に恵まれ、気温も穏やかで、今年初めに再舗装されたコースを初めて走るドライバーにはうってつけの条件でした。新しい舗装が効果を発揮し、タイヤのグリップは著しく向上、公式練習走行1回目にしてラップタイムは昨年と比べて急上昇しました。

午前中に行われた公式練習1回目では2台のTS040 HYBRIDの合計周回数が84周。距離にして360kmを走破し、8号車のデビッドソンが4番手、7号車のサラザンが6番手のタイムを記録しました。

夕方に行われた公式練習2回目は、通り雨に見舞われたため、各車はタイヤ選択、雨用のセッティングを試すことになりました。序盤の30分に雨が降りましたが、結局ドライタイヤで長距離走行を行い、新しい舗装の好感触を得ることが出来ました。インテルラゴスのコースは今年のWECの中で1周の距離が最も短いのですが、長時間の走行で2台のTS040 HYBRIDの合計走行距離は117周、866kmに及びました。公式練習走行初日が終わった時点で、昨年の最速タイム1分20秒784は軽く1秒以上短縮されました。

明日の土曜日には午前10時(日本時間午後9時)から1時間の最終練習走行3回目が行われ、午後3時20分(同翌30日午前2時20分)から25分間公式予選が行われます。決勝レースは日曜日の午後1時(同午前0時)にスタートを切ります。

トヨタモータースポーツニュース

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WEC:Rd.8(最終戦)サンパウロ フリー走行1&2回目結果

■マーク・ウェバー組のポルシェが初日をリード
  エマーソン・フィッティパルディ(フェラーリ458)がGTアマクラスからレース復帰

Porsche 919 Hybrid (C)WEC 拡大します

トム・クリステンセン (C)AUDI AG. 拡大します

61 AF Corse E. FITTIPALDI / A. PIER GUIDI / J. SEGAL Ferrari F458 Italia (C)Ferrari 拡大します

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GP2:アブダビテストタイム (11月28日)

■ピエール・ガスリー(DAMS)が2日目もトップタイム
  松下 信治(ART)が午後のセッションで11番手タイムを記録

Pierre Gasly (C)GP2 Series Media Service 拡大します

Arthur Pic (C)GP2 Series Media Service 拡大します

松下 信治 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

塚越 広大 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2014年11月28日 (金)

LM24:ポルシェが2015年のル・マンに向けてニコ・ヒュルケンベルグと契約

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)Porsche Japan KK. 拡大します

プレスインフォメーション 2014年11月28日
世界耐久選手権LMP1カテゴリー

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、先ごろ発表した2015年のル・マン24時間レースにエントリーする3台目の919ハイブリッドのドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグと契約いたしました。

2009年にF1でのキャリアをスタートした27歳のドイツ出身ドライバーにとって、伝統ある耐久レースに参戦するのは初めてのことです。来年の6月13、14日に行われるル・マンの前、5月2日にスパ・フランコルシャンで開催される6時間レースにおいて、ニコは2世代目へと進化した革新的な919ハイブリッドでデビューいたします。しかし、これは彼にとって初めてのポルシェ ハイブリッドレーシングカーのドライブではありません。ニコは2010年、ニュルブルクリングにおいて911 GT3 Rハイブリッドのテストを行っています。

ニコ・ヒュルケンベルグは「ポルシェとル・マン。この組み合わせはすべてのレーシングトライバーを魅了します。昔からのポルシェ ファンであった私は、ポルシェがLMP1に復帰を表明して以来、その活動を注視してきました。そしてル・マンで919ハイブリッドをドライブしたいという気持ちが湧き上がってきたのです。2015年のF1レースカレンダーがル・マンと重ならずに済んだこと、そしてこの契約を許可してくれたサハラ・フォース・インディア F1チームに感謝します。私は両カテゴリーに於いて最大限の努力をしていきます」とコメントしています。

LMP1プロジェクトのトップであるフリッツ・エンツィンガーは「ニコと契約することを我々は望んでいました。彼の確かなドライビングスキルは大きく貢献し、チームにフィットすることでしょう。耐久レースにおいてチームに溶け込むということは非常に重要です。F1ドライバーにとっては、3人のパフォーマンスによって結果が決まるということは非日常的な状況ですから」と語りました。

「新たにニコのような世界的なドライバーをポルシェのLMP1クルーとして迎え入れられたことは、復帰初年度であった今シーズンが評価されていることの証でしょう。我々とニコは、夜のル・マンでペースの遅いGTカテゴリーのマシンを抜いていくなど新たな挑戦のために準備を進めていきます。彼がル・マンでデビューするまでのロードマップはすでに出来上がっています。ニコと共にレースすることを待ち望んでいます。そしてサハラ・フォース・インディア F1チームの代表であるビジェイ・マリヤにも感謝いたします」とLMP1チーム監督であるアンドレア・ザイドルはコメントしました。

ニコ・ヒュルケンベルグは1987年8月18日にドイツのエメリッヒで誕生し、2010年以来、F1ドライバーとして活躍しています。2014年にはキャリア最高のポイントランキング9位でシーズンを終えています。デビューシーズンにはライバルと比較して非力なウィリアムズのマシンでキャリア唯一のポールポジションを獲得しました。フォースインディアに所属していた2012年には、来年919ハイブリッドでのデビューレースの場となるスパにおいて、これまでのF1におけるキャリア最高位である4位を記録しています。9歳でカートを始めたニコは、2009年にGP2でチャンピオンとなった後、F1にステップアップしています。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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GP2:アブダビテストタイム (11月27日)

■ピエール・ガスリー(DAMS)がアブダビテスト初日のトップタイム
  塚越 広大と松下 信治がARTからテスト参加

Pierre Gasly (C)GP2 Series Media Service 拡大します

塚越 広大 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

松下 信治 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2014年11月26日 (水)

LM24,WEC:ポルシェは3台の919ハイブリッドで2015年のル・マンにエントリー

(C)Porsche Japan KK.

M14_1974_fine

プレスインフォメーション 2014年11月26日
世界耐久選手権LMP1カテゴリー

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、2015年6月13、14日に開催されるル・マン24時間へ3台目となる919ハイブリッドをエントリーさせることを決定いたしました。

ル・マンへの準備のため、2015年5月2日にベルギーのスパ フランコルシャンで開催されるスパ6時間にて3台目の919ハイブリッドはデビューする予定ですが、ドライバーは未定です。ワークスドライバーであるティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ロマン・デュマ(フランス)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、ニール・ジャニ(スイス)、マルク・リーブ(ドイツ)、マーク・ウェバー(オーストラリア)の6名は、今年と同様に919ハイブリッドで2015年の世界耐久選手権へシーズンを通して参戦することが決定しています。

ポルシェAGの研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツは「ポルシェの歴史上もっとも複雑で高度なレーシングカーがコンペティティブであることは、デビュー後すぐに証明されました。今シーズン、すでに5回の表彰台、3度のポールポジション、そして上海とバーレーンにおける2回のファステストラップなど素晴らしい戦績を残しています。しかし、ポルシェはサーキットでの結果だけではなく、エンジニアリングの面でも多くのことを得ています。我々の目標は最大限の効率で最高のパフォーマンスを生み出し、成長することです。この目標を成し遂げるためにポルシェは2015年シーズンへ3台の919ハイブリッドで挑戦します」とコメントしています。

ポルシェAGの社長であるマティアス・ミューラーは、今回のWECに対するポルシェの強力なコミットメントについて、「我々がワークスチームを結成して919ハイブリッドでWECのLMP1を戦うという決断が正しかったことは、1レースが終わるたびに実感しています。実に多くの事柄が要求されるモータースポーツプログラムは、将来におけるスポーツカーの開発と直結しています。新たなハイブリッドシステムを開発するためのテストとしてWEC、特にル・マン24時間レース以上に過酷な場はありません。919ハイブリッドの開発についても同様のことが言えます。230以上の技術者は共に成長し、強力なチームとして機能しています。ステアリングを握る人間だけでなく、プロジェクトに携わる全員を重要視するのはポルシェで受け継がれてきた哲学です」と語りました。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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WTCC:参戦初年度ながらダブルタイトルを獲得、ドライバーズランキングでも上位を独占 (シトロエン)

2014wtcc_citroen_champion

2014年11月25日 世界ツー リングカ選手権 シーズンレビュー

2014年、シトロエンはワークス活動の舞台を世界ラリー選手権(WRC)だけでなく世界ツーリングカー選手権(WTCC)にも拡げ、シトロエンC-ElyseeをベースとしたWTCC TC1マシンを開発し、WRCにて9連覇の実績を持つセバスチャン・ローブ、前年のWTCCチャンピオンであるイヴァン・ミューラー、そしてアルゼンチンのヒーローであるホセ‐マリア・ロペスの3台体制で世界選手権制覇を目指しました。

開幕前のテストで圧倒的な速さを見せたシトロエンC-Elysee WTCCには、開幕戦から60㎏という大きなハンデウエイトが課せられました。しかしながら注目の開幕戦、シトロエンは予選順位でスタートするレース1で1位から3位を独占。さらにリバースグリッドで行われるレース2でも1位2位を占め、C-Elysee WTCCの圧倒的な速さとシトロエンドライバー陣営の優位を見せつけました。このシトロエンの速さと強さは12大会23レース(悪天候で1レースは中止)を通して発揮され、実に17回の優勝を成し遂げます。この結果、シトロエンは最終戦を待たずしてマニュファクチャラーズチャンピオンの座を獲得しました。

一方のドライバーズタイトルもシトロエンのドライバーによって争われることとなりました。シリーズ参戦初年度ながら、ロペスは比類なき速さで素晴らしい活躍を見せました。7回のポールポジション、そして年間最多記録を打ち立てる10回の優勝を果たし、自身初の世界選手権チャンピオンの座を獲得しました。ロペスと王座を争い連覇を目指したミューラーでしたが、シリーズ中盤まではロペスと接戦を繰り広げ、ランキング2位を獲得しました。また、WRCの輝かしい実績を誇るローブもシーズン序盤に2勝を挙げる活躍を見せ、ランキング3位を得ています。激しい接近戦が繰り広げられるWTCCにおいて、ローブは今年を勉強の年と位置づけ、来シーズンに期する強い意欲を見せています。

プジョー・シトロエン・ジャパン・プレスリリース

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WEC:日本メーカー初のマニュファクチャラーズチャンピオン獲得を目指して最終戦サンパウロ6時間へ

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2014年11月25日(火)

トヨタ・レーシングは、FIA世界耐久選手権(WEC)の年間タイトル獲得を目前に控え、今週末のブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催されるWEC最終戦サンパウロ6時間レースに向かいます。

TS040 HYBRID 8号車を駆るアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミは、既に1週間前に行われた、第7戦バーレーン6時間レースでドライバーズチャンピオンを獲得しており、チームもまさに、マニュファクチャラーズ選手権のタイトル獲得という歴史的瞬間を目前にしています。

トヨタは、その呼び名は変遷があったものの、1953年の開始以来行われて来た世界耐久選手権のカテゴリーで、年間タイトルを獲る初めての日本メーカーになるかもしれません。

中嶋一貴は、日本のSUPER GT参戦のため欠場したバーレーン戦の後、TS040 HYBRID 7号車のコックピットに戻る予定でしたが、レース出場のための入国ビザ取得が出来ず、最終戦に参戦することが出来なくなりました。非常に残念ですが、これはチームに交渉余地のない領域でのトラブルです。

彼の欠場により、アレックス・ブルツとステファン・サラザンは、再びマイク・コンウェイと組みます。このトリオは、先のバーレーンで優勝し、チームに3連勝と今シーズン7戦中5勝をもたらしています。

インテルラゴスサーキットでは、既にトヨタ・レーシングは好成績を残しています。2012年には、わずか参戦3戦目にして、7号車がチーム初のポールポジションと初優勝を達成しています。

一方、昨年は、この再現はかなわず、1台での出場となった8号車がレース序盤に他車に接触され、リタイアを余儀なくされました、

インテルラゴスでのレースイベントは金曜の公式練習走行(1回目13:00-14:30:日本時間翌29日0:00-1:30、2回目17:30-19:00:同4:30-6:00)に始まり、土曜日には最終の公式練習走行(10.00-11.00:同21:00-22:00)と予選(15.20-15.45:同2:20-2:45)が続きます。6時間レースの決勝は、日曜日13:00(同0:00)にスタートとなります。

トヨタモータースポーツニュース

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2014年11月24日 (月)

GP3:Rd.9(最終戦)アブダビ レース結果

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GP2:Rd.11アブダビ 第2レース結果

■ステファーノ・コレッティ(レーシング・エンジニアリング)が第2レース優勝

ステファーノ・コレッティ (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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伊沢 拓也 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

佐藤 公哉 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2014年11月23日 (日)

GP2:Rd.11アブダビ 第1レース結果

■ストフェル・バンドーン(ART)が独走のポールTOウィン

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Formula E:Rd.2プトラジャヤ(マレーシア) レース結果

■サム・バード(バージン)がプトラジャヤ市街地戦を制す

サム・バード (C)Formula E 拡大します

(C)Formula E 拡大します

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2014年11月22日 (土)

Formula E:Rd.2プトラジャヤ(マレーシア) 予選結果

■オリロール・セルビア(ドラゴン・レーシング)が第2戦のポールポジション獲得

オリオール・セルビア (C)Formula E 拡大します

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GP3:Rd.9アブダビ 予選結果

Marvin Kirchhofer (C)GP3 Series Media Service   拡大します

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GP2:Rd.11アブダビ 予選結果

■ストフェル・バンドーン(ART)が4年連続のポールポジション

ストフェル・バンドーン (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2014年11月20日 (木)

WEC,LM24:トム・クリステンセン、サンパウロでのWEC最終戦を最後にレースから引退

トム・クリステンセン (C)AUDI AG. 拡大します

11月19日インゴルシュタッド
アウディ・モータースポーツは、ルマン24時間レースで9回の最多総合優勝記録を持つトム・クリステンセン(47歳:デンマーク)が、11月30日サンパウロで行われる世界耐久選手権(WEC)最終戦をもってレースから引退することを発表した。

チーム代表のウルフガング・ウィルリッヒ博士は「トム・クリステンセンがこれからも"Audian"でいてくれることを幸せに思う」としながらも「当然のことながら、トム ・ クリステンセンのような屈指した人物の引退は、アウディ・スポーツ・チームヨーストと耐久レースシーンにとって大きな損失である。しかし、われわれは彼がそのキャリアの頂点で引退を決めたことを理解できる。彼はプロトタイプレースを始めた際のアウディ世代における最後のドライバーであり、世界チャンピオンは今年もFIA WECシリーズで競争力があることを示し、いまでも世界最速にして最速のスポーツカードライバーである。ドライバーとしてのキャリアを終えてもアウディは彼へのサポートを継続していく」

「わたしは 15 年間、最高のチームと、世界のクールな自動車メーカーのためにドライブするという特権を持つことができた」とクリステンセン。「私は偉大なチームの仲間を持っていたし、素晴らしい人々 と一緒に働いた。アウディ、私はいくつか忘れられない、感情的な瞬間を経験しているだけでなく、多くのタイトルと数多くのレースに勝つことができた。わたしのルマン 24 時間レースでの多くの勝利の記録はアウディなしでは不可能だっただろう。ドライバーとしてこのチームを去ることは難しい決断だった。しかし、時代は変わってきている。アウディチームのスタッフには感謝の言葉しかない。素晴らしい時間を持つことができたし、これからのアウディのブランドとアウディスポーツのためのわたしの新しいタスクを楽しみにしている」

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2014年11月18日 (火)

NASCAR:カップ・シリーズでは最後までタイトルを争うも獲得ならず。トラック・シリーズでは2年連続、5回目の3部門完全制覇 (トヨタ)

2014年11月18日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス 

NASCARは最終戦がフロリダのホームステッドで開催され、タイトルを争う4人に残ったデニー・ハムリンが最後まで首位争いを繰り広げたが、惜しくも7位に終わり、悲願のタイトル獲得はならなかった。ネイションワイド・シリーズではマット・ケンゼスとカイル・ブッシュが1-2フィニッシュ。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、ダレル・ウォレス・Jr.が今季4勝目を挙げ、トヨタは2年連続、5回目となるシリーズ3部門完全制覇を果たした。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第36戦 Ford EcoBoost 400


開催日:11月16日
デニー・ハムリンが最後までタイトルを争ったが無念の7位
トヨタ、悲願の最高峰シリーズタイトル獲得はならず 

14nascar38_1

レースを通し首位を争ったが、惜しくもタイトル獲得を逃したデニー・ハムリン(#11)

 

 11月16日(日)、米国南東部フロリダ州ホームステッドのホームステッド・マイアミ・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第36戦「Ford EcoBoost 400」が開催された。
 年間36戦という長いシーズンも最終戦を迎えた。終盤の10戦でタイトルを争うプレーオフ“チェイス”は今季よりシステムが変わり、選出された16名が、3戦ごとに4人ずつ脱落。最終戦に残った4人のうち最高位フィニッシュしたものが栄光のチャンピオンとなる。
 トヨタ勢では、デニー・ハムリンがこの4人に見事残り、タイトルを争うこととなった。
 ハムリンは2010年、最終戦までタイトルを争ったが、惜しくもランキング2位に終わっている。また、タイトルを争う4人のドライバーの中で、ハムリンのみがここホームステッドで過去2勝(2009年、2013年)を挙げており、得意とするコースで、トヨタにとっての悲願の初タイトルを目指し臨んだ。

 14日(金)練習走行の後、日が落ちた午後6時15分から予選が行われ、マット・ケンゼスが3番手、クリント・ボウヤーが6番手、カイル・ブッシュが7番手。注目のハムリンは8番手とまずまずのポジションにつけた。“トヨタ カムリ”はこの大会9台が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

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2014年11月17日 (月)

WEC:Audi、FIA世界耐久選手権(WEC)、マニュファクチャラーズ選手権獲得機会を堅持

Audi R18 e-tron quattro #2 (C)AUDI AG. 拡大します

2014/11/17
● マニュファクチャラーズWEC選手権タイトル争い、史上初めて最終戦までもつれこむ
● ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が4位

11月15日 インゴルシュタット / バーレーン: アウディは、バーレーン大会に向けて総力を結集して臨み、タイトル争いの結末を最終戦まで引き延ばしました。これまでの2年間、アウディはシーズン最終戦を待たずにマニュファクチャラーズタイトルを獲得してきましたが、今年は史上初めてチャンピオン決定が最終戦にまで持ち越される大接戦となりました。

タイトル決定が最終戦にまで持ち越されたことは、アウディスポーツ チームヨーストにとって、最上の結果となりました。前回のレース後に発見されたモノコックのダメージを修復するため、チームはレースウィークの火曜日から金曜日に掛け、一丸となって3台のマシンをゼロから組み上げ、マシンが初めて走行するのは、バーレーン大会の公式練習走行という厳しい状況でした。

過酷な状況にも関わらず、ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / トム クリステンセン(ブラジル/フランス/デンマーク)組が駆るゼッケン1号車は、完璧なパフォーマンスを発揮。ゼロから組み上げたため、金曜日の予選と練習走行には間に合わず、Audi R18 e-tron quattroが初めて走行したのは土曜日のレース本番でした。しかし、レース開始時の路面温度が34度にも達したバーレーンの酷暑の中でも、マシンは一切の技術問題を起こさず、6時間のレースで5位を獲得しました。レース序盤、フレッシュなタイヤで走行したルーカス ディ グラッシは、ファステストラップを記録する快走さえ見せました。

一方、最初のピットインの際に予選から使用していたタイヤを新品に交換したマルセル ファスラー(スイス)も、その後ファステストラップを記録しています。ファスラーは、アンドレ ロッテラー(ドイツ)、ブノワ トレルイエ(フランス)らと共に、表彰台を目指して激しい闘いを繰り広げました。

今大会は、消耗が著しい過酷なものでしたが、アウディは厳しさを克服し、年間チャンピオン争いを最終戦にまで持ち越しました。最終戦、サンパウロ6時間耐久レースは2週間後に開催されます。

アウディジャパン・プレスリリース

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WTCC:レース1でミケリス選手が2位、タルクィーニ選手が3位、モンテイロ選手が4位を獲得 (ホンダ)

Et141116001h

レース2ではミケリス選手が4位入賞し、連続で上位入賞を果たす
Honda Civic WTCCは3年連続でマカオでの表彰台を獲得

2014年11月16日(日)・決勝  
会場:ギア・サーキット(6.120km)  
天候:晴れ  気温:24℃  
コースコンディション:ドライ

世界ツーリングカー選手権(WTCC)のシーズン最終戦となる第12戦は11月16日(日)、マカオのギア・サーキットで決勝レースを迎えました。

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午前11時15分から行われたレース1では、「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」のノルベルト・ミケリス選手が4番手、「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のガブリエーレ・タルクィーニ選手が6番手、ティアゴ・モンテイロ選手が7番手からのスタートです。そして、「プロチーム・レーシング(Proteam Racing)」のメディ・ベナーニ選手は13番手からスタートしました。

Et141116006h

好スタートを切ったHonda Civic WTCC勢は、ミケリス選手が2番手、タルクィーニ選手が4番手、モンテイロ選手が5番手にそれぞれポジションを上げてオープニングラップを終えました。3周目、3番手を行くマシンが大きくポジションを落としたことにより、タルクィーニ選手とモンテイロ選手はポジションを3番手と4番手に上げます。レース中盤に、モンテイロ選手は後続からの激しいプッシュを受けますが、安定したペースでポジションを守りました。上位陣の順位は変わらないまま10周のレースはチェッカーフラッグを迎え、ミケリス選手が2位、タルクィーニ選手が3位、モンテイロ選手が4位となり、2台のHonda Civic WTCCが表彰台を獲得しました。ベナーニ選手はレース中盤に10番手と入賞圏内までポジションを上げましたが、9周目にスピンしてガードレールにクラッシュ、レースを終えています。

続いて午後12時30分から行われたレース2では、ベナーニ選手はレース1でのクラッシュの影響で、さらにタルクィーニ選手は体調不良により、2台のHonda Civic WTCCが不出走となりました。リバースグリッドによりモンテイロ選手が4番手、ミケリス選手が7番手からのスタートです。スタートではモンテイロ選手が好ダッシュでトップを奪います。同様に好スタートを決めたミケリス選手がも4番手に上がります。その後、モンテイロ選手、ミケリス選手ともに好調なペースで周回を重ね、トップと4番手を守りレースは終盤を迎えました。

Et141116005h

8周目に他車のクラッシュによってセーフティカーが入りました。1周のセーフティカーランでコースはクリアとなり、1周延長されて11周となったレースは再スタートが切られました。ローリングスタートで少し出遅れたミケリス選手はポジションを1つ落とし、5番手となります。首位を守ったモンテイロ選手でしたが、ファイナルラップ目前にスローダウン。ほぼ手中にしていた勝利をマシンのトラブルで逃すこととなりました。ミケリス選手は4位でチェッカーを受け、レース1に続き上位入賞を果たしています。

Et141116010h

Hondaは2014年シーズン全12戦を終え、マニュファクチャラーズ選手権で710ポイントを獲得し、ランキング2位となりました。ドライバーズ選手権においては、ミケリス選手が201ポイントで4位、モンテイロ選手が186ポイントで5位、タルクィーニ選手が182ポイントで6位、ベナーニ選手が85ポイントで11位となりシーズンを終了しました。

ホンダモータースポーツリリース

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「F3世界一決定戦」マカオGP 海外レース初挑戦の山下健太が混戦を走り抜き9位フィニッシュ (トヨタ)

2014年11月17日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス

  第61回 F3マカオGP

14macau_1

初挑戦のマカオGPで9位入賞を果たした山下健太(TOM'S) 

 11月13日(木)から16日(日)にかけて、中国特別区マカオの市街地特設コース、ギア・サーキットにて第61回マカオGPが開催された。
 年に一度開催されるマカオGPのメインレースはF3。世界中でF3以上のカテゴリーを戦う若手ドライバーが参戦し、「F3世界一選手権」としての一面を持つ。今年もF3ユーロシリーズのチャンピオンを含むトップランカー、イギリスF3チャンピオンやF1のリザーブドライバーなど、明日のトップドライバー候補たる有望な若手ドライバーが多く参戦した。
 このマカオGPに、全日本F3でランキング2位となった山下健太がトムスチームから初参戦。山下は昨年1年目ながらフォーミュラチャレンジ・ジャパンでタイトルを獲得し、今年、全日本F3選手権にステップアップすると、デビュー戦で勝利するなど活躍。F3デビューイヤーながら最終大会までタイトルを争った。
 全長6.2kmのギア・サーキットは、コース幅が広く、ストレートがメインで高速な海側セクションと、非常に狭くテクニカルな山側セクションという二面性を持ち、市街地特設コース故にエスケープゾーンが全くないため、クラッシュも続出する難コース。
 山下にとってはマカオは初挑戦。何度も挑戦しているドライバーに混じり、まずはこの屈指の難コースを習得するべく、4日間に及ぶレースウィークに臨んだ。

 13日(木)はやや肌寒さを感じる気候の下、予定より45分遅れ、11時40分に40分間で行われるフリー走行1回目がスタート。開始10分過ぎあたりからクラッシュ車両が出始め、残り12分ほどで赤旗中断。残り7分で再開。マカオ初走行となった山下は、クラッシュを喫することなく24番手タイムでこのセッションを終えた。
 続いて午後3時25分から行われた予選1回目でも山下は着実に習熟走行を続け、前セッションでは5秒近くあったトップとの差を1.5秒以上縮めて21番手につけた。

 14日(金)今度は予定よりも早めて午前10時20分から公式練習2回目が開始。このセッションも赤旗が出される展開となる中、山下は更にタイムを更新。順位は22位となった。
 続いて午後2時5分より予選2回目が開始。この週末、始めて太陽が顔を出す中で予選レースのグリッドを決定するアタックが繰り広げられた。山下は序盤にこれまでのベストタイムをマーク。上位勢がタイムを更新して行く中、山下はタイムを伸ばすことが出来ず、それでもクラッシュすることなく全日本勢ではトップとなる23番手グリッドを獲得した。

トヨタモータースポーツニュース

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WTCC:ロペスがレース1 で優勝し、シリーズ最多優勝記録を更新。シトロエンは最終戦の勝利で2014 年を締めくくる (シトロエン)

ホセ・マリア・ロペス (C)Citroen 拡大します

2014 年11 月17 日
世界ツーリングカー選手権(WTCC)マカオ

シトロエン・レーシングは、マカオで行われたFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)最終戦のレース1 において優勝を飾りました。今シーズン、23 レース中17 レースで勝利を収めたシトロエンは、マニュファクチャラーズタイトルとともに、ホセ‐マリア・ロペスがドライバーズタイトルを獲得。イヴァン・ミューラーとセバスチャン・ローブもランキング2 位、3 位となり、タイトルと上位を独占する活躍を見せました。

レース1 では、ポールポジションにつけたロペスを筆頭に3 台のシトロエンC-Elysée WTCCがグリッドのトップ3 を占め、速さを見せつけマカオGP を盛り上げました。ロペスはスタートから首位を譲らずにトップでフィニッシュ。今季10 勝目を飾り、シーズン最多勝利記録を更新しました。ローブは好スタートを決めてロペスに続きましたが、オーバーテイクをしかけたリスボアコーナーで接触によりミューラーに続く6 番手に後退。11 番グリッドからスタートしたマー・チンホワは8 番手まで浮上し、それぞれその順位のままフィニッシュを迎えました。

(C)Citroen 拡大します

リバースグリッドで行われるレース2 では、ミューラーが8 番手スタートから一気に4 番手に浮上。ロペスは6 番手、チンホワとローブはそれぞれ9 番手、10 番手につけました。オーバーテイクポイントの少ないコースでしたが、シトロエン勢のドライバーは数々の見せ場を作りました。7 周目にチンホワがクラッシュしセーフティカーが導入されます
が、レースはすぐに再開。その間にドライバー同士の差が詰まりました。フィニッシュ間近、首位のマシンがメカニカルトラブルで後退すると、ミューラーは激しい首位争いを展開し、最終的に2 位でのフィニッシュを果たしました。ロペスとローブはそれぞれ5 位、6 位に入りました。

(C)Citroen 拡大します

プジョー・シトロエン・ジャパン・プレスリリース

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NASCAR:Rd.36(最終戦)ホームステッドマイアミ レース結果

■ケビン・ハービック(シボレー)が優勝、初のチャンピオンに輝く

ケビン・ハービック (C)nascarmedia 拡大します

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2014年11月16日 (日)

F3:マカオGP 決勝レース結果

■スタート直後の多重クラッシュで赤旗の波乱のレースも、ローゼンクビスト(ミュッケ)が独走でポールTOウィン
  日本勢は山下 健太(トムス)が9位、高星 明誠(B-MAX)が18位、金丸 悠(カーリン)はリタイヤ

Felix ROSENQVIST (C)Macau Grand Prix 拡大します

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WTCC:Rd.12(最終戦)マカオ レース結果

■第1レースはチャンピオン、ロペス(シトロエン)が優秀の美を飾る
  第2レースは、ハフ(ラ-ダ)が今シーズン3勝目を挙げる

ホセ・マリア・ロペス (C)WTCC 拡大します

ロブ・ハフ (C)WTCC 拡大します

* ポイントランキングは 「2014_wtcc_points_final1.pdf」をダウンロード

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WEC第7戦バーレーン6時間レース TS040 HYBRID 7号車が勝利 (トヨタ)

#7 Toyota TS040 HYBRID (C)WEC 拡大します

2014年11月15日(土)
A.デビッドソンとS.ブエミがドライバーズタイトルを獲得
マニュファクチャラーズタイトル決定は最終戦ブラジルへ持越し

トヨタ・レーシングはFIA世界耐久選手権(WEC)バーレーン6時間レースで勝利を収めると同時に、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミがドライバーズタイトルを獲得しました。

レースに優勝したのはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイが操るTS040 HYBRID 7号車でした。この勝利はトヨタ・レーシングにとって2014年WECでの記録すべき5勝目になりました。デビッドソンとブエミの8号車は突然襲って来たトラブルの修理に貴重な時間を失いましたが、トラブル解決後は果敢に追い上げ、総合11位でゴールし、最終戦サンパウロ6時間レースを前に、2014年のドライバーズチャンピオンに輝きました。トヨタのドライバーがFIA世界選手権でチャンピオンタイトルを獲得したのは、1994年に世界ラリー選手権(WRC)を制したディディエ・オリオール以来です。

今日の結果は、トヨタ・レーシングのマニュファクチャラーズタイトル獲得に大きなアドバンテージをもたらしてくれました。チームは2位のアウディに40点差をつけて、11月30日に行われるサンパウロ6時間レースに向かいます。1レースあたりの1チーム最大獲得可能ポイントは44点のため、最終戦でトヨタが5点以上獲得すればマニュファクチャラーズタイトル獲得が決まります。

レースはトヨタ・レーシングにとってドラマに満ちたものでした。スタート直後からブルツ、ブエミはライバル達とポジション争いを展開、第1コーナーではやや遅れたものの、7周目にはブエミの8号車がトップに躍り出て、ブルツの7号車は3位に付けました。

レースが開始されて30分が経過した時点でコース全域にわたって黄旗が出されましたが、トヨタ・レーシングはそのタイミングを逃さず2台をピットへ入れ、タイヤ交換、給油を済ませました。ピットインをしなかったライバル達が黄旗下でスロー走行を強いられていたため、2台のトヨタはタイムロスを最小限に留め、黄旗が解除された時にはブエミの8号車が3位、ブルツの7号車が4位につけていました。その後2台はペースを上げ、レースが1時間を過ぎた頃には1-2位でレースをリードしていました。

1時間半経過時点で、トヨタ・レーシングの2台は僅か9秒のインターバルで同じ周にピットイン、7号車はブルツからコンウェイに、8号車はブエミからデビッドソンに交替してレースに復帰しました。8号車はコースへ復帰した時にまだレースをリードしていましたが、そこに思わぬトラブルが待っていました。オルタネーターが壊れ、その交換に予定外のピットインを強いられたのです。交換にかかった時間は30分。デビッドソンが8号車をレースに復帰させた時には総合26位に後退し、トップから17周遅れになっていました。この8号車のピットインによって、レースは7号車がリードすることになりました。

一連の騒動が収まってからは、2台のTS040 HYBRIDにはそれぞれ異なる任務が与えられました。7号車には最終戦でマニュファクチャラーズタイトル獲得を可能にするために勝利を、8号車には完走をしてドライバーズタイトルを獲得することが命題となりました。

そして、2台のTS040 HYBRIDのドライバー達はこの任務を見事に果たしました。レースが半分を消化した時にコンウェイから運転を代わったサラザンはそのままリードを堅持し、デビッドソンからステアリングを受け取ったブエミは最速タイムを更新しながら追い上げました。そして、いよいよレースは最後の1時間に突入、サラザンからブルツに替わった7号車はトップを快走。8号車はデビッドソンがブエミから運転を引き継いだ時点で、何と13位まで順位を上げていたのです。

最後の数周は2台のTS040 HYBRIDはほとんどテール・トゥ・ノーズの状態で走行を重ねましたが、最後はブルツが7号車をトップでゴールに導きました。2位のポルシェとは50秒460の差が開いていました。8号車はデビッドソンの手で総合11位(LMP1クラス8位)でゴール、2台共に完走を果たして任務を遂行したのです。

トヨタモータースポーツニュース

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WEC:Rd.7バーレーン レース結果

■トヨタ7号車が今シーズン初優勝、ポルシェが2-3位
  アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミのドライバーチャンピオンが決定 
  LMP1のマニュファクチャラーチャンピオン決定は最終戦サンパウロへ持ち越しに

#7 Toyota TS040 HYBRID (C)WEC 拡大します

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2014年11月15日 (土)

F3:マカオGP 予選レース結果

■マカオGP予選レースはフェリックス・ローゼンクビスト(ミュッケ)がポールTOウィン
  金丸 悠(カーリン)が13位、山下 健太(トムス)が14位、高星 明誠(B-MAX)が20位

Felix ROSENQVIST (C)Macau Grand Prix 拡大します

金丸 悠 (C)Macau Grand Prix 拡大します

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WTCC:ミケリス選手がレース1の4番グリッドを獲得。 タルクィーニ選手が6番手、モンテイロ選手が7番手となる (ホンダ)

Et141115001h

November 14 2014, QUALIFYING
Race of Macau 2014

Honda Civic WTCCは、レース1とレース2ともに2列目からのスタートとなり、マカオでの3年連続表彰台を目指す

2014年11月14日(金)・予選  会場:ギア・サーキット(6.120km)  天候:晴れ  気温:22℃  コースコンディション:ドライ
11月14日(金)世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、シリーズ最終戦となる第12戦をマカオで迎えました。舞台となるギア・サーキットは、長い歴史を誇るストリートコースです。マカオラウンドは予選が金曜日に行われ、予選時間も、Q1が30分間、Q2が15分間と、通常よりも延長されました。Hondaは、第10戦中国(上海)ラウンド、第11戦日本ラウンドと連勝。この最終戦には、シーズンの有終の美を飾るべく臨みました。

Et141115007h Et141115010h

午後3時10分から行われたQ1では、開始早々にスピンを喫したマシンがコースを塞いでしまい、赤旗中断となりました。約5分間の中断後、「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のガブリエーレ・タルクィーニ選手とティアゴ・モンテイロ選手が、最初のアタックに入ります。モンテイロ選手は2ラップ続けてアタックし、2周目に2分26秒661をマークしました。一方のタルクィーニ選手は、2分29秒185を出してピットに戻ります。「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」のノルベルト・ミケリス選手は2分27秒354、「プロチーム・レーシング(Proteam Racing)」のメディ・ベナーニ選手は2分27秒630で、最初のアタックを終えました。セッションの残り時間が10分となった時点で、各車2度目のアタックを敢行。まず、タルクィーニ選手が2分26秒647とタイムを大きくアップさせ、続いてミケリス選手が、2分25秒920のトップタイムをマークしました。アタックに失敗したベナーニ選手は、ピットに戻りタイヤを交換。終了ギリギリのタイミングでアタックを始め、Q2進出にかけましたが、コース上にストップしたマシンが出たため再度赤旗中断。その時点でセッションが終了し、タイムを上げられませんでした。結果、ミケリス選手がトップ、タルクィーニ選手が6番手、1度だけアタックをしたモンテイロ選手が7番手でQ2進出を果たし、ベナーニ選手は13番手で予選を終えました。

Et141115008h Et141115011h

上位12台によるQ2では、まずタルクィーニ選手が2分27秒401、モンテイロ選手が2分25秒825、ミケリス選手が2分25秒699をマーク。各車ピットに戻ってタイヤを交換し、2度目のアタックに臨みました。タルクィーニ選手は2分25秒769にタイムをアップさせましたが、モンテイロ選手とミケリス選手は、最初にマークしたタイムにわずかに届きませんでした。この結果、ミケリス選手が5番手となりQ3進出を果たす一方で、タルクィーニ選手は6番手、モンテイロ選手は7番手となり、Q2で予選を終えました。

Q2の上位5台が1台ずつアタックするQ3において、ミケリス選手は2分25秒327と、これまでのベストタイムをマーク。予選4番手となり、レース1において2列目スタートの好ポジションを獲得しました。

11月16日(日)に行われる決勝レースでは、レース1はミケリス選手が4番手、タルクィーニ選手が6番手、モンテイロ選手が7番手からのスタート。リバースグリッドで行われるレース2は、モンテイロ選手が2列目の4番手からスタートし、Hondaにとって3年連続となる、マカオでの表彰台を目指します。

ホンダモータースポーツリリース

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NASCAR:Rd.36(最終戦)ホームステッドマイアミ 予選結果

■最終決戦のポールはジェフ・ゴードン(シボレー)が獲得
  チェイス進出者ではケビン・ハービック(シボレー)5番手が最上位グリッド

ジェフ・ゴードン (C)nascarmedia 拡大します

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WTCC:Rd.12(最終戦)マカオ 予選結果

■シトロエン、マカオでも1-2-3グリッドを決める
  チャンピオン、ホオセ・マリア・ロペスがポールポジション

ホセ・マリア・ロペス (C)WTCC 拡大します

(C)WTCC 拡大します

(C)Macau Grand Prix 拡大します

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WEC:トヨタ・レーシング、バーレーン6時間レースを最前列からスタート

# 8 Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

2014年11月14日(金)

全8戦で戦われるFIA世界耐久選手権(WEC)も残すところ2戦。その第7戦バーレーン6時間レースの公式予選が終了し、トヨタ・レーシングは2番手と4番手のタイムを記録、最前列グリッドからのスタートとなりました。トヨタ・レーシングは、2013年の第6戦富士6時間レース以来、最前列グリッドからのレーススタートを継続しており、ここバーレーンで10戦連続となります。

今週末の結果次第でドライバーズ選手権タイトル獲得の可能性を秘めたTS040 HYBRID 8号車のアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミは、ポールポジションを奪ったポルシェから僅か0.265秒遅れる1分43秒410のタイムをマーク、2番手グリッドを獲得しました。7号車はアレックス・ブルツとマイク・コンウェイが予選を走り、1分44秒260で予選4番手。この2台で現在29点差をつけてリードしているマニュファクチャラーズ選手権を戦い抜きます。

WECのスターティング・ポジションは複雑な予選システムで決定されます。各車2人のドライバーが最低2周のタイムアタックを行い、それぞれ最速2周の平均タイムを合わせたタイムで決まるのです。

25分の予選セッションが始まるとすぐ、トヨタ・レーシングはまず7号車をブルツが、8号車をデビッドソンがドライブ、それぞれ2周のタイムアタックを終えるとブルツはコンウェイに、デビッドソンはブエミにステアリングを託しました。

共に力強い走りを見せ、7号車のコンウェイはこれまで一度しかTS040 HYBRIDで予選を走ったことがなかったにもかかわらず、セッション終盤まで8号車に続く3番手の速さを見せていました。しかし、セッション終了間際にポルシェに0.069秒先を越され、4番手に後退しました。8号車をデビッドソンから受け継いだブエミは、3周のアタックを終えると、決勝レースに向けてタイヤを温存するために、セッションを終えました。これは、すべての出場車が予選を走ったタイヤで決勝レースをスタートしなければならないルールのためです。

決勝レースは、明日・土曜日の現地時間午後3時(日本時間午後9時)に6時間にわたる熱戦の火蓋を切って落とされます。

トヨタモータースポーツニュース

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F3:マカオGP 予選レーススターティンググリッド

Felix ROSENQVIST (C)Macau Grand Prix 拡大します

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WEC:Rd.7バーレーン 予選結果

■ダマス/ヤニ/リーブ組のポルシェ20号車がトヨタを下してポールポジション獲得

Porsche 919 Hybird (C)WEC 拡大します 

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2014年11月14日 (金)

F3:マカオGP 予選2回目結果

■フェリックス・ローゼンクビスト(ミュッケ)が予選レースのポールポジションを獲得

(C)Macau Grand Prix 拡大します

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F3:マカオGP フリー走行2回目結果

■フェリックス・ローゼンクビスト(ミュッケ)、フリー走行2回目トップタイムもその後クラッシュ

(C)Macau Grand Prix 拡大します

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WYCC:Rd.12マカオ フリー走行2回目結果

■チャンピオン、ロペスがフリー走行2回目トップタイム
  シトロエン1-2番手

ホセ・マリア・ロペス (C)WTCC 拡大します

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WEC:新たな夜間照明のもとで予選、決勝へとセットアップを進行 (トヨタ)

Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

2014年11月13日(木)
WEC第7戦バーレーン6時間公式練習初日

FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦バーレーン6時間レースの幕が開き、トヨタ・レーシングはトヨタ自動車にとって1999年の世界ラリー選手権(WRC)以来となる待望の選手権タイトル獲得に向けて、力強いスタートを切りました。木曜日に行われた2回の公式練習では、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミのTS040 HYBRID 8号車が1回目にトップタイムを記録、夕闇が迫る中で開始された2回目には2番手に着けました。

トヨタ・レーシングは第5戦富士6時間レース、第6戦上海6時間レースと2戦続けて1-2フィニッシュを飾り、デビッドソンとブエミがドライバーズ選手権で2位に42点差をつけ、マニュファクチャラーズ選手権でも29点のリードを保ってバーレーンに乗り込みました。

今回のレースでは、先週鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラでシリーズチャンピオンを獲得した中嶋一貴が、ツインリンクもてぎで行われるSUPER GT最終戦に出場するために欠席、代わって第4戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースで初めてTS040 HYBRIDのステアリングを握ったマイク・コンウェイが7号車のラインアップに加わりました。コンウェイは2013年にバーレーン国際サーキットでLMP2のステアリングを握ってクラス優勝を飾っています。

今日の公式練習初日では、2台のTS040 HYBRIDは5.412kmのサーキットで最高の性能を絞り出せるように細心の注意を払ってセットアップを行いました。公式練習第1回目は赤旗で一時中断されましたが、5人のドライバーは全員がステアリングを握り、8号車が最速タイムを記録、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、コンウェイの3人が組んだ7号車は僅か0.058秒遅れで2位に付けました。公式練習第1回目で2台のTS040 HYBRIDの合計走行距離は351kmでした。

公式練習2回目は夕闇が迫る午後7時半から行われました。7号車はまずコンウェイが走り、39周を走破。8号車もデビッドソンが同様の走行距離を稼ぎ、セットアップとタイヤの状態を確認しました。チェッカーが振り下ろされ、公式練習第1回目のセッションが終了した時点で、8号車は2番手、7号車は6番手のタイムを記録しました。公式練習第2回目の2台の合計周回数は86周。2回の公式練習の合計走行距離は816kmに及んでいます。

公式練習第3回目は明日金曜日の午前11時10分(日本時間午後5時10分)から1時間、公式予選は午後5時35分(同午後11時35分)から25分間行われます。決勝レースのスタートは土曜日の午後3時(同午後9時)。6時間に及ぶ戦いの火蓋が切られます。

トヨタモータースポーツニュース

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WEC:Rd.7バーレーン フリー走行1&2回目結果

■初日のフリー走行はポルシェ14号車がトップタイム

(C)WEC 拡大します 

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F3:マカオGP 予選1回目結果

■トム・ブロンクビスト(カーリン)が予選1回目のトップタイム
  日本勢は金丸 悠(カーリン)の18番手が最上位

Tom BLOMQVIST (C)Macau Grand Prix 拡大します

Max VERSTAPPEN (C)Macau Grand Prix 拡大します

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2014年11月13日 (木)

WTCC:Rd.12(最終戦)マカオ フリー走行1回目結果

■タルキーニとモンテイロのホンダ勢がフリー走行1回目で1、2番手タイム

ガブリエル・タルキーニ (C)WTCC 拡大します

(C)WTCC 拡大します

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F3:マカオGP フリー走行1回目結果

■ルーカス・アウアー(ミュッケ)がフリー走行1回目のトップタイム

Lucas Auer (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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2014年11月12日 (水)

F3&WTCC:第61回マカオGPスケジュール

61main_banner2(C)Macau Grand Prix

SUNCITY GROUP 61st MACAU GRAND PRIX PROVISIONAL PROGRAMME
13th to 16th of NOVEMBER 2014
13th of November (Thursday)
6:00 6:00 Circuit Closed
6:30 7:00 Circuit Inspection
7:15 7:40 FIA WTCC - Guia Race of Macau – Presented by Suncity Group - Testing
8:00 9:00 Suncity Group Macau Motorcycle Grand Prix - 48th Edition - Practice
9:15 9:45 Chinese Racing Cup - Practice
10:00 10:40 Macau Road Sport Challenge - Practice
10:55 11:35 Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - Practice
12:05 12:35 Macau GT Cup - Practice
12:55 13:35 CTM Macau Touring Car Cup - Practice
13:55 14:25 FIA WTCC - Guia Race of Macau – Presented by Suncity Group - Practice
14:45 15:25 Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - Qualifying
15:55 16:40 Suncity Group Macau Motorcycle Grand Prix - 48th Edition - Qualifying
18:30 18:30 Circuit Opened
14th of November (Friday)
6:00 6:00 Circuit Closed
6:30 7:00 Circuit Inspection
7:30 8:15 Suncity Group Macau Motorcycle Grand Prix - 48th Edition - Qualifying
8:35 9:05 Chinese Racing Cup - Qualifying
9:25 9:55 FIA WTCC - Guia Race of Macau – Presented by Suncity Group - Practice
10:15 10:45 Macau Road Sport Challenge - Qualifying
11:10 11:50 Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - Practice
12:15 12:45 CTM Macau Touring Car Cup - Qualifying
13:10 13:40 Macau GT Cup - Qualifying
14:05 14:45 Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - Qualifying
15:10 16:40 FIA WTCC - Guia Race of Macau – Presented by Suncity Group - Qualifying
18:30 18:30 Circuit Opened
15th of November (Saturday)
6:00 6:00 Circuit Closed
6:30 7:00 Circuit Inspection
7:30 7:50 Suncity Group Macau Motorcycle Grand Prix - 48th Edition - Warm Up
8:20 9:20 Chinese Racing Cup - 10 laps
9:50 10:50 Macau Road Sport Challenge - 10 laps
11:20 12:20 CTM Macau Touring Car Cup - 12 laps
12:50 13:20 Macau GT Cup - Qualifying
13:45 14:35 Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - Qualification Race - 10 laps
15:30 16:30 Suncity Group Macau Motorcycle Grand Prix - 48th Edition - 12 laps
18:30 18:30 Circuit Opened
16th of November (Sunday)
6:00 6:00 Circuit Closed
6:30 7:00 Circuit Inspection
7:00 8:30 Special Event
9:00 10:00 Macau GT Cup - 12 laps
10:30 13:00 FIA WTCC - Guia Race of Macau – Presented by Suncity Group –2 Races of 10 laps each with 15 minutes break between Races
13:45 14:35 Special Event
15:10 15:25 Lion Dance
15:30 16:30 Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - 15 laps
18:30 18:30 Circuit Opened
* Organizer reserves the right to re-schedule the programme without prior notice.
** If the circuit opens before the programmed time, it will be announced

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2014年11月11日 (火)

NASCAR:デニー・ハムリンがランキング首位で“チェイス”最終戦へ! マット・ケンゼスは3位フィニッシュも3点届かず (トヨタ)

2014年11月10日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス 

残り2戦となったNASCARスプリント・カップ・シリーズではデニー・ハムリンが5位フィニッシュでランキング首位に浮上。最終戦でタイトルを決める“チェイス”の4人に残った。マット・ケンゼスは健闘し3位でフィニッシュしたが、3ポイント届かず“チェイス”争いからは脱落。ネイションワイド・シリーズでは、カイル・ブッシュがレースの大半を支配したが、“グリーン・ホワイト・チェッカー”となったファイナルラップで逆転を許し2位。トラック・シリーズは近郊地域の停電によりスタートが遅延、予定よりも短い周回での終了となったが、18歳のエリック・ジョーンズが今季4勝目を挙げた。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第35戦 Quicken Loans Race for Heroes 500

開催日:11月9日

デニー・ハムリンがランキング首位で“チェイス”最終戦へ!
マット・ケンゼスは3位フィニッシュも3点届かず 

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5位フィニッシュでランキング首位浮上。4人がタイトルを争う“チェイス”最終戦へ挑むこととなったデニー・ハムリン(#11)

 11月9日(日)、米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第35戦「Quicken Loans Race for Heroes 500」が開催された。
 年間36戦という長いシーズンもいよいよ残り2戦。シーズン終盤の10戦でタイトルを争うプレーオフ“チェイス”も、最終戦に進む4人を決定する“エリミネイター・ラウンド”の最終戦となった。トヨタ勢ではデニー・ハムリンとマット・ケンゼスが“チェイス”の8人に残っているが、今大会の結果で、ランキング上位4人のみがタイトル獲得の可能性を残して最終戦に臨むこととなる。
 年に2戦カップ・シリーズが行われるフェニックスでは、トヨタは過去2勝。2012年の春大会でハムリンが勝利を挙げている。ハムリンはポイントの首位タイで今大会に臨んでおり、11位よりも上位でフィニッシュすれば最終戦を争う4人に進出出来る。

 7日(金)、練習走行に続き午後4時45分から予選が行われ、ハムリンが今季3度目のポールポジションを獲得。ケンゼスが5番手、チームメイトのカイル・ブッシュが6番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。

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WEC:トヨタ・レーシング タイトル争いの正念場、バーレーンへ

Tjm1328no202(C)Toyota Motorsports

2014年11月10日(月)
トヨタ・レーシングは、タイトル獲得へ重要な一戦となるFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦バーレーン6時間耐久レース(11月13日~15日)へ、2台のTS040 HYBRIDで挑みます。

今季トヨタは、第5戦富士、第6戦上海と、2戦連続の1-2フィニッシュ。これまでの6戦中4勝を挙げ、マニュファクチャラーズ選手権でライバルに29ポイント差の首位につけています。

ドライバーズ選手権でも8号車を駆るアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミが2位に42ポイントの差をつけて首位に立っています。残すレースは2戦ですが、1戦あたりの最大獲得ポイントは26ポイントのため、バーレーンでの成績次第では最終戦を待たずタイトル決定の可能性もあります。

この週末、中嶋一貴はツインリンクもてぎで行われるSUPER GT最終戦に出場するためWECは欠場、代わりにテスト兼リザーブドライバーであるマイク・コンウェイがアレックス・ブルツ、ステファン・サラザンと共に7号車をドライブします。

コンウェイは今年第4戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースで初めてTS040 HYBRIDでレースを経験しました。雨に見舞われたこのレースで、コンウェイの7号車は6位フィニッシュを果たしています。

バーレーン6時間レースは15日(土)の現地時間午後3時にスタートが切られるため、ゴールはとっぷりと日の暮れた午後9時。昨年と同様のスケジュールですが、今年は改良された投光システムでコースが照らされます。

昨年は最終戦として開催されたバーレーン6時間レースですが、TS030 HYBRIDが勝利を収めています。

バーレーンのレースウィークは、13日(木)の2回に渡る90分間の練習走行(午後3時15分と午後7時半:日本時間午後9時半と翌午前1時半)で始まり、夜間走行も行われます。14日(金)は午前11時10分(同午後5時10分)からの1時間の最終練習走行の後、午後7時35分(同午後11時35分)から25分間でLMPクラスの予選が行われ、決勝レースは15日(土)午後3時(同午後9時)にスタートが切られます。

トヨタモータースポーツニュース

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2014年11月10日 (月)

NASCAR:Rd.35フェニックス レース結果

■ケビン・ハービック(シボレー)が今シーズン4勝目
  最終戦でのチャンピオン争いは、デニー・ハムリン、ジョーイ・ロガーノ、ライアン・ニュー・マン、ケビン・ハービックの4名に絞られる

ケビン・ハービック (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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2014年11月 8日 (土)

NASCAR:Rd.35フェニックス 予選結果

■デニー・ハムリン(トヨタ)が今シーズン3回目のポールポジション

デニー・ハムリン (C)nascarmedia 拡大します

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2014年11月 4日 (火)

WEC:ポルシェ919ハイブリッドがデビューシーズン3回目の表彰台を獲得、911 RSRはワンツーフィニッシュ

(C)Porsche Japan KK. 拡大します

プレスインフォメーション 2014年11月04日
FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦、上海(中国)決勝

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のポルシェ919ハイブリッドが、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦、上海(中国)の決勝レースにおいて今シーズン3回目となる表彰台を獲得いたしました。GTE-Proクラスでは、ポルシェ チーム・マンタイからエントリーした911 RSRが今シーズン2度目のワンツーフィニッシュを達成しました。

LMP1クラスでは、カーナンバー14の919ハイブリッドをドライブするロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組がポールポジションからスタートし、6時間のレースの末、3位でフィニッシュいたしました。ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組がドライブするもう1台の919ハイブリッド(カーナンバー20)は、33周目のタイヤ損傷で大きくタイムロスした結果、6位フィニッシュとなりました。それまでは、2台の革新的な919ハイブリッドは1位、2位を走行していました。

カーナンバー14のレース展開:
ロマン・デュマがポールポジションからスタートし、21周までトップを走行。その後もう1台の919ハイブリッドにその座を譲りました。デュマは序盤のセーフティカーフェーズ(1周目から8周目の終了まで)から33周まで走行し、給油とタイヤ交換のためにピットイン。64周で2台の強力なトヨタ勢に続き3位でクルマをマルク・リーブに託します。リーブは3位をキープし、95周で給油とタイヤ交換でピットイン、その後126周でニール・ジャニと交代しました。ジャニは158周でタイヤ交換と給油のためにピットに入った後はチェッカーフラッグまでのスティントを担当し、3位でゴールしました。

カーナンバー20のレース展開:
ブレンドン・ハートレーが3番手からスタートし、序盤のセーフティカー導入時にトヨタがピットに入ったため2位に順位を上げました。22周目にもう1台の919ハイブリッドのデュマをオーバーテークし、33周目の最初のピットストップまでレースをリードしました。しかし、そのわずか1周後にタイヤがパンクしホイールリムから外れたため、低速でピットに戻らなければなりませんでした。その結果、6位まで順位を落としました。66周でティモ・ベルンハルトがクルマを受け取りました。彼は97周で給油とタイヤ交換のためにピットに入り、128周を終えてマーク・ウェバーにコックピットを委ねました。ウェバーがドライブする919ハイブリッドは159周で給油とタイヤ交換のため最後のピットインを行い、6位のままフィニッシュラインを通過しました。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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NASCAR:デニー・ハムリンがランキング首位タイ浮上、カイル・ブッシュが2カテゴリー制覇 (トヨタ)

2014年11月4日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング モータースポーツオフィス 

残り3戦となったNASCARはテキサスで開催され、スプリント・カップ・シリーズではカイル・ブッシュが4位、デニー・ハムリンが10位フィニッシュ。ハムリンは“チェイス“ランキングで首位タイに躍り出た。ネイションワイド・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズではKy.ブッシュが勝利を挙げ、この週末の2カテゴリーを制した。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第34戦 AAA Texas 500


開催日:11月2日

カイル・ブッシュが4位フィニッシュ
デニー・ハムリンは10位でランキング首位タイ浮上
 

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終盤、4ワイドでのバトルを繰り広げたマット・ケンゼス(#20)は惜しくも接触で後退。カイル・ブッシュ(#18)が4位でフィニッシュした 

 11月2日(日)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第34戦「AAA Texas 500」が開催された。
 シーズン終盤の10戦で戦われるプレーオフ“チェイス“も7戦目。最終戦を争う4人を選抜する“エリミネイター・ラウンド”の2戦目を迎え、トヨタのマット・ケンゼス、デニー・ハムリンらが激戦を繰り広げている。
 年に2回開催されるテキサスでは、2010年の2戦をハムリンが制し、2013年春の大会をカイル・ブッシュが制している他、ケンゼスもトヨタに移籍する前に2勝を挙げており、活躍に期待のかかるレースとなった。
 また、Ky.ブッシュはこの週末、カップ・シリーズ戦に先立って金・土曜に開催されたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ戦とネイションワイド・シリーズ戦で勝利を挙げており、自身2度目となる週末3カテゴリー完全制覇なるかにも注目が集まった。

 10月31日(金)正午からの練習走行に続き、午後5時45分から予選が行われ、ケンゼスが今季2度目となるポールポジションを獲得。Ky.ブッシュが9番手、ブライアン・ヴィッカーズが13番手、ハムリンは20番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

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2014年11月 3日 (月)

NASCAR:Rd.34テキサス レース結果

■ジミー・ジョンソン(シボレー)が今シーズン4勝目、シリーズ通算70勝目を挙げる

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します

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WEC:トヨタ・レーシング 上海6時間レースを席巻。1-2フィニッシュ。昨年の雪辱を果たし、WECシリーズポイントをさらにリード 。

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2014年11月2日(日)

トヨタ・レーシングは、上海国際サーキットで行われたFIA世界耐久選手間(WEC)第6戦・上海6時間レースで、前戦、富士6時間耐久レースに続いて1-2フィニッシュを飾り、選手権争いを大きくリードしました。

アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミの駆るTS040 HYBRID 8号車は圧倒的な速さを誇り、今シーズン4度目の勝利。この勝利でドライバーズ選手権ポイントは、2位に42点差をつけています。

アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、中嶋一貴の3人が駆ったTS040 HYBRID 7号車も2位に入り、その結果、マニュファクチャラーズ選手権では残り2戦で2位に29ポイントと差を広げました。

予選日までぐずついた天候に見舞われた上海も、レース当日の今日は快晴に恵まれました。秋の日差しが照りつける中、ブエミが2番グリッドから、ブルツが4番グリッドからスタート。しかし、スタートしてすぐに後方グループでアクシデントが発生、セーフティカーが9周に渡って導入されました。トヨタ・レーシングはそのタイミングを逃さず2台をピットに入れ、タイヤ交換と燃料補給を行いました。これは、レース終盤に燃料補給のためピットへ入ってタイムを失うことを回避するためでした。

セーフティカーが退場してレースが再開された時、ブルツの7号車がブエミの8号車の前に出ていました。8号車は1回目のピットストップ時に燃料補給が充分に出来ておらず、予定外の連続ピットインを強いられたためです。

この序盤のピットインで2台のTS040 HYBRIDは一時順位を落としましたが、大きな時間のロスなく上位に返り咲き、トップ6に食い込んだ時には8号車が7号車の前に出ました。その後ブエミはファステストラップを刻みながら上位を次々と抜き去り、デビッドソンにステアリングを渡した時にはトップに浮上していました。ブルツの7号車もペースを上げて2位に付け、TS040 HYBRIDが1-2体制を整えました。

レースが2時間を過ぎて7号車はブルツからサラザンに交代しましたが、8号車はデビッドソンがそのままドライブを続けました。その後、100周目にデビッドソンはブエミに8号車を託し、7号車に対するリードを保ちました。

レースが最後の2時間を迎える頃、7号車はサラザンから中嶋に交代。ブエミはそのまま8号車のステアリングを握り続けました。レースが1時間を残す頃にブエミは再びデビッドソンに交代しましたが、その時点で8号車は2位の7号車以下に1周の差を付けて完全にレースをコントロールしていました。そして、2台のTS040 HYBRIDは8号車がデビッドソンに、7号車が中嶋にステアリングを託しながら、今シーズン3度目の1-2フィニッシュを飾りました。

上海6時間レースを終え、2014年WECはいよいよ最終ステージに突入します。来る11月15日にバーレーンで第7戦が、11月30日にはサンパウロで最終戦が行われます。トヨタレーシングは今回の勝利に安心すること無く、全力で最終戦まで戦い抜きます。

トヨタモータースポーツニュース

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2014年11月 2日 (日)

WEC:Rd.6上海 レース結果

■トヨタ1-2フィニッシュ、3番手のポルシェに1ラップ差をつける

(C)Toyota Motorsports 拡大します

(C)WEC 拡大します 

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WEC:トヨタ・レーシングは、同タイムながら惜しくもポールポジションを逃す

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2014年11月1日(土)
WEC第6戦上海6時間レース予選

FIA世界選手権第6戦の上海6時間レースの予選、トヨタ・レーシングはかつてないほどの接戦を繰り広げましたが、惜しくもポールポジションを逃しました。

ドライバーズ選手権でトップを走っているTS040 HYBRID 8号車のアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの二人は、ポルシェ14号車と4周平均で1000分の1秒まで全く同じトップタイムを記録しましたが、同タイムの場合、先にベストラップを記録した方を優位とするため、2番手からのスタートとなりました。

7号車をステファン・サラザンと共に駆るアレックス・ブルツと中嶋一貴は、トップから0.234秒差の平均タイムをマークし、2列目4番手から決勝スタートを切ります。

予選は降雨が心配される中、少々の雨粒はありましたが、過去の2シーズン、上海で2度ポールポジションを獲っている7号車のブルツと、8号車のデビッドソンは、コースがまだ乾いている内にスリックタイヤでセッションをスタートしました。

2台のTS040 HYBRIDは予選開始からコンスタントにタイムを刻み、ポールポジション獲得に向けて周回を重ねました。ブエミに交替した時点での8号車の順位は3番手、中嶋がブルツからドライブを引き継いだ時点で7号車は4番手でした。中嶋は3周のタイムアタックを終え、セッション終了間際までピットレーンで待機しつつ、結局4番手のグリッドに落ち着きました。

予選では2人のドライバーが最低2周、合計4周のタイムアタックをこなす必要があり、それぞれのドライバーが記録した最速2周の平均タイムの合計でグリッド順位が決められます。チェッカーフラッグが振られ予選が終了した時点で、8号車はポルシェ14号車と全く同じ平均タイムを記録していました。

しかし、4周の平均タイムで、ベストラップを先に記録した方を優位とする規則のため、8号車は、残念ながらポールポジション獲得とはならず、最前列2番手からのスタートとなりました。

明日2日(日)の決勝レースは、現地時間午前11時(日本時間正午)に6時間のスタートが切られます。

TS040 HYBRID 7号車:
(アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴)
公式練習3回目: 3番手(1分48秒859) 24周
予選:  4番手(平均1分48秒534)

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WEC:Rd.6上海 予選結果

■ポルシェとトヨタが同タイムの大接戦、タイム記録時刻によりポルシェ14号車がポールポジションの座に

#14 Porsche 919 Hybrid (C)Porsche AG. 拡大します

(C)WEC 拡大します 

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WEC:Rd.6上海 フリー走行3回目結果

■フリー走行3回目はマーク・ウェバー組のポルシェ20号車がトップタイム

#20 Porsche 919 Hybrid 拡大します

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2014年11月 1日 (土)

WEC:雨の上海でトヨタ・レーシングが幸先の良いスタート

#8 Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

2014年10月31日(金)
WEC第6戦上海6時間公式練習初日

10月31日(金)から11月2日(日)にかけて、中国の上海国際サーキットで、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦上海6時間レースが開催されています。31日(金)は2度にわたる公式練習が行われ、選手権争いでシリーズをリードするトヨタ・レーシングは、雨に煙る中行われた上海6時間レースの練習走行でトップタイムを記録し、幸先の良いスタートを切りました。

ドライバーズ選手権を26点差でリードするアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミの駆るTS040 HYBRID 8号車が、雨脚の強くなる前に公式練習走行2回目でトップタイムを記録しました。

アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、中嶋一貴の乗る7号車がこれに僅差で続き、3週間前の富士6時間レースでの1、2位を彷彿とさせました。

これまでに5レースが消化された今シーズン、トヨタ・レーシングは4輪駆動1000馬力のTS040 HYBRIDで3勝を挙げ、マニュファクチャラーズ選手権でも2位に8点差でトップを堅持しています。

上海の1日目は雨で開けました。トヨタ・レーシングの2台は最初ウエットタイヤで、次に溝のないハイブリッド・インターミディエイトタイヤを履き、最後はスリックタイヤに履き替えての走行でした。コース・コンディションが変化する中、チームはそれぞれのタイヤを試すことが出来、同時にタイムの向上にも繋がりました。

雨が降る前の公式練習1回目で、チームは様々な空力仕様とメカニカルセットアップを試しましたが、2台揃って高い信頼性を誇り、合計392kmの距離を走破しました。このセッションで、今日が誕生日のブエミが操る8号車がトップタイム、サラザンの7号車が2番手のタイムを記録しました。

午後の公式練習2回目も天候の変化に見舞われましたが、序盤に降り続いた霧雨のおかげでドライバーはウエット・コンディションの上海サーキットを経験出来ました。しかし、雨は終盤に向けて強さを増し、17分を残して赤旗が提示され、セッションは予定より早く切り上げられました。その時点でデビッドソンの8号車がトップタイム、ブルツの7号車が2番手タイムをたたき出していました。

明日11月1日(土)は午前9時半(日本時間午前10時半)より1時間にわたる最後の公式練習走行の後、午後1時55分(同午後2時55分)より25分間でLMPクラスの予選が行われます。決勝レースは2日(日)午前11時(同正午)に6時間のスタートが切られます。

トヨタモータースポーツニュース

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NASCAR:Rd.34テキサス 予選結果

■マット・ケンセス(トヨタ)が今シーズン2回目のポールポジション

マット・ケンセス (C)nascarmedia 拡大します

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WEC:Rd.6上海 フリー走行2回目結果

■フリー走行2回目もトヨタの優位は変わらず、1-2番手タイムを記録

Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します 

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