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2015年1月14日 (水)

DAKAR:砂丘で1号車が転倒するもSS(競技区間)を無事ゴール、後半戦初日のロングステージを終えて市販車部門1・2位を堅持 (TLC)

01_2砂丘で転倒するも部門首位をキープした1号車 (C)TLC

戦況
13日、ダカールラリー2015は後半戦の初日、チリのイキケ~カラマ間で450kmの競技を行った。51kmの移動区間を経てイキケの東側からスタートするSSの序盤は前半戦の終盤と同じエリアでさっそく砂丘が登場。アタカマ砂漠での競技はこれが最後となる。後半はカラマ周辺の山間地で路面は堅いグラベルとフェシュフェシュとなり標高は3000mを超える。距離的にも今大会3番目のロングSSで後半戦の難所の一つとなった。

このSS序盤の砂丘でTLCの1号車(343号車)三橋淳/アラン・ゲネック組は登れなかった砂丘からバックして再トライを試みようとした際に不慮の転倒。4回転ほど砂丘を転がってタイヤが地面に着く状態で止まった。車体外装にダメージは受けたもののエンジンやサスペンションには問題なく、フォローしていた2号車(345号車)ニコラ・ジボン/三浦昂組の助けを借りて応急措置を施して走り出した。この対応で40分ほど止まっていた2号車は途中15分ほどのミスコースを喫したもののノートラブルでゴールし、総合31位/市販車部門1位の成績を得た。

一方、1号車も順調に走行を続けたが、キルスイッチ(緊急時に車内外から電源を遮断するためのスイッチ)の不具合が発生してエンジンが止まってしまったため、再びストップ。応急措置を施して総合52位/市販車部門2位で無事ゴールした。この結果により累積順位は1号車が総合30位で市販車部門首位、2号車が15分7秒遅れで総合32位/部門2位と、市販車部門1・2位の座をキープした。

カラマのビバークに到着した1号車は安全面を含めて入念にチェックされたが競技続行に問題ないことが確認され、14日のステージに向けてメカニックたちが集中的な修復を行っている。この日のビバークは標高は2200mあり、昼間は強い風が吹いて大量の埃が舞い上がる。まるでアフリカ、モーリタニアのような雰囲気だ。日が落ちると気温が急激に下がる中、メカニックたちは黙々と点検作業を行っている。

本日までの累計順位(第9ステージ終了時点)
号車 No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
1号車 343 三橋 淳/アラン・ゲネック 1 1 30
2号車 345 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2 2 32
本日のステージ順位(第9ステージ終了時点)
号車 No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
1号車 343 三橋 淳/アラン・ゲネック 2 2 52
2号車 345 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1 1 31

TEAM VOICE

角谷監督
後半戦の初日にトラブルが起きてしまったのは残念ですが、乗員に怪我はなく、車両も競技を続行出来る状況なのでほっとしました。最後まで諦めることなく戦うためにも改めて全員で気持ちを引き締めて残りのステージに臨もうと思います。

三橋ドライバー
クルマにダメージを与えてしまい、メカニックに申し訳ない気持ちでいっぱいです。登り直そうとバックし始めたときにゆっくりと転がってしまいました。無事に帰ってこられて良かったです。こんなにミスをするラリーも初めてで、気持ちを切り替えて最後までラリーに集中したいと思います。

アランナビゲーター
バックしている時に転倒したのは初めてです。スローモーションのようでした。その後フェシュフェシュでスタックしたのですが転倒の影響でリアドアが開かず、脱出板が出せない状況だったので焦りました。でもすぐに脱出出来たので良かったです。

ジボンドライバー
無理をせず集中力を保って走ったのでパンクもなかったし、自分たちにとっては順調な一日でした。フェシュフェシュの埃が追い風で自分たちの前方に回り込んできてきつかったです。

三浦ナビゲーター
今日は1号車は大変だったと思います。こちらは順調でしたが3つめのチェックポイントのあとのコースが分かりにくく15分ほどミスコースしてしまいました。今年はこれまで大きなミスなくナビゲーションが出来ていたのでとても悔しいです。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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