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2015年1月11日 (日)

DAKER:アシスタンス不在のマラソン行程初日を慎重にクリア (TLC)

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このステージを市販車部門1位でクリアした2号車 (TLC)

戦況
10日、ダカールラリー2015はイキケ(チリ)~ウユニ(ボリビア)間で4輪部門の競技を行った。前回大会時に2輪部門はウユニへの行程が盛り込まれたが4輪部門がボリビアへ入るのは今回が初となる。ルートはイキケから392㎞の移動区間で国境を越え、有名なコイパサの塩湖近くのSSスタート地点へ向かう。321㎞のSSは殆どが山間の埃の酷いハードグラベル(堅い路面の未舗装路)で終盤の40kmほどは砂地に。この日は途中から雨に見舞われたため、後半は泥の酷い路面となった。また、特徴的なのは全行程が高い標高にあることで、最も低いスタート地点でも3600m超、最高地点は3900mを超える。

イキケ~ウユニ間の往復は途中のビバークでの整備作業が制限される「マラソン行程」である。このためウユニ市内のビバークには通常のアシスタンス部隊が不在で、整備や修理は乗員自らが競技車に搭載しているパーツや工具のみを使って行うことが可能だ。SSで大きなトラブルを抱えれば翌日の競技に大きく影響するため、いつも以上に注意を払いながらの走行が重要で、高い標高の過酷なコースとともに厳しい一日となった。
TLCの2号車(345号車)ニコラ・ジボン/三浦昂組は順調にこのSSをクリアし、総合27位/市販車部門1位でゴールした。一方、1号車(343号車)三橋淳/アラン・ゲネック組は中盤の荒れ地で左前輪が溝にはまってストップ。ステアリング系にダメージを受けたがそのまま走り切って総合33位/市販車部門2位の成績を得た。ウユニのビバークに到着した1号車はパワーステアリングが効かないものの走行には問題ない状態。乗員4人で車両の点検を行い、11日のステージに備えている。
この日の結果によりTLCの累積順位は1号車が総合27位/部門1位、2号車が同じく総合33位/部門2位と市販車部門の1・2位の座を堅持した。2号車は同部門3位のA・ヤコピニ組(トヨタ・ハイラックス)に18時間44分16秒ものタイム差をつけているが、チームは市販車部門の連覇という目標に向け引き続き気持ちを引き締めている。
11日にはアシスタンス部隊の待つイキケへ向ってボリビア側/チリ側の2区間で競技が予定されている。

本日までの累計順位(第7ステージ終了時点)
号車 No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
1号車 343 三橋 淳/アラン・ゲネック 1 1 27
2号車 345 ニコラ・ジボン/三浦 昂 2 2 33
本日のステージ順位(第7ステージ終了時点)
号車 No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
1号車 343 三橋 淳/アラン・ゲネック 2 2 33
2号車 345 ニコラ・ジボン/三浦 昂 1 1 27

TEAM VOICE

角谷監督
またトラブルもありましたが、2台が無事にウユニに到着して良かった。明日も4人で力を合わせ、きっちりイキケに戻ってきて欲しいと思っています。

三橋ドライバー
深い溝が出来ているようなところにはまってしまい、再び左前輪に大きな力が掛かってパワーステアリングが壊れてしまいました。左前輪のアライメントは自分たちで修正したので大丈夫。明日はパワステなしですが、必ずイキケに戻ります。

三浦ナビゲーター
コブだらけの酷い路面や大雨による増水など大変な状況でした。標高のせいか頭痛がしていましたが薬を飲んだら良くなりました。ゆっくり休んで明日の行程に備えたいと思います。

内メカニック
前半戦の作業はここまで順調に来ました。ダカールラリーは初めてですが事前にモロッコラリーで実戦を経験したので仕事の手順は分かります。とにかく無事にイキケに戻ってきて欲しいです。

冨田メカニック
自分は2回目のダカールラリーです。経験がある分、前回よりも緊張せずに作業出来ています。担当する1号車は昨晩左フロントのサスペンションやステアリングラックを交換しましたが、ボディフレームにダメージがなくて安心しました。

前田メカニック
初めてダカールラリーに参戦して、ここまで怒涛のように時間が過ぎています。モロッコラリーの時よりも体がきついですが、今は集中して作業出来ています。新人らしく最後まで全力でやりきりたいです。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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