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2015年2月 2日 (月)

WEC:2015年FIA世界耐久選手権(WEC)の LMP2クラスに2台をシリーズエントリー (SARD)

SardMorgan EVO SARD image (C)SARD

2015年2月1日 SARD Racing Project

株式会社サード(代表:佐藤勝之)は、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)に、スイスの名門チームモーランド(TEAM MORAND:代表ブノワ・モーランド)とのジョイントチームとなる「チームサード・モーランド(TEAM SARD MORAND)」を新たに結成し、LMP2クラスに2台をシリーズエントリーいたしました。

参加車両は、オンローク・オートモーティブ(Onroak Automotive:フランス)社の製作したモーガンLMP2 Evoに、サードの3.6リッターV8エンジンを搭載したマシンを使用。1台目39号車のレギュラードライバーに元F1ドライバーでLMP1ワークスチーム経験のあるクリスチャン・クリエン(Christian Klien:オーストリア)と日本のスーパーフォーミュラやSUPER GTで活躍する嵯峨宏紀(Koki Saga:日本)を起用し、ル・マン第3ドライバーは後日決定。

2台目43号車にはピエール・ラギュ(Pierre Ragues:フランス)とオリバー・ウェッブ(Oliver Webb:英国)を起用し、ル・マン第3ドライバーには「Race to 24」プログラムで選抜されたドライバーを起用いたします。 2015年FIA世界耐久選手権(WEC)のシリーズエントリーによって、サードは第3戦の「ル・マン24時間レース」に、1997年以来18年振り12回目の挑戦をいたします。

■2015年FIA世界耐久選手権(WEC)参加概要 ・チーム名 :TEAM SARD-MORAND ・クラス :ル・マン プロトタイプ2(LMP2) ・車両名 :モーガンEvo サード(Morgan EVO SARD) ・エンジン :サード3.6リッターV8エンジン ・ドライバー :#39 クリスチャン・クリエン (Christian Klien:オーストリア) 嵯峨宏紀 (Koki Saga:日本) ※ル・マン第3ドライバーは後日決定 #43 ピエール・ラギュ (Pierre Ragues:フランス) オリバー・ウェッブ (Oliver Webb:英国) ※ル・マン第3ドライバーは「Race to 24」プログラムで選抜

Team SARD プレスリリース

チームコメント
■株式会社サード代表取締役社長 佐藤 勝之 「チームモーランドとは取り分けル・マンへの想いやチャレンジ精神、レースに取り組む姿勢に共感し、今回のジョイントに至りました。彼らのレースへの情熱には敬意を表します。彼らとなら我々も再び原点に立ち返って一意専心、この世界耐久選手権を一緒に戦い、LMP1へのステップアップ、将来の新テクノロジーによる参戦へとつなげていければと考えています」

■SARD Racing Projectジェネラルマネージャー 野田 英樹 「交渉を始めた時からチームモーランドとは良い関係を築いてきて、お互いに困難な状況を克服し今回発表することできました。彼らがここ2年ELMSでモーガンシャシーを使用し、優勝を含め表彰台を幾度も獲得しており、信頼に値するものです。ドライバビリティの良さは大きな武器となるでしょう。今後の我々の新しい挑戦に是非期待してください」

■チームモーランド代表 ブノワ・モーランド 「我々のような未だ日が浅いチームが、経験豊富で伝統のあるサードと世界耐久選手権、そしてル・マンでジョイントを組むことができることはとても光栄です。サードの常に新しいことに挑戦し続けるプロフェッショナルな姿勢に敬服しています。我々も彼らとなら運命を共にして進んでいけると確信しており、これからの我々のチャレンジが非常に楽しみです」 #39

■クリスチャン・クリエン 「この2年ELMSをモーランドで戦っていた時からWECに上がれるようになることが目標でした。スポーツカーレースでの経験が豊富でル・マンでも総合を争ったサードと、ここ2年で実力をつけてきたモーランドのコンビネーションチームは、トップチームと成り得るでしょう。勝利に向けて力を結集して戦っていけると感じており、開幕がとても楽しみです」

■嵯峨宏紀 「WECは世界でも最もレベルの高い選手権の1つであり、実際に好バトルがいつも展開されているレースで、その世界選手権のタイトル挑戦への機会を頂けて非常に光栄です。多くのドライバーが世界選手権への出場を望んでますし、ル・マンは特別な憧れのレース。それに参加ができることをとても名誉に思っていますし、非常にやり甲斐を感じています」 #43

■ピエール・ラギュ 「WEC参戦は高い目標でしたし、9回目のル・マン挑戦も含めて今からシーズンが始まるのを楽しみにしています。昨年モーランドでは非常に良い雰囲気でしたし、サードとのジョイントで体制が強化された今シーズンも、再び素晴らしい仕事を一緒にすることができることを確信しています。テストが非常に重要で開幕戦までに良い状態に仕上げていきたいと思います」

■オリバー・ウェッブ 「ELMSでの勝利したシーズンの次のステップとしてWECに参戦することができるのは順調なステップです。私自身も準備は整っています。チームサード・モーランドが2台体制で参戦することで、今年の成功に、より近づくことができると思ってます。WECのLPM2チャンピオン獲得へ向けて出来る限りのことを精一杯頑張って、一緒に成し遂げたいと思います」

■2015年FIA世界耐久選手権(WEC)開催日程
Rd.1 4/12 シルバーストン6時間 (英国)
Rd.2 5/2 スパ・フランコルシャン6時間 (ベルギー)
Rd.3 6/13-14 ル・マン24時間 (フランス)
Rd.4 8/30 ニュルブルクリンク6時間 (ドイツ)
Rd.5 9/19 サーキット・オブ・アメリカ6時間 (米国テキサス州オースチン)
Rd.6 10/11 富士6時間 (日本:富士スピードウェイ)
Rd.7 11/1 上海6時間 (中国)
Rd.8 11/21 バーレーン6時間 (バーレーン)

■ル・マン24時間レース<サード戦歴>
サードの前身シグマオートモティブとして1973年にオリジナルマシンのシグマMC73で日本初のル・マン挑戦を果たし、1975年まで3年連続出場。一旦休止後、15年振りの1990年にサードとしてトヨタのグループCカーによる復帰を果たす。1年置いて1992年に再び挑戦クラス2位を獲得。1993年にはクラス優勝となる総合5位でフィニッシュした。 1994年は残り1時間15分まで総合トップを快走。シフトリンケージトラブルにより3位に転落するも歴史的な挽回劇を見せ2年連続クラス優勝となる総合2位を獲得し、記憶に残るレースを演じた。

1995年にはオリジナルマシンとなるサードMC8Rで参戦。1996年はサードMC8RとスープラLMと2台体制で参戦。1997年サードMC8Rによる挑戦を最後にル・マン参戦を休止した。

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