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2015年5月10日 (日)

INDY:グレアム・レイホールが2戦連続となる2位フィニッシュ (ホンダ)

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May 9 2015, RACE
Angie's List Grand Prix of Indianapolis

佐藤琢磨は22番グリッドから今季初のトップ10となる9位

2015年5月9日(土)・決勝  
会場:インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
天候:快晴  気温:26~28℃

100年歴史を誇るインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。そのオーバルコースのストレート部分とインフィールドエリアを使ったロードコースで昨年から行われるようになったのが、グランプリ・オブ・インディアナポリスです。全長2.439マイルのロードコースで行われるレースには25台のインディカーがエントリーし、82周先のゴールに向けてローリングスタートを切りました。オーバルコースは通常左周りで使用されますが、グランプリ・オブ・インディアナポリスではロードコースを右回り。レースはインディ500のメインストレートを逆方向に加速して始まりました。

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グリーンフラッグの1時間ほど前に小雨が降り、レース中に雨が降る可能性も予報では伝えられていましたが、幸いにも好天が保たれ、ハイスピードでの激しいバトルが大勢のファンの前で繰り広げられました。

スタート直後のターン1では多重アクシデントが発生し、予選17番手だったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、ここを巧みにくぐり抜けて一気に6番手までポジションアップすることに成功しました。佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)も、22番グリッドからスタート後の1周で13番手まで大きく順位を上げました。

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アクシデント後にレースが再開されると、レイホールはすぐさま1台をパスし、その後も速いペースを保ち続けました。燃費もよかったレイホールは、1度目のピットストップを終えた27周目には2番手にまでポジションを上げていました。ここから彼はトップを追いかけ続けました。その走りは激しく、トップへと迫る猛チャージには大歓声が上がりました。

61周目に3度目のピットストップを行ったレイホール。コースに戻った彼はトップとの差を2秒以内にまで縮めました。スピードと好燃費を両立させていたレイホールは、ゴールまで全力でのプッシュを行える燃料を残していました。ただ一人、レイホールの前を走るライバルは燃費をセーブする必要がありました。レイホールは予選のように限界ギリギリの走りでアタックをし続け、オーバーテイクこそなりませんでしたが、1.5023秒差の2位でフィニッシュしました。

その結果、第4戦Hondaインディ・グランプリ・オブ・アラバマで2位となったを達成したばかりのレイホールが、第5戦グランプリ・オブ・インディアナポリスでも2位となり、2レース続けて表彰台に上がりました。これでポイントスタンディングでは、レイホールは8位から5位へと浮上しています。

スタートで13番手まで順位を上げた佐藤は、1度目のピットストップでソフトタイヤにスイッチしてからペースをさらに上げ、速いラップタイムをコンスタントに記録し続けて着々と順位を上げていきました。タイヤの摩耗を少なくするためのドライビングと、それを支えるバランスの取れたマシンセッティングによって、佐藤は今シーズン初のトップ10入りを果たしました。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
グレアム・レイホール(2位)
「マシンにはとても安定感がありました。少し抑え気味に走ることで安定感が高まり、徐々にトップへ接近していくことができました。彼をパスして優勝することはできませんでしたが、今年の私たちの戦いぶりから考えると、今日のレース、そして手にした結果には喜びを感じます。今日のレースは体力的にハードでした。少し残念だったのは、最後のピットストップの前に、私自身の判断で1周ピットインを遅らせたことでした。あれは間違いで、2台のマシンが私の前にピットアウトしたため、2秒ほどロスしてしまいました。それをコース上での走りで取り戻すのは大変でした。うれしいのは、チームが大きな前進を実現している点です。ライバルは強力ですが、今の私は、自分自身にもチームに対しても全面的に自信を持つことができています。それは本当に大きなことです。そして、Hondaは休みなしのハードワークで開発を続けてくれていますから、エアロキットもエンジンもさらによくなるでしょう。そうすれば強敵に今以上に対抗することができます。第4戦で2位フィニッシュした、その勢いを保って5月に入りたいと考えていました。それを実現できた私たちは、今度はインディ500に向けて勢いを高めていくことを目指します」

佐藤琢磨(9位)
「とてもいい一日にできました。レースを楽しめました。1周目のアクシデントに巻き込まれなかったのはラッキーでしたね。あのときの私は、目の前で起こっていることのすべてを冷静に見ていました。そのおかげで大きくポジションを上げることができました。リスタートのあとはマシンが少し滑っていたためにポジションを落としましたが、タイヤのラバーが乗って路面状態がよくなってきてからは、マシンのハンドリングもよくなって、ハイペースで走り続けることが可能になりました。今日のレースでは、クルーたちがピットストップですばらしい仕事をしてくれて、コース上で何台かをパスすることもできました。その結果、今年初のトップ10フィニッシュを、ようやく達成できました。今日の私たちはトラブルなし、ミスもなしのレースを今日の私たちのチームは戦えました」

アート・セントシアー|HPD社長
「グレアム・レイホール、そしてRahal Letterman Lanigan Racingがまたしてもすごいレースを見せてくれました。1台体制のチームでありながら、彼らは高い競争力を発揮して人々に強い印象を残しています。グレアムのドライビングは傑出しています。Schmidt Peterson Motorsportsは作戦を駆使した戦いに挑戦しており、レース展開によってはジェームズ・ヒンチクリフ、ジェイムス・ジェイクスの両ドライバーを上位でフィニッシュさせられる可能性がありました。残念ながらあと一歩及びませんでしたが、今日のファステストラップをレース中に記録したのはヒンチクリフでしたし、彼らのパフォーマンスに私たちは勇気づけられる思いでした。私たちのロードコースのプログラムは進歩を続けていると思います。しかし、まだやり残した仕事は少なくありません。今日のレースを終えた私たちは、新しいスーパースピードウェイ用エアロキットでの走行にしばらくは専念します。来週からはここインディアナポリスのオーバルコースで、第99回インディ500に向けたプラクティスが始まるのです」

決勝リザルト
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 1 W.パワー シボレー 82 1:42'42.0940
2 15 グレアム・レイホール Honda 82 +1.5023
3 2 J.P.モントーヤ シボレー 82 +7.1967
4 11 S.ブルデー シボレー 82 +7.7336
5 83 C.キンボール シボレー 82 +25.1179
6 3 H.カストロネベス シボレー 82 +31.7352
7 10 T.カナーン シボレー 82 +32.3191
8 4 S.コレッティ シボレー 82 +35.3853
9 14 佐藤琢磨 Honda 82 +40.8267
10 9 S.ディクソン シボレー 82 +47.4715
 
11 28 ライアン・ハンターレイ Honda 82 +48.5410
12 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 82 +49.5461
13 26 カルロス・ムニョス Honda 82 +54.2372
15 98 ギャビー・シャヴェス Honda 82 +1'01.3092
16 27 マルコ・アンドレッティ Honda 82 +1'07.2448
18 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 81 +1Lap
19 18 カルロス・ウエルタス Honda 81 +1Lap
22 19 フランチェスコ・ドラコーネ Honda 80 +2Laps
23 41 ジャック・ホークスワース Honda 69 +13Laps
24 25 ジャスティン・ウィルソン Honda 68 +14Laps

ポイントスタンディング
ドライバー  順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 2 J.P.モントーヤ シボレー 171
2 1 W.パワー シボレー 166
3 3 H.カストロネベス シボレー 161
4 9 S.ディクソン シボレー 144
5 15 グレアム・レイホール Honda 144
6 10 T.カナーン シボレー 136
7 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 129
8 67 J.ニューガーデン シボレー 129
9 11 S.ブルデー シボレー 123
10 22 S.パジェノー シボレー 101
 
11 26 カルロス・ムニョス Honda 101
12 28 ライアン・ハンターレイ Honda 100
13 27 マルコ・アンドレッティ Honda 95
16 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 75
17 14 佐藤琢磨 Honda 72
18 98 ギャビー・シャヴェス Honda 71
20 41 ジャック・ホークスワース Honda 64
21 25 シモーナ・デ・シルベストロ Honda 44
22 19 フランチェスコ・ドラコーネ Honda 38
25 18 カルロス・ウエルタス Honda 31
26 18 コナー・デイリー Honda 13
27 18 ロドルフォ・ゴンザレス Honda 10
29 25 ジャスティン・ウィルソン Honda 6

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