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2015年6月 7日 (日)

猛暑の高速オーバルでカルロス・ムニョスが予選4番手、グレアム・レイホールが6番手、佐藤琢磨は13番手からスタート (ホンダ)

In150606001h

(C)Honda Motor Co Ltd.

June 5 2015, QUALIFYING
Firestone 600

会場:テキサス・モーター・スピードウェイ  
天候:快晴  気温:34℃

早いもので2015年のインディカー・シリーズも、今週末のテキサス・モーター・スピードウェイでのレースが第9戦目となります。先週とは打って変わって、今週のコースは全長1.455マイルの高速オーバルです。バンクの傾斜がシリーズ最大となる24度もあり、インディカーは210mph(約337.96km/h)を超すハイスピードを保って周回し続けられます。

6月ともなれば、アメリカ南部に位置するテキサス州はもう完全に夏です。ここでのレースは毎年暑さの中で行なわれますが、今年もその例に漏れず、午前11時にプラクティスが始まった時点で、すでに気温は30℃を超えていました。そして予選が行なわれた午後3時過ぎには、34℃にまで気温が上昇。路面温度も50℃を超えるコンディションとなりました。
コース表面付近の空気密度が下がり、マシンを地面へと押し付けるダウンフォースが減少。マシンのグリップが低下し、コントロールの難しいコンディションで予選が開催されました。一方で予選は連続2周という短さのため、インディカー・ドライバーたちは新品タイヤの高いグリップを期待し、可能な限りダウンフォースを削り、抵抗を小さくしたセッティングでアタックに臨みました。
テキサスでは今季より、オーバルレースでの予選用空力パッケージの使用が許可されたため、チームによって装着するエアロパーツが異なる、技術的に興味深い戦いとなりました。

Hondaドライバーは今週末も11人がエントリー。その中から先週デトロイトで行なわれた第7戦でキャリア初勝利を飾ったばかりのカルロス・ムニョス(Andretti Autosport)が、計測1周目に218.089mph、2周目に217.574mphをマーク。2ラップ平均を217.831mph(約350.56km/h)として、予選4番手となりました。

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また、デトロイトでの第8戦で3位フィニッシュし、今シーズン3度目の表彰台に上ったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は1.455マイルのオーバルでも競争力を見せ、2ラップ平均217.438mph(約349.93km/h)で予選6番手となりました。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、第8戦で2位フィニッシュした勢いをテキサスに持ち込み、午前中のプラクティスで3番手につけました。予選での佐藤は1周目が216.839mph、2周目が216.533mphで、2ラップ平均は216.686mph(約348.72km/h)となり、予選順位は13番手と上位には食いこめませんでした。しかし、プラクティスの走り出しからマシンのハンドリングがよく、チーム、ドライバーともにレースに向けて明るい展望を持っています。
決勝レースは明日、土曜日の夜7時50分(現地時間)にスタートし、248周で争われます。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
カルロス・ムニョス(4番手)
「Honda勢のトップになれたことを喜んでいます。私が4番手になったことでTeam Penskeのトップ4独占も阻止できました。今日は2人のチームメートが私より前に予選アタックを行ないました。私は遅い順番だったので、彼らがどんなアタックをしたのか、何をトライしたかを聞くことができ、その助けがとても役立ちました。彼らに感謝しています。テキサスでは、予選で上位グリッドを獲得することが重要です。オーバーテイクが難しいコースなので、トップグループにポジションを保ってレースを戦うためには、前方からスタートすることが大切です。また、レース用のマシンが高いレベルで、安定感のあるものに仕上がっていることも重要。長いレースなので、接触などなくクリーンに戦い抜きたいです」
佐藤琢磨(13番手)
「今年もテキサス・モーター・スピードウェイのエキサイティングさを楽しんでいます。このコースはとにかくスピードが高い。また、バンピーなデトロイトの直後だけに、高速走行は全く違った感覚があります。今日はプラクティスで多くのものをトライしました。予選前に1回しか走行時間がなく、そこで予選用セッティングと決勝用パッケージを見出さねばならなかったからです。まだマシンの性能を最大限に引き出せてはいませんが、エンジニアやクルーたちのがんばりによって、マシンは速さを発揮しています。これから行なわれるファイナルプラクティスで、マシンをよい状態にできることを期待しています」
アート・セントシアー|HPD社長
「カルロス・ムニョスが見事なアタックで予選4番手となり、2列目にグリッドを獲得しました。非常に暑いコンディションとなっていたことから、予選アタック中にタイヤのグリップが大きく低下すると考えられたため、アタック順の早かったドライバーたちはダウンフォースを多めにつけていました。ところが実際にはタイヤの持ちは想定よりよく、アタック順の遅かったドライバーたちは、ダウンフォースとドラッグを減らすセッティングに変更し、スピードアップに成功しました。ムニョスの予選4番手にはチームメート2人からの情報が大きく貢献していたのです。テキサスでのレースは、どれだけタイヤに負担のない走りができるかが勝負。ムニョスだけでなく、プラクティスと予選で速さを見せてきているマルコ・アンドレッティ、グレアム・レイホール、ジェイムス・ジェイクス、そして佐藤琢磨にもレースでの活躍が期待できる状況です」

予選リザルト

順位 No. ドライバー エンジン タイム
1 1 W.パワー シボレー 0'47.9410
2 22 S.パジェノー シボレー 0'47.9580
3 3 H.カストロネベス シボレー 0'48.0398
4 26 カルロス・ムニョス Honda 0'48.0923
5 2 J.P.モントーヤ シボレー 0'48.1589
6 15 グレアム・レイホール Honda 0'48.1792
7 9 S.ディクソン シボレー 0'48.1853
8 10 T.カナーン シボレー 0'48.2016
9 83 C.キンボール シボレー 0'48.2047
10 8 S.カラム シボレー 0'48.2942

11 27 マルコ・アンドレッティ Honda 0'48.3042
12 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 0'48.3067
13 14 佐藤琢磨 Honda 0'48.3465
16 19 トリスタン・ボーティエ Honda 0'48.5160
17 41 ジャック・ホークスワース Honda 0'48.5853
19 5 ライアン・ブリスコー Honda 0'48.6888
20 98 ギャビー・シャヴェス Honda 0'48.6926
21 28 ライアン・ハンターレイ Honda 0'48.7198
22 18 ピッパ・マン Honda 0'48.8041

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