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2015年6月

2015年6月30日 (火)

NASCAR:カイル・ブッシュが今季初勝利! “チェイス”入りへ大きな一歩 (トヨタ)

2015年6月29日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

 この週末はスプリント・カップ・シリーズ戦のみがカリフォルニアのロードコース、ソノマで開催。戦略の違いで激しく順位が入れ替わる展開となったが、最後のコーションでピットインしたカイル・ブッシュが残り5周で首位を奪い、負傷による開幕11戦欠場から、復帰後5戦で今季初勝利を挙げた。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第16戦 Toyota/Save Mart 350


開催日:6月28日

カイル・ブッシュが今季初勝利!
“チェイス”入りへ大きな一歩

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今季初勝利を挙げたカイル・ブッシュ 

 6月28日(日)、米国西部カリフォルニア州ソノマのロードコース、ソノマ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第16戦「Toyota/Save Mart 350」が開催された。
 ソノマはカリフォルニアワインで有名なナパ・バレーの丘陵地帯に位置する、高低差を活かしたレイアウトのロードコース。NASCARのカップ・シリーズでは年に2戦のみロードコース戦が行われるが、今大会はその初戦となる。
 ソノマではトヨタは過去3勝。2008年にカイル・ブッシュ、2012年にクリント・ボウヤーが勝利。また、今季よりトヨタに移籍したカール・エドワーズは昨年勝利を挙げている。
 NASCARのロードコース戦は1周が長く、グリーン下でのピットでも周回遅れになりにくいため、グリーン下での積極的なピット戦略が採られる。燃料をフルに入れた状態で40周前後走行出来るため、計算では2回のピットで走り切れることとなるが、タイヤの摩耗によるペースダウンも考慮し、3回ピット作戦を採るチームも多い。
 今季より、カップ・シリーズのロードコース戦仕様の車両は降雨時にも走行出来るように規定が変更されたが、今大会は一度も雨に見舞われることなく、カップ・シリーズ初のウェットレース実現にはならなかった。

 26日(金)午後に2度の練習走行を行い、27日(土)午前11時15分より予選開始。マット・ケンゼスが3番手、練習走行でも好調だったボウヤーが6番手、デイビッド・レーガンが9番手、カイル・ブッシュが11番手、エドワーズが14番手、デニー・ハムリンが15番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

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WTCC:レース2でミケリス選手が2位表彰台を獲得、タルクィーニ選手は14番手から追い上げ、5位入賞を果たす(ホンダ)

Et150629006hノルベルト・ミケリス (C)Honda Motor Co Ltd.

2015年6月28日(日)・決勝  
会場:ポール・リカール・サーキット(3.841km)
天候:晴れ  気温30℃  コースコンディション:ドライ

世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、第7戦フランス大会の決勝レースを迎えました。

前日の予選で「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のティアゴ・モンテイロ選手は7番手、ガブリエーレ・タルクィーニ選手は14番手、ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)のノルベルト・ミケリス選手は8番手、「ニカ・レーシング(Nika Racing)」のリカルド・ライデル選手は17番手となり、その番手と同じスタートポジションで、レース1に臨みました。

Et150629001h

ティアゴ・モンテイロ (C)Honda Motor Co Ltd.
.
午後0時45分から開始されたレース1では、ミケリス選手が絶好のスタートを切り、ポジションを早々と2つ上げました。タルクィーニ選手も好ダッシュを決めてポジションを上げます。1周目終了時点で、ミケリス選手が6番手、モンテイロ選手が8番手、タルクィーニ選手は10番手、ライデル選手は14番手となります。3周目に、モンテイロ選手は前のマシンをパスして7番手に浮上。タルクィーニ選手も同じ周に、前を行くマシンがピットインしたため、9番手にポジションを上げました。タルクィーニ選手は5周目に前車をパスして8番手となり、Honda Civic WTCCがレース中盤に6番手~8番手のポジションを固めます。その後、モンテイロ選手とミケリス選手は非常に接近した状態で追い上げましたが、ポジションを上げることはできず、16周のレースをフィニッシュ。ミケリス選手が6位、モンテイロ選手が7位、タルクィーニ選手が8位で入賞を果たし、ライデル選手は入賞目前まで追い上げましたが11位でした。

Et150629003h

ガブリエル・タルキーニ (C)Honda Motor Co Ltd

午後2時からのレース2では、リバースグリッドによりミケリス選手が3番手、モンテイロ選手が4番手からのスタートとなりました。スタートでは、ポールポジションのマシンがジャンプスタートを犯す波乱の幕開けとなりました。好スタートを切ったミケリス選手は2番手に、モンテイロ選手は3番手にポジションを上げて1周目を終えます。2周目には、トップを走行していたポールシッターがペナルティーでピットインすると、ミケリス選手がトップに。モンテイロ選手がそれに続き、Honda Civic WTCCが1-2態勢となりました。しかし7周目、後続の激しいアタックを受けたモンテイロ選手は、バトルの末にスピンして接触。マシンにダメージを受け、ピットに戻ってリタイアとなってしまいました。援護を失ったミケリス選手は、後続を抑えながらレース終盤までトップを守りましたが、14周目にパスされて2番手にポジションダウン。一方、14番手からスタートしたタルクィーニ選手は、レース1同様、スタートから追い上げを開始し、1周目に11番手ポジションを上げました。その後は毎周ポジションを上げ、8周目には5番手となる好走をみせました。ライデル選手も17番手から徐々にポジションを上げ、11周目には入賞圏内の10番手に浮上します。

そのままポジションは入れ替わらずにレースが終わり、ミケリス選手は2位となり、今季3度目の表彰台を獲得。14番手から追い上げたタルクーニ選手は5位、復帰初戦となるライデル選手は10位となり、Honda Civic WTCCはレース1に続いて3台が入賞を果たしました。

第7戦フランス大会の結果、Hondaはマニュファクチャラーズ選手権で428ポイントを獲得して2位を保っています。ドライバーズ選手権では、モンテイロ選手が114ポイントで4位、ミケリス選手が112ポイントで6位、タルクィーニ選手が110ポイントで7位、ライデル選手が4ポイントで18位となっています。

また、ファクトリードライバー以外の選手に与えられる「ヨコハマ・トロフィー」選手権において、ミケリス選手は102ポイントでランキングトップを守っています。

ホンダモータースポーツリリース

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INDY:グレアム・レイホールがフォンタナの500マイルレースで優勝 (ホンダ)

In150628101h グレアム・レイホール (C)Honda Motor Co Ltd.

マルコ・アンドレッティも3位で表彰台
佐藤琢磨はトップ争いを繰り広げるもレース終盤でクラッシュ

2015年6月27日(土)・決勝  
会場:フォンタナ・オートクラブスピードウェイ  
天候:曇り  気温:30~33℃

アメリカ西海岸、カリフォルニア州ロサンゼルスから内陸に入ったフォンタナにあるオートクラブスピードウェイが、今季2戦目となる500マイルレースの舞台。シーズン最後のレースとして定着した感のあったフォンタナでの500マイルレースですが、今年は第11戦として6月下旬に開催されることとなりました。

予選日の日中には気温が35℃まで上昇しましたが、決勝が行なわれた土曜日は雲の多い一日となり、暑過ぎない快適なコンディション下で、500マイルの長距離レースが開催されました。

午後1時半過ぎに23台のインディカーがグリーンフラッグを受け、時速220マイルに迫るハイスピードバトルはスタートしました。見事なダッシュを決めてトップに躍り出たのは、予選3番手のマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)でした。16番手だったライアン・ブリスコー(Schmidt Peterson Motorpsorts)もオーバーテイクを重ね、レース序盤でトップグループへの進出を果たしました。また、9番グリッドからスタートした佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)も、47周目にトップに立ちました。

In150628103h

(C)Honda Motor Co Ltd.

レースが中盤戦に入ると、予選19番手から大きくポジションを上げてきたグレアム・レイホール (Rahal Letterman Lanigan Racing)もトップグループに参画しました。プラクティスから決勝用セッティングにフォーカスしていた彼は、レースで周回を重ねる中で着々と順位を上げ、中盤でトップ争いに加わり、136周目にトップへと躍り出ました。

In150628105h

佐藤 琢磨 (C)Honda Motor Co Ltd.

500マイルの長距離でありながら、スプリントレースのように息をつく間もない激しさで戦いが展開され、アンドレッティ、ブリスコー、佐藤、レイホール、そしてカルロス・ムニョス(Andretti Autosports)と、5人のHondaドライバーによってトップの座が争われました。白昼の高速バトルは緊迫したままクライマックスへと突入。レイホール、アンドレッティ、ブリスコーがトップを争い、佐藤は他車との接触によって1ラップダウンからリードラップに戻り、さらにはトップグループにまで復活してみせました。しかし241周目、佐藤はポジションを争っていた2台の間に挟まれてクラッシュ。これでレースには赤旗が出されました。

コースの清掃が終ってレースが247周目に再開されると、レイホールはトップをキープし、リスタート直前にタイヤ交換を行なったアンドレッティもトップの座を狙える位置にいました。そして、ゴールまで2周となるピット前ストレートで、ブリスコーとライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)と接触。イエローフラッグとチェッカーフラッグが同時に振られ、レイホールが今シーズン初勝利、2008年の開幕戦セント・ピーターズバーグ以来となるキャリア2勝目を挙げました。アンドレッティは3位でゴールし、今シーズン2回目の表彰台に上りました。レイホールとアンドレッティ以外にも、ジェイムズ・ジェイクス(Schmidt Peterson Motorsports)が7位、ジャック・ホークスワース(A.J. Foyt Racing)が10位と、Hondaドライバー4人がトップ10フィニッシュを達成しました。

また、今日のレースではインディカーシリーズの新記録が樹立されました。フォンタナでのリードチェンジは2001年の73回がこれまでの最多でしたが、今日のレースでは80回ものリードチェンジが記録され、フォンタナのみでなく、インディカーシリーズ全体のリードチェンジ回数の新記録が生まれました。

シリーズ第12戦は1週間のインターバルの後、ウィスコンシン州ミルウォーキーの伝統ある1マイル・オーバルで開催されます。

ホンダモータースポーツリリース

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2015年6月29日 (月)

DTM:Rd.3ノリスリンク レース結果

■ノリスリンクラウンドはメルセデスが連勝

パスカル・ウォーレイン (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ロバート・ウィケンス (C)DTM/EF3 Media 拡大します

(C)DTM/EF3 Media 拡大します

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DTM:Rd.3ノリスリンク 予選結果

クリスチャン・ベアトリス (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ブルーノ・シュペングラー (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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FIA-F3:Rd.6ノリスリンク レース結果

Charles Leclerc (MCO, Van Amersfoort Racing) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Maximilian Gunther (DEU, kfzteile24 Mucke Motorsport) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Antonio Giovinazzi (ITA, Jagonya Ayam with Carlin) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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NASCAR:Rd.16ソノマ レース結果

■カイル・ブッシュ(トヨタ)が今シーズン初勝利

カイル・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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FRE:Rd.11(最終戦)ロンドン 第2レース結果

■ネルソン・ピケ(NEXTEV TCR)がフォーミュラE初代王座につく
  レースはサム・バード(バージン)が初優勝を飾る

ネルソン・ピケ (C)Formula E 拡大します

サム・バード (C)Formula E 拡大します

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FRE:Rd.11(最終戦)ロンドン 第2レース予選結果

■ステファン・サラゼン(ベンチュリ)がシリーズ初のポールポジション

ステファン・サラゼン (C)Formula E 拡大します

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WTCC:Rd.7ポールリカール レース結果

■セバスチャン・ロウブが第1レースでポールトゥウィン
  第2レースはホセ・マリア・ロペスが優勝

セバスチャン・ロウブ (C)WTCC 拡大します

ホセ・マリア・ロペス (C)WTCC 拡大します

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2015年6月28日 (日)

INDY:Rd.10フォンタナ レース結果

■グレアム・レイホール(ホンダ)が7年ぶりシリーズ通算2勝目を挙げる
  佐藤 琢磨(ホンダ)はファステストラップを記録するもクラッシュ18位に終わる

グレアム・レイホール (C)indycar media 拡大します

(C)indycar media 拡大します

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INDY:Rd.10フォンタナ 予選結果

■シモン・パジェーノ(シボレー)がフォンタナのポール
  佐藤 琢磨(ホンダ)は9番手

シモン・パジェーノ (C)indycar media 拡大します

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WTCC:Rd.7フランス 予選結果

■セバスチャン・ロウブ(シトロエン)がホームレースのポールポジション

セバスチャン・ロウブ (C)WTCC 拡大します

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NASCAR:Rd.16ソノマ 予選結果

■今シーズン初のロードコースでAJ.アルメンディンガー(シボレー)がポール

AJ.アルメンディンガー (C)nascarmedia 拡大します

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FRE:Rd.10(最終戦)ロンドン 第1レース結果

■ロンドン第1レースはセバスチャン・ブエミ(e-dams)がポールトゥウィン

セバスチャン・ブエミ (C)Formula E 拡大します

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FRE:Rd.10(最終戦)ロンドン 予選結果

■ラストラウンドのロンドンはセバスチャン・ブエミ(e-dams)がポール
  山本 左近(Amlin Aguri)は17番手スタート

セバスチャン・ブエミ (C)Formula E 拡大します

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2015年6月27日 (土)

FIA-F3:Rd.6ノリスリンク 予選結果

■ルーキー2人がポールポジションを分け合う

Charles Leclerc (MCO, Van Amersfoort Racing) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します Alexander Albon (THA, Signature) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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2015年6月22日 (月)

WTCC:タルクィーニ選手がレース1で6位、レース2で4位。モンテイロ選手も両レースで入賞を果たす (ホンダ)

Et150622001h

(C)Honda Motor Co Ltd.

June 21 2015, RACE
WTCC Race of Slovakia

2015年6月21日(日)・決勝  
会場:スロバキアリンク(5.922km)
天候:曇り  気温19℃  コースコンディション:ドライ

6月21日(日)、世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、第6戦スロバキア大会の決勝を迎えました。前日の予選でタイムを伸ばすことができなかったHonda Civic WTCC勢は、「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のガブリエーレ・タルクィーニ選手が9番手、ティアゴ・モンテイロ選手が17番手、「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」のノルベルト・ミケリス選手が13番手、「ホンダ・レーシングチーム・スウェーデン(Honda Racing Team Sweden)」のネストール・ジロラミ選手が18番手からのスタートとなりました。

レース1では、Honda Civic WTCC勢は好スタートを決めました。タルクィーニ選手が6番手、ミケリス選手が10番手、モンテイロ選手が11番手、ジロラミ選手が14番手にポジションを上げ、オープニングラップを終えます。そのあと、レース中盤までそれぞれのポジションを守りながら周回を重ねていましたが、終盤に差しかかる8周目、ミケリス選手がタイヤのトラブルによりコースアウト。グラベルにストップし、リタイアとなりました。一方で、同じ周に8番手、9番手を走るマシンもペナルティーとトラブルで脱落し、モンテイロ選手が8番手、ジロラミ選手が11番手へとポジションをアップ。9周目には10番手を走るマシンも脱落し、ジロラミ選手は入賞圏内の10番手となりました。タルクィーニ選手は6番手を守りきってフィニッシュ。モンテイロ選手は8番手、ジロラミ選手は10番手で11周のレースを終えました。ジロラミ選手は初参戦のWTCCでポイント獲得を果たしました。

リバースグリッドで行われるレース2では、タルクィーニ選手が2番手からのスタート。好ダッシュを見せたタルクィーニ選手は第1コーナーまでにトップに立ちました。2周目まで首位を守ったタルクィーニ選手ですが、スピードで勝る後続に迫られ、3周目に2番手、4周目に4番手とポジションを落とします。ミケリス選手、モンテイロ選手は後方から追い上げ、3周目にはミケリス選手が11番手、モンテイロ選手が12番手までポジションを上げました。2台のHonda Civic WTCCは非常に接近したバトルを繰り広げ、8周目にはコーナーの進入で接触。2台ともハーフスピン状態となりましたが、そのままコースに復帰し、事なきを得ました。その後、終盤にかけて上位のマシンがトラブルなどで脱落し、10周目にはミケリス選手が8番手、モンテイロ選手が9番手と入賞圏内に入り、そのままチェッカー。タルクィーニ選手は4位でフィニッシュし、Honda Civic WTCCは3台が入賞してポイントを得ました。

第6戦スロバキア大会の結果、Hondaはマニュファクチャラーズ選手権で366ポイントを獲得し、2位の座をキープしています。また、ドライバーズ選手権では、モンテイロ選手が108ポイントで4位、タルクィーニ選手が96ポイントで5位に上昇、ミケリス選手が86ポイントで6位、ジロラミ選手が1ポイントで21位となっています。

また、ファクトリードライバー以外の選手に与えられる「ヨコハマ・トロフィー」選手権において、ミケリス選手が83ポイントでランキングトップを守っています。

ホンダモータースポーツリリース

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FIA-F3:Rd.5スパ・フランコルシャン レース結果

Charles Leclerc (MCO, Van Amersfoort Racing) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Jake Dennis (GBR, Prema Powerteam) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

(C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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GP3:Rd.2レッドブルリンク 第2レース結果

Luca Ghiotto (ITA, Trident) (C)GP3 Series Media Service 拡大します

Oscar Tunjo (COL, Trident) (C)GP3 Series Media Service 拡大します

(C)GP3 Series Media Service 拡大します

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GP2:Rd.4レッドブルリンク 第2レース結果

■松下 信治(ART)シリーズ初の表彰台に立つ
  リオ・ハルヤント(カンポス)が優勝

松下 信治 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

リオ・ハルヤント (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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WTCC:Rd.6スロバキア レース結果

■イワン・ミューラーとセバスチャン・ロウブが優勝、シトロエン2レースともに表彰台を独占

イワン・ミューラー (C)WTCC 拡大します セバスチャン・ロウブ (C)WTCC 拡大します

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2015年6月21日 (日)

GP3:Rd.2レッドブルリンク 予選結果

Luca Ghiotto (ITA, Trident) (C)GP3 Series Media Service 拡大します

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GP2:Rd.4レッドブルリンク 第1レース結果

■ストフェル・バンドーン(ART)が開幕戦から第1レース4連勝
  松下 信治(ART)は4位入賞

ストフェル・バンドーン (C)GP2 Series Media Service 拡大します

(C)GP2 Series Media Service 拡大します

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WTCC:Rd.6スロバキア 予選結果

■イワン・ミューラー(シトロエン)がホセ・マリア・ロペス(シトロエン)を下して2戦連続今シーズン3回目のポールポジション

イワン・ミューラー (C)WTCC 拡大します

ロバート・ハフ (C)WTCC 拡大します

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2015年6月20日 (土)

FIA-F3:Rd.5スパ・フランコルシャン 予選

Felix Rosenqvist (SWE, Prema Powerteam) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Mikkel Jensen (kfzteile24 Mucke Motorsport) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Jake Dennis (GBR, Prema Powerteam) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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GP2:Rd.4レッドブルリンク 予選結果

■ストフェル・バンドーン(ART)が今シーズン3回目のポールポジション
  チームメイトの松下 信治が2番手グリッドでARTがフロントロー独

ストフェル・バンドーン & 松下 信治 (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2015年6月16日 (火)

LM24:ル・マンでポルシェ919ハイブリッドが ワン・ツーフィニッシュを飾る

(C)Porsche AG. 拡大します

プレスインフォメーション 2015年6月15日
 
GTE-Amクラスでは、パトリック・デンプシーが2位を獲得

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)の919ハイブリッドを駆るアール・バンバー(ニュージーランド)/ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)/ニック・タンディ(イギリス) 組は、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦として開催された第83回ル・マン24時間(フランス)において、ポルシェが初めてル・マンで総合優勝してから45年後の今年、見事ワン・ツーフィニッシュを達成いたしました。ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組は2位、ロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組は5位を獲得しています。GTE-Amクラスでは、アメリカの俳優でもあるパトリック・デンプシーがポルシェ911 RSRのステアリングを握り、自身のレーシングドライバーとして最高の成功となる2位でチェッカーフラッグを受けました。

他のどのブランドよりも密接にル・マンと結びついているポルシェの優勝はアラン・マクニッシュ(イギリス)、ローレン・アイエロ(フランス)、ステファン・オルテリ(モナコ)が1998年に911 GT1 でワン・ツーフィニッシュを達成して以来のことで、歴代最多となる17回目の優勝を果たしました。

マティアス・ミューラーは「ワン・ツーフィニッシュで優勝できるとは想像もしていませんでした。これはチーム全員のすばらしい努力による賜物です」と語りました。

ヴゥイザッハ研究開発所の責任者であるヴォルフガング・ハッツは「参戦2年目でのワン・ツーフィニッシュは、919ハイブリッドの開発を続けてきた230人のエンジニアによる努力があってこそです」とコメントとしています。

ポルシェは昨年、WECのLMP1クラスにおける新しいレギュレーションが導入されたのに伴い、耐久レースのトップカテゴリーに復帰いたしました。ヴァイザッハで開発された中でもっとも革新的なレーシングカーである919ハイブリッドは、トレンドであるダウンサイジングターボと2つのエネルギー回生システムを採用し、合計出力は1,000馬力以上を誇ります。ポルシェは未来におけるスポーツカーに必要不可欠な最大限の効率を、レースの現場において追及しているのです。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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NASCAR:雨天短縮終了レースでマット・ケンゼスが4位

2015年6月15日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

エクスフィニティ・シリーズではカイル・ブッシュが復帰戦勝利!

ミシガンで行われたスプリント・カップ・シリーズ戦は、降雨で計2時間以上赤旗中断の末に、短縮終了。最後は終了のタイミングを計っての戦略戦となったが、マット・ケンゼスが4位フィニッシュ。同じミシガンで前日に行われたエクスフィニティ・シリーズでは、開幕戦以来の復帰となったカイル・ブッシュが逆転勝利を飾った。ゲートウェイでのキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、レースを支配していたエリック・ジョーンズとマット・クラフトンが共に終盤アクシデントに見舞われ、ジョニー・ソーターが3位フィニッシュとなった。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第15戦 Quicken Loans 400

開催日:6月14日

雨天短縮終了レースでマット・ケンゼスが4位

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4位フィニッシュを果たしたマット・ケンゼス(#20)

 6月14日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第15戦「Quicken Loans 400」が開催された。
 年間2戦行われるミシガンのカップ・シリーズ戦で、トヨタは過去4勝。そのうちデニー・ハムリンが2勝、カイル・ブッシュが1勝を挙げている。また、マット・ケンゼスとカール・エドワーズもトヨタ移籍以前に2勝を挙げており、トヨタ勢の活躍に期待がかかった。

 12日(金)練習走行のあと、午後4時15分より予選が行われ、エドワーズが2列目4番手。カイル・ブッシュが10番手、ケンゼスが12番手、ハムリンが13番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。13日(土)の2回の練習走行では、カイル・ブッシュが4番手、3番手と好タイムをマーク。カイル・ブッシュはその後行われたエクスフィニティ・シリーズ戦も制し、勢いに乗って決勝に臨んだ。

 14日(日)午後1時8分、2マイルオーバルを200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタートした。2列目4番手スタートのエドワーズが好ダッシュで首位浮上。12番手スタートのケンゼスも7位へとジャンプアップを果たした。
 11周目、コースの一部で雨が降り始めたためにイエローコーション。14周目には赤旗が出されることに。1時間ほどの中断の後、一旦レースは再開されたが、再開直後のイエローコーション中に再び雨に見舞われ赤旗中断。“トヨタ タンドラ”に搭載された“エア・タイタン”でコースを乾燥し、トータル1時間半強の中断の後にレースが再開された。
 再スタート後もエドワーズが首位をキープ。雨で洗い流されたコースでのタイヤの摩耗をチェックするため、40周目にコンペティション・コーションが出されると、全車ピットに向かい、上位勢の多くはタイヤを2本交換。カイル・ブッシュ3位、エドワーズ4位、ケンゼス6位、4本交換したハムリンは23位でピットアウト。
 しかし、このコーション中にも雨が降り始め、再び30分以上にわたっての赤旗中断となってしまった。
 レースが再開され、52周目に再スタートが切られたが、まだ完全に路面が乾いていなかったのか、トヨタ勢最上位の3位につけていたカイル・ブッシュが壁に激しくクラッシュ。車体に大きなダメージを負い、ガレージでの修復を余儀なくされてしまった。
 60周目、ケンゼス2位、エドワーズ3位で再スタートを切り、首位を追走。途中、ケンゼスのフロントグリルに異物が張り付いたため、順位を入れ替え、エドワーズの後方に着くことでこの異物を取り除いたが、その後、再びケンゼスが前に出た。
 イエローコーションが出ないままの展開となり、80周目過ぎからグリーンピット開始。首位の車両がピットインしたことでケンゼスは83周目に首位浮上。翌周、ケンゼスもグリーンピットを行った。
 先のピットでタイヤ4本交換としたことで後方に沈み、集団の中で苦戦を強いられていたハムリンは、ピットタイミングを引っ張り、94周目、2位まで順位を上げてグリーンピット。
 レースが100周の折り返しを過ぎた後もコーションは出ず。ケンゼスは2位をキープしたが、エドワーズはセッティング変更が裏目に出て徐々にポジションダウン。ハムリンも2本タイヤで苦戦し、20位前後での走行が続いた。
 120周目過ぎから2度目のグリーンピットが始まり、ケンゼスがピットイン。この時点で、空は再び暗さを増しており、雨天でのレース終了を睨んで、各車戦略に頭を悩ませることとなった。
 126周目、直前まで首位を走行していた車両がタイヤバーストによりイエローコーション。このコーションでハムリンはピットへ。エドワーズは一旦コース上に残ったが、燃料が厳しくなり、翌周ピットへ。先にピットインしていた車両の後方に着くこととなり、大きく順位を落としてしまった。
 130周目、ケンゼス5位、32番手スタートから後半順位を上げてきたクリント・ボウヤーが9位、ハムリン11位、エドワーズ14位で再スタート。しかし、まもなく強い雨が降り始め、レースは137周目にイエローコーション。その後赤旗が出され、短縮終了となった。
 最後の再スタートで燃料ギャンブルに出た首位の車両が燃料切れに陥ったため、ケンゼスは一つ順位を上げ4位でフィニッシュ。ボウヤー10位、ハムリン11位、エドワーズ12位でレースを終えることとなった。

 次戦第16戦は6月28日(日)、米国西部カリフォルニア州ソノマのロードコース、ソノマ・レースウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

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2015年6月15日 (月)

LM24:Audi、ル・マン24時間レース最速記録を樹立するも、不運に見舞われる

(C)AUDI AG. 拡大します

2015/06/15
● ル・マン24時間レースで3位表彰台を獲得
● ル・マンにおける表彰台獲得は、17大会連続
● ロッテラー / ファスラー / トレルイエ組、WEC年間ポイントのトップを堅持

6月14日 インゴルシュタット / ル・マン: 14回目の優勝は逃したものの3位、4位、7位。表彰台獲得連続記録を更新しました。

アウディは、今年も素晴らしいレースを展開しました。出場した全マシンが完走し、そのうち1台は表彰台を獲得しました。表彰台を獲得したのは、昨年の優勝トリオ、アンドレ ロッテラー(ドイツ) / マルセル ファスラー(スイス) / ブノワ トレルイエ(フランス)組です。彼らは2台のポルシェに続き3位を獲得しました。また、ロッテラーが3m17.475sというコースレコードも記録しました。

AUDI AG取締役会会長Prof. ルパート シュタートラーはチェッカーフラッグが振られると真っ先にポルシェピットを訪れ、彼らの優勝を称え「今回のレースは、モータースポーツの最高峰と賞すべきものでした。会場に押し寄せた観客は、アウディとポルシェという同じグループのブランドでありながら、お互いに手を緩めることなくスリリングなバトルが繰り返され、非常に素晴らしい耐久レースを堪能されたことと思います。ル・マンで優勝することが、どれほど難しいかを知り尽くしている我々は、ポルシェの優勝を称えることに何の躊躇もありません」とコメントしています。

アウディスポーツ チームヨーストのガレージでレースを見守ったAUDI AG技術開発担当取締役のProf. Dr. ウルリッヒ ハッケンベルクは「まったく異なるコンセプトで産み出されたアウディとポルシェのハイブリッド レーシングカーが、レース全体を通じて互角の闘いを繰り広げたことに、非常に大きな驚きと感動を得ました。両ブランドが採用したコンセプトは、いずれもトヨタのマシンを凌駕する速さを示しました。これこそが我々がWECやル・マンで明らかにしたいものなのです」とコメントしています。

トップが激しく入れ替わる展開が続き、アウディとポルシェの2者によって争われた第83回ル・マンの勝利者は日曜日の朝になり、ようやく雌雄が決せられました。

3台のAudi R18 e-tron quattroは、いずれも卓越した速さを見せていましたが、数々の不運に見舞われました。レース序盤のパンクにも関わらず、激しい優勝争いを繰り広げていたアンドレ ロッテラー / マルセル ファスラー / ブノワ トレルイエ組は、日曜日の午前7時前にエンジンフードが大きく外れるトラブルに見舞われ、ダメージを負ってしまいました。ピットにおける修復作業はわずか6分56秒で終わりましたが、これにより失われた2ラップを取り戻すことは叶いませんでした。

ルーカス ディ グラッシ(ブラジル) / ロイック デュバル(フランス) / オリバー ジャービス(イギリス)組も、滅多に起きないアクシデントに遭遇してしまいました。レース開始からおよそ3時間が経過し、インディアナポリスに差し掛かったロイック デュバルが複数の遅いマシンをパスしている際に、GTEクラスのマシンに追突され、それが原因でガードレールに激しく衝突してしまいました。彼らのAudi R18 e-tron quattroは、わずか4分ほどの修復でレースに復帰、最終的に4位でゴールしました。

幾度もトップに立ち、それ以外の時もトップと僅差を維持して走り続けていたフィリップ アルバカーキー(ポルトガル) / マルコ ボナノミ(イタリア) / レネ ラスト(ドイツ)トリオが駆るAudi R18 e-tron quattroは、優勝候補の最右翼と目されていましたが、日曜日の朝にハイブリッドシステムの不具合に見舞われ、3番手となってしまいました。その後、レース終了わずか3時間前に、同じ不具合に起因する左フロントのドライブシャフトの交換を余儀なくされます。この作業に17分を要したため、彼らは総合7位となりました。

アウディジャパン・プレスリリース

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LM24:24時間経過(ゴール)TS040 HYBRID 健闘虚しく雪辱を果たせず

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ル・マン24時間レース 速報 No.5

2015年6月14日(日) 現地発
TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDは、第83回ル・マン24時間レースを6位と8位で終え、過酷なレースを戦い抜く信頼性を証明すると共に、優れた高速性能を披露しました。6位に入ったのはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車。アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は8位でした。

トヨタ自動車は、この厳しい24時間レースを勝ち抜いた1位、2位のポルシェ、3位のアウディに賞賛の拍手を送りたいと思います。

ル・マン24時間レースでの勝利を渇望していたTOYOTA GAZOO Racingとしては、この成績には不満を覚えるしかありませんが、来年のル・マン24時間レース制覇に向けて、TS040 HYBRIDの全領域における改良を約束します。

レースにおける2台のTS040 HYBRIDはコンスタントな走りが出来る性能を証明してくれましたが、ライバルのペースには届きませんでした。2014年に比べ、1周のラップタイムが大きく向上した今年のレースでは、レースモードでのラップタイムを1秒短縮しただけでは戦いには不十分で、上位争いに加わることは出来ませんでした。

レースが5時間目に入った頃、アンソニー・デビッドソンの操る#1号車が遭遇したアクシデントが、TOYOTA GAZOO Racing唯一の躓きでした。GTカーと接触してフロントカウルを壊し、その後ハンドリングに問題が生じました。その結果、#1号車はガードレールに接触し、左後輪のサスペンションにダメージを負ったのです。緊急ピットインで13分かけて前後のボディカウルと壊れたサスペンションを交換、5周遅れでレースに復帰しました。

このアクシデント以外では大きな問題は生じませんでしたが、先頭集団に追いつけなかったことが一番大きなフラストレーションになりました。加えて、20時間に渡るドライコンディションでのレースは、奇を衒った作戦を許さず、コンスタントで高い信頼性、そしてミスのないピット作業が求められました。24時間の休みない戦いは、ピットクルーに大きな肉体的負担をかけましたが、彼らはそれを見事に克服してくれました。

レースが21時間を過ぎた頃、サルト・サーキットは小雨に濡れましたが、レース展開に影響を及ぼすほどのものではありませんでした。この時点では2台のTS040 HYBRIDは7位、8位を走行していましたが、終盤の#9アウディの後退で、#2号車が6位に上がることが出来ました。チェッカーフラッグを受けたドライバーは、#2号車がブルツ、#1号車がブエミでした。成績は不満の残るものでしたが、2台共に以前のル・マンでトヨタ車が走破した距離を超えています。

この結果を持ってTOYOTA GAZOO Racingはドイツ・ケルンの拠点TMGに帰ります。そして、この悔しさを2016年のル・マン24時間レース制覇に賭ける原動力にします。皆様の応援に感謝いたします。今後もTOYOTA GAZOO Racingの戦いにご注目ください。

佐藤俊男 チーム代表:
最初に、素晴らしい戦闘力で見事に目標達成を果たしたポルシェを祝福したいと思います。結局、我々のTS040 HYBRIDは、今年のル・マンで表彰台を勝ち取るだけの十分な速さを示せませんでした。懸命に、予選でのライバルとのギャップを埋めて来ましたが、まだ互角に戦うまでに至らなかったのが残念です。この結果に満足することは到底出来ませんが、チームが一丸となったプロとしての働きぶりと献身的な頑張りには非常に感謝しています。厳しい道のりでしたが、我々は決して諦めませんでした。レース序盤の#1号車の接触はさておき、大きなミスも無く、TS040 HYBRIDも良く走ってくれました。さらに強くなったトヨタとして、2016年のル・マンに戻ってこられるよう、これから準備を始めます。

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NASCAR:Rd.15ミシガン レース結果

■雨で短縮のミシガン、カートブッシュ(シボレー)が今シーズン2勝目を挙げる

カート・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン レース結果

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INDY:Rd.9トロント レース結果

■ヨセフ・ニューガーデンが今シーズン2勝目、ルカ・フィリッピが2位でCFHレーシング・シボレーの1-2
  佐藤 琢磨(AJ.フォイト・ホンダ)は10位フィニッシュ

ヨセフ・ニューガーデン (C)indycar media 拡大します

佐藤 琢磨 (C)indycar media 拡大します

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2015年6月14日 (日)

LM24,WEC:Rd.3ルマン 24時間目結果速報

■ポルシェ1998年以来17年ぶり、通算17回目のルマン優勝をワンツーで飾る
 トヨタは6位と8位、ニッサンは苦闘のルマン復帰に終わる
 

Nico Huelkenberg, Earl Bamber, Nick Tandy (C)Porsche AG. 拡大します >

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 20時間目途中経過

■ポルシェ1-2のままレースも大詰めへ

Audi R18 e-tron quattro #7 (C)AUDI AG. 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 18時間目途中経過

■ポルシェ1-2態勢、アウディ9号車も同一ラップで食い下がる

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LM24:夜明けを迎え 16時間経過、#2号車が7位 #1号車が8位で後半戦へ (トヨタ)

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ル・マン24時間レース 速報 No.4
2015年6月14日(日)午前8時 現地発

FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦でもあるル・マン24時間レースは、6月14日(日)の朝を迎えて最後の3分の1に突入しました。激しいバトルにもかかわらず、出走した56台のほとんどが生き残っているという例年にない戦いの様相を呈しています。

LMP1クラスでは、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDが夜のセッションを通してトラブルの無い走りを展開、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車はトップから5周遅れの7位を走行しています。

もう1台の#1号車は、レース序盤のアクシデントによる13分のタイムロスが響き、#2号車からさらに3周遅れの8位を走っています。

レースは残り8時間。心配された雨も降らず、夜明けと共に路面温度も上昇してタイヤにとっても走りやすい状態になってきました。この時点でステアリングを握っているのは#1号車がブルツ、#2号車がコンウェイ。2台は上位を狙いながらもお互いのポジションを競い合う直接対決という環境下にもあります。トヨタの17回目のル・マン挑戦は、いよいよ最後のステージに突入しました。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
10時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 152周
11時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 8位 169周
12時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 8位 185周
13時間経過時点(中嶋一貴): 8位 202周
14時間経過時点(中嶋一貴): 8位 219周
15時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 236周
16時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 253周

中嶋一貴:
前後の車両との差を考慮すると、一定のペースを保ち、上位との差を広げられないことが我々に出来る全てでしたが、それは達成出来ました。ル・マンでの夜間走行は、周回遅れの処理など、常に困難な挑戦ですが、私のスティントは順調でした。ピットクルーも見事に役割を果たしており、TS040 HYBRIDも満足いく走りで応えてくれました。夜明けを迎え、レースがこれからどう変わっていくか見守りたいと思います。

TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
10時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 156周
11時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 172周
12時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 189周
13時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 205周
14時間経過時点(マイク・コンウェイ): 7位 222周
15時間経過時点(マイク・コンウェイ): 7位 239周
16時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 256周

マイク・コンウェイ:
路面のグリップが良くなったこともあり、TS040 HYBRIDのフィーリングは、少し良くなっているように思います。我々のペースは一貫しており、カーバランスも良好です。全力で攻めると共に、着実にラップタイムを刻みました。今の状況を踏まえ、我々はまだ諦めていません。

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 17時間目途中経過

■ポルシェ19号車が、2番手のアウディ9号車とのリードを拡大

Porsche 919 Hybrid (C)Porsche AG. 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 15時間目途中経過

■ポルシェ19号車のトップは変わらず

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 12時間目途中経過

■ポルシェ17号車がトップを死守、僅差の戦いが続く
  レースは後半へ

(C)AUDI AG. 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 11時間目途中経過

■ポルシェ19号車が2番手のアウディとの差を広げる

No.19 Porsche 919 Hybrid (C)Porsche AG. 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 9時間目途中経過

■トップはポルシェ17号車に、アウディとの激戦が続く

No.17 Porsche 919 Hybrid (C)Porsche AG. 拡大します

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LM24:9時間経過。#2号車は7位。#1号車は中嶋一貴が8位へ。 (トヨタ)

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ル・マン24時間レース 速報 No.3
2015年6月14日(日)午前1時 現地発

サルト・サーキットがすっかり夜の闇に包まれた午前0時、ル・マン24時間レースはスタートから9時間を経過、レースの3分の1以上を消化しました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDは現時点で7位と8位を走行、#2号車はトップのポルシェから3周遅れでコンスタントな走行を続けています。

先のスティントでアンソニー・デビッドソンがアクシデントに遭遇した後、#1号車は中嶋一貴にバトンタッチされました。中嶋は修復なったTS040 HYBRIDを慎重にかつ速く走らせ、一時先を越されていたレベリオン#12号車を抜き、8位にまでポジションを挽回して来ました。一方の#2号車はマイク・コンウェイが7位を走行中ですが、#8号車にはまだ4周の差をつけています。

中嶋は3スティントを無事に走り切ったあと、セバスチャン・ブエミに交替しました。ブエミは走り始めてすぐ、前後とのギャップがかなり大きいことに気づき、無理な走りは極力避け、コンスタントな走りに徹することにしました。無理をして余計なトラブルに遭遇することを避けるためです。

コンウェイはTS040 HYBRIDで夜のル・マンを走行するのは初めてにもかかわらず、切れの良い走りで3スティントを走破しました。しかし、深夜少し前に発生したアクシデントのために導入されたセ-フティカーでその走りは中断され、直後にチームメイトのアレックス・ブルツにステアリングを託しました。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
7時間経過時点(中嶋一貴): 9位 105周
8時間経過時点(中嶋一貴): 8位 120周
9時間経過時点(セバスチャン・ブエミ):8位 135周

中嶋一貴:
クリーンに走ることが最優先でした。アクシデントでタイムを失ったことを考えると、我々は出来る限り安定した走行を心掛け、更なるアクシデントを避ける必要があります。私が担当した最初のスティントには満足しています。まだレースは3分の1が終わったばかりで、これから何が起こるかわかりません。

TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
7時間経過時点(マイク・コンウェイ): 7位 109周
8時間経過時点(マイク・コンウェイ): 7位 123周
9時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 139周

マイク・コンウェイ:
私の最初のスティントは厳しいものになりました。車両のバランスに慣れ、走行しているコンディションで何が必要なのかを理解する必要がありました。フロントウィンドウがオイルや虫で非常に汚れていて見にくかったので、スティントの中盤以降はチャレンジングでした。とにかくトラブルに見舞われないように心掛け、それは上手く行きました。 
 
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INDY:Rd.9トロント 予選結果

■ウィル・パワー(ペンスキー・シボレー)が2戦連続今シーズン5回目のポールポジション
  佐藤 琢磨(AJ.フォイト・ホンダ)は8番手グリッド

ウィル・パワー (C)indycar media 拡大します

佐藤 琢磨 (C)indycar media 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 8時間目途中経過

■アウディ9号車がトップ、アウディとポルシェの上位4台が10秒以内の接戦

No.9 Audi R18 e-tron quattro (C)AUDI AG. 拡大します

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INDY:佐藤琢磨がHonda勢最上位となる予選8番手を獲得 (ホンダ)

June 13 2015, QUALIFYING
Honda Indy Toronto

2015年6月13日(土)・予選  
会場:トロント市街地特設コース  
天候:晴れ  気温:22℃

2015年のインディカー・シリーズは後半戦に突入し、唯一の海外イベントであるカナダのHondaインディ・トロントを迎えました。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは新しいスポーツ用スタジアムやホテルなどが次々と建設されている、町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置しています。

トロントのコースは、バンピーなだけではなく舗装の素材が1ラップの中で目まぐるしく変わり、サスペンションのセッティングやドライビングに非常に難しいことで有名です。マシンを必要以上にスライドさせないでアタックラップを完成させるのは至難の業ですが、佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は彼ならではの攻撃的なアタックをトロントのファンに披露し、予選8番手を獲得しました。

佐藤は予選の第1セグメントでは2グループ目で走り、ここではハードタイヤだけの走行で4番手につけました。その後ソフトタイヤに交換してコースインしましたが、1台のマシンでアクシデントが発生。赤旗が振られ、そのまま計測時間は終了となりました。第2セグメントに進出した佐藤は、ソフトタイヤを2セット投入してファイナル進出を狙える絶好の状況を手に入れました。第1セグメントで少しだけ走行したソフトタイヤでアタックし、続いて新品のソフトタイヤに交換してアタック。計測時間終了間際に記録したベストラップは59秒9500というすばらしいものでした。コース幅をフルに使い、壁に軽く接触するほどエキサイティングな走りとなりましたが、0.0462秒の差でファイナルステージ進出は逃しました。それでも佐藤は、明日のレースにグリッド4列目アウト側という好位置からスタートします。

今シーズンの戦いで3度のトップ3フィニッシュを果たし、ポイントスタンディングで5番手につけているグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、予選10番手。明日のレースでの活躍が期待されます。全長1.755マイルのコースを85周して争われる決勝は明日、日曜日の午後3時半過ぎにスタートが切られます。

コメント
佐藤琢磨(8番手)
「予選のファイナルステージ進出を惜しくも逃しました。500分の1秒という僅差でした。しかし、それもレースです。トロントはとてもバンピーで、その上にドライビングの難しさも備えたコースです。路面もコースの場所によって異なります。路面の凹凸を減らす作業をしたと聞いていますが、それでもまだバンピーです。そして、それがレースをおもしろくさせるのです。Hondaカナダ、そして地元の熱心なファンたちに強く支持されているレースでもあります。彼らが祝うことのできるなにかを明日のレースでプレゼントできるようにがんばります」

アート・セントシアー|HPD社長
「今日も凄まじい接戦でした。ポジション間のタイムの拮抗ぶりは本当にインディカーならではのものです。明日のレースも激しい戦いになるでしょう。予選ではまだライバルに対して差がありますが、それは縮まっていますし、レースになれば差はもっと小さくなると考えています。佐藤琢磨選手が今日の予選では8番手につける好走を見せました。明日は彼らしいアグレッシブなレースが見られると思います。ほかのドライバーたちにも創造力を働かせたオーバーテイクをみせて欲しいと思います」

ホンダモータースポーツリリース

予選リザルト
順位 No. ドライバー エンジン タイム
1 1 W.パワー シボレー 59.4280
2 22 S.パジェノー シボレー 59.6095
3 2 J.P.モントーヤ シボレー 59.6242
4 9 S.ディクソン シボレー 59.8879
5 11 S.ブルデー シボレー 59.9012
6 20 L.フィリッピ シボレー 1'00.2312
7 3 H.カストロネベス シボレー 59.8940
8 14 佐藤琢磨 Honda 59.9500
9 10 T.カナーン シボレー 1'00.0901
10 15 グレアム・レイホール Honda 1'00.1241
 
12 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 1'00.4576
13 26 カルロス・ムニョス Honda 1'00.6849
14 41 ジャック・ホークスワース Honda 1'01.4569
16 28 ライアン・ハンターレイ Honda 1'01.5959
18 27 マルコ・アンドレッティ Honda 1'01.9907
19 5 コナー・デイリー Honda 1'01.2543
21 19 トリスタン・ボーティエ Honda 1'01.5065
22 98 ギャビー・シャヴェス Honda 1'02.4016
23 18 ロドルフォ・ゴンザレス Honda 1'05.0167

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LM24:6時間経過。#2は7位。接触により後退した#1は9位走行中。 (トヨタ)

ル・マン24時間レース 速報 No.2
2015年6月13日(土)午後10時 現地発

ル・マン24時間レースがスタートして5時間を過ぎた時、6位につけていたTOYOTA GAZOO RacingのTS040 HYBRID #1号車に思わぬアクシデントが発生しました。スタートを担当したセバスチャン・ブエミから交替したアンソニー・デビッドソンがドライブ中でしたが、先行車を追い抜く際に接触、右フロントライトを含むボディカウルを破損しました。しかし、不運はそれだけでは終わりませんでした。接触でハンドリングが不安定になった#1号車は、その数分後にガードレールに接触、左後輪のサスペンションにダメージを負ったのです。

ピットに戻った#1号車はメカニックの手により僅か13分で修理を終え、ドライバーをデビッドソンから中嶋一貴に替えてレースに復帰しました。しかし、このピットストップにより#1号車はトップから5周遅れの9位に後退しました。因みに、この事故に先立ち、デビッドソンは週末を通して最速タイムを記録しています。

一方の#2号車は、#1号車がアクシデントで後退したことで、7位に順位を上げました。スタート・ドライバーのアレックス・ブルツからステアリングを受け継いだステファン・サラザンは、ピットストップの時間を少しでも短縮するために、タイヤ交換無しで4スティントを走り切りました。スタートから7時間を迎える現在は、マイク・コンウェイがステアリングを握っています。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
4時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 58周
5時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 75周
6時間経過時点(中嶋一貴): 9位 89周

アンソニー・デビッドソン:
接触は完全に私のミスです。ハイスピードのポルシェカーブでGTクラスのフェラーリをかわそうとした時に接触してしまいました。車体が接触したままコーナーに進入し、僅かなタイミングの判断ミスにより右前のボディにダメージを負い、車両のバランスも狂ってしまいました。本体はピットインしなくてはなりませんでしたが、タイムロスを最小に留めるために、私のスティントの最後まで走り切りました。しかし、第6コーナーでアンダーステア症状に見舞われ、コースサイドのバリアに接触しました。自分のミスは本当に悔しいですが、迅速な作業で修復し、TS040 HYBRIDをコースへと復帰させてくれたクルーに感謝します。

TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
4時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 58周
5時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 75周
6時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 92周

ステファン・サラザン:
長い時間セ-フティカーが入った上、同じタイヤで走り続けた4スティントだったので、とても長く感じました。我々は自分たちのパフォーマンスレベルが分かっているので、不必要なリスクは決してとらないようにしなければいけません。我々は良いリズムに乗って、我々のレースを我々の作戦で続けるのみです。ル・マンは非常に長く、色々なことが起きるので、これからの我々に何が起こるかを見守りたいと思います。 
 
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LM24,WEC:Rd.3ルマン 5時間目途中経過

■依然としてポルシェ17号車がトップを守るも、上位5台の接戦が続く

No.18 Porsche 919 Hybrid (C)ACO. 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 3時間目途中経過

■ポルシェ17号車がリードを保つもトップ5は僅差の戦い

No.19 Porsche 919 Hybrid (C)ACO. 拡大します

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LM24:序盤戦3時間経過。TS040 HYBRIDは、順位を上げ6位、7位走行中。

(C)Toyota Motorsports 拡大します

ル・マン24時間レース
2015年6月13日(土) 午後7時 現地発

6月13日(土)午後3時、第83回ル・マン24時間レースはフランソワ・オランド大統領を迎え、晴天の下でスタートを切りました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDはグリッド7番手、8番手からスタート、3時間経過した午後6時の時点でも問題なく走行を続けています。

TS040 HYBRID #1号車はセバスチャン・ブエミがスタートドライバーを務め、8番手からスタートしましたが、その後すぐに、7番手グリッドからスタートしたアレックス・ブルツのドライブする#2号車に先行しました。

スタート後1時間、ポルシェとアウディが先行する中、2台のTS040 HYBRIDはコンスタントなペースで周回を重ねました。一時はかなり開いていたトップグループとの差は、3台が絡む事故でセイフティカーが導入された結果、たちまち縮小しました。その後レースが再開された後も、2台のTS040 HYBRIDは安定したペースで周回を重ねています。

午後6時、スタートから3スティントを交替することなく走り切ったブエミは、#1号車のステアリングをアンソニー・デビッドソンに渡しました。その時点でトップからは半周の差を付けられていますが、7位のポジションを堅持しています。8位の#2号車は同様にブルツからステファン・サラザンに交替しました。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
スターティンググリッド:8番手
1時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 7位 17周
2時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 7位 31周
3時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 47周

セバスチャン・ブエミ:
ル・マン24時間レースでスタートを担当するのはいつも素晴らしい経験です。1周目は少しですがバトルも出来、スタートしたタイヤで3スティント走りました。確かにペース的には、アウディやポルシェについて行くことは出来ないのですが、予想していたことなので、慌ててはいません。我々はベストを尽くし、これからの数時間で何が起こるか、レースがどう動いていくのかを見極めたいと思います。

TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
スターティンググリッド:7番手
1時間経過時点(アレックス・ブルツ): 8位 17周
2時間経過時点(アレックス・ブルツ): 8位 31周
3時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 47周

アレックス・ブルツ:
私のスティントは、簡単ではありませんでした。TS040 HYBRIDのバランスは完璧ではなく、リアがほんの少しだけ跳ね気味だったので、高速コーナーで車速を保つのには気を遣いました。また、アウトラップでは誰かが落とした大量のオイルがフロントウインドウを覆って非常に視界が悪かったこともあります。トラフィックにも阻まれロスもしました。我々は、ゴールまで自分たちの作戦で行くと決めましたが、これは結構フラストレーションの溜まるものです。しかしながら、長いレースの最初の第一段階が終わったにすぎませんから、まだまだ頑張ります。

トヨタモータースポーツニュース

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 1時間目途中経過

■第88回ルマン24時間レースがスタート、まずはポルシェ2台がリード

スタートシーン (C)Porsche AG. 拡大します

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2015年6月13日 (土)

LM24:Audi、ル・マン24時間レース決勝に向けた万全の準備を終える

(C)AUDI AG. 拡大します

2015/06/12
● 3台のAudi R18 e-tron quattroはスターティンググリッドの2-3列目からスタート

6月12日 インゴルシュタット / ル・マン: 非常に多忙な木曜日を乗り切り、アウディスポーツ チームヨーストは、2015年のモータースポーツシーズン最大の山場となる、ル・マン24時間レース(日本時間6月13日22時スタート)に向け、万全の準備を整えました。

アウディスポーツ チームヨーストのメカニック達は、水曜日に行われた予選1日目が終了すると、3台のAudi R18 e-tron quattroすべてに全面的な改修を加え、レース仕様のセッティングに変更しました。過酷な作業ではあったものの、3台のマシンは19:00から行われた2回目のセッションまでに、すべての作業を終了しました。

アウディスポーツLMPプロジェクトリーダーのクリス レインケは「このやり方は、我々にとっては何年も前から採用し、これまでに優れた実績を残している手法なのですが、熟練したテクニックや高度に組み上げられた作業手順など、まさに”アウディトップサービス”と呼べる卓越したメカニック達だからこそ実現出来るものです。彼らには、とても感謝しています」とコメントしています。

アウディスポーツ チームヨーストは、木曜日に設けられた予選セッションで、3台すべてのAudi R18 e-tron quattroの決勝に向けたセットアップ、特にタイヤの最終仕様判断を行いました。本日も何度かの走行中断に見舞われたにも関わらず、マシンの状態はこれまで以上に良好になりました。

アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「本日も、決勝レースへの準備を進めていました。その結果、3台のマシンはすべて、ドライバー達が快適にレースを闘える状況が整ったと確信しています。ドライバーが快適に走れるというポイントは、ここル・マンでは非常に重要な要素です。それがあってこそ、非常に重要な要素であるタイヤへの負担を最小限にすることが可能となります。この点で、我々は非常に優れた状態になっていると考えています」とコメントしています。

今年で83回目を数える世界に名だたる耐久レースに臨み、アウディスポーツ チームヨーストは、今やAUDI AGが生産する市販モデルすべてに採用されている、高効率テクノロジー”Audi ultra”を最大限に活用しています。リヤアクスルをTDIエンジンで、フロントアクスルを電気で駆動し、一新されたエアロダイナミクスを採用した最新モデルのAudi R18 e-tron quattroは、世界中でもっとも低燃費で走行するレーシングカーですが、ル・マンのユーノディエールでの最高速は340km/hにも達します。

3台のAudi R18 e-tron quattroは、前方のポルシェ勢3台、後方にトヨタ勢2台を従えてのスタートとなります。ルーカス ディ グラッシ(ブラジル) / ロイック デュバル(フランス) / オーリバー ジャービス(イギリス)のトリオが駆るAudi R18 e-tron quattroのゼッケン8号車は、2列目からのスタートとなります。3列目は、アンドレ ロッテラー(ドイツ) / マルセル ファスラー(スイス) / ブノワ トレルイエ(フランス)トリオのゼッケン7号車と、フィリップ アルバカーキー(ポルトガル) / マルコ ボナノミ(イタリア) / レネ ラスト(ドイツ) のゼッケン9号車という、2台のAudi R18 e-tron quattroが控えています。

ゼッケン8号車のトップタイムは、水曜日のセッションで平均速度245.5km/hのラップタイムを出したロイック デュバルが記録しました。ゼッケン7号車は、アンドレ ロッテラーのタイムにより、それまでの6番手から5番手に浮上。ゼッケン9号車のトップタイムは、フィリップ アルバカーキーが記録しました。

ル・マン24時間レースの模様は、audi-motorsport.comが、参戦する3台のAudi R18 e-tron quattroのコクピット映像を配信します。さらに公式ツイッターアカウント@Audi_Sportでは、レース期間中に最新の情報を配信し続けます。

アウディジャパン・プレスリリース

ル・マン24時間耐久レースの総合予選結果

1: デュマ/ジャニ/ リーブ (ポルシェ) 3m16.887s
2: ベルンハルト / ウエーバー/ ハートレー (ポルシェ) 3m17.767s
3: ヒュルケンベルグ / バンバー / タンディ (ポルシェ) 3m18.862s
4: ディ グラッシ / デュバル / ジャービス (Audi R18 e-tron quattro) 3m19.866s
5: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro) 3m20.561s
6: アルバカーキー / ボナノミ / ラスト (Audi R18 e-tron quattro) 3m20.997s
7: ブルツ / サラザン / コンウェイ (トヨタ) 3m23.543s
8: デビッドソン / ブエミ / 中嶋 (トヨタ) 3m23.767s

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LM24:TOYOTA GAZOO Racing 予選2日目も決勝へのセットアップに集中、グリッド4列目から明日の24時間レースへ

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2015年6月12日(金)
TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDは、6月13日(土)の午後3時(日本時間午後10時)にスタートを切る第83回ル・マン24時間レースを、グリッド4列目からスタートします。#2号車が7番手、#1号車が8番手グリッドからのスタートです。今年のル・マン24時間レースは、トヨタが初めてル・マンに参戦してから30年目にあたり、その間に出走したトヨタ車は42台を数えることになりました。

10日(水)に行われた第1回の公式予選同様、11日(木)に行われた2時間ずつ2回、計4時間に及ぶ予選でも、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてのセットアップとタイヤ選択を中心にプログラムをこなしました。

ル・マンのスターティンググリッドは3回の公式予選における最速ラップタイムによって決まりますが、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの乗るTS040 HYBRID #2号車は、水曜日の予選で記録した3分23秒543で7番手グリッドを獲得しました。一方のアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴が操る#1号車は、同じく水曜日の予選で中嶋の記録した3分23秒767のタイムでグリッド8番手が決定しました。このタイムはチームメイトの#2号車から0秒224遅れでした。

大雨が予想された今日の予選2日目でしたが、実際には雨は降らず、暑く湿気の多い中で走行が始まりました。2週間前に行われた公式テストデー、そして昨日の予選1日目が共に雨に祟られたこともあり、今日の好天はドライ・コンディションでの走行の機会を得たという大切な意味がありました。しかし、最初の予選セッションはGTクラス車両のアクシデントで予定より早く赤旗終了となり、その対策として主催者は最後のセッションの開始時間を30分早めました。

最後となる公式予選3回目は夕暮れから夜にかけて行われました。天候が安定していたために走行条件は良かったのですが、黄旗が多く出されたこともあり、LMP1クラスはいずれもタイムアップを図ることは出来ませんでした。セッション中には赤旗中断もありましたが、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてのプログラムを全てこなせたことで自信を持って決勝レースに臨むこととなりました。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

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NASCAR:Rd.15ミシガン 予選結果

■ケーシー・ケイン(シボレー)が今シーズン初のポールポジション

ケーシー・ケイン (C)nascarmedia 拡大します

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2015年6月12日 (金)

LM24,WEC:Rd.3予選総合結果

Romain Dumas, Neel Jani, Marc Lieb (C)Porsche AG. 拡大します

スターティンググリッドはこちら

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 予選3回目結果

■予選3回目はアウディ1-2も、予選1回目のタイムでポルシェの1-2-3グリッドが決定

No.18 Porsche 919 Hybrid (C)Porsche AG. 拡大します

No.7 Audi R18 e-tron quattro (C)AUDI AG. 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 予選2回目結果

■予選2回目はポルシェ19号車がトップ
  アウディ7号車が2番手タイムも総合順位は変わらず

No.19 Porsche 919 Hybrid (C)Porsche AG. 拡大します

No.7 Audi R18 e-tron quattro (C)AUDI AG. 拡大します

No.1 Toyota TS040 Hybrid (C)Toyota Motorsports 拡大します

No.21 Nissan GT-R LM NISMO (C)NISMO 拡大します

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2015年6月11日 (木)

LM24:TOYOTA GAZOO Racing ル・マン24時間レースへ着実なセットアップ、予選初日は、7番手と8番手から明日の予選2日目へ

B02w0832

(C)Toyota Motorsports

2015年6月11日(木)

TOYOTA GAZOO Racingは、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースを前に、6月10日(水)に行われた公式練習と公式予選第1回目において、決勝レースに目標を定めたプログラムを設定し、予選タイムよりもセットアップとロングスティントにおけるタイヤの状態を見極める走行を繰り返しました。

その結果、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイが操るTS040 HYBRID #2号車は暫定予選7番手、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は暫定8番手のタイムとなりました。

全参加台数56台のル・マン24時間レースにおいて、LMP1クラス参加車は14台。公式予選第1回目が始まる頃にはサーキットには夕暮れが迫りましたが、誰もがポールポジションを狙って最速の1周に賭けるアタックを始めました。予選開始から1時間、セッションは赤旗で一時中断。セーフティバリアの整備で約30分の中断となりました。そして残り15分となった頃、中嶋とサラザンがドライブする2台のTS040 HYBRIDは、それぞれが記録していたタイムを短縮してチェッカーフラッグを受けました。

予選を前に、公式練習が始まった午後4時にはコースは雨で濡れた状態でした。2台のTS040 HYBRIDはウェットタイヤを装着して練習走行を開始し、多くの貴重なデータを収集しました。その後、コースが乾き始めるとウェットタイヤからインターミディエイトに、そしてドライタイヤへと変更。そして、ドライタイヤに交換して数周後にはブエミが2週間前のテストデーに記録したベストタイムを更新することに成功しました。

予選が始まって暫くして再び雨が降り始めると、またしてもアクシデントが発生、セッションは赤旗中断になりました。このハプニングにもかかわらず、2台のTS040 HYBRIDは合計78周、1063kmの距離をトラブル無く走破しました。

公式予選2日目は、6月11日(木)に2時間のセッションが2度行われます(午後7時、午後10時:現地)。予選終了後の翌6月12日(金)の午後には、ル・マン市街中心部で恒例のドライバーパレードが行われ、世界中から集まった観衆とドライバーの交流が繰り広げられます。決勝レースは13日(土)午前9時(現地)から45分のウォームアップセッションを終了した後、午後3時(日本時間午後10時)にスタートを切り、24時間の長い戦いに突入します。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

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LM24,WEC:Rd.3ルマン 予選1回目結果

■ポルシェ1-2-3独占、ヤニ/ダマス/リーブ組の18号車が3分16秒台の驚速タイムで暫定ポール
  アウディ勢にトヨタ勢が続く

No.18 Porsche 919 Hybrid (C)WEC 拡大します

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LM24,WEC:Rd.3ルマン フリー走行結果

■ルマン24時間フリー走行はポルシェ17号車がトップ、アウディ勢がそれに続く

No.17 Porsche 919 Hybrid (C)WEC 拡大します

(C)WEC 拡大します

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2015年6月10日 (水)

LM24:Audi、通算14回目のルマン総合優勝獲得に全力を尽くす

A153477_full2015/06/09

2015年シーズンは、FIA世界耐久選手権WECの史上はじめて、4大マニュファクチャラーが世界チャンピオンを目指してしのぎを削る展開となっています。アウディは、初戦シルバーストーン、第二戦スパ・フランコルシャンと優勝を飾り、2012年、2013年に続き、3回目のシリーズ世界タイトル獲得に向けて邁進しています。そして、シーズン最大のイベントとなる6月13日‐14日開催のル・マン24時間レースにむけて、アウディは2000年の初優勝以来、通算14回目となる総合優勝を獲得すべく、全力を尽くしています。アウディスポーツはさらなる進化を遂げたAudi R18 e-tron quattroでレースに臨みます。

アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「私たちアウディは、2006年のディーゼルエンジン車における初めての総合優勝獲得を始め、ハイブリッドシステム搭載車による唯一の優勝経験ブランドであるなど、ル・マンにおいての技術革新を継続してきました。Audi R18 e-tron quattroは、2012年以来の無敗記録を更新し、この記録を伸ばすため、私たちはあらゆる準備を尽くし2015年のル・マンに臨みます」とコメントしています。

Audi R18 e-tron quattroは、ハイブリッドシステムとエアロダイナミクスに加え、タイヤのマネージメントについても積極的な技術検討が行われ開発されています。エンジニアは、これまでの開発を経て、減速時に回収されるエネルギーの量を2倍に引き上げ、現在のル・マンでの2メガジュールから、4メガジュールとなりました。フロントアクスルに搭載されるモーターの出力は、昨年比17%も向上し、200kW(272hp)となっています。

アウディの新型ハイブリッドシステムは、大会レギュレーションに準じた低燃費のディーゼルエンジンと連動しています。V6 TDIエンジンの燃費はこれまでより2.5%向上していますが、これによってデメリットを総合的に克服することで、出力を410kW (558hp)にまで引き上げ、ハイブリッドシステム全体での出力は610kW (830hp)にまで向上しています。エアロダイナミクスも、入念に開発されています。アウディのエンジニアは、タイヤパートナーのミシュランと共同開発し、2015年モデルではタイヤへの負担の軽減、最適なラバーパフォーマンスの発揮、そして燃費への貢献を最大減に高めることに成功しています。

トータル9回という、ル・マン優勝最多記録を持つトム クリステンセンの引退を受けて、アウディチームのドライバーラインアップも若干の変更が行われています。昨年のル・マン優勝および2012年の世界チャンピオントリオであるマルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組は、6年連続で同じチームを組んで7号車で出場します。2013年の世界チャンピオンであるルーカス ディ グラッシ(ブラジル)とロイック デュバル(フランス)は今年、過去3度のアウディでのル・マン出場経験を持つオリバー ジャービス(イギリス)とトリオを組んで8号車で出場します。アウディスポーツ チームヨーストは、前回のスパ・フランコルシャン6時間に続き、ル・マン24時間レースにも3台目のマシンを投入して闘います。この9号車は、昨年同様のフィリップ アルバカーキ(ポルトガル)とマルコ ボナノミ(イタリア)に加え、フォルクスワーゲングループの一員としてニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャンの24時間レースで優勝し、アウディLMPプログラムに加入したレネ ラスト(ドイツ)が今年から参加し、ドライブします。

予選は、6月10日(水)11日(木)に実施、その結果によりスターティンググリッドが決定されます。決勝は6月13日(土)の15時にスタート、24時間の過酷なレースが戦われます。

なお、アウディ ジャパンでは「ル・マン24時間レース 2015」開催中、Audi Forum Tokyo 2F Audi Caféにてオールナイト観戦を実施致します。詳細は以下をご覧ください。

Audi Café 特別営業時間ならびにLIVE映像放映時間:
6月13日(土)オープン 22:00 – 6月14日(日)17:00

※Caféエリアのみの運営となり1F / 2Fショールームはクローズとなります。
※営業時間が変更になる場合がございます。詳細は下記サイトにてご確認ください。

アウディジャパン・プレスリリース

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2015年6月 9日 (火)

NASCAR:3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ、トラック・シリーズでは“トヨタ タンドラ”が1-2

2015年6月8日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

 スプリント・カップ・シリーズが“トリッキー・トライアングル”ポコノで開催され、マット・ケンゼスが6位、カイル・ブッシュ9位、デニー・ハムリン10位で3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ。テキサスでのキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、首位独走のエリック・ジョーンズがバッテリートラブルで後退、ベテラン マット・クラフトンと若手のダニエル・サレスが首位を争ったがクラフトンがこれを制し今季3勝目。“トヨタ タンドラ”は1-2フィニッシュを飾った。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第14戦 Axalta 'We Paint Winners' 400


開催日:6月7日

3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ
マット・ケンゼスが6位 

15nascar15_1

トヨタ勢最上位の6位フィニッシュを果たしたマット・ケンゼス(#20)

 6月7日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第14戦「Axalta 'We Paint Winners' 400」が開催された。
 1周2.5マイル(約4km)、独特の3角形をしたポコノのオーバルコースは、3つのコーナー全てが異なる特徴を持ち、“トリッキー・トライアングル”の愛称を持つ難コース。1周に要する時間が50秒程と長く、グリーンピットでも周回遅れになりにくいため、戦略等でロードコースに近いとも言われる。
 このコースでは、トヨタは過去に3勝。うち2勝をデニー・ハムリンが挙げている。ハムリンはトヨタ移籍以前を含めると通算4勝を挙げており、ポコノを得意としている。
 また、今季のシリーズ戦復帰3戦目となるカイル・ブッシュも過去2回の2位など、4割近いトップ10フィニッシュ率を誇っており、トヨタ勢4人目の“チェイス”入りを目指し活躍に期待がかかった。

 5日(金)正午からの練習走行を経て、午後4時45分より予選開始。前々戦シャーロットでトヨタ移籍後初勝利を挙げたカール・エドワーズが最前列2番手グリッドを確保。ハムリンが8番手、カイル・ブッシュ10番手。マット・ケンゼスが19番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

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2015年6月 8日 (月)

INDY:4ストップ作戦でマルコ・アンドレッティが5位フィニッシュ (ホンダ)

In150607001h(C)Honda Motor Co Ltd.

June 6 2015, RACE
Firestone 600

佐藤琢磨は13番手からスタートするも16位でゴール

2015年6月6日(日)・決勝  
会場:テキサス・モーター・スピードウェイ  
天候:快晴  気温:31~33℃

テキサス州の大都市ダラスの郊外にある全長1.455マイルのテキサス・モーター・スピードウェイで、2015年インディカー・シリーズ第9戦が開催されました。24度という急なバンクを持つ超高速オーバルコースでのナイトレースは、気温こそ高かったものの、湿度の低いコンディションのもと、非常に速いペースでのバトルとなりました。

太陽がグランドスタンドの向こうへと沈んだ7時50分過ぎに約600kmの長いレースはスタートが切られ、248周のバトルがゴールを迎えたとき、テキサス・モーター・スピードウェイはまだ31℃という高い気温に包まれていました。

ダウンフォースをどれだけ生み出すセッティングにするかが、スピードにもタイヤの消耗にも大きく影響するレースで、マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)、カルロス・ムニョス(Andretti Autosports)、そしてジェイムス・ジェイクス(Schmidt Peterson Motorsports)の3人が上位陣での戦いを続け、4回のピットストップでゴールまでを走りきる作戦にトライ。HondaインディV6ターボの燃費性能のよさを武器として、ライバル勢よりも1回少ないピットストップでゴールを目指しました。

In150607002h

しかし、フルコースコーションが1回しか出されなかったレースは、平均時速が190mph(約305.77km/h)を越す超ハイペースでゴールまで突き進み、アンドレッティたちは残り周回数がわずかとなってからペースダウンを余儀なくされました。それでもアンドレッティは今シーズン3度目のトップ5フィニッシュとなる5位を獲得。先週のデトロイトでキャリア初優勝を挙げたばかりのムニョスは、今シーズン4度目のトップ10入りとなる6位でゴールしました。Andretti Autosportは非常に難しいレースで2台をトップ10入りさせました。

ライアン・ブリスコー(Schmidt Peterson Motorpsorts)は19番手スタートから着々とポジションを上げて行き、レースが終盤を迎えるころにはトップ争いを視野に捉える位置にまで浮上。セオリー通りの5ストップ作戦で戦ったブリスコーは8位でチェッカーフラッグを受けました。そして、チームメートのジェイクスはアンドレッティたちと同じ燃費作戦で戦い、4回のピットストップで9位フィニッシュ。今季2度目のトップ10入りを達成しました。Schmidt Peterson Motorsportsも2台をトップ10入りさせる奮闘をみせました。

テキサスでのレースは非常に難しいものでしたが、ギャビー・シャヴェス(Bryan Herta Autosport)はスタートからゴールまで安定したペースを保ち続けていました。ルーキーらしからぬすばらしい戦いぶりを見せたシャヴェスは、先週の第8戦デトロイトで記録したキャリアベストの9位に続いて、10位でゴール。Hondaドライバー5人がトップ10入りを成し遂げました。

In150607004h

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、ダウンフォースを小さめに設定したマシンで13番グリッドからスタート。多くのマシンが作り出す乱気流の中で戦った序盤、佐藤はスピードが伸びずに18番手まで後退しました。ピットストップのたびにセッティングを変更し、コンディションの変化にマシンを合わせようとがんばりましたが、レースを通してダウンフォースが足りていなかったために思うような走りができず、16位でゴールしました。

ホンダモータースポーツリリース

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WTCC:レース2でモンテイロ選手が優勝、ミケリス選手が3位 (ホンダ)

Et150607001h (C)Honda Motor Co Ltd.

June 7 2015, RACE
WTCC Race of Russia

レース1ではタルクィーニ選手が3位となり、Honda Civic WTCCは今季2勝目と両レースで表彰台を獲得

2015年6月7日(日)・決勝  
会場:モスクワ・レースウェイ(3.931km)
天候:晴れ  気温:25℃  コースコンディション:ドライ
世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、第5戦ロシア大会の決勝レースを迎えました。モスクワ・レースウェイは朝から好天となり、正午の気温は25℃まで上がりました。

午後0時15分から行われたレース1では、「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のガブリエーレ・タルクィーニ選手が3番手から、ティアゴ・モンテイロ選手が10番手から、「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」のノルベルト・ミケリス選手が8番手から、そして「ニカ・レーシング(Nika Racing)」のリカルド・ライデル選手が17番手からのスタートとなりました。

上位陣は安定したスタートを切り、タルクィーニ選手も3番手のポジションを守りました。好スタートと上位陣の脱落により、ミケリス選手とモンテイロ選手はともにポジションを1つ上げて7番手、9番手でオープニングラップを終えました。タルクィーニ選手の背後には後続が迫りますが、巧みにブロックして3番手を死守します。2周目、モンテイロ選手が前のマシンをパスして8番手にポジションアップ。パスしたマシンがすぐ背後に迫りますが、モンテイロ選手はポジションを守り続け、レースは中盤に進みます。

以降も、タルクィーニ選手は後続からの激しいアタックを受けますが、そのポジションを最後まで守りきって、3位でフィニッシュ。今季初の表彰台を獲得しました。ミケリス選手は7位、モンテイロ選手は8位でゴールし、入賞を果たしました。

Et150607006h

15分間のリペアタイムのあと、午後1時25分から行われたレース2では、モンテイロ選手がポールポジションから、ミケリス選手が3番手からスタート。モンテイロ選手、ミケリス選手ともに好スタートを決め、モンテイロ選手はトップを守り、スタート直後にHonda Civic WTCCは1-2態勢を築きました。8番手スタートのタルクィーニ選手も1周目に7番手、2周目に6番手、5周目に5番手とポジションを上げます。モンテイロ選手とミケリス選手は、1秒以内の僅差で1-2態勢を保ちながら周回を重ね、レースは中盤を迎えました。7周目に4番手を狙い、アタックしたタルクィーニ選手は、前車と接触してコースアウト。バリアに衝突して、リタイアを喫しました。レース終盤を迎えるころ、ミケリス選手の背後に後続が迫ります。2周にわたってポジションを死守したミケリス選手でしたが、12周目にコーナーでパスされ、3番手にポジションを落としました。ミケリス選手がブロックする間、2番手との差を2秒近く広げたモンテイロ選手は、安定した走行でトップを守りフィニッシュ。今季初優勝を果たしました。ミケリス選手は3位でゴールし、表彰台獲得を果たしました。

第5戦ロシア大会の結果、Hondaはマニュファクチャラーズ選手権で318ポイントを獲得し、2位を保っています。また、ドライバーズ選手権では、モンテイロ選手が102ポイントで4位、ミケリス選手が82ポイントで6位、タルクィーニ選手が76ポイントで7位、ライデル選手が3ポイントで17位となっています。 また、ファクトリードライバー以外の選手に与えられる「ヨコハマトロフィー」選手権において、ミケリス選手はレース1で2位、レース2で優勝と上位を保ち、77ポイントでランキングトップを守っています。

ホンダモータースポーツリリース

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WTCC:Rd.5モスクワ レース結果

■ティアゴ・モンテイロ(ホンダ)が第2レース優勝
  第1レースはイワン・ミューラー(シトロエン)のポールトゥウィン

ティアゴ・モンテイロ (C)WTCC 拡大します

イワン・ミューラー (C)WTCC 拡大します (C)WTCC 拡大します

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NASCAR:Rd.14ポコノ レース結果

■マーチン・トゥルックスJr.が今シーズン初優勝

マーチン・トゥルックスJr. (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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2015年6月 7日 (日)

INDY:Rd.8テキサス レース結果

■スコット・ディクソン(チップガナッシ・シボレー)が今シーズン2勝目、トニー・カナーンが2位でチップ・ガナッシの1-2
  佐藤 琢磨(AJ.フォイト・ホンダ)は16位に終わる

スコット・ディクソン (C)indycar media 拡大します

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予選でタルクィーニ選手が3番手、ミケリス選手が8番手、モンテイロ選手が10番手に

Et150606001h

(C)Honda Motor Co Ltd.

June 6 2015, QUALIFYING
WTCC Race of Russia

2015年6月6日(土)・予選  
会場:モスクワ・レースウェイ(3.931km)
天候:晴れ  気温:18℃  
コースコンディション:ドライ

世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、第5戦ロシア大会を迎えました。舞台となるモスクワ・レースウェイは、低速から高速までさまざまなコーナーが組み合わされ、長いストレートもあり。ロシア初の近代的なコースと施設を有するサーキットです。

Honda Civic WTCCは「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のガブリエーレ・タルクィーニ選手、ティアゴ・モンテイロ選手と、「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)のノルベルト・ミケリス選手に加えて、「ニカ・レーシング(Nika Racing)」のリカルド・ライデル選手がこの大会から復帰し、4台体制となりました。

午後1時30分から開始された20分間のQ1で、4台のHonda Civic WTCCは1度目のアタックを1分40秒台で終えると、早々にピットに戻って2度目のアタックに備えました。2度目のアタックで、タルクィーニ選手が1分38秒104、ミケリス選手が1分38秒789、モンテイロ選手が1分39秒070をマークします。タルクィーニ選手は2番手の好タイムでQ2進出を確定させたため、アタックを終了しました。モンテイロ選手は、多くのマシンが2度目のアタックを終えた時点で12番手と、Q2進出ギリギリのポジションでした。セッション終了間際、モンテイロ選手とミケリス選手は3度目のアタックに挑み、ともにタイムを更新。ミケリス選手は6番手、モンテイロ選手は11番手でQ2進出を決めました。ライデル選手は、トレーラーの到着が予選日の未明となって準備が遅れたこともあり、タイムを伸ばせず。17番手に終わりました。

続いて行われた10分間のQ2で、3台のHonda Civic WTCCはセッション終了間際の2度目のアタックにおいて、3台ともが1度目のタイムを更新。タルクィーニ選手は3番手、ミケリス選手は8番手、モンテイロ選手は10番手となり、タルクィーニ選手は今季初のQ3進出を果たしました。
Q2の上位5台が1台ずつタイムアタックを行うQ3において、タルクィーニ選手は、1分38秒091をマークしてそれまでの自己のタイムを更新。3番手となりました。
6月7日(日)に行われるレース1において、タルクィーニ選手は2列目3番手から、リバースグリッドで行われるレース2では、モンテイロ選手がポールポジションから、ミケリス選手が2列目3番手からスタート。それぞれ好ポジションから、勝利を目指してレースに挑みます。

ホンダモータースポーツリリース

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猛暑の高速オーバルでカルロス・ムニョスが予選4番手、グレアム・レイホールが6番手、佐藤琢磨は13番手からスタート (ホンダ)

In150606001h

(C)Honda Motor Co Ltd.

June 5 2015, QUALIFYING
Firestone 600

会場:テキサス・モーター・スピードウェイ  
天候:快晴  気温:34℃

早いもので2015年のインディカー・シリーズも、今週末のテキサス・モーター・スピードウェイでのレースが第9戦目となります。先週とは打って変わって、今週のコースは全長1.455マイルの高速オーバルです。バンクの傾斜がシリーズ最大となる24度もあり、インディカーは210mph(約337.96km/h)を超すハイスピードを保って周回し続けられます。

6月ともなれば、アメリカ南部に位置するテキサス州はもう完全に夏です。ここでのレースは毎年暑さの中で行なわれますが、今年もその例に漏れず、午前11時にプラクティスが始まった時点で、すでに気温は30℃を超えていました。そして予選が行なわれた午後3時過ぎには、34℃にまで気温が上昇。路面温度も50℃を超えるコンディションとなりました。
コース表面付近の空気密度が下がり、マシンを地面へと押し付けるダウンフォースが減少。マシンのグリップが低下し、コントロールの難しいコンディションで予選が開催されました。一方で予選は連続2周という短さのため、インディカー・ドライバーたちは新品タイヤの高いグリップを期待し、可能な限りダウンフォースを削り、抵抗を小さくしたセッティングでアタックに臨みました。
テキサスでは今季より、オーバルレースでの予選用空力パッケージの使用が許可されたため、チームによって装着するエアロパーツが異なる、技術的に興味深い戦いとなりました。

Hondaドライバーは今週末も11人がエントリー。その中から先週デトロイトで行なわれた第7戦でキャリア初勝利を飾ったばかりのカルロス・ムニョス(Andretti Autosport)が、計測1周目に218.089mph、2周目に217.574mphをマーク。2ラップ平均を217.831mph(約350.56km/h)として、予選4番手となりました。

In150606002h

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また、デトロイトでの第8戦で3位フィニッシュし、今シーズン3度目の表彰台に上ったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は1.455マイルのオーバルでも競争力を見せ、2ラップ平均217.438mph(約349.93km/h)で予選6番手となりました。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、第8戦で2位フィニッシュした勢いをテキサスに持ち込み、午前中のプラクティスで3番手につけました。予選での佐藤は1周目が216.839mph、2周目が216.533mphで、2ラップ平均は216.686mph(約348.72km/h)となり、予選順位は13番手と上位には食いこめませんでした。しかし、プラクティスの走り出しからマシンのハンドリングがよく、チーム、ドライバーともにレースに向けて明るい展望を持っています。
決勝レースは明日、土曜日の夜7時50分(現地時間)にスタートし、248周で争われます。

ホンダモータースポーツリリース

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FRE:Rd.9モスクワ レース結果

■ネルソン・ピケ(NEXTEV TCR)が優勝、シリーズランキングトップに立つ

ネルソン・ピケ (C)Formula E 拡大します

(C)Formula E 拡大します

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FRE:Rd.9モスクワ 予選結果

■ジャン・エリック・ベルニュ(アンドレッティ)がシリーズ初ポール

ジャン・エリック・ベルニュ (C)Formula E 拡大します

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WTCC:Rd.5モスクワ 予選結果

■イワン・ミューラー(シトロエン)がホセ・マリア・ロペス(シトロエン)を下して今シーズン2回目のポールポジション
  ガブリエル・タルキーニ(ホンダ)が3番手グリッド

イワン・ミューラー (C)WTCC 拡大します

ガブリエル・タルキーニ (C)WTCC 拡大します

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2015年6月 6日 (土)

NASCAR:Rd.14ポコノ 予選結果

■カート・ブッシュ(シボレー)が今シーズン3回目のポールポジション

カート・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

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INDY:Rd.8テキサス 予選結果

■ウィル・パワーが3年連続のポールポジション、ペンスキーの1-2-3グリッド
  佐藤 琢磨(AJ.フォイト・ホンダ)は13番手

ウィル・パワー (C)indycar media 拡大します

Chevy new aerokit (C)indycar media 拡大します

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2015年6月 5日 (金)

LM24:未来のポルシェテクノロジーを耐久テスト

(C)Porsche Japan KK. 拡大します

プレスインフォメーション 2015年6月05日
ル・マン24時間レース:LMP1

日本. 日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)はサーキットを新しいテクノロジーの試験場と考え、そこで試された数々のテクノロジーは将来の市販車両にフィードバックされます。

このフィロソフィは、ポルシェの研究開発担当役員ヴォルフガング・ハッツが説明するように、ポルシェのDNAにおいてコアを成しています。「軽量設計、エアロダイナミクス、ダウンサイジングされたターボエンジン、ハイブリッドコンセプト、または電気自動車のラインナップ拡大など、いずれのテーマもポルシェの将来にとって極めて重要です。私達は、これらすべてに対する新しいソリューションを、FIA世界耐久選手権(WEC)のル・マン24時間レースおよび数々の6時間レースで試します。」

このアプローチがとりわけ当てはまるのは、WECのトップカテゴリーであるル・マン・プロトタイプ1(LMP1)に出場する3台のポルシェ919ハイブリッドモデルです。しかし、GTワークスチームの2台のポルシェ911 RSRもまた、将来の市販車のために「走る実験室」の役割を担います。「いずれのレーシングカーも、私達が掲げるポルシェ インテリジェントパフォーマンスの好例です」と、ハッツは述べています。ル・マンで戦う5台のワークスカーは、これら3語の頭文字(PIP)で飾り立てられています。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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2015年6月 4日 (木)

LM24,WEC:Rd.3ルマン・スケジュール/エントリーリスト

(C)ACO. 拡大します

2015 Le Mmans 24houres Race Time Table
セッション 現地時間 日本時間

走行時間

フリー走行 6月10日(水) - 16:00 6月10日(水) - 23:00 4H
予選1回目 6月10日(水) - 22:00 6月11日(木) - 5:00 2H
予選2回目 6月11日(木) - 19:00 6月12日(金) - 2:00 2H
予選3回目 6月11日(木) - 22:00 6月12日(金) - 5:00 2H
ウォームアップ 6月13日(土) - 9:00 6月13日(土) - 16:00 45 min.
レース 6月13日(土) - 15:00 6月13日(土) - 22:00 24H

* CS放送Jsportsの放送予定はこちら

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2015年6月 3日 (水)

LM24:TOYOTA GAZOO Racing 念願の初勝利へ向けル・マン24時間レースに挑戦

Tjm1531my503(C)TMG.

2015年6月3日(水)


TOYOTA GAZOO Racingは、FIA世界耐久選手権(WEC)シリーズのハイライトとも言える、伝統のル・マン24時間レースへ向けての準備を整えました。

約25万人もの観客を集める世界3大レースの一つ、ル・マン24時間は、今年83回目の開催を数えます。公道をコースの一部として利用し、常設サーキットの一部と組み合わせた13.629kmのサルト・サーキットで、LMP1に挑戦するメーカーのワークスチームが1年に1度、勝利を目指し戦う、世界で最も古い耐久レースです。

昨年のWEC年間世界チャンピオンであるトヨタは、2台のTS040 HYBRIDと共にル・マン24時間を戦うためにフランスに向かいます。ル・マン仕様の空力に特化してデザインされた2台は、空気抵抗の低減と最高速を最適化され、サーキットでの最高速度は時速330kmを超えます。シリーズの今季開幕2戦の仕様と比較すると、ル・マン24時間仕様のTS040 HYBRIDは、リアウィング、エンジンカバー及びフロント周りのボディワークに相違点が見られます。

TS040 HYBRID #1号車のドライバーは、世界チャンピオンであるアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミに、中嶋一貴が加わった3人。中嶋は昨年のル・マン24時間レースの予選で最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得しています。

中嶋は5月初めに行われた第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースの練習走行で背中を痛めましたが、著しい回復を果たしました。彼は5月31日に行われたル・マンのテストデーに参加し、充分レースに耐えうる体調であることが確認され、自身4度目となるル・マン24時間レースに出走することが決まりました。

TS040 HYBRID #2号車は、ル・マン24時間で2勝を挙げているアレックス・ブルツと3度のポールポジション経験者であるステファン・サラザンにマイク・コンウェイを加えた3人。コンウェイは2度目のル・マン24時間挑戦であり、LMP1カーでは初参戦となります。

今年は、トヨタがワークスチームとしてル・マン24時間に参戦して30年目の記念すべき年です。30年前、初めてトヨタワークスがル・マンに挑戦したとき、その中の1台をドライブしていたのは中嶋悟。中嶋一貴の実父です。

2015年のル・マン24時間レースは、トヨタにとって17回目の挑戦となります。これまでの16回の挑戦の中で、40台の車両がレースを戦い、最高位フィニッシュは4度の2位(1992年、1994年、1999年、2013年)です。この中には、元F1チャンピオンのアラン・ジョーンズ、F1優勝経験者のエディー・アーバインや3度のル・マン勝者であるアラン・マクニッシュもトヨタ・ドライバーとして含まれています。

昨年のル・マン24時間レースでは、ブルツとサラザン、中嶋がドライブした#7号車は、ポールポジションからレース前半をリードしましたが、電装系のトラブルに見舞われリタイアに終わりました。デビッドソン、ブエミ、ラピエールの#8号車はアクシデントに見舞われながらも追い上げ、3位でフィニッシュしました。

トヨタにとっては厳しいスタートとなったWECの2015年シーズンですが、今季初勝利を目指し、チームはル・マン24時間レースへと挑みます。激しさを増すLMP1カテゴリーは、タフな戦いになることが予想されます。

しかし、ル・マン24時間レースにおいては、テストデーでの心強い結果だけでなく、完璧な準備と経験が必要です。それは、静かな期待と共に、チームが栄冠へ向けてレースに臨めるということを意味します。

ル・マン24時間という大イベントは、本当の耐久レースとしてのチャレンジとなり、トータルで35時間にもわたって走行することとなります。そのスタートは、6月11日(水)午後4時(日本時間午後11時)から4時間の公式練習走行を行い、その後、午後10時(同翌午前5時)から予選が始まります。

翌12日(木)にも、2回にわたり2時間ずつの予選セッション(午後7時と午後10時:同翌午前2時、午前5時)が行われます。決勝のスターティンググリッドはこれら3回の予選セッションの中での最速タイムで決定されます。

ル・マン24時間伝統のドライバーズパレードは、13日(金)の午後にル・マン市内で行われ、ファンにとってドライバーと近くで触れ合える貴重な機会となります。そして、14日(土)午前9時(同午後4時)からのウォームアップ走行に続き、現地時間午後3時(同午後10時)より、24時間レースのスタートが切られます。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

トヨタモータースポーツニュース

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2015年6月 2日 (火)

Special:TEAM APEV with MONSTER SPORT世界初の1.1MW(メガワット)レースカーで2015パイクスピーク・ヒルクライムに挑戦 (TEAM APEV)

150601_000(C)TEAM APEV

2015年6月1日
地球環境の保全と持続可能な社会の実現のため、電気自動車の普及促進を目指す電気自動車普及協会(APEV、名誉会長:福武 總一郎、会長:横川 浩)は、「パイクスピークEVチャレンジ実行委員会」を組織し2015年6月22〜28日、アメリカ・コロラド州で開催されるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに「TEAM APEV with MONSTER SPORT」として4年目の挑戦を行います。

TEAM APEV with MONSTER SPORT 世界初の1MW(メガワット)レースカーで2015パイクスピーク・ヒルクライムに挑戦

1916年から始まり、まもなく100周年を迎えるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム。アメリカ・コロラド州、ロッキー山脈に広がるナショナルフォレストの雄大な大自然を舞台に行われるシンボリックなイベントにおいて、当プロジェクトでは、2012年の初参戦以来、地球環境の保全と電気自動車の普及を訴えてきました。

本年から始まる第2フェイズでは、2012〜2014年の第1フェイズの実績を基に、電気自動車による初めての総合優勝を達成することを目標に掲げ、電気自動車の可能性を極限まで追求した車両を投入し新たな挑戦に乗り出します。

本年のレース車両「2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One」は、新しいシャシー、新しいパワートレーンを持つ新型車です。車両製作においては、タジマモーターコーポレーション、SIM-Drive、RIMAC AUTOMOBILI(クロアチア)が参加。電気自動車開発において優れた技術を持つ3社のコラボレーションによって、世界初の1.1MW(メガワット)の高出力を発揮するレース用電気自動車が誕生しました。また、タイヤサプライヤーは引き続きGiti Tire(シンガポール)が努め、1.1MWもの最高出力に合わせて開発された専用タイヤが供給されます。

ドライバーは、パイクスピーク・レジェンドであり、電気自動車普及協会代表理事を務める田嶋伸博。チーム運営は、モンスタースポーツが担当します。

本年もまた、レースへの挑戦と共に、地球環境の保全と電気自動車の普及に関わる様々な活動を行って参ります。ぜひ当プロジェクトの活動にご支援・ご協力をお願いいたします。

パイクスピーク EV チャレンジ実行委員会

* 詳細なプレスリリースはこちら

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LM24:日産、ル・マン24時間レース公式テストを終了

(C)NISMO 拡大します

2015.06.01
・Nissan GT-R LM NISMOがル・マンの公式テストで走行を初公開
・ル・マンに向けて日産から3台のLM P1マシンがテスト走行
・自転車競技メダリストのクリス・ホイはル・マンへの道をさらに一歩前進
・10ヶ月前にGTアカデミーを制したゲイタン・パレトウもル・マンを初走行 

日産は、この日に行われたル・マンの公式テストデーで、大規模なテストプログラムを消化しました。午前のセッションが始まると同時にコースに飛びだしたのは、3台のNissan GT-R LM NISMO。ル・マン独特のコースにマシンを合わせるため、大掛かりなテストプログラムに臨みました。

マシン開発の現段階で求められる膨大な作業をこなすために、3台はそれぞれ異なる内容のテストを進めていきました。

この日はほとんどがウェットコンディションでの走行となり、23号車、22号車、レトロなカラーリングを施した21号車は、いずれもドライでのタイムを記録することができませんでした。

マシンの開発に専念するため、日産からル・マン初参戦を果たすSUPER GT王者の松田次生、元F1パイロットのマックス・チルトン、日産が誇るGTレーサー、アレックス・バンコムは、75号車のジネッタ・ニッサンLM P3でル・マン初参戦のドライバーに義務づけられる10周の走行を完遂しました。

「ル・マンの走行は、子どもの頃からテレビで何十周と観てきました」とチルトンは述べました。「今日は、ドライバーの視点で見ることが出来たのです。本当に楽しかったですね。路面コンディションはベストではありませんでしたが、ここでのレースを心から楽しみにしています」

この日の終盤には、インターミディエイトタイヤを履いて走行したヤン・マーデンボローが好タイムをマーク。4分を切ったのはこの他に1台しかいなかったこともあり、Nissan GT-R LM NISMOが見せた周回ペースにチームも満足を見せました。

「今日はトップを狙っていたわけではありませんでした。私たちのル・マン初陣に向けての準備として、とにかく学ぶこととデータを集めることに専念していました」と、チーム代表兼テクニカル・ディレクターのベン・ボウルビーは述べました。「一日を終えて、ウェットコンディションでの私たちのタイムはコンペティティブで、午前の走行ではストレートでの総合ベストタイムのトップ2を私たちがマークしました」

「フロントエンジン・前輪駆動と、ル・マンで走行するには斬新なマシンを投入するチーム陣は課題が山積みであることは覚悟していましたが、ここでの初日を終えて3台のマシンが無事に走行を終えてガレージに戻り、エンジニアの手元には山のようなデータが集まりました」

日産のチーム陣営は来週もこのル・マンに拠点を構え、日曜日には3台のNissan GT-R LM NISMOが公式車検を迎えます。

ニッサンモータースポーツニュース

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3台のポルシェ919ハイブリッドの順調なテストデー

(C)Porsche Japan KK. 拡大します

プレスインフォメーション 2015年6月01日
ル・マン24時間レース:LMP1

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、ル・マンで5月31日(日)に行われた公式プレテストに3台の919ハイブリッドを持ち込み、実戦前のテストを行いました。

1周13.629 kmのサルト・サーキットのうち9km以上が普段は公道として使用されているため、この公式プレテストは実際のコースを走行できる唯一のチャンスです。合計9名のLMP1チームのワークスドライバー達が、未来のテクノロジーを採用し総出力1000 PS以上を発揮するパワーシステムを搭載した3台の919ハイブリッドをドライブし、計124周を走行しました。フランス西部の変わりやすい天候条件のため、セッティングに苦心しましたが、ドライ、多少のウエット、完全なウエットという路面のコンディションでテストを行うチャンスを得ることにもなりました。参加車両67台の中で最速のラップタイムは、ポルシェのワークスドライバー、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)が記録しました。彼のドライコンディションでのタイムは3'21"061でした。2014年シーズンの予選最速だった919ハイブリッドのタイムはロマン・デュマ(フランス)による3'22"146で2番手グリッドを獲得しています(昨シーズンのポールポジションのタイムはトヨタの3'21"789)。

チーム監督であるアンドレア・ザイドルのコメント:「もちろん、テストプログラムは変化する天候条件のため多少の制約がありました。タイヤの摩耗がレースの鍵を握るため、信頼性の高いタイヤ評価を下すために、全チームがドライコンディションを願っていたと思います。3台すべてのポルシェ919ハイブリッドが1日を通して走行を続けることが重要でした。私達の新たなドライバー達はレース参戦条件の10周をこなしましたが、フレデリック・マコヴィッキも919ハイブリッドをドライブしました。ラップタイムだけで判断するなら、トップ争いは非常に厳しい戦いになるでしょう。予想通り、全てのチームが2014年より速くなっていました。これから、今日集めた膨大なデータを慎重に検討することが重要です。このテストデーの準備とそれを最大限に活用するために、チームは多大な努力を払いました。そして、今回も私達にとって3台の車両をオペレーションするよい練習になりました」。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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NASCAR:カップ戦の“トヨタ カムリ”勢は不運なアクシデントで苦戦、エクスフィニティとトラックでは惜しくも2位

2015年6月1日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

 ドーバーの“モンスター・マイル”で3カテゴリーが同一週末開催。スプリント・カップ・シリーズでは上位を争い続けた“トヨタ カムリ”が、終盤に入って次々に不運に見舞われ、クリント・ボウヤーの9位が最上位フィニッシュとなった。エクスフィニティ・シリーズでは、一度は周回遅れとなったマット・ケンゼスが猛追を見せたが届かず2位。キャンピングワールド・トラック・シリーズでは、期待の若手、ダニエル・サレスとエリック・ジョーンズが最後まで首位を争い、2位、3位でフィニッシュした。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第13戦 FedEx 400


開催日:5月31日

“トヨタ カムリ”勢は不運なアクシデントで苦戦
クリント・ボウヤーが9位
 

15nascar14_19位フィニッシュを果たしたクリント・ボウヤー(#15) 

 5月31日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第13戦「FedEx 400」が開催された。
 コンクリート舗装の1マイルオーバルは“モンスター・マイル”の愛称を持つ。トヨタ勢は過去2勝。そのどちらもカイル・ブッシュによるもので、カイル・ブッシュはエクスフィニティ、トラックも含めた3カテゴリー合計で過去11勝を挙げるなど得意としている。前戦シリーズに復帰したカイル・ブッシュの活躍に期待がかかった。

 29日(金)練習走行に続き、午後3時45分より予選が行われ、デニー・ハムリンが今季初のポールポジションを獲得。ハムリンにとってドーバーでは3度目のポールとなる。マット・ケンゼスが4番手、カール・エドワーズ8番手、カイル・ブッシュは10番手につけ、8台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

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2015年6月 1日 (月)

INDY:佐藤琢磨が2位フィニッシュで今シーズン初の表彰台 (ホンダ)

In150601001h

May 31 2015, RACE
Chevrolet Dual in Detroit Race 2

グレアム・レイホールは3回目の表彰台となる3位フィニッシュ
Hondaドライバー8人がトップ10入りを果たす

2015年5月31日(日)・決勝  
会場:ベル・アイル・レースウェイ  
天候:雨のち曇り
気温:10~11℃

ミシガン州デトロイトでのインディカーレースは週末に2レースを行うダブルヘッダーです。昨日のシリーズ第7戦ではHondaドライバーが1-2フィニッシュを飾りましたが、日曜日に行われた第8戦は朝から雨が降り続け、気温も非常に低いコンディションとなりました。午前中にスケジュールされた予選も、雨で2グループ目の走行が不可能なほどにコース上に水がたまったため、予選不成立となりました。そのため、スターティンググリッドは第7戦終了時点のポイントスタンディング通りとなりました。

レースのスタートは午後3時40分過ぎで、もう雨はほとんど止んでいました。今日のレースは路面が乾いていく中で戦われるものと見られていました。ところが、予報に反してスタート後間もなく、雨が弱いながらも降り始めました。レースが30周目を迎える頃になって雨はようやく止んだのですが、路面は濡れたままの状態が長く続き、グリップの低い路面でドライバーたちはマシンを必死にコントロールし続けました。

レースの後半戦はドライコンディション用のタイヤでバトルが繰り広げられました。しかし、昨日の第7戦と同様に、今日のレースもウエットコンディションと、多発したフルコースコーションによって2時間でチェッカーフラッグが振られることとなりました。70周の予定が、今日は2周少ない68周でのゴールとなったのです。

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佐藤琢磨は得意のウエットコンディションでの予選がキャンセルされたことを悔しがっていました。ポールポジションも狙えるはずだった予選がなくなり、ポイントスタンディングの15番手からスタート。序盤は雨、中盤からは徐々に乾いていく路面、そして終盤は完全に乾いていない路面ながら、ドライ用タイヤでの走行と、コンディションが大きく変化したレースを慎重に戦っていました。

佐藤はアクシデントに巻き込まれないよう細心の注意を払いながら、それでもウエットコンディションでの戦いを得意とする佐藤ならではの走りが見られ、ポジションを徐々に上げていきました。

38周を終えた際に2回目のピットストップを行った時点で11番手につけていた佐藤は、41周目のリスタートで1台をパスし、次のリスタート後には3周で3台をオーバーテイクしました。この後に先頭グループからピットインするドライバーが現れ、佐藤の順位は49周目に5番手、50周目には4番手に上がりました。

この後、佐藤に対するブロッキングを行ったドライバーにペナルティーが科せられ、佐藤は3番手に浮上。そして、64周目に切られたリスタートの際に、佐藤はポイントリーダーのファン・パブロ・モントーヤ(シボレー)のマシンを豪快にオーバーテイクし、2番手に上がりました。

もうゴールは目前でしたが、アクシデント発生でレースには赤旗が出され、いったんストップしました。コースの清掃などがなされてリスタートが切られ、グリーンフラッグ下でゴールが迎えられることとなりました。佐藤は最後の3ラップで残る1台を攻略すべく全力でアタックしましたが、惜しくも届かず。それでも2位でチェッカーフラッグを受けました。今シーズンの佐藤にとってのベストリザルトであり、2013年のブラジル・サンパウロでの2位以来となる表彰台フィニッシュとなりました。

3位でゴールしたのはグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)。今シーズン3回目のトップ3フィニッシュでレイホールのポイントランキングは4番手に浮上しました。

Hondaはデトロイトでのダブルヘッダーの2レースで4人が表彰台に上りました。レースの短縮がなければ、佐藤は逆転優勝を達成するチャンスさえありました。今日のシリーズ第8戦は非常に難しいコンディションであったにもかかわらず、Hondaドライバーたちが粘り強さをフルに発揮して、2位から9位まで8人がトップ10フィニッシュを果たしました。

ホンダモータースポーツリリース

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LM24:TOYOTA GAZOO Racing、ル・マン・テストデーで高い信頼性を確認

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2015年5月31日(日) ル・マン サルト・サーキット

TOYOTA GAZOO Racingは、5月31日(日)にフランスのル・マン サルト・サーキットで行われたル・マン・テストデーで、24時間レースに向けて非常に有益で建設的なテストを行いました。公式テストは、6月13~14日に行われる決勝レースを前に、普段は公道として使用されている1周13.629kmのフルコースを走ることの出来る唯一の機会です。TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS040 HYBRIDの最終的な調整を行うべく、8時間に及んだテストを無駄なく走り切りました。

昨年のル・マン24時間レースの予選でポールポジションを獲得した中嶋一貴は、第2戦スパ6時間レースで負った怪我から回復し、2014年の世界チャンピオンであるセバスチャン・ブエミとアンソニー・デビッドソンと共にTS040 HYBRID #1号車のステアリングを握りました。中嶋は回復次第ではレースへの参戦が困難になる可能性があったために、リザーブドライバーの小林可夢偉がテストで4周の計時ラップを走り、不測の事態に備えました。

TS040 HYBRID #2号車をシェアするのは、2人のル・マン参戦回数を合わせるとなんと21回にもなるアレックス・ブルツとステファン・サラザンの2人。彼らに、LMP1で初めてサルト・サーキットを走るマイク・コンウェイが加わってテストをこなしました。

この日、チームに与えられた最大の課題は、ル・マン仕様に改良されたロードラッグ・パッケージの性能を確かめることで、そのために幾つものセットアップを試し、タイヤの性能を確認しました。断続的に降り続いた雨のためにコースの状態は歓迎するものではありませんでしたが、ミシュラン・ハイブリッド・インターミディエイトタイヤ及びレインタイヤの性能確認が可能になり、また低グリップのコースにおけるTS040 HYBRIDのセットアップを進めることが出来ました。午後のセッションは濡れたコースで始まりましたが、途中でコースが乾き、再度雨が来る前にスリックタイヤでの走行も実現出来ました。

2台のTS040 HYBRIDは7人のドライバーが操り、合計173周、2500km超を走破しました。テストの結果は7番手、8番手の順位でしたが、チームは確かな進歩を確認し、6月13日にスタートする第83回ル・マン24時間レースに向けて士気を高めています。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。

トヨタモータースポーツニュース

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LM24,WEC:ルマン24時間レース テストデイタイム

■ウエットのテストデイでポルシェが1-2タイム

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INDY:Rd.7デトロイト 第2レース結果

■セバスチャン・ボーデ(KVSH・シボレー)が乱戦の第2レースを制す
  佐藤 琢磨(AJ.フォイト)は惜しくも2位

セバスチャン・ボーデ (C)indycar media 拡大します

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FIA-F3:Rd.4モンツァ レース結果

■フェリクス・ローゼンクビスト(プレマ)のパーフェクトゲーム

Felix Rosenqvist (SWE, Prema Powerteam) (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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DTM:Rd.2ラウジッツリンク 第2レース結果

■ジェイミー・グリーン(アウディ)が連勝、アウディが1~5位独占

ジェイミー・グリーン (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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DTM:Rd.2ラウジッツリンク 第2レース予選結果

■ジェイミー・グリーン(アウディ)がポール、またしてもアウディ1-2-3-4グリッド

ジェイミー・グリーン (C)DTM/EF3 Media

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NASCAR:Rd.13ドーバー レース結果

■ジミー・ジョンソン(シボレー)が今シーズン4勝目

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します

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INDY:Rd.7デトロイト 第2レース予選は雨のため中止

■スターティンググリッドはエントラントポイント順により決定、ファン・モントーヤ(シボレー)がポールスタート

ファン・モントーヤ (C)indycar media 拡大します

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