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2015年6月 8日 (月)

INDY:4ストップ作戦でマルコ・アンドレッティが5位フィニッシュ (ホンダ)

In150607001h(C)Honda Motor Co Ltd.

June 6 2015, RACE
Firestone 600

佐藤琢磨は13番手からスタートするも16位でゴール

2015年6月6日(日)・決勝  
会場:テキサス・モーター・スピードウェイ  
天候:快晴  気温:31~33℃

テキサス州の大都市ダラスの郊外にある全長1.455マイルのテキサス・モーター・スピードウェイで、2015年インディカー・シリーズ第9戦が開催されました。24度という急なバンクを持つ超高速オーバルコースでのナイトレースは、気温こそ高かったものの、湿度の低いコンディションのもと、非常に速いペースでのバトルとなりました。

太陽がグランドスタンドの向こうへと沈んだ7時50分過ぎに約600kmの長いレースはスタートが切られ、248周のバトルがゴールを迎えたとき、テキサス・モーター・スピードウェイはまだ31℃という高い気温に包まれていました。

ダウンフォースをどれだけ生み出すセッティングにするかが、スピードにもタイヤの消耗にも大きく影響するレースで、マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)、カルロス・ムニョス(Andretti Autosports)、そしてジェイムス・ジェイクス(Schmidt Peterson Motorsports)の3人が上位陣での戦いを続け、4回のピットストップでゴールまでを走りきる作戦にトライ。HondaインディV6ターボの燃費性能のよさを武器として、ライバル勢よりも1回少ないピットストップでゴールを目指しました。

In150607002h

しかし、フルコースコーションが1回しか出されなかったレースは、平均時速が190mph(約305.77km/h)を越す超ハイペースでゴールまで突き進み、アンドレッティたちは残り周回数がわずかとなってからペースダウンを余儀なくされました。それでもアンドレッティは今シーズン3度目のトップ5フィニッシュとなる5位を獲得。先週のデトロイトでキャリア初優勝を挙げたばかりのムニョスは、今シーズン4度目のトップ10入りとなる6位でゴールしました。Andretti Autosportは非常に難しいレースで2台をトップ10入りさせました。

ライアン・ブリスコー(Schmidt Peterson Motorpsorts)は19番手スタートから着々とポジションを上げて行き、レースが終盤を迎えるころにはトップ争いを視野に捉える位置にまで浮上。セオリー通りの5ストップ作戦で戦ったブリスコーは8位でチェッカーフラッグを受けました。そして、チームメートのジェイクスはアンドレッティたちと同じ燃費作戦で戦い、4回のピットストップで9位フィニッシュ。今季2度目のトップ10入りを達成しました。Schmidt Peterson Motorsportsも2台をトップ10入りさせる奮闘をみせました。

テキサスでのレースは非常に難しいものでしたが、ギャビー・シャヴェス(Bryan Herta Autosport)はスタートからゴールまで安定したペースを保ち続けていました。ルーキーらしからぬすばらしい戦いぶりを見せたシャヴェスは、先週の第8戦デトロイトで記録したキャリアベストの9位に続いて、10位でゴール。Hondaドライバー5人がトップ10入りを成し遂げました。

In150607004h

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、ダウンフォースを小さめに設定したマシンで13番グリッドからスタート。多くのマシンが作り出す乱気流の中で戦った序盤、佐藤はスピードが伸びずに18番手まで後退しました。ピットストップのたびにセッティングを変更し、コンディションの変化にマシンを合わせようとがんばりましたが、レースを通してダウンフォースが足りていなかったために思うような走りができず、16位でゴールしました。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
佐藤琢磨(16位)
「昨日のファイナルプラクティスとは違うウイングセッティングでレースに臨みました。昨日よりダウンフォースを小さくしてみました。レースが終盤になって気温や路面温度が下がったときにマシンが速くなるようにと考えてのことでした。しかし、ダウンフォースはスタートからゴールまで、全く足りていませんでした。序盤からタイヤの消耗が激しく、早めにピットストップを行ってタイヤを交換しましたが、周回遅れとなってしまいました。レースの後半はウイングを寝かせるセッティングに変更しましたが、全体的に大変難しいレースとなっていました。次のトロントはまたストリートレースですから、デトロイトのようにいいパフォーマンスを見せることができるようがんばります」

アート・セントシアー|HPD社長
「先週のデトロイトで強力なパフォーマンスを見せたあとだけに、テキサスでも2週続けての好結果を目指していました。今日のレースでは、中盤戦で作戦の違いが見られるようになりました。Andretti AutosportとShmidt Peterson Motorsportsが4ストップで走りきる作戦を選んだのです。しかし、残念ながら彼らは燃料をセーブするためにペースを落とさねばなりませんでした。その結果、ゴールを目前にしてポジションを落としました。今週末のレースで学んだことを、残されたオーバルレースに注ぎ込みます。来週はHondaインディ・トロントです。我々はカナダでのレースに全精力を傾けて臨みます」

決勝リザルト
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 9 S.ディクソン シボレー 248 1:52'47.8511
2 10 T.カナーン シボレー 248 +7.8000
3 3 H.カストロネベス シボレー 248 +9.9446
4 2 J.P.モントーヤ シボレー 248 +10.4608
5 27 マルコ・アンドレッティ Honda 248 +26.0947
6 26 カルロス・ムニョス Honda 247 +1Lap
7 83 C.キンボール シボレー 247 +1Lap
8 5 ライアン・ブリスコー Honda 247 +1Lap
9 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 247 +1Lap
10 98 ギャビー・シャヴェス Honda 246 +2Laps
 
15 15 グレアム・レイホール Honda 243 +5Laps
16 14 佐藤琢磨 Honda 243 +5Laps
17 18 ピッパ・マン Honda 242 +6Laps
18 28 ライアン・ハンターレイ Honda 241 +7Laps
20 19 トリスタン・ボーティエ Honda 156 +92Laps
23 41 ジャック・ホークスワース Honda 62 +186Laps

ポイントスタンディング
ドライバー  順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 2 J.P.モントーヤ シボレー 348
2 1 W.パワー シボレー 313
3 9 S.ディクソン シボレー 305
4 3 H.カストロネベス シボレー 286
5 15 グレアム・レイホール Honda 261
6 27 マルコ・アンドレッティ Honda 255
7 11 S.ブルデー シボレー 244
8 67 J.ニューガーデン シボレー 215
9 10 T.カナーン シボレー 215
10 83 C.キンボール シボレー 214
 
12 26 カルロス・ムニョス Honda 208
13 28 ライアン・ハンターレイ Honda 183
14 14 佐藤琢磨 Honda 180
15 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 155
16 98 ギャビー・シャヴェス Honda 153
17 41 ジャック・ホークスワース Honda 135
18 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 129
22 25 シモーナ・デ・シルベストロ Honda 66
23 19 トリスタン・ボーティエ Honda 65
24 18 コナー・デイリー Honda 63
25 5 ライアン・ブリスコー Honda 60
28 19 フランチェスコ・ドラコーネ Honda 38
30 18 カルロス・ウエルタス Honda 31
31 18 ピッパ・マン Honda 29
32 48 アレックス・タグリアーニ Honda 27
33 18 ロドルフォ・ゴンザレス Honda 27
34 25 ジャスティン・ウィルソン Honda 25
36 19 ジェームス・デイビソン Honda 10
37 32 オリオール・セルビア Honda 10

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