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2015年8月 5日 (水)

NASCAR:マット・ケンゼスが今季2勝目でトヨタ4連勝!

2015年8月4日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

カイル・ブッシュは首位走行の最終周に痛恨の燃料切れ

“トリッキー・トライアングル”ポコノでの今季2度目のレースは燃費戦となり、ファイナルラップに首位のカイル・ブッシュがまさかの燃料切れ。これをかわし、最後まで走り切ったマット・ケンゼスが今季2勝目を挙げた。遠く離れたアイオワで行われたエクスフィニティ・シリーズ戦ではダニエル・サレスとエリック・ジョーンズの若手コンビが6位、7位。ポコノで前日に行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、“グリーン・ホワイト・チェッカー”連発の乱戦をカイル・ブッシュが制し、今季初出場で初勝利を挙げた。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 Windows 10 400

開催日:8月2日

マット・ケンゼスが今季2勝目でトヨタ4連勝!
カイル・ブッシュは首位走行の最終周に痛恨の燃料切れ
 

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今季2勝目を挙げたマット・ケンゼス 

 8月2日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「Windows 10 400」が開催された。
 ポコノでのカップ・シリーズ戦は6月の第14戦に続き、今季2度目の開催。第14戦では3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュするに留まった。
 しかし、“トヨタ カムリ”勢は後半戦に入って速さを取り戻しており、直近の5戦で4勝、3連勝中。その全てを負傷から復帰したカイル・ブッシュが挙げているが、チームメイトも首位争いに絡んできている。特にポコノではデニー・ハムリンが過去4勝を挙げており、“トヨタ カムリ”勢の活躍に期待がかかった。また、カップ・シリーズでの同一ドライバーによる4連勝は2007年以来果たされておらず、久しぶりの大記録達成なるかも注目された。
 3本のストレートを3つのコーナーで結んだ特徴的な3角形のポコノは“トリッキー・トライアングル”と呼ばれ、1周2.5マイル(約4km)と長く、1周に約50秒を要する。このため、グリーン下でピットインしても周回遅れになりにくく、様々な燃料戦略が採られる。燃料をフルに入れた状態で30周強走行可能だが、レースは160周で争われるため、グリーンピットを駆使しての燃費レースとなることも多い。

 7月31日(金)昼間の練習走行を経て、午後4時45分より予選が行われ、目下3連勝中のカイル・ブッシュが今季初、通算17度目となるポールポジションを獲得。マット・ケンゼスが7番手、カール・エドワーズが8番手、ハムリンが11番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

トヨタモータースポーツニュース

 8月1日(土)の2度の練習走行を経て、2日(日)午後1時50分、2.5マイルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのカイル・ブッシュは首位をキープ。
 5周目に最終コーナー立ち上がりでコントロールを失った車両がピットレーンイン側の壁に激しくクラッシュ。破損した壁の修復のために15分ほどの赤旗中断となった。
 再開後、カイル・ブッシュは再び首位をキープ。15周目にコンペティション・コーションが出され、上位の“トヨタ カムリ”勢はピットへ向かったが、10台ほどがコース上に残り、カイル・ブッシュは11位で再スタート。その直後にエンジンブロー車両が出て再びコーションに。再スタートでは、カイル・ブッシュが好ダッシュを見せ、11位から7位へとジャンプアップ。ハムリンがこれに続く形となった。
 35周ほどを過ぎると、先のコーションでピットインしていなかった上位勢がグリーン下でピットへ向かったため、トヨタ勢はポジションアップ。カイル・ブッシュが2位、ハムリン4位、ケンゼス、エドワーズ、19番手スタートから順位を上げてきたクリント・ボウヤーもトップ10圏内に浮上した。
 その後もコーションは出ず、53周目にカイル・ブッシュとケンゼス、翌周にハムリンもグリーンピット。ほとんどの車両がピットを終えた61周目にピットロードにコントロールを失ったタイヤが転がりイエローコーション。再スタート直後にも、クラッシュでのコーションが短い間隔で連発した。
 このコーション中に上位のトヨタ勢はピットに向かわず。ボウヤーに続き、24番手スタートのデイビッド・レーガンもトップ10へ。6台の“トヨタ カムリ”がトップ10圏内で後半戦に入った。
 86周目に2位走行中のカイル・ブッシュ、88周目に3位につけていたハムリンがそれぞれグリーンピット。やや引っ張ったケンゼスも90周目にピットへ。
 ボウヤーがピットへ向かおうとした91周目、この日8度目となるイエローコーションが出され、ボウヤーはピットオープン前のピットインとなりペナルティ。このコーションではレーガンもピットへ。カイル・ブッシュ、ケンゼス、ハムリン、エドワーズの4台はピットに向かわず、2位から5位を占め再スタートとなった。
 残り63周での再スタート後は、コーションが出ないまま周回が重ねられていった。トップ10圏内につけるトヨタ勢は、122周目過ぎあたりからグリーンピット開始。ハムリンとケンゼスは他よりも1周遅れてピットインを行った。
 全車が最後のピットを終え、カイル・ブッシュは首位に1秒差の2位。ケンゼスが5位、ハムリンが6位、エドワーズが9位、レーガンが11位。レースは最後まで燃料がもたせられるか、燃費戦の様相を呈してきた。
 2位のカイル・ブッシュは燃料をセーブしながらも首位との差をキープし、逆転のチャンスを待った。
 残り3周となったところで、首位を走行していた車両が燃料切れに見舞われ、カイル・ブッシュが首位に浮上。4連勝で一気に“チェイス”入りの条件であるランキング30位以内に浮上するかと思われた。
 しかし、2位に6秒差、3位のケンゼスに16秒もの大差をつけてファイナルラップに入ったカイル・ブッシュは、第1ターンを立ち上がったところで痛恨の燃料切れ。車体を振りながら何とか惰性で最後まで走り切ろうとしたが叶わず大きくスローダウン。その後方では、2位につけていた車両も燃料切れに見舞われ、ケンゼスが一気に3位から首位に立った。
 ケンゼスは最後まで燃料をもたせ、トップでチェッカー。今季2勝目を挙げた。これでトヨタは4連勝。ケンゼスはこの勝利で、5戦を残して“チェイス”入りを確定した。
 ボウヤーが8位、エドワーズは10位。カイル・ブッシュはチェッカーまでたどり着くことが出来ず、周回遅れ最上位の21位。ケンゼスとエドワーズの間を走っていたハムリンもファイナルラップに燃料切れに見舞われ、22位に終わった。
 カイル・ブッシュは勝利こそならなかったものの、ドライバーズランキングでは30位との差を13ポイントまで詰めることとなった。

 次戦第22戦は8月9日(日)、米国東部ニューヨーク州ワトキンス・グレンのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー マット・ケンゼス:
「我々の“トヨタ カムリ”は本当に速く、レースを通してそれを示せたと思う。今日は再スタートが上手く行かなかっただけで、最速の1台だった。チームに感謝している。最後のピットの後、前を行くジミー(ジョンソン:シボレー)を何とかパスし、その後はギャップをコントロールし続けた。後はとにかく全力で燃料をセーブした。我々は2013年に多くの勝利(最多の7勝)を挙げたのに、昨年は未勝利で、今年、ブリストルでようやく勝てた。本当にチームに感謝している。ポコノでの勝利など考えたこともなかったし、燃費レースで勝てるとも思っていなかった。今日はその両方を果たせて嬉しい」

ドライバー カイル・ブッシュ:
「燃料はもつと思っていたし、勝利と共にチェイス入りを祝うつもりだった。それだけに残念だ。前を行く22号車(ジョーイ・ロガーノ:フォード)が燃料切れになったのを見て、残り3周は最大限に燃料を抑えたつもりだった。こんなにぎりぎりだったとは思わなかった。これまで経験してきたポコノのレースで最も難しいレースだった。とはいえ、チームは本当によくやってくれたし、我々の“トヨタ カムリ”は速く、チームメイトのマット・ケンゼスが勝ったので、チームとしての4連勝を祝いたい」 

第21戦 Windows 10 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 7 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 160
2 9 2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 160
3 10 24 ジェフ・ゴードン シボレー 160
8 19 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 160
10 8 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 160
17 24 55 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 160
21 1 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 159
22 11 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 159
29 36 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 159
30 35 23 J.J.イェリー トヨタ カムリ 159
35 38 26 ジェブ・バートン トヨタ カムリ 157

選手権 ポイント表
“チェイス”争い順位(上位16台が“チェイス”入り)
順位 ドライバー メーカー 勝利数 ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 4 713
2 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 2 780
3 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 2 717
4 マット・ケンゼス トヨタ 2 662
9 デニー・ハムリン トヨタ 1 614
10 カール・エドワーズ トヨタ 1 553
15 クリント・ボウヤー トヨタ 0 574
24 デイビッド・レーガン トヨタ 0 440
30 デイビッド・ギルランド フォード 0 331
32 カイル・ブッシュ トヨタ 4 318

ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 780
2 ジョーイ・ロガーノ フォード 734
3 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 717
7 マット・ケンゼス トヨタ 662
11 デニー・ハムリン トヨタ 614
14 クリント・ボウヤー トヨタ 574
16 カール・エドワーズ トヨタ 553
24 デイビッド・レーガン トヨタ 440
32 カイル・ブッシュ トヨタ 318
36 マット・ディベネデット トヨタ 220
39 ジェブ・バートン トヨタ 120
43 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 32
44 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 26
45 マイク・ウォレス トヨタ 8
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 938
2 フォード 864
3 トヨタ 863


NASCAR XFINITY SERIES
第19戦 U.S. Cellular 250

開催日:8月1日

ダニエル・サレスとエリック・ジョーンズが6,7位

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一時は周回遅れになりながらも追い上げ6位でフィニッシュしたダニエル・サレス(#18)

 8月1日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第19戦「U.S. Cellular 250」が米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。
 この週末、エクスフィニティ・シリーズのみがアイオワで開催。カップ・シリーズとトラック・シリーズは1500km近く離れたポコノでのレースのため、掛け持ちのドライバーはほとんどいない中、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズにレギュラー参戦している19歳のエリック・ジョーンズは、同日の昼にトラック・シリーズを戦い、すぐにアイオワへと移動し夜のエクスフィニティ・シリーズ決勝に出場というハードスケジュールをこなすこととなった。エリック・ジョーンズは5月のアイオワ戦でも、シャーロットのレースと掛け持ちし、3位でフィニッシュしている。
 また、2011年に“トヨタ カムリ”でシリーズにフル参戦しランキング7位、シリーズの最多出場記録を持つ51歳のベテラン、ケニー・ウォレスが、キャリア547戦目となる今大会を最後に引退することを発表。同じくドライバーであった実兄のデザインしたコースで、大ベテランが“トヨタ カムリ”と共に最後のレースを走ることとなった。

 7月31日(金)に2度の練習走行を行い、8月1日(土)決勝を前に午後3時45分より予選開始。今季よりシリーズにレギュラー参戦している23歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが今季2度目となるポールポジションを獲得。トラック・シリーズを戦い、移動中のエリック・ジョーンズに代わり、練習走行と予選を54号車で走ったドリュー・ヘリングが5番手。今季3戦目の出場となるケニー・ウォレスは7番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。

 午後7時14分、0.875マイルショートオーバルを250周(218.75マイル:約350km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 ポールポジションのサレスは、スタートで先行を許し2位へ。ケニー・ウォレスはトップ10圏内をキープ。エリック・ジョーンズはドライバー交代のため最後尾近くまでグリッドを後退してのスタートとなり、序盤は後方集団をかわしながらの追い上げを強いられた。
 コーションが出ず、グリーンのままの周回が続く中、エリック・ジョーンズは16周目にはトップ20、34周目には15位までポジションアップ。
 その後、レースは膠着状態となったまま、75周目にようやく、コース上の異物によりこの日最初のイエローコーション。全車ピットへ向かい、サレスは3位、エリック・ジョーンズ11位で再スタート。
 エリック・ジョーンズはスタートダッシュを決めトップ10入りを果たすと、更にポジションアップ。92周目には7位へ。一方、首位を争い、99周目に2位まで順位を取り戻したサレスだったが、その直後にタイヤバーストに見舞われ、痛恨のグリーンピット。周回遅れの20位に後退してしまった。
 4台による激しい4位争いを繰り広げていたエリック・ジョーンズは、134周目にこのバトルを制し,4位に浮上。
 144周目、壁にヒットした車両によりこの日2度目のイエローコーション。全車ピットへ。このピットへ向かうピット入り口付近で、エリック・ジョーンズは直前の車両がフルブレーキングした際、後から玉突き状態で接触され、スピン。エリック・ジョーンズは14位へと後退し、トヨタ勢の最上位は9位のケニー・ウォレスとなった。
 残り100周で再スタートが切られ、エリック・ジョーンズがじりじりと順位を上げていた205周目にスピン車両によりイエローコーション。これでサレスが“ラッキー・ドッグ”を獲得し、首位と同一周回に復帰した。
 上位勢はピットへ向かい、エリック・ジョーンズは好ピット作業で3つポジションを上げ、8位へ。
 ケニー・ウォレスは12位で再スタートを切ったが、再スタート直後の3ワイドの接近戦の中で、他車に接触されスピン。車両右前部にダメージを負ってしまった。
 これにより出されたコーションでピットに向かったケニー・ウォレスは、迅速な修復により、周回遅れになることなく、首位と同一周回最後尾の19位でレースに復帰した。
 エリック・ジョーンズは再スタート後に追い上げを開始。223周目にはトップ5へ。しかし、レースが残り20周を切るとバトルは激しさを増し、230周目のクラッシュの後、数周毎にクラッシュによるイエローコーションが連発。
 チェッカー目前となった248周目には、中団グループの車両がスピンし、14位を走行していたケニー・ウォレスはこれを避けようとしてスピン。レースは5周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー“に。
 エリック・ジョーンズ4位、サレス7位、ケニー・ウォレス18位で最後の2周への再スタートが切られたが、最前列イン側の車両がコントロールを失いハーフスピン。直後にいたエリック・ジョーンズはこれを避けようとしたが行き場を失い、共にポジションダウン。その後方も混乱状態となり、2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”となった。
 5位にエリック・ジョーンズ、7位にサレスと、イン側の3,4列目に並んでの再スタート後、サレスがインをさし、エリック・ジョーンズとサレスはサイド・バイ・サイドでのバトルを続けたが、6位、7位でフィニッシュ。サレスは4戦連続のトップ10フィニッシュとなった。ケニー・ウォレスは15位でレースを終えた。

 次戦第20戦は8月8日(土)、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー ダニエル・サレス:
「今夜の我々の“トヨタ カムリ”は本当に速かった。レース序盤に不運なタイヤバーストに見舞われ、周回遅れになってしまったが、諦めることなく戦い続け、トップ10フィニッシュを果たせた。素晴らしい仕事をしてくれたチーム全員と、スポンサー、トヨタ、サポートしてくれた全ての人々に感謝したい。更にハードワークを続け、来週はもっと力強くなって帰ってくる」

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「全体的に見ればまずまずのレースだった。休む間のない一日だったが。今日の我々の“トヨタ カムリ”はレースを通して速く、勝てる車両だった。再スタートで4位につけていたが、ラインが空かなかった。とはいえ、アイオワを初めて走ったときに比べれば遙かに良くなっているし、来年戻ってくるのを楽しみにしている」 

第19戦 U.S. Cellular 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 22 ライアン・ブレイニー フォード 260
2 9 7 リーガン・スミス シボレー 260
3 11 2 ブライアン・スコット シボレー 260
6 1 18 ダニエル・サレス トヨタ カムリ 260
7 5 54 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 260
15 7 20 ケニー・ウォレス トヨタ カムリ 260
18 20 28 J.J.イェリー トヨタ カムリ 260
22 23 44 デイビッド・スター トヨタ カムリ 258
23 25 14 ケール・コンリー トヨタ カムリ 258
24 24 8 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 257
25 29 26 マット・ウォレス トヨタ カムリ 256
26 31 24 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 254
40 32 19 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 3

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリス・ブッシャー フォード 682
2 チェイス・エリオット シボレー 662
3 タイ・ディロン シボレー 661
7 ダニエル・サレス トヨタ 596
13 J.J.イェリー トヨタ 451
15 デイビッド・スター トヨタ 432
17 ブレイク・コッホ トヨタ 360
19 ケール・コンリー トヨタ 348
21 エリック・マクルーア トヨタ 333
28 マイク・ブリス トヨタ 141
40 ジェフ・グリーン トヨタ 60
41 ケニー・ウォレス トヨタ 56
44 ベニー・ゴードン トヨタ 39
45 ロス・ケンゼス トヨタ 39
50 マット・ウォレス トヨタ 30
52 Cj.フェイソン トヨタ 25
53 チャールズ・ルワンドスキ トヨタ 23
62 ジャスティン・マークス トヨタ 10
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 フォード 841
2 シボレー 823
3 トヨタ 816
4 ダッジ 240
 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第12戦 Pocono Mountains 150

開催日:8月1日

カイル・ブッシュが今季シリーズ初出場で初勝利!

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今季初出場となったトラック・シリーズで初優勝を飾ったカイル・ブッシュ 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第12戦「Pocono Mountains 150」が8月1日(土)にポコノ・レースウェイで開催された。
 ポコノは1970年代からNASCARのカップ・シリーズが行われてきた歴史の長いコースだが、トラック・シリーズ戦は2010年から始められたばかりで、今年でまだ6回目の開催。トヨタにとっては、トラック・シリーズで勝利を挙げていないコースの一つである。

 7月31日(に練習走行を行い、8月1日(土)午前10時より予選開始。今季よりシリーズレギュラー参戦している19歳のエリック・ジョーンズが今季4度目となるポールポジションを獲得。カイル・ブッシュが2番手、2年連続のシリーズチャンピオンであり、現時点でのポイントリーダーでもあるマット・クラフトンが3番手で続き、“トヨタ タンドラ”が予選トップ3を占めた。

 予選に続き、午後1時22分に、2.5マイルトライアングルオーバルを60周(150マイル:約240km)して競われる決勝レースがスタートした。
 ポールポジションのエリック・ジョーンズが首位を逃げ、その後方で、カイル・ブッシュ、クラフトンと、カップ・シリーズのトップドライバーであるブラッド・ケゼロウスキー(フォード)が三つ巴のバトルに。
 このバトルからカイル・ブッシュが抜け出し、後方では、クラフトンとケゼロウスキーが激しく順位を争っていたが、5周目に2台は接触し、壁に激しくクラッシュ。共に車両に大きなダメージを負い、ガレージでの修復を余儀なくされてしまった。
 イエローコーションが出されたが上位勢はピットインせず。最前列のイン側にカイル・ブッシュ、アウト側にエリック・ジョーンズで再スタート。カイル・ブッシュが後続からの追撃をブロックしている間にエリック・ジョーンズが先行。しかし、3周でカイル・ブッシュがエリック・ジョーンズをかわし、首位に立った。
 その後はグリーンのまま推移し、30周目に2位のエリック・ジョーンズ、31周目には首位のカイル・ブッシュがグリーンピット。最初のコーションでピットに入っていた車両が38周目まで粘ったが、こちらもグリーンピットとなり、カイル・ブッシュが首位に返り咲き。首位のカイル・ブッシュを1.3秒差でエリック・ジョーンズが追い、3位以下は5秒以上の大差をつけての独走となった。
 残り11周というタイミングで、コース上の異物によりこの日2度目のイエローコーション。エリック・ジョーンズはカイル・ブッシュとの差を1秒以内に詰めていたが、3位以下への大きなマージンは帳消しになってしまった。
 カイル・ブッシュとエリック・ジョーンズはコース上に残ったが、上位勢でも数台が最後の逆転にかけピットへ。これで、カイル・ブッシュ首位、エリック・ジョーンズ2位、ティモシー・ピーターズが3位、キャメロン・ヘイリーが5位、ジョニー・ソーターが6位と上位につけて、残り8周での再スタートとなった。
 カイル・ブッシュは首位をキープし、エリック・ジョーンズが追走。しかし、3周でクラッシュ車両によりイエローコーション。レースは延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”となった。
 最前列のカイル・ブッシュとエリック・ジョーンズがサイド・バイ・サイドで第1ターンのアウト側にはらんだ隙に、イン側に2台が入り、4ワイド状態に。立ち上がりでエリック・ジョーンズはイン側の車両と軽く接触。コントロールを失いスピン。
 幸いにもエリック・ジョーンズはどこにもぶつからなかったが、これで2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”となり、エリック・ジョーンズは修復とタイヤ交換のためにピットへ。これにより首位と同一周回最後尾の15位へと後退してしまった。
 このアクシデントで、一番イン側にいたピーターズは上手く避けて2位に浮上したが、スピンしたエリック・ジョーンズと接触した際にタイヤをパンクしており、痛恨のピットイン。
 2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”でも、再スタート直後に接触があり、レースはトータルで10周延長、規定で最後となる3度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”に。
 この再スタートもカイル・ブッシュが見事に決め、トップでチェッカー。今季初めてのトラック・シリーズ戦で、初勝利を飾った。カイル・ブッシュにとって、ポコノでの勝利はNASCARのトップ3カテゴリーを通しても初めて。また、この勝利でカイル・ブッシュは、10年連続でNASCARのトップ3カテゴリー全てで最低1勝を挙げたドライバーとなった。カイル・ブッシュはこの勝利で、先々週のロードンのカップ戦、先週のインディアナポリスのエクスフィニティ戦とカップ戦に続き、出場したNASCARのトップ3カテゴリー戦4連勝となった。
 18歳のカナダ人ドライバー、ヘイリーが自己キャリア最高位となる4位、ソーターが6位、ピーターズ7位、19歳のマット・ティフトが8位、エリック・ジョーンズは10位、ベン・ケネディが11位に入り、序盤にクラッシュしたクラフトン以外の、出場した7台の“トヨタ タンドラ”全車がトップ11フィニッシュという好成績でポコノのレースを終えることとなった。

 次戦第13戦は8月15日(土)に米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「本当に、本当に最高だ。今日の我々の“トヨタ タンドラ”は最高だった。勝利はもちろん嬉しいが、それだけではなく、トヨタにトラック・シリーズでのポコノ初勝利をもたらすことが出来、自分自身にとってもポコノでの初勝利を挙げられたのは本当に素晴らしい気分だ」 

第12戦 Pocono Mountains 150 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 51 カイル・ブッシュ トヨタ タンドラ 69
2 7 00 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 69
3 6 19 タイラー・レディック フォード 69
4 16 13 キャメロン・ヘイリー トヨタ タンドラ 69
6 17 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 69
7 12 17 ティモシー・ピーターズ トヨタ タンドラ 69
8 14 54 マット・ティフト トヨタ タンドラ 69
10 1 4 エリック・ジョーンズ トヨタ タンドラ 69
11 8 11 ベン・ケネディ トヨタ タンドラ 69
28 3 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 13

 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 タイラー・レディック フォード 479
2 マット・クラフトン トヨタ 468
3 エリック・ジョーンズ トヨタ 463
4 ジョニー・ソーター トヨタ 420
5 キャメロン・ヘイリー トヨタ 391
8 ティモシー・ピーターズ トヨタ 380
10 ベン・ケネディ トヨタ 362
14 ジャスティン・ボストン トヨタ 255
21 マット・ティフト トヨタ 189
30 クリストファー・ベル トヨタ 114
42 ケン・シュレーダー トヨタ 33
47 グレイ・ゴールディング トヨタ 27
50 コディ・コーリン トヨタ 24
56 ジェシー・リトル トヨタ 14
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 548
2 シボレー 502
3 フォード 496
4 RAM 12

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